宝島(下)
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宝島(下)

715円 (税込)

3pt

英雄が消えた夜。彼が手にしていたという「予定にない戦果」とは何か。故郷と基地。沖縄(ウチナー)とアメリカ。現在と過去。こちら側とあちら側。境界線を越え、闘い、本土復帰に向けた大きな流れに翻弄されながら生き抜こうともがく三人がようやくたどり着いた、英雄が命を懸けた「秘密」とは。
第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞、三冠を達成した必読の書!

圧倒的傑作。
警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちに、
英雄が命を懸けた「秘密」が明かされる――

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  • 映画化

    「宝島」

    2025年9月19日公開
    出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝

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宝島 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 宝島(上)
    924円 (税込)
    しのびこんだ米軍基地で突然の銃撃。混乱の中、故郷(シマ)いちばんの英雄が消えた。英雄の帰還を待ち望みながら沖縄(ふるさと)を取り戻すため立ち上がる、グスク、ヤマコ、レイ。長じて警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちは、米軍統治下の時代のうねりに抗い、したたかに生き抜こうとする。第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞、三冠達成の傑作! 圧倒的熱量。 奪われた故郷を取り戻すため、 3人の幼馴染たちが米軍統治下の沖縄を駆け抜ける!
  • 宝島(下)
    715円 (税込)
    英雄が消えた夜。彼が手にしていたという「予定にない戦果」とは何か。故郷と基地。沖縄(ウチナー)とアメリカ。現在と過去。こちら側とあちら側。境界線を越え、闘い、本土復帰に向けた大きな流れに翻弄されながら生き抜こうともがく三人がようやくたどり着いた、英雄が命を懸けた「秘密」とは。 第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞、三冠を達成した必読の書! 圧倒的傑作。 警官となり、教師となり、テロリストとなった幼馴染たちに、 英雄が命を懸けた「秘密」が明かされる――

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宝島(下) のユーザーレビュー

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    圧倒的な語り

    沖縄という小さな島で語られる圧倒的にスケールの大きな、雄々しき物語。奔流のような文体が一度読み始めると読む者を惹きつけて離さない。そして私達本土の日本人は、沖縄の痛みを知れ。

    #感動する #深い #共感する

    1
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    先輩が映画を見て興味を持ったが、内容がなんかにあり省略されているとのことだったので、読むべきと思い購読。沖縄の歴史に深く入り込む一冊で、軽々に感想を言えないほどの重たさ。沖縄には仕事で何度も行っているが、なんというか、見方が少し変わるかも。小説とはいえ、フィクションとは言えない迫力がある。もっと勉強

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    上巻のページ数年より大分少ないのもあってか、ノンストップで物語が進んでいった。特に後半の真相に辿り着くシーンは、映画で結末を知っていても、めくるめく展開に、ちむどんどんしながら読んだ。(使い方あってる?)

    沖縄戦のことは学生の時とか折あるごとに学んではいたけど、戦後のことってなかなか学校では触れる

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    2018年直木賞(下半期)受賞作の下巻
    上巻の熱量のまま、一日で一気に読み干した^ ^
    戦果アギヤーとは何なのか…
    そもそも宝島というお題は何なのか…

    そんなこんなが一気に向かってくる感じ

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    レビューを拝読して読みたくなり、手に取った作品。
    映画公開までに読み終えたくて…
    上巻を読み終えるのにすごく時間がかかってしまったけれど、間に合いました( 'ᵕ' ; )

    米軍基地を襲撃した夜、故郷いちばんの英雄が消えた。彼が手にしていたという「戦果」とは?彼が命を懸けた「秘密

    0
    2025年09月17日

    Posted by ブクログ

    ー 一九七二年のその日を迎えて、琉球警察は沖縄県警に看板をつけかえて、通貨はドルから円になり
    、本土に渡るのにも旅券はいらなくなった。だけどそれがなんだっていうんだろう、アメリカ世からヤマト世になったところで巨大な基地のある暮らしはなにも変わらない。

    そのくせ運動の気運は下火になって、ありったけの

    0
    2025年09月01日

    Posted by ブクログ

    沖縄が抱える問題や苦しみについて考えることを、これまでして来なかった。そんな己の軽薄さに気付かされました…。
    物語を通して、無関心だった自分を省みることが出来たので、本当に読んで良かったです。
    読み進めるほどに「もっと沖縄のことを知りたい、考えたい」という思いが募り、沖縄に関する本を幾つか購入した。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    上下巻まとめての感想ですが、一言で言うと、とても良い小説でした。
    沖縄に関わりある人や、関心がある人だけじゃなく、全ての日本人に読んでほしいです。そしてもっと、沖縄に関心を持ってほしいし、自分も関心を強めたいと思いました。
    オンちゃん、グスク、ヤマコ、レイの4人の若者を中心に、1952年〜72年の沖

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    歳を重ねてからの旅行には意味がある。
    若い頃は綺麗な景色、美味しい料理を求めて、非日常の空気に浮かれていたが、今回の沖縄旅行では、「土地の意味」みたいなものを考えた。
    米兵の犯罪、横暴をどうにもできず、アメリカの言いなりで、おためごかしをしている本土、日本。苦しみを沖縄だけに背負わせてきた日本。そん

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    基地問題やアメリカ、日本、沖縄それぞれの関係性から沖縄への想いを強くした。過去を追うもの、未来を作ろうとするもの、今を護ろうとするもの、それぞれがそれぞれに傷つき涙したのは何のためなのか。言葉にできない想いに囚われる一冊。

    0
    2022年08月17日

宝島(下) の詳細情報

  • 映画化

    「宝島」

    2025年9月19日公開
    出演:妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝

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