伊庭正康のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
結局、「しつこい人」がすべてを手に入れる
著:伊庭 正康
「しつこさ」には圧倒的なパワーがある。
ただ、あまりにも当たり前で、きわめてシンプルなことであるため、わざわざ注目されることもなく、見過ごされがちである。「しつこさ」をもやっとした言葉のイメージではなく、「スキル」の一つとして捉えすべきである。
本書では、たとえ意志が弱くても、特別な才能や技術がなくても、ちょっとした工夫と、想像力を膨らませるだけで、誰でも「しつこく」なれる方法を以下の7章により紹介している。
①人生の人生は、しつこさで9割決まる
②しつこく続けられる人の特徴
③「面倒」なことでも楽に続けられる習慣化のやり方
④「しつこく」なるための心の持ち方
⑤スランプ・挫折の打開策
⑥弱気になったときのメンタル克服術
⑦人に嫌われないしつこさ、人を動かすしつこさを身につける
「しつこさ」と「努力」は似ている。そして共通点として「良い」しつこさと「悪い」しつこさというように、良い悪いがあり、どちらも相手のことを思うことや、真の目的を理解しないとそれは褒められるものではなく、簡単に迷惑をかけるものに成り下がってしまう。
目的を持ち、相手を考え、自分にも負担を掛けないように、簡単に続ける仕組みを持ち、しっかりと信念を持ってやり抜くことで辿り着ける。
尖りを持たせ、冒険心溢れる「しつこい」を他人軸を持って継続させる。良いしつこさ、良い努力を自分の当たり前へと昇華させていきたい。 -
Posted by ブクログ
メンバーが勝手に動く最高のチームをつくる プレイングマネジャーの基本
著:伊庭 正康
一般的に「マネジャー」「リーダー」と呼ばれる、経営者や上級管理職など、マネジメント専業の仕事と、プレンイグマネジャーの仕事との間には、本質的な違いがある。
プレイングマネジャーは、専任マネジャーと違い、自身の業務と部下のマネジメントの両方を行わなければいけない。そのため、専業のマネジャー向けのノウハウを伝えても、やることが増えるばかりで、余計に忙しくなってしまう。
自分がいなくてもメンバーが勝手に動く最高のチームをつくることは、「足し算」で考え手間を増やすことではなく、「掛け算」で考え、新しい価値を生むことが求められる。
本書の構成は以下の6章から成る。
①最高のチームをつくる プレイングマネジャーの5つの心得
②誰にでも不安なく引き継げる仕事の任せ方
③いちいち言われなくても勝手にメンバーが動く仕組みの作り方
④無駄を削減し、効率を上げるチームの仕事の減らし方
⑤あなたがいなくても仕事がまわるチームのまとめ方
⑥部下の主体性とやる気が高まるプレイングマネジャーの考え方
中間管理職となった時に一番最初に苦悩する点が「プレイングマネジャー」との向き合い方。そして、このトンネルを抜けるのは非常に大変。全てにおいて段階が必要であり、プレイングマネジャーとして成果をあげるには、一朝一夕では出来ない。時間も手間も必要であり、そして、それは人や組織が変われば、ゼロとまではいかないもののまた組み上げが必要となる。
だからといってその場その場で取り繕っていれば、自分のためにも周りのためにも組織のためにもならない。土壌を作り、浸透ささせていくには、共通言語となる考えをある程度広めていくしかない。そして理解した仲間がそれをまた違うところで広めていく。
組織に属している以上、前を向いて先を見て、コツコツと種を蒔き続け土壌を改良し続けていきたい。