真藤順丈のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2015年、6冊目。
真藤順丈初読み作品。
第15回日本ホラー小説大賞受賞作。
遺体を用いて生活用品を創る「遺工士」という架空の職を生業とする「庵堂家」の男三兄弟の物語。
家業を継いだ長男。家を出、東京でサラリーマン生活をおくる次男。知人の葬儀会社で働くも、暴力衝動を抑えきれずにいる三男。三人は先代である父の七回忌を前に、久々に顔を揃える。
コレを
「ホラーか?」と問われれば。
「No!」と答えるでしょう。
「では、何か?」と質問を重ねられたら。
「エンターテイメントなヒューマンドラマだ!」と答えるでしょう。
「遺工士」という職業柄、スプラッター場面は度々出てくるが、ソレがメインで話が展開して -
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Posted by ブクログ
公共の場でいきなり読む場合は、注意が必要です。
きをつけてくだちい。
主人公は宇宙飛行士のナガトモ。犯罪者の彼が宇宙で出会ったのは岸本。それをきっかけに、ナガトモはガンツに巻き込まれてしまうのです・・・。
スピンオフということですが、自分は漫画のGANTZも読んでいます。細かい設定は失念していましたが、こちらのEXAでもオリジナルの設定はもちろん踏襲しているわけで。原作を知っているほうが愉しいかと思います。というか、そうじゃないと読まないだろ。
ストーリーはなかなかスピーディーに展開します。
かなり、さらりと読めました。
ちょっと物足りないくらいかな。ぽんぽん進み過ぎて、もう少し丁寧に描写し -
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Posted by ブクログ
ネタバレどんな話なのか全く知らずに読んだ。
ジョジョ好きには面白いが、やはり文章だけではバトルシーンやスタンドのビジョンがイメージできなかった。
時代は2部と3部の間、まだ「スタンド」という名前で呼ばれる前のスタンド使いの話。
他作品の登場キャラクターとしては、唯一リサリサが登場する。もちろん波紋使いだが、最後の最後、90歳を超える老婆として再登場した時は、スタンド「ザハウスオブアース」の使い手として登場する。
そして前半は仲間だったのに最後は敵として対峙するオクタビオとホアキン。悲しい2人。ホアキンのスタンドから生まれる化物はビジュアルが凄そうなのでやはり荒木先生の漫画で見たかった。
ホアキンはオク -
Posted by ブクログ
『宝島』の続編とあるが、それぞれに違う主人公による6つの短編集。
『宝島』を読んで結構衝撃を受けたので、それに比べるとあっさり読めてしまった。
それでも、戦後の沖縄の様子やそこで生きた人々の人生を、小説という形ででも触れられたのはすごく自分にとっては良かった。
まだまだ知らないことだらけだった。
「ナナサンマル」という言葉も初めて聞いたし、交通事情(沖縄には右側通行の時代があったんだ…)なんかも考えたこともなく、それが沖縄の人々にとってはすごく大きな意味合いがあったこととか、色々考えさせられた。
決して過去の話ではなく、今も沖縄には多くの基地がある。
知ることがまず大事、そこから自分に何が -
Posted by ブクログ
直木賞とった「宝島」の続編。続編といっても「戦後沖縄」という舞台を同じくしたスピンオフ短編集っぽい感じ。最後の書き下ろし中編だけは宝島の主要登場人物がでてきてその後を知れたりもします。
正直「宝島」の話が半分くらいしか覚えてなかったのでざっとあらすじだけ確認してから読んだんですが、最後の話以外は別に読んでなくても問題なく楽しめる。最後のも知ってればより楽しめるくらいの位置づけかな。
個人的にはむしろ最後の以外のお話のほうがしみじみと面白かったです。ほんのりとあたたかな人情噺っぽくて。「これからの沖縄がどうあるべきか」みたいな硬い話よりもエンタメ強めのこっちのほうが好み。 -
Posted by ブクログ
直木賞
山田風太郎賞
沖縄書店大賞
細谷正充賞
数年前に単行本に挑戦するが、読みづらく数ページであえなく断念。
映画化されたということで、再度手に取る。
全編、沖縄の語り部(ユンター)が語っているという形なので、正直読みやすいとは言えない。多くの言葉には沖縄弁のルビが振られており、それも読みにくさを増す。途中でまた断念しそうになった。
しかし、この書き方により、沖縄で起こっているという臨場感が感じられる。この本の作者が東京出身とは驚きだった。
血なまぐさいシーンが多く、私は得意ではないが、戦中戦後の沖縄を知ることができてよかった。
とりあえず下巻に進みます。