伊庭正康のレビュー一覧
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30代という人生のターニングポイントに、どう働くか、どう生きるかを問いかけてくれる良書でした。
特に印象に残ったのは、「平均や他人ではなく、自分のありたい姿と比較する」という言葉。30代になり無意識に社会的経済的地位を周囲と比べてしまいがちだったため、そうではなく、自分にとっての「正解」を探しながら、自分らしい働き方・生き方を模索したいと感じました。
また、組織の中でどんな役割を果たすべきかについても、「模範的なフォロワーシップ」や「自信よりチャンスを優先する」といった視点が参考になりました。
リーダーではなくても、意思(will)・能力(can)・実績(must)を意識しながらも、主体的に -
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仕事を最速で終わらせるためにはどうしたらよいか、すぐに使える小技から、周囲の人を巻き込む身の振り方までを説明してくれる。
「ムダ」な仕事を見つけて、やめる、分けていた業務を一回で済ませる、順番を入れ替えてみる、もっと簡単にできる方法を考える、というところは、すぐにでも実行したい。まずは現状のフローを細かく書き出し、成果や評価につながる価値のある作業なのか、という観点で必要な作業か「ムダ」な作業かを振り分けしてみることから始めたい。
今までは自分に振られた仕事=自分がやらなければならない仕事、という絶対的な方程式をもっていたが、そもそも価値のない仕事はやらなくてもいい、という観点は目からうろ -
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著者の本はこれまでもよく読むが、今回は目新しさがあり、学びがとても多い一冊だった。特に印象に残ったポイントをメモしておく。
・リーダーに素質はいらない。
・必要なのは、武勇伝より未来予想図。部下の関心はあなたのことよりも自分の未来がどうなるかである。
・部下を成長させたいと言ってはいけない。それは当たり前の役割。
・リーダーと部下の関係を上下の関係ではなく、役割として捉える。絶対押さえておきたいのがコミュニケーションを絶やさないことである。ここを外さなければ概ねうまくいく。コミュニケーションを量と質の両面から充実させること。
・部下の能力について泣き言を言っていたのなら、かなりまずい。
・着 -
Posted by ブクログ
目次からして、今の自分が悩んでる事と一致しまくりだったので、手に取った一冊。
自分らしいキャリアを築いていくための
ヒントを教えてくれる本。
聞いたことのあるような内容も沢山あったけど、
本を読んだこのタイミングで改めて考えさせられた
私は何かのスペシャリストになりたいと漠然と。
なんの?自分の軸って?
具体的にいつまでにどうなってたいのか?
そのために現状はどうなっていて、今後やっていくべきことは??
モヤモヤ考えるだけで具体的に落とし込んでみることを面倒でずっと避けてきたけど、
明日書き出してみよう。
まずは将来自分がどうなってたいのかを明確にする。
一ミリでも動く事が大事。
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プレイングマネージャーは、自分でやってしまいたい欲に駆られている。まずは部下を信じて任せることが重要。任せた直後こそトラブルは起こりがちだが、経験曲線の法則ですぐにトータルの生産性は向上する。無駄な仕事をやめる。自分がいなくてもメンバーが勝手に動くようにするには、メンバーにもマネジメント権限をある程度移譲する。そのための参謀役を決めておく。コンフォートゾーン脱出のため小さな成功体験を積んでもらう。部下には、至らなくてごめんではなく、成果を上げてくれてありがとうのニュアンスを伝える。無理なものは無理と断る。
音速仕事術…iPhone スマホの音声入力でメール返信。件名のみメール。報告を聞くときは -
Posted by ブクログ
線引きもして付箋も貼って、そのうえでもう3回くらいは読み直しているくらい、すごくためになった本でした。
私も当然のように残業はしたくないと思いながら仕事をしているのですが、何かと理由をつけて自分を納得させながら、結果的に残業することが日常になってしまっています。
それでも、この本に出合ってからは、無駄な仕事の時間が削減され、残業時間も目に見えて減り、多くのタスクが効率的にストレスなくやれているという実感があります。
・評価されるのは早くて丁寧な人
・緊急性は低いが重要な仕事を大切に
・5分でできることは今すぐやる
・所要時間付きToDo
・何が何でも箇条書き
あたりは、自然にできるよう