畑村洋太郎のレビュー一覧

  • 畑村式「わかる」技術

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    分かるという型の概念を示された。そして型には実際の体験が必要で、それをもとに事象を構造化していくことが「分かる」ということだと理解した。加えて分かったものを実際に生かす=創造までできて本当の理解だと感じた。

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    2025年02月26日
  • 考える力をつける本

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    考え続けろ。
    安易なノウハウ提供の記事が目立つ中で、脳みそに汗かく態度を求める本書は、原点回帰の感。
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    P165のパターン認識になっているのかも。問題と答えが一対一。

    思考展開法を使うと、自分で情報整理して、視覚的に見えるようになる。クリエイティブに解決できる。

    自分で考える。
    考える=考えを作る
    すべては要素・構造・機能で表現できる
    主観的に見る、多角的に見る(客観的に見るのは不可能)

    人 モノ カネ 時間 気
    の5個のハンコで物事を見る

    見たくないものでも見る→視野がかなり広がる

    大きな問題を解決するには、個別の問題や課題に対処する解決法を駆使ししながら、全体の状況を変え

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    2024年10月13日
  • 新 失敗学 正解をつくる技術

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    どうやったら大切なプロジェクトで失敗しないか

    ・仮説をたてる、モデル化する(入力と出力)
    ・仮説と実行の繰り返し
    ・自分でしつこくやり続けることで精度が高まる
    ・アジャイル開発に

    ・失敗を評価する
     (だいたい企画の粗探しをする)
    ・失敗は隠れたがる性質がある
    ・大事故は個人の手抜きではなく、元々の仕組みや運営方法の問題。
    ・責任追及よりも原因究明を優先すべき。

    ・推進役は、豊富な知識や経験に基づいて正しく判断する。できないなら退場すべき。

    ・三現主義 現地 現物 現人

    ・思考展開図
    ・危険地図 あらかじめどこに危険があるかをみんなで共有することで、将来起こりうる失敗を未然に防ぐ

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    2024年09月25日
  • やらかした時にどうするか

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    「やらかした」=「失敗」したときに自分はどうすればいいのか。
    本書はまず失敗した自分を責めすぎず、人のせいにしていいから逃げろという。他人になすりつけて?、と思ってしまうが、一時的に強い自責の念から逃げろという意味。実際に人のせいにするのではなく、心の中で自分は悪くないと思って構わないという。そうしながら冷静になり、失敗を分析できるようになるそうだ。
    印象に残ったのは、自身の失敗経験を「事象」「経過」「原因(推定原因)」「対処」「総括」「知識化」に分けて「記録」を蓄積していくということ。

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    2024年06月27日
  • 数に強くなる

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    タイトルの「数」は「かず」と読む。「すう」や「数字」とは考え方が異なると筆者は定義している。本書では数式めいたものはなく、全体像を数で把握する考え方を説いている。

    細かな数字にとらわれるのではなく、物事の本質を理解して考えようという啓蒙的な内容を、筆者の経験や生活の中のエピソードなども交えて分かりやすく解説している。

    しかしジェンダー論的な観点や使用ツールなどの話題にいささか古さを感じた。2007年に書かれた本で筆者は1941年生まれと後追いで確認して、妙に納得してしまった。

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    2024年05月18日
  • 考える力をつける本

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    考え方の核でひと、もの、かね までは聞いたことあったが「時間、気」も含まれているのは参考になった。

    また、社会に出て答えは一つではないこと、枠にハマらずに多角的に考える大切さは働いてて身にしみる。

    「思考展開図」を最初から使いこなすのは難しそうだが、まずはタネだしから取り組むことから始めてみようと思う。

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    2024年03月08日
  • 老いの失敗学 80歳からの人生をそれなりに楽しむ

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    失敗学という立派な学問を築いた畑中氏。年齢が83歳になりこの本を表す。自分の老いと向き合い体験から考える。流石です。その意味でも自分も老いゆく今、目を背けず向き合わなければならないと思っています。
    この中で悪い老い‥老害の人の特徴という項目があり、いくつかその特徴が挙がっています。そうそうこんな人いるわ〜嫌だなあと思っていますが、他人のことは見えても自分のこととなるとなかなかわからないもの。この本でも自分が損をするようなことは受け入れがたいので、甘くなる。と指摘しています。
    最近、そう言えば自分も気づかないまま、友人関係に悪い影響を及ぼした言動があったんだなあと振り返ることがありました。コミニ

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    2024年03月01日
  • 畑村式「わかる」技術

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    ◯「わかる」とは事象の要素と構造が頭の中のテンプレートと一致すること。
    ◯頭の中のテンプレートを増やすためには、知識経験を増やすだけでなく、課題だと思うことを要素に分けて構造化する日頃のトレーニングが必要。
    ◯目の前の課題だけでなく、その上に共通する問題を意識しつつ、「自分が解決すべき課題は何か」常に考える。

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    2023年11月25日
  • やらかした時にどうするか

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    「考える」ことを忘れた現代人
    失敗は誰にでもいつでも起こり得る、だが、肝心な事は失敗した時になぜ失敗したのかの原因を見極め、新たな方向性を立て、具体的に行動に移す事が創造性豊かな人間(起業家)になる。特に近年「自分で考えること」が重要であり必要なのである。世はあまりにも便利になり、考えなくとも生成AI等が適切な指示指導するようになれば尚更。「自分で試行錯誤したい」と言う必然性が生まれるはずだ、生まれて欲しいところだ。

