【感想・ネタバレ】おはなしして子ちゃん のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年11月30日

これまで読んだ藤野さんの作品集の中では一番良かったです。
まず一作目にあたる表題作で引き込まれました。「ホルマリン漬けの猿」と「いじめ」と「おはなし」をこんな風に結びつけるとは。結末もひねりも効いていて、他では味わうことのできない読後感を堪能できます。
続く「ピエタとトランジ」は、ミステリのお決まり...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年03月16日

理科室にあった猿のホルマリン漬けに永遠と話し続けたこと。いじめっ子といじめられっ子。

トランジのそばにいると周りが次々と不幸にあうこと。
猿の頭と鮭の体で作られた人魚のアイデンティティ。

撮った写真が必ず心霊写真になる人。
壊れた宇宙船が胚細胞に念じていること。

一日一回嘘をつかなければ死んで...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年07月16日

最初の3つは文句なしに良かった

「おはなしして子ちゃん」
自立のため、教養を欲しがるそいつの姿は
親の承認欲求で腰砕けにされた子供たちの自我そのもの

「ピエタとトランジ」
名探偵の周辺では必ず事件がおきるという現象を用いて
学校を破壊してしまう女の子の話

「アイデンティティ」
出来損ないのミイ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年11月08日

かわいらしいタイトルのわりに、どの短編もぞくりとする。不思議だったりホラーだったり、けれどそれを日常のように淡々と綴っている。
特に最後の「ハイパーリアリズム点描画派の挑戦」と「ある遅読症患者の手記」が面白かった。
2019/11/8

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Posted by ブクログ 2017年07月09日

ストーリがぶっ飛び過ぎてて、理解が追い付かないものもいくつかあったが、ブラックユーモアに富んでて面白かった。気に入ったのが「今日の心霊」かな。
あらすじ(背表紙より)
理科準備室に並べられたホルマリン漬けの瓶。ただの無駄な存在に見えた標本のひとつが、けれども「私」には意外と使えた。クラスの噂や自慢話...続きを読む

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