真藤順丈のレビュー一覧

  • 宝島(下)

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    戦後から本土復帰までの沖縄が舞台。混乱の極みの中で自分探しをしながら生きていく若者たちを描く。
    沖縄戦の記憶、アメリカの統治、殺人も強姦もひき逃げも加害者のアメリカ軍人は罪を負わず、沖縄の住人だけが割を食う。そんな理不尽な状況を変えようと、いつもつるんでいた若者たちがそれぞれの道を歩み出す。

    ここまでリアルな戦後の沖縄を知る機会がなかったため、衝撃を受けた。アメリカのやりたい放題ぶりは本当に頭がおかしいとしか思えない。沖縄の人たちはこんなのを耐えてきたと思うと、今更ながら、沖縄になにかできないかと思う。
    一方で、本の内容は凄まじいが文体が馴染めずある程度読み飛ばした。むやみやたらに沖縄言葉を

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    2025年06月06日
  • 宝島(下)

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    6/2〜6/6
    ★3.5

    たった一部だと思うけど、沖縄の歴史を知ることができてよかった。
    ただ、今でもなお沖縄の基地問題が解決していないのが残念。
    (オチはちょっと微妙だな‥と思ってしまった。オンちゃんの行方を引っ張りすぎ……?)

    0
    2025年06月06日
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王

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    波紋からスタンドへの繋がりの話
    話の盛り上がりを考慮すると仕方ないかもしれないが、繋がりにしてはインフレ感がある
    後の鎮魂歌にもかなり繋がる

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    2025年02月23日
  • 宝島(上)

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    「戦果アギヤー」と呼ばれる米軍施設から物品を強奪して市井の人々に配っていた、現地の英雄について描いた作品。
    妻が出身なこともあり、沖縄に興味がある為読んだが、結構難しかった。内容が理解しづらい、ということはないが、独特な表現が多く、読んでも目が滑る感覚で、あまり中身が入ってこなかった。
    とはいえ、直木賞受賞作であるので、流石のエネルギーは感じた。コザ・そして沖縄に住んだ人々の魂の叫びがこの作品には詰まっている。

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    2025年01月09日
  • 宝島(下)

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    沖縄の問題点をユニークな視点で捉えている作品。文化や風土を感じさせる言葉や描写がとても印象深い。おんちゃんの行方がどうなったという謎解きこそあるものの、話の本質は沖縄が置かれている実情なのではないかと感じた。登場人物が多く、複数の組織が登場するため、ところどころ理解が難しいところがあったが、楽しくよめた作品。

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    2024年12月28日
  • 宝島(下)

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    ネタバレ

    超大作でした。
    内容は面白くて最後どうなるのか気になったけれども、とにかく長くて、中々読み進められなかった。

    最後消えたヒーローが戻ってくることを期待したけど、思い通りの結末にはならなかった。でもスッキリ。なるほどな、そこで繋がるのかと思う展開だった。
    沖縄の基地問題について色濃く描かれており、心が痛んだ場面も多かった。実際の関係者は感情移入しちゃうんじゃないかな。

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    2024年10月04日
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王

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    この一家は長生き多いねー イタリア語かスペイン語か分からないが、フリガナいらない。
    ジョジョらしさを演出するための言い回しがちょっとクドイ。
    本の上下に黒い模様印刷してあって、トライポフォビアに対する配慮がない。冒頭で恐怖症について触れてるのに…
    そして、リサリサは主役じゃなかった。表紙にかかれてたのに。
    で、矢回収したはずなのに、後々それ使って幽波紋使い増えてるやん。ちゃんと回収しなよ(;;°;ё;°;;)

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    2025年12月02日
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王

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    ☆2の評価だけど、スタンドを発現させる矢の存在を描いた点を評価して☆3
    でも、読みにくい文章だったのか、読破に時間がかかった
    ストーリー自体は面白い設定だが、展開が遅い気がする

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    2024年06月12日
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王

    購入済み

    とにかく単語が読みにくい。日本語の単語にルビが難しい馴染みのない外国語で振られているのと、文章もジョジョの世界観とは離れた感じ。
    よほど暇でもない限りは読む気がしない

    1
    2024年04月22日
  • 宝島(下)

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    ネタバレ

    「宝島 HERO’s ISLAND」。
    文庫で上下巻。
    コザが舞台の中心になる小説を読むのは、池澤夏樹「カデナ」に続いて2冊目。
    時代的にも近いので、互いの理解が進んだ。
    20年のスパンの物語なので、人も変われば時代も変わる。
    Bob Dylan「Blowin' in the Wind」……。
    本格ミステリとは違うが、いわゆる謎の引っ張りと、その真実が明かされる構成も、いい。
    が、もっともいいと思ったのは、地の文の語り手が、土地の語り部、というところ。
    口調はのんきだが、厳しい現実を見聞きしてきたことがわかる、ゆんたく。
    語り部が、いわばカメラを当てるように視点人物(主に3人)に憑依

    0
    2023年11月14日
  • 宝島(上)

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    ネタバレ

    「宝島 HERO’s ISLAND」。
    文庫で上下巻。
    コザが舞台の中心になる小説を読むのは、池澤夏樹「カデナ」に続いて2冊目。
    時代的にも近いので、互いの理解が進んだ。
    20年のスパンの物語なので、人も変われば時代も変わる。
    Bob Dylan「Blowin' in the Wind」……。
    本格ミステリとは違うが、いわゆる謎の引っ張りと、その真実が明かされる構成も、いい。
    が、もっともいいと思ったのは、地の文の語り手が、土地の語り部、というところ。
    口調はのんきだが、厳しい現実を見聞きしてきたことがわかる、ゆんたく。
    語り部が、いわばカメラを当てるように視点人物(主に3人)に憑依

