村木嵐のレビュー一覧

  • 地上の星

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    今日は待ち時間があまりに長い病院の日で、大好きな村木蘭さんの本を持って。おかげで待ち時間がとても感動的な1日になりました。天草にキリシタンがなぜ集まっているのか、イエズス会はいいことも悪いことも言われるけど本当のところはどうだったのか、今までのモヤモヤがスッキリしました。戦国時代、「雨に濡れて露恐ろしからず。大きな禍に苦しんでいる者は、小さな禍など恐れない」この言葉に支えられて一生懸命生きたおせん。まっすぐで慈愛に満ち、苦労を厭わない彼女がよかったです。

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    2025年03月21日
  • いつかの朔日

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    二代続けて当主が若くして死に(殺され)弱体化した松平家。家臣達は全ての希望を幼い竹千代に託します。三河譜代の家臣たちと徳川家康の絆がわかる短編集でした。

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    2025年03月02日
  • またうど

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    まいまいつぶろの方が泣けた。
    またうどとは、愚直なほどに、正直な信のもの。
    侍とは、かくも潔きよきものなり。

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    2025年02月19日
  • またうど

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    またうど
    P54〈全き人、愚直なまでに正直な
    信(まこと)の者という意味〉
    田沼意次は、「またうど」なり。

    大河ドラマ「べらぼう」で田沼意次を渡辺謙さんが。
    第十代将軍、家治を眞島秀和さんが演じていらっしゃる。
    活字を目で追い、頭の中で役者さんが動く。
    お陰で楽しい時間となった。

    『まいまいつぶろ』でも
    その人情味溢れる描き方で引き込まれたが
    本作でも、田沼意次の魅力が十二分に伝わってきた。

    志し半ばではなかったか。
    第十一代将軍、家斉の行く末を
    着手した政策、開発を見守りたかったのではないか。
    すっかり、田沼意次に心奪われてしまった。

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    2025年02月15日
  • またうど

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    ネタバレ

    「まいまいつぶろ」の続編。

    簡単にいうと田沼意次の話。
    世代的に「田沼意次=賄賂」という認識だし、
    基本的な日本史の知識も無いので展開について行くのが必死。
    さらには、
    経済構造の変化や、天災や飢饉に対する政策の話が主で
    あまり面白くないのもかなりつらかった。

    「賄賂」の先入観だとはわかっているが、
    田沼意次の人物設定がしっくりこないのもある。

    ちなみに、現在のNHK大河ドラマも同じ時代だが、
    こちらも将軍周りの人間関係についていけていない。
    どうしたものか。

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    2025年01月27日
  • いつかの朔日

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    家康の幼少期、竹千代時代の家臣や母の於大などで語られる、10話から成る短編集。
    大河ドラマでの出演者を思い出しながら懐かしい様な気持ちになった。
    よく秀吉と家康の違いを、生まれながらに傅かれた家臣の存在の差だと聞くが、まさに主を思い遣る家臣達の忠義が際立った作品だった。特に「出奔」での石川数正の深い思いが秀逸。

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    2025年01月21日
  • まいまいつぶろ 御庭番耳目抄

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    なかなかに、集中できず…。
    主人公がわからない⁉︎
    感じ。

    ただ、やっぱり忠光のお話かと。
    影に居る⁉︎万里。

    忝い、しっかりと覚える。
    妾=わらわ

    連作短編集でもあるので、主人公変わりますか…
    視点も。
    なんだか、読みにくかった。タイトルも⁉︎と思いつつ。

    寵臣の妻が、良かった。

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    2025年01月10日
  • またうど

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    老中後の田沼意次の物語
    一説によれば、江戸時代日本の海外貿易はほぼ赤字で、唯一黒字だったのが田沼の時代、だったとか。
    吉宗の時代に始まったものがあるが、田沼時代に継承したモノ、さらに推し進めたものもある
    この本は小説なのでさすがに全部真実だとは思わないが、史料に残る田沼意次の周囲をおもんばかる人柄は伝わってきた。
    干拓と蝦夷地開拓はとても二、三年で終わるような事業ではないのだが、どこかで始めないと永遠に終わらない。
    今の体制ではすぐに限界がくることをわかっていたから急ぎたかった、しかし不運だった。
    田沼意次のような生い立ちで、このような先見性や経済への明るさをどこで身につけたのか、気になって仕

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    2025年01月08日
  • いつかの朔日

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    家康の幼名竹千代の時代から天下を取るという時代迄を語り尽くしている。ただ淡々と語られていてその時々の事件や情念と言うか感情表現が欲しかった!今までに家康の人物像の語られていない部分が多く出た事は良かった!

