ジェームズ・ロリンズのレビュー一覧
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今回の舞台はインドとロシア。地理的には世界的なトレンドに乗ってみた感があるが、扱う脅威は核という前世紀から続く最大の懸念事項。
ギリシアのデルポイの巫女がロマの先祖だったという仮説のもと、その血筋を引くサヴァン症候群の子ども達を利用して現状世界の破壊を企む悪者と戦うΣの奮闘。このシリーズは回を追うごとにストーリーの要素が多く、複雑になってる。
もっとも、寄せ集め要素を都合よく繋ぎ合わせてエンターテインメントにしており、それぞれを深く掘り下げずにいるので、辛くはない。ただドタバタの描写はついていけない部分がある。社会問題の提示というのもお約束、自閉症だったりカースト制度だったり。私のような浅学の -
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シグマフォースシリーズの一冊。
シグマフォースシグマフォースとはDARPA(国防高等研究計画局)直属の特殊部隊であり、米軍のエリートより選抜され学術分野において高い水準の専門教育を受けた”殺しの訓練を受けた科学者”と形容される隊員により構成されている。
このチームが世界各地の古代の謎に挑むといった内容である。
ミリタリーアクションを追加したインディ・ジョーンズといったところだろうか。
今回は、シバの女王が統治していたといわれる失われた古代都市ウバールを探し出すのが任務である。
冒頭の大英博物館での謎の大爆発から始まり、スリリングな展開とアクションシーンで読者を捉えて離さないストーリーである。著 -
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シグマフォースシリーズ、4作目。
前作で生死不明だったモンクが復活。生きていたことは本当に嬉しかったし、メンバーたちと再会できた場面はなかなかの感動モノだったけれど、今回のストーリーに組み込むにはちょっと強引だったかな、、、。実際、サヴァン症候群の方には何らかの特異な能力があるのだろうが、まだまだSFの域でピンとこなかったのが難点。その分、チェルノブイリなどのソ連時代の放射能汚染問題はリアルで、脅威はひしひしと感じられた。
それにしても、このシリーズのキャラには恋愛モノが必須なのだろうか。カップル率が高すぎ。一切、ドロドロしていなくて、お似合いばかりだからいいけど。だからか、余計に独り者のグ -
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ジェームズ・ロリンズのシグマフォースシリーズ第4弾。
映画の続編あるある、みたいに、続編になるたびにクオリティが落ちています。
今回はひどい。
前作で死んだ某隊員が復活するのは話しの筋として面白いです。
ですが、あまりにも蓋然性の低いつなぎ方で、苦笑するしかない。
持って行き方が強引すぎるんです。
ストーリーの前提が嘘くさいと感じてしまっちゃうと、その後いくら展開が面白くとも、空虚な気持ちになってしまいます。前提条件に無茶があるのは、幾ら上部装飾が金襴豪華でも船の竜骨が腐っているようなもの。
本作で面白いと感じたのは、サヴァン症候群と自閉症のくだり。
異常な記憶力を持つ人というのは歴