藤野可織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この中の「プレゼント」という話で、家庭教師をしている大学生の男が教え子の16歳の女の子に、母親の誕生日のプレゼントを探すのに連れまわされる場面があるが、ほんとに全部そんな感じの話w
男だったら誰しもそんな経験あると思うけど、何だか妙にその時のことが思い出されて。
「あぁ~あ。せっかくの休日、家で寝てたかったなぁ~」なんて。
休日に家で寝っ転がって、この本読んでたっていうのにね(爆)
だからって、この本が面白くないわけじゃない。
とか言って、友人が読もうかどうしようか迷っていたら、「たぶん面白くないと思うよー」と言う気がするw
ところが、この本を読んでいて話の展開が気にならないかというと、全然そんなことはないのだ。
読みながら、「あぁ~あ。せっかくの休日、家で寝てたかったなぁ~」と(家で寝っ転がって)思いながら、「でー、この話、結局どうなるんだ?」とページをめくってしまう。
でもって、特にオチともいえない最後の行を読んで、また、「あぁ~あ。せっかくの休日、家で寝てたかったなぁ~」と、家で寝転がりながら思うと(爆)
読み終わった後に作家がどんな顔してるとか、普段興味を持つことないんだけど。なぜか、この著者については「どんな顔してんだろ?」と、ネットで見てみた。
そしたら、(ちょっと失礼な言い方かもしれないけどw)なんだか、本当に想像してた通りの顔で、「あー、やっぱり!」ってw
確か、映画館の話だったかの主人公(?)のイメージが、まるっきり知り合いの女性で。
あと、別の話(虫歯の子だったかな?)を読んでいたら、別の知り合いの女性が思い浮かんで。
ぶっちゃけ言っちゃうと、その2人を足して2で割ったような、そんな顔をしたのだ(失礼w)
とまぁ、それはそれとして、最初の「大自然」はなぜだかスゴく好き。最後の場面なんか、読んでいて本当に気持ちがいい。
あと、暴力というと男というイメージがあるけど、やっぱり女性も普通に暴力衝動があるんだなぁーっていうのを思った。
ていうか、3つ目の話のタイトル、「プッファイフェンベルガー」って、未だに覚えられない(爆) -
Posted by ブクログ
深層心理に隠された凶暴な「何か」が具現化することで
人々は、それといかに向き合っていくかを問われていくことになる
などと言ってみることもできる
怪奇小説集です
「いやしい鳥」
つめたい人と言われたくない心のなかに付け入って
他人の家に上がり込み、居座ろうとする学生野郎に
飼ってるオカメインコを殺されてしまう
だけどそれを悲しむ暇もなく
呪いによって?誕生した巨大インコと戦う羽目に
「溶けない」
幼いころ、母親を恐竜に食い殺されてしまった女が
そのトラウマを他人と共有したりしなかったり
だけど結局はすべて
自分と本質的に向き合ってくれない母親に対する不満が見せた
幻のようにも思える
「胡蝶蘭」
胡蝶蘭を部屋で育て始める女の話
それは非常に凶暴な胡蝶蘭で
触るものみな傷つけてしまうのだけど
植物であるがゆえに
女とはけして交わることができないのだ -
Posted by ブクログ
主人公の視点が淡々としていて、その目線で読み進むのに慣れるのは案外早いが、ラスト怖い(笑)
娘が何事もなく幸せに暮らしていくことを望むと同時に、つまずき疲れ失敗することを望んでいた。
結婚式をしないのはちょっと寂しいと思った。しかし同時にあなたは挙式する自分の姿を見せたい友人などいないのだということにも気づいた。
目を瞑ればどんなひどい事もすぐ消え失せる。簡単な事。見えなければないのと一緒。
残り短編2篇含まれている。
しょう子さん〜はもう何もしなくていいのに、重荷は全て下ろしたはずなのにリハビリをしなくてはいけなかったり、ご飯を残さず食べなければいけなかったり。親世代ってこう思ってるのかなーと(受け入れたくはないけれど)感じる部分があった。