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    2024年12月17日
  • 阿茶

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    どこまで事実と重なってるのか、とっても気になりながら読みました。
    戦や政に関心が高い女性というと、男まさりで気が強そうだけれど、本の中ではもう少し物腰柔らかい雰囲気で描かれていて、不思議な女性だなあと。
    若桑みどりのクアトロ・ラガッツィを読んだ直後だったので、徳川時代に入ってからの切支丹の続きの話を読んでるようで、とても興味深く、ますます実際はどうだったのかなぁと気になってしまいました。
    村木嵐のお話は本当に、どれを読んでも良いですね!

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    2024年09月14日
  • 船を待つ日 - 古物屋お嬢と江戸湊人買い船

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    主役が子どものお話はあんまり好きじゃないのですが、
    この子たちはなかなかデキる大人びた子たちなので気にならなかったです。
    周りの大人たちも素敵です。
    最後のほんの数ページが、、、なんだか嬉しくなりました(^^)
    第一弾てことは続きがあるのか?!探さなきゃ!

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    2024年06月15日
  • 阿茶

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    尊敬する女性、阿茶の局に焦点を当てた作品はなかなかないのでとても新鮮だった。小説とはいえ、良きも悪しきもますます阿茶がすきになった。強く聡明な女性たちがいて、現在の日本があると言っても過言ではない。

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    2024年03月14日
  • にべ屋往来記

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    江戸の初めの街道(身延道、万沢)にある旅籠を舞台にしているが、単なる人情物の連作短編集ではなく、若主人の出自も絡めて、戦さが身近であった時代の侍、商人、百姓の生き様や生き方の選択とその背景となる覚悟を描く。

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    2022年03月10日
  • マルガリータ

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    隠れキリシタン、踏み絵、殉教、、、今までただ単語として知っていただけだったこれらの言葉が、この本を読んで深い深い意味を持つ言葉になりました。読み終わった後も、ずーんと心に重く残っています。

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    2025年09月12日
  • 雪に咲く

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    読み始めは時代小説かと思ったが、越後騒動を題材として歴史小説で、伊達騒動を扱った「樅ノ木は残った」同様に事件で断罪された人物を良い人物として描く形式の作品、ということに途中から気がついた。そういうトリックというかテーマであることを外しても、そこそこ楽しめる内容だった。浅茅との関係とかちょっとしんみりするが、重要ばキーである雅楽頭との厚い関係が嘘くさい雰囲気なのが残念だが、全体として力作だなと思った。

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    2021年06月29日
  • 戦国 番狂わせ七番勝負

    購入済み

    色々な味わい

    7人の作者による7本の短編集。いずれも不利な情勢から逆転した戦い、しかもそれほど有名でない戦い という共通点を持たせている。どの作者もそれなりに良い味を出しているが、私はいくらか滑稽味を帯びた岩井三四二の作品が一番のお気に入りである。

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    2021年04月04日
  • 雪に咲く

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    ネタバレ

    江戸時代家綱-綱吉将軍時代に起こった高田騒動を小栗美作を主人公に書かれた小説。筆者は司馬遼太郎のもとに修行しており、現在も奥様の秘書をされているそう(あとがきより)

    酒井雅楽頭は切れ者曲者のイメージが強かったが、高田藩には特別配慮している、融通のきくお偉いさんという感じ。
    美作は藩政に辣腕を奮い、地震後の立て直しや石高を増やすなどの能力の凄さはわかったが、そこに至るまでの思考や個人の魅力をもう少し厚みを持たせて描かれてもよかったのではないかと思う。
    河村瑞賢を招いたシーンはよかった。

    途中「この会話文は誰の言葉?」と思う部分があったり「ページ脱落してる?」と思うように飛躍する部分があったよ

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    2021年03月30日
  • やまと錦

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    憲法草案を書いた井上毅(多久馬)を中心として描かれる激動の時代を生きた男たちの歴史物語。あの辺の時代の人たちの先輩後輩関係とか友好関係とかよくわかってませんでしたがその辺りの人間模様がわかってとても面白かった。天皇陛下の退位とか女性宮家などいろんな皇室関係の議論が盛んな中で、なんで皇室典範が今みたいな形になったのだろうということも辿れてとても興味深かったです。

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    2017年04月24日
  • マルガリータ

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    面白かった。後半は涙無しには読めません。
    日本史の授業でサラッと習っただけの「遣欧少年使節」だったのですが、読後はこの4人や他の登場人物、この時代の事をもっと学んでみたいと思いました。
    史実と違うという意見もあるみたいですが、それとこれとは別ですよね。

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    2014年03月13日
  • まいまいつぶろ

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    前評判が良すぎて、期待が大きすぎて・・・確かに読後感は良かったんだけど・・・
    なんだかちょっと気持ちが入らなかった。
    わかるようでわからないもどかしさっていうのかな。
    時代物で障害者を取り上げるっていうのは少ないかも知れないから、斬新かもしれない。苦労のほどは計り知れないけど、忠光のことをもっと知りたかったな。

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    2026年01月09日