にべ屋往来記

にべ屋往来記

1,900円 (税込)

9pt

4.0

東海道から身延山道に入った万沢宿にある旅籠・にべ屋。
関ケ原の大戦から十五年、にべ屋のような小さな宿屋にも、御上の探索方が探りを入れに来たり、素性の知れないお侍が訪れたり。今日もにべ屋には厄介事が持ち込まれて……。

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にべ屋往来記 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年03月11日

    出自通りの人生でなく武士も町人も入り混じって懸命に生きる。身分がくっきり分かたれていたというイメージはどうやら違うらしい。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月10日

    江戸の初めの街道(身延道、万沢)にある旅籠を舞台にしているが、単なる人情物の連作短編集ではなく、若主人の出自も絡めて、戦さが身近であった時代の侍、商人、百姓の生き様や生き方の選択とその背景となる覚悟を描く。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月18日

    江戸時代の初期という、今まで自分が読んだ事のない時代で新鮮だった。
    主人公の智吉の出自の謎が最後まで物語を転回させていて引き込ませてくれる。

    0

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