畑村洋太郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アイデア発想方法
縮小・拡大
反対方向から見る
足してみる(コネクティング)、引いてみる(意図的欠陥)、掛けてみる、割ってみる
類似性を探す(自分の関心ある出来事に結び付けてみる、異なる業界の展示会で「これは面白い!」と思ったものを持ち込む)
教訓(過去を見つめなおし、未来へのヒントを得る)
5回Why?
目的変更(全体構造を変える)もある。
【アイデア発想手順】 広く深くタネを集める→括る→構造化
★思いついたことがあったら、ノートに文字や絵を用いて日付・中身・動機を書いておく。
★要素を分析し結びつきを考える
【考える時の視点】 人・モノ・カネ・時間・雰囲気(文化)
体験し -
Posted by ブクログ
ネタバレ・本書の設定課題
世の中複雑化したため、わかることへのニーズが増えてきた。わかることを深める必要あり。
・キーワード
体系化
直感、直観の違い
直観と経験主義との違い
形式論理が成り立たない場合
詭弁の論理-前提不成立を無視
2通りのテンプレート
完全合致、組み合わせ応用
Howではなく、what思考
つまり課題設定が自分でできるか。
課題を与えられて解ける人は多い
課題を見つける
上位レベルの課題を追求
話が立体的なら面白い話手
聞き手のニーズを把握
三ナイ思考
見ない、考えない、歩かない
三現
現地、現物、現人
逆演算の思考
-
Posted by ブクログ
●感想
「わかる」とはどういう状態なのかが書かれている。
同じような内容をどこかで読んだので、理解しやすかったが、はじめて読む場合だと理解しづらいかもしれない。
●なぜ読んだか
・「わかる」メカニズムを知りたかった
●学んだこと
・「わかる」とは、自分の知っている「要素」と「構造」の新しい組み合わせ
・直観=飛躍思考は、過去に深く考えたことがある状態で起こる
・前提条件に気をつけないと「わかったつもり」になる
・日常生活でも定量化を意識的にするとよい
・話し上手や聞き上手は、話に立体感を持たせている
●今後やること
・「要素」と「構造」を意識してメモする=「具体」と「抽象」
・成功事例は -
Posted by ブクログ
ちょっと思うところあって読んでみた。
誰でも失敗しうる。それが思いがけず大きな被害をもたらすこともある。人命が関わったり、巨額の損失が発生したり、信用を失ったり。レベルは様々、日々失敗しているとも言える。
実は先日、某ショッピングサイト利用時にクレジットカード情報が盗取されるという被害にあい、お店からお詫び文書が届いたところなのだが、仕事柄、店側(及びその店のシステム作った会社)の対応を思うと、他人事じゃないなあと苦い気持ちに。
(脱線:盗取はされたものの、クレジットカード会社の方にはこちらはこちらでちゃんと不正使用パターンを検知するシステムがあるそうで、それのおかげで実害はなしで済んだ -
Posted by ブクログ
考えるとは何か、が気になって借りた本。
最低限の知識から
フェルミ推定などで確からしい論理を組み立てるが
最後は根拠のない自信でエイヤで決めることが必要。
答えは一つではない。
その中でより正解と呼ばれるものに近づくために
考えをつくることが重要である。
以下は内容で気になった点。
・客観的な視点より主観的な視点
ビックデータのように客観的なデータは使えない。
視点を持つことが重要
視点は人、モノ、カネ、時間、雰囲気
・最低限の知識は必要
ある事象を理解することが全くできないため
理解できないと、考えを作ることもできない
・頭の中に知識の引き出しを持つ
頭の中にある知識は -
Posted by ブクログ
1.この本をひと言でまとめると
日本の製造業企業再生の道
2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・人を通じた情報流出は、日本の企業が長年にわたって行ってきた「技術者の使い捨て」のツケという側面もあります。「義理堅く誠実」という日本人のメンタリティを考えると、企業が大切な技術情報を扱ってきた人たちをそれなりに優遇するとか、定年後も彼らの力をどこかで生かすような扱いをしていたら、おそらくこのようなことは起こらなかったでしょう。(p73)
→会社の姿勢そのものが原因。ここまでの視点を持ち合わせた経営者がいなかったのが残念。
・デジタルものづくりの本質とは、組織の在り方、動き