畑村洋太郎のレビュー一覧

  • 畑村式「わかる」技術

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    比較的読みやすい文章です。
    「課題設定能力」と「話が立体的かどうかを意識する」の2点が印象に残りました。

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    2010年09月16日
  • 組織を強くする 技術の伝え方

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    「技術=知識やシステムを使いほかの人と関係しながら全体を作り上げていく力」と定義していますが、内容は通常の科学技術について書いてあります。

     技術は伝えるものではなく伝わるものである。それには正しく伝わる素地を作っておかないとどんなに頑張っても無駄になる。マニュアルなどのツールは技術を伝えるには有効な手段だが、背景や暗黙知といった裏にある内容がきちんと伝わらなかったことで起こる問題とその対応で重要になる考え方が、実例や実際の事件等の実例を交えながら書かれています。

     日本とヨーロッパの気候の違いに対応する過程の中で、「回転扉の重量は重くなると危険」という暗黙知が伝わらなかったことで怒った六

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    2010年06月28日
  • 畑村式「わかる」技術

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    [ 内容 ]
    なぜ「わからない」のか、どうすれば「わかる」のか。
    『失敗学』『直観でわかる数学』の著者によるまったく新しい知的生産の技術。

    [ 目次 ]
    第1章 「わかる」とは何か(「わかる」とはどういうことか 『直観でわかる数学』を書いた理由 学校の教科書や授業はなぜわかりにくいのか ほか)
    第2章 自分の活動の中に「わかる」を取り込む(まず身につけておくべきもの 「わからない」けどつくりだす 自分でテンプレートをつくる)
    第3章 「わかる」の積極的活用(「面白い話」をする人は何がどうちがうのか 絵を描くことの意味  「現地・現物・現人」が、わかるための基本 ほか)

    [ POP ]


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    2010年06月01日
  • 失敗を生かす仕事術

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    多くの情報は「知識化」しないと。
    「ばれたら恥ずかしいことはやらない」
    「日本人が書いた経済書で、欧米で売れているものは一冊もない」
    など、警句が一杯。
    実に面白い。

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    2010年05月05日
  • 畑村式「わかる」技術

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    『はじめに』
    ・私が長年考えてきたのは,「創造の方法」です.そしてその中から「失敗学」が生まれてきましたが,それは創造の過程で,失敗の扱いがいかに大切であるかに気付いたからです.ところがさらに考えを進めていくと,創造であれ失敗であれ,まず,事象をしっかりと理解することから始める必要がある.「わかる」仕組みをきちんと知っておくこと,積極的に利用することが創造や失敗を扱う上で大きなプラスになることがわかってきたのです.

    『第1章 「わかる」とは何か』
    ・「わかる」とは何か?世の中のすべての事象は,いくつかの「要素」が「構造」を,「構造」が「全体構造」をつくりだしている.「全体構造」は何らかの「機

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    2010年02月14日
  • 直観でわかる数学

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    これまで抱いて来た、数学にたいする疑問や不信感が
    見事に払拭できた。いっぽうで、自分が受けてきた教育というものが、
    洗脳に似たものにも思えてしまった。。

    物事の単純化や見える化によって
    コラボするためのツールとして
    偉大な発明であることも事実。

    要はお付き合いの仕方といういことか。

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    2010年02月04日
  • 直観でわかる数学

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    この本を読めばすぐさま数学アレルギーが取れる、
    という代物ではありませんが、読み始めるとはまって
    しまったような感覚に陥りました。
    私も高校時代
    「なんで虚数なんて概念があるんやろか。。。
     こんなもん自然界に存在するんかいな」
    ととても不思議に思ったことがあります。
    理系の人が読むと、「そんなことはわかりきって
    いる事だ」「もっと別な説明の仕方がある」と
    少し物足りないものを感じるかもしれませんが、
    理系の人もそうでない人も読んで損は無いと思い
    ました。
    考え方を変える。それだけでこうも捕らえ方が
    変わるものなのでしょうか。

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    2009年11月24日
  • 続 直観でわかる数学

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    続編にしてやっと数学ではなく算数について。あれ?順番逆じゃない??
    工学部らしい算数の説明。
    小学生ではなく、高校生くらいのある程度算数や計算力を身につけた人に、実用的な算数を知るための本。

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    2009年10月04日
  • 回復力 失敗からの復活