    0
    2023年11月14日
  • 宝島(下)

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    後半の疾走感はよかったが、最後は少し悲しい話になった。
    ウタは三才で一人で洞窟(ガマ)で生きたのか···
    上巻同様、この本読んで軽い気持ちで沖縄へ行けない。

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    2023年10月27日
  • 宝島(上)

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    第160回直木賞受賞作品。
    独特の文体で語られる物語は正直読みにくく、自分の好みではありません(笑)
    しかし、テーマ自体は、沖縄の戦後史という形で、メッセージとして刺さってきます。
    戦後から返還前の沖縄の物語、沖縄の人々の苦悩、哀しみが感じられる物語でした。

    上巻では、
    戦後の沖縄で、米軍基地から物資を盗み、人々に配る「戦果アギヤー」。
    英雄のオンちゃん、グスク、レイ、3人を見守るヤマコ。
    嘉手納基地を襲撃し、米軍に追われ、結果オンちゃんは行方不明に。
    オンちゃんをの行方を思う3人。

    ヤマコは女給から教師へ。レイはヤクザ、グスクは警官となって、それぞれの道を歩んでいきます。
    行方不明のオン

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    2023年10月15日
  • 宝島(上)

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    終戦後から、アメリカからの返還までの沖縄の現実。1972年沖縄返還から、50年が過ぎました。

    アメリカ統治下の沖縄がどのような生活だったか、どんな圧迫を受けていたか、沖縄の戦争は終わっていなかった様子が、ノンフィクションのように迫ってきます。
    今まで、この時代の沖縄の作品は初めて読んだと思います。沖縄の尊厳を守るように戦う人達。
    アメリカ兵により理不尽な犯罪。ベトナム戦争の基地としての役割。
    三人の友人達のそれぞれの立場からの戦いを描きますが、彼らに悲壮感を感じない。強かさな生きる力を感じる。
    それは、真藤さんの文体や、沖縄の方言を豊富に使いながら沖縄に寄り添った創意によるところかと思う。

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    2023年07月13日
  • われらの世紀~真藤順丈作品集~

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    「宝島」で直木賞を取られた真藤順丈さん。初読。
    過去のアンソロジー参加作品や雑誌掲載作品の中から、10編が収録されている、重量級短編集。
    一作目の「恋する影法師」の原爆投下前後の昭和の戦中から、2020年令和の「終末芸人」まで、およそ100年を時代を追って書かれている。(集めたのかな?)
    どの作品も短編とは思えない濃厚さ。数奇な人生を描ききってくる。文章も力強く多彩。一作ごと、深呼吸したくなるような。
    最後の「ブックマン」は、少し異質で、ファンタジーでもある。人から流れ出てくる異文字(イラハカリマ)を読み取り、その人なりを理解した上で上書きすることができると言うウジャトの目を持つ血脈。その異文

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    2022年09月23日
  • 宝島(上)

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    沖縄本土返還50周年を機に読んでみた。
    国のせいで苦難が多くて本土のこと許してくれるんやろうか。
    4人の幼馴染がそれぞれヤクザ、警察官、教師になって行方不明になった英雄の謎を追う。

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    2022年07月07日
  • しるしなきもの

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    72たくさん人が居なくなって、人間の心って何かわからなくなるけど、主人公の中にあった淋しさが小さな生命の成長に変わっていく話しはちょっと感動する。もうちょっと穏やかな話しも読みたいかな。

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    2022年06月22日
  • ものがたりの賊

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    関東大震災に見舞われた街で、ひとりの男が駆け抜ける。未曾有の災害を防ぐために、古典文学アベンジャーズたちの命懸けの戦いがいま、はじまる。

    竹取の翁にぼっちゃん、李徴に舞姫、と古典文学の主人公たちが怪異とも言える相手に死に物狂いで奮闘する話。ややこしかったり回りくどかったりするけど勢いで読める。あとあらゆる古典の登場人物たちが実際にそこで生きている、という小ネタがちりばめられてるので古典〜昭和くらいまでの文学大好きな人はめっちゃ楽しいと思う。残念ながらわたしは素養がないけど、巻末の解説と併読するのは楽しかった。

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    2022年03月13日
  • 緊急事態下の物語

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    コロナ禍を生きるあなたへ贈る、もうひとつのパンデミック。
    5人の作家さんによるアンソロジー♬

    『腹を空かせた勇者ども』金原ひとみ ★3.5

    コロナ禍の新たな日常を送る、育ち盛りの中学生、玲奈のもとにある日突然おとずれた「濃厚接触者」の知らせ。

    『オキシジェン』真藤順丈 ★2.5

    顔の見えない「ジェントルマン」の声に従い、反ユートピアの物語を紡ぐ男が企てる、脱ディストピアの叛乱。

    『天国という名の猫を探して』東山彰良 ★3

    死者は活発に人肉を求め、生者が死んだ様に隠れて生きる暮らしで、ぼくは飼い猫を探す旅に出た

    『ただしみ』尾崎世界観 ★3

    ただ街を映すだけのライブカメラは、嘘の

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    2022年03月02日
  • 緊急事態下の物語

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    金原ひとみさんと尾崎さんの文章が読みたくて、
    金原さんのお話は高校生?の話だったけど、面白かったな

    自分にもあんな時があったのかも

    尾崎さんの小説は新しい感じがして、面白かった。
    定点カメラについて、全然知らなかったから、

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    2021年12月25日