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    2023年11月05日
  • 回復力 失敗からの復活

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    楠さんの『絶対悲観主義』で気になって手に取った本。失敗学については聞いたことがあったが自責タイプの自分にもよく分かるなぁと思いながら読んでいた

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    2023年08月21日
  • 図解 使える失敗学大全

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    「失敗」ということに対して引っ掛かりを感じていたので手にとって読んでみました。
    見開き1ページに文章と図があり、イメージを掴みやすかったです。
    失敗とはなんぞや、様々な角度から分解してなるべく分かりやすいように書かれていました。
    事例も載せてあり、過去の事象からどう学べるのか、学んでいたら防げたのにどうして学べなかったのか、なども書いてあります。

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    2023年08月07日
  • やらかした時にどうするか

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    ネタバレ

    〇大切なのは危機的状況(失敗)がなぜ起こったのか、これからどう対応すべきか、自分の頭でちゃんと考えて、的確な対策をとること

    〇失敗原因の5分類
     1.未知(事前予測不能)
     2.無知(作業者の学習不足)
     3.不注意
     4.手順の不遵守
     5.誤判断
     ⇒1.の「未知」以外は回避可能な失敗

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    2023年04月20日
  • 失敗から知識を吸収し120%の結果を出す! 失敗学見るだけノート

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    ネタバレ

    〇失敗を分類する
     →チャレンジの結果の失敗=OK!
     →手抜きや不正が原因の失敗=NG×

    〇「失敗」のとらえ方
     私は失敗したことがない。うまくいかない方法を見つけただけだ byエジソン
     →失敗は成功のための過程に過ぎない

    〇中途半端な知識は失敗のもと
     →全体を一部だけを見ると間違える。
      言葉にされていない「暗黙の了解」に注意が必要

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    2023年04月16日
  • 回復力 失敗からの復活

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    エネルギーがないからうつ状態にあるのに、そこでさらにエネルギーを出すことを要求するのは、相手に「死ね」と言っているようなものです。うつ状態の人と接するときには、このように相手にブレッシャーをかけなり、こあもの価値観を押し付けるようなことは一切してはなりません。これは専門家から教わったことですが、私はうつの人だけでなく失敗した人に接するときにも実行している。

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    2023年02月25日
  • 続 直観でわかる数学

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    小中学校の算数で出てきたものの概念的解説

    決まったことを決まったとおりにやるのが数学ではなく、
    「わかる」とはどういうことか
    なぜ人は学びたくなるのか
    なぜ人は強制されるとイヤがるのか
    といった文末の内容をもっと読みたい

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    2022年12月13日
  • 数に強くなる

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    「数に強くなりたい」、多くの社会人が身につけたいと思うスキルの1つだと思います。要は訓練なんだと思います。日頃から、自分の頭で色んな数をこねくり回すことが大切であると本書では述べられています。かなり脳に負荷のかかる、しんどい作業ですが、結局自分の頭で考えないかぎり、数に強くなりませんし、思考力は身につかないんだと思います。最近流行りのロジカルシンキング本を何冊読んだところで、わかった気になるだけで、論理的思考力は身につかないんですよね。ということで、脳みそに汗をかきましょう!

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    2022年09月04日
  • 失敗学のすすめ

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    挑戦を繰り返すから失敗がある。じゃぁ、挑戦しなければ失敗に向き合わなくても良いのではないか?と思えばそうもいかない。これだけ方法論へのアクセスが簡単になり、かつどの先進国も成長率が頭打ちとなる中、挑戦しないことには満足な成長を続けることができなくなっているからだ。つまりこのような本を失敗から常にポジティブなメッセージを抽出して解決力のレベルを上げようと心がける習慣を支えるハンドブックとしたい。

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    2022年08月21日
  • 図解 使える失敗学大全

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    ネタバレ

    失敗に直面した人が、ショックを受け止め、気持ちを回復させ、その失敗を構造として捉えて、解決策を創造していくまでの手順をうまく図解にしてる。最終章では、この手順を繰り返しながら、失敗から学べるチームづくりのリーダーの心得まで説明している。

    挑戦を繰り返すから失敗がある。じゃぁ、挑戦しなければ失敗に向き合わなくても良いのではないか?と思えばそうもいかない。これだけ方法論へのアクセスが簡単になり、かつどの先進国も成長率が頭打ちとなる中、挑戦しないことには満足な成長を続けることができなくなっているからだ。つまりこのような本を失敗から常にポジティブなメッセージを抽出して解決力のレベルを上げようと心がけ

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    2022年08月21日
  • やらかした時にどうするか

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    自分や他人の失敗から学ぶことは、致命的な失敗を回避するだけでなく、自らの主体性を支え、創造的な活動を行うための素地を作ることになる。良い失敗から学び、悪い失敗を避けるための留意点や心構えについて述べた概説書です。語り口は易しく、説明としては分かりやすいのですが、全体的にやや抽象的なので、本書の内容を踏まえて自分なりの具体的な方法論に落とし込んでいくことが重要だと思います。

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    2022年08月11日
  • やらかした時にどうするか

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    新書らしく、ためになる内容でした。失敗・失敗を糧にした創造的思考についての内容が、ためになりました。

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    2022年06月29日