真藤順丈のレビュー一覧

  • 庵堂三兄弟の聖職

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    ネタバレ

    ホラー小説大賞ということと、表紙の見た目に惹かれて購入。

    「遺工」という架空の職業のことを書いているのに、リアリティがあって、最初は死者の骨で櫛を作ったりするなんて・・・って思っていたのに、
    中盤で登場するお客さん(おじいさん)の台詞で、絶対におかしいことを言っているけど遺族としては凄く真剣で、死んでも一緒にいたい気持ちが伝わってくる。
    亡くなった奥さんの骨で作った日用品に囲まれて最後まで一緒にいたいんだな、と。

    あとは、汚言症という謎の病気持ちの三男が割りと良いとこ取っているかんじ。
    次男は主人公っぽいけど語り部的な役割しかなくて本人の印象は薄い。
    長男は一番常人離れしてて“そういうもの

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    2011年04月12日
  • 庵堂三兄弟の聖職

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    ジェットコースター小説。カラッとしている。私はおどろおどろしいのが好きなので、普通です。☆3つにしました。しかし、興味深い職業です。

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    2010年12月04日
  • 東京ヴァンパイア・ファイナンス

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    『地図男』の真藤順丈さん。人と人とをつなぐという意味ではどこか『詩羽のいる街』に通じるものがある。が、浅い。ラノベに対する偏見はないつもりだが、少々作り込みが甘いような。もっともっと練って欲しかった。近代犯罪の雛形が構成作家の集団によって創造されているという陰謀説は嫌いじゃない。

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    2010年10月30日
  • 庵堂三兄弟の聖職

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    一応ホラーらしいけれど、私にはどうにも『グロ』とか『スプラッタ』にしか・・・。

    これが、本当にある職種でなく、全部作者が考え出した職種と職の工程であるという部分は驚き!
    しかしあまりにリアルでゲンナリ。
    中盤までは良かったんだけど後半からなんか、『おいおい、盛り込みすぎじゃね?』っていう展開になり、読み切りましたが、中々ハードで面白いかとは違った意味で凄い作品でした。

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    2010年09月19日
  • 庵堂三兄弟の聖職

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    装丁に惹かれてジャケ買い。
    第15回日本ホラー小説大賞受賞作…らしいんですが。


    ホラーじゃないだろうというのが大きな感想。
    心理的怖さを求めると肩透かし。とりあえずグロい。


    ただ、三兄弟の不器用な関係とか、千葉・外房の都会に近い田舎のロケーションとか、工房の死臭と消毒液の臭いが漂ってきそうな描写とか、全体的な雰囲気は良かった。
    一気読みしちゃう勢いやパワーもあります。ちょっとだけ舞城を思い出す。
    この作家の他の作品も読みたくなりました。


    …でもやっぱりホラーではないよこれ。

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    2010年09月07日
  • 東京ヴァンパイア・ファイナンス

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    話のテンポはいいし、キャラも立ってて、
    4つの話を織り交ぜて最後にひとつにまとめるという展開も面白いです。
    おそらく1つの話を4回続けてたらこうは行かなかったと思うので、構成がうまいのだと思います。
    ただ残念なのはオチが弱い。
    なんというか尻すぼみ。
    中盤までの引き付け方は良いだけに本当に残念です。
    でもこれって電撃大賞投稿時からこうなのか?
    それとも刊行にあたり続刊しやすいように変えたのか?
    もし後者ならこれは大失敗ではないかと思います。

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    2010年02月17日