畑村洋太郎のレビュー一覧

  • やらかした時にどうするか

    Posted by ブクログ

    ブルーバックスと思ってたけどちくまだった。
    失敗を分析する過程が面白かった記憶。
    最後クリエイティブになろうという方向に話がいくのが良い。
    若者向けのメッセージだけど、意外と臆病になってしまったり、思考停止に陥っている大人の方が刺さるのかも。

    0
    2023年04月28日
  • 畑村式「わかる」技術

    Posted by ブクログ

    自分は人にわかるように説明するのが下手だ。でも、そもそも「わかる」ってなんだ?と思って読んでみた。自分の「わかる」状態を言語化してくれ、あぁそうだなと腑に落ちた。また、「わかる」の延長線上に「気づく」があるのかと感じさせてくれた。技術者としても人としても大切にしたい感覚を教えてくれた本。

    0
    2023年04月24日
  • 失敗を生かす仕事術

    Posted by ブクログ

    視座の高い内容だった。
    仕事に生かせるとすれば、失敗(うまく行かない)したときに、どれだけ早く上司とかに相談できるかとかだと思う。

    以下、印象的なシーン
    1. 会社から任されている仕事は一部のパートに過ぎないとしても、例えばその中でも狭い範囲ではなく全体を見ながら自分の仕事を学んでいくような視点があるとないとでは、仕事のプロセスも結果も全く違ってくる。
    →その通りだと思う。展開を見据えた開発を進めていくのか、今着目している物事に特化した開発をするのかでは成果物は大きく異なると思う。

    2. その人たちが思い切って開き直ることができて、このままでは必ず失敗してしまうからなんとか対策を打ってくだ

    0
    2023年03月05日
  • 畑村式「わかる」技術

    Posted by ブクログ

    「わかる」について頭の中の作業を言語化して解説

    「技術の創造と設計」の方が詳しいが、より簡素にまとまっていて読み易い。
    創造は日々の活動から生まれるとのことで、アウトプットのすすめとして見学記や日記の一部も載せている

    0
    2023年01月16日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    失敗は成功のもと。などという言葉はあるが実際には取り入れられていない。
    成功話だけではなく、失敗談も同じく重要。

    本書では、失敗を人間が関わっている。と、望ましくない結果。がキーワードとしている。
    失敗を否定的に捉えない。
    失敗の原因。無知、不注意、手順の不順守、誤判断、調査・検討の不足、制約条件の変化、企画不良、価値観不良、組織運営不良、未知。
    樹木構造は頭を整理する方法としては、大変見やすく優れたもの。ただし横のつながりが見えにくいと言う問題点がある。

    失敗は人に伝わりにくい。失敗は伝達されていく中で減衰していく。失敗情報は隠れたがる。失敗情報は単純化したがる。失敗原因は変わりたがる。

    0
    2023年01月05日
  • やらかした時にどうするか

    Posted by ブクログ

    失敗学で有名な畑村先生による本。
    本のタイトルが興味をそそられる。これってとても大切だと思う。

    失敗をすることは、痛いし恥ずかしいしという一時の感情はあるが、それに向き合うことでその後の結果も変わっていくことを真正面から伝えていて、自分への反省にもなった。

    気に入った言葉
    ・自分で判断して行動したとき、その判断で抜けていた部分が「事故(失敗)」という形で現れる
    ・「他人の体験」であっても、仮想失敗体験をすることで実際に体験した時と同様の効果が得られる
    ・失敗は体験的知識を得るチャンス
    ・今の時代で大事なことは「失敗と上手に付き合っていくこと」
    ・失敗体験を記述する6項目「事象」「経過」「原

    0
    2022年12月07日
  • やらかした時にどうするか

    Posted by ブクログ

    考え方に共感。
    たいとるはキャッチーだけれど、中身は思考の組み立て方がしっかり記載されていた。表面的知識 vs 体験的知識

    両方ひつようだけれど、表面的知識に偏っては
    やはりバランスは良くないと。

    0
    2022年09月12日
  • 回復力 失敗からの復活

    Posted by ブクログ

    想像していたよりも実践的、かつ現実的な内容だった。基本は「大切なのは生き続ける事」であり、必要に応じて「逃げる」などの一時避難することもありとも。日々失敗と背中合わせの私にとって手引きとなる一冊。

    0
    2022年09月07日
  • 新 失敗学 正解をつくる技術

    Posted by ブクログ

    「失敗学」の畑村洋太郎の近著。コロナ禍を踏まえ最新の内容を取り込んでいるが、題名とは、異なり体系的な解説ではない。

    「失敗学」をあらためてじっくり復習しようと思ったが、エッセイ的な内容。得られる知見こそ多いが、筆者の他の作品から入った方が良いと思った。

    0
    2022年08月13日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    失敗の知識化と共有のところは参考になった。失敗学における失敗の考え方の説明が多く、もう少し失敗の活かし方の実例があるとよかった。