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    失敗をした人を以下にして救いだすか。そのひとの回復力をどのように生み出すを考えさせられる本である。
    日本人は失敗した人についてひじょうに厳しい。その状況のなか失敗した人を回復させる意義をとく。
     回復力の方法として、ユニークなのは、従来はしてはいけないことである「逃げる」や「他人のせいにする。」
    また「人命優先のインチキはゆるされる」などの方法を使うことである。これは失敗をした人がその時点ではエネルギーが
    かなり失われているためである。

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    2009年10月04日
  • 続 直観でわかる数学

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    小学校の算数が主なテーマ。
     「分数で割るって、どういうこと?」
     「平方根っていったい何者?」
    など、言われてみるまで曖昧なイメージでしかなかった数学知識に確かな“直観”を与える良書。2冊目であるこの本のほうが入門編として適してるね。思考の停止に警鐘を鳴らす本でもある。
    先生になる人、数学アレルギーの人はぜひ!

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    2009年10月09日
  • 危険学のすすめ――ドアプロジェクトに学ぶ

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    実験、検証とはどのようにして行うのか、組み立てが理解できる。形骸化されていない本当の意味での試行錯誤の進みが分かる。

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    2009年10月04日
  • 直観でわかる数学

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    話し言葉で、注目するところは大きな字で書いてあり、
    「本題からづれるが」といいながら蛇足した文章も面白いため、
    高校で習った数学を、苦にならずに復習できる。

    感覚的に数字を捕らえ計算する方法は、パソコンなど無い環境で実験データを簡易的に観て、問題点の把握、原因の分析を行う際に役に立ちそうである。

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    2009年10月04日
  • 畑村式「わかる」技術

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    個人的に畑村さん好きです。「失敗学」とか「直観でわかる数学」とか。。。いいですねよね(^^)ただちょっとゼミの発表で紹介したのですが、ボロボロに言われまくりましたよ。教育工学の世界で「わかる」という言葉を使用するのは危険です。本当にそう感じました。

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    2009年10月04日
  • 直観でわかる数学

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    数学は道具で、じゃぁなんに使えるのかを教えてくれる良書でございます。
    勉強の意義を忘れそうになるこの時期、理系な受験生の息抜きにどうぞ。

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    2009年10月04日
  • 失敗を生かす仕事術

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    人は誰でも失敗するし、リカバリーが可能じゃなかったら酷い話だよ。物言えば唇寒しじゃないけども、新しいことをすれば十中八九が失敗なんだから、そこは失敗するしかないじゃない。

    という風に読みました。

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    2009年10月04日
  • やらかした時にどうするか

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    経験上思うのは、やらかしたときには絶対隠したりごまかさない方が傷は最小限で済む。やらかしたと気づいたときに、自分で修復が不可能ならすぐ報告すべきだなぁと思う。

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    2025年12月17日
  • 回復力 失敗からの復活

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    まあまあだった。でも意見に触れられて良かった。失敗とどう向き合うか?逃げるか?
    それに向かうエネルギーをどう作るか?が書かれている本。

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    2025年09月10日
  • 失敗学のすすめ

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    失敗の伝達が重要、含み損として考える、というのは分からないでもないが、それが『創造』にどう繋がるのかがいまいちピンと来なかった。「思考平面」の話はとても合点がいった。

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    2025年08月03日
  • 回復力 失敗からの復活

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    失敗からのリカバリーに関して、すっきりなるほど、という感じではなかったな。
    失敗学の話ほどの納得感はなかった。

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    2025年06月09日
  • やらかした時にどうするか

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     日々失敗の多い人生ですので題名が魅力的なものに感じ、本書を購入しました。
     本書は失敗に学ぶことで本当に致命的な失敗を避けるようにする試みと、そうした学びを創造に活かそうとする方法論に関して記載した新書です。特に中盤の失敗から学ぶ方法論に関する記述が丁寧で、いわゆる「失敗学」のエッセンスを気軽に吸収できたと思います。後半の創造に関する話も、方法論をどの程度実施するべきなのかはさておき、心の持ちようとしては学べる部分もあると思います。
     ただし本書は、記載されている方法論が抽象的であり、ちくまプリマー新書であることも考えるとさすがに文体の易しさと要求がアンマッチだと感じました。また、失敗から学

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    2025年03月16日