    0
    2021年11月05日
  • 畑村式「わかる」技術

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    畑村先生の「わかる」技術は、モノづくりと密接に絡んでいるため、創造ということに直接つながっており、ビジネスへの応用がききやすい。特に、現地・現物・現人という三現主義は、ややもすると論理的な理解だけで、頭の中のテンプレートと事象を一致させ満足してしまう自分の欠点を明確にしてくれる。その意味で、要素摘出→構造化→試動、により、実践で使えるものが本当の理解であるというのは、この本の 自分にとっての大きな付加価値。

    以下、重要な点だが、拾いすぎか。

    はじめに
    第1章 「わかる」とは何か
    第2章 自分の活動の中に「わかる」をとりこむ
    第3章 「わかる」の積極的活用
    おわりに

    はじめに
    ・「創造であ

    0
    2021年07月26日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    ●二万個の失敗情報を集めても意味はない。全体を理解する事の大切さ、必要な失敗情報は最大三百個に絞りこむ、リーダーによって失敗は三倍違うなど、失敗をプラスに考えるヒントを提起。
    ●以前に、畑村さんの講演を聞きました。大変分かりやすく話して頂きました。失敗は成功の母と言います。失敗は誰にもあります。この本をヒントに失敗の意義を考えましょう。

    0
    2021年08月01日
  • 図解 使える失敗学大全

    Posted by ブクログ

    失敗の事例が知りたかったなぁと読み進めていたら、失敗の事例は一面的なものなので、それで失敗の本質を理解することはできないとの記載があり、納得です。
    失敗から学んだ組織改革、昨日読んだ戦略プロフェッショナルにも通じますね。

    0
    2021年05月03日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    この本を読む前の私は失敗を避け、成功例ばかりを学んでました。
    小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしている。
    失敗情報の伝達は、単純化せず細かい経過や原因を含んで行う。
    ハインリッヒの法則(300:29:1)に基づき、失敗と向き合いたい。

    0
    2021年05月01日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    失敗について、反省しないことがよくないことであって、失敗自体はわるくはない。成功にしろ、失敗にしろ、あくまでも1つの結果であるのだから。

    0
    2021年04月15日
  • 危機の経営 サムスンを世界一企業に変えた3つのイノベーション

    Posted by ブクログ

    サムスン成功の整理その2。

    1.強いリーダーシップ。強い危機意識による変革。
    2.戦略の明確化。成長市場である新興市場をターゲットとし、目標に合わせた戦略の策定。
     (無いものは追わない、効率的・戦略的な順位付け)
    3.日本企業は1,2ともに後手に回っている。危機意識と「変える」意志、
      後追いではなく、それぞれが持つ能力を生かした戦略立案が必要。

    ・「3PI運動」=パーソナル・イノベーション、プロセス・イノベーション、
     プロダクト・イノベーション
     驕り、相互不信、個人や集団利己主義、権威主義や他律、日和見、無責任などの弊害の
     改革のための3PI運動。当初は機能しなかったが、IMF

    0
    2020年09月21日
  • 失敗学実践講義 文庫増補版

    Posted by ブクログ

    著者畑村氏がANAの第3者委員会として、提案を示された話はとても参考になった。これがきっかけで、解説されている失敗事例を自分でも調べるようになった。

    0
    2020年08月26日
  • 数に強くなる

    Posted by ブクログ

    わかるということは、自分の目の前で起こっている現象を観察する。どのような構成要素から成り立っているかを考える。その構成要素を摘出し、どの構成要素がどう絡まって現象の全体ができているのかを、構成要素の構造を考える。最後に、そうして構造化したものを頭の中で動かしてみて現実の現象と合致するかどうかを検証する。その動きがぴったり合った時に「わかった」となる。
    たとえ知らなくても、作る努力をしなくてはいけない。必要な数は観たその場で作れなくてはいけない。
    リーダーは全体像を把握していて、細かいこともわかっている。
    いつでもどこでも愚直に徹底的に訓練し続けよ。
    信号待ちでは、車を数えたり、待っている人を数

    0
    2020年01月27日
  • 数に強くなる

    Posted by ブクログ

    数のウラを読む、とか補数の概念は非常に共感できる話であった。人が作った数は頭に入ってこない、自分で数を作り出すことが大事、答えを写して終わりの奴が一向にできるようにならないのと同じだと感じた。
    1人当たりの数に置き換えて考えれば実感が沸く、そういう視点でいろいろな世の中の数をとらえることができるようになりたいと思ったが、その為にはある程度の数を知識として覚えていなくては難しい。やはりインプットとアウトプットを繰り返す訓練がここでも必要なのだろう、と思う。
    「直観でわかる数学」にも少し興味が湧いた、作者と岩波書店の企み通りに…笑

    0
    2020年01月11日
  • 失敗学のすすめ

    Posted by ブクログ

    個人や組織の失敗を、経験としてとらえて、蓄積していくことの重要性とテクニックを考察している。技術の伝承を意識するなら、必読の価値あり。

    0
    2019年11月22日