畑村洋太郎のレビュー一覧
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ちょっと思うところあって読んでみた。
誰でも失敗しうる。それが思いがけず大きな被害をもたらすこともある。人命が関わったり、巨額の損失が発生したり、信用を失ったり。レベルは様々、日々失敗しているとも言える。
実は先日、某ショッピングサイト利用時にクレジットカード情報が盗取されるという被害にあい、お店からお詫び文書が届いたところなのだが、仕事柄、店側(及びその店のシステム作った会社)の対応を思うと、他人事じゃないなあと苦い気持ちに。
(脱線:盗取はされたものの、クレジットカード会社の方にはこちらはこちらでちゃんと不正使用パターンを検知するシステムがあるそうで、それのおかげで実害はなしで済んだ -
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考えるとは何か、が気になって借りた本。
最低限の知識から
フェルミ推定などで確からしい論理を組み立てるが
最後は根拠のない自信でエイヤで決めることが必要。
答えは一つではない。
その中でより正解と呼ばれるものに近づくために
考えをつくることが重要である。
以下は内容で気になった点。
・客観的な視点より主観的な視点
ビックデータのように客観的なデータは使えない。
視点を持つことが重要
視点は人、モノ、カネ、時間、雰囲気
・最低限の知識は必要
ある事象を理解することが全くできないため
理解できないと、考えを作ることもできない
・頭の中に知識の引き出しを持つ
頭の中にある知識は -
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1.この本をひと言でまとめると
日本の製造業企業再生の道
2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・人を通じた情報流出は、日本の企業が長年にわたって行ってきた「技術者の使い捨て」のツケという側面もあります。「義理堅く誠実」という日本人のメンタリティを考えると、企業が大切な技術情報を扱ってきた人たちをそれなりに優遇するとか、定年後も彼らの力をどこかで生かすような扱いをしていたら、おそらくこのようなことは起こらなかったでしょう。(p73)
→会社の姿勢そのものが原因。ここまでの視点を持ち合わせた経営者がいなかったのが残念。
・デジタルものづくりの本質とは、組織の在り方、動き -
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「失敗学」の人、と思っていたけど、本書(震災の直後に発刊)に関しては、エッセイというか、地震津波についての小話集か。
防潮堤高のこと(6m位がいいとか)や、ボックス型の避難ボックスを400mおきに海岸に設けるとか(※海岸景観への配慮まるでなし)、あるいはスーパー堤防や大ダムの必要性をゲリラ豪雨と結び付けて説こうとするなど、一部に科学的な意味での怪しさもみられる。
ただところどころ考えさせられる記述も多く、ハードが備わる故のひとびとの危機感の薄れのことや、コンプライアンスとは法令遵守ではないということ等、印象に残った。
個人的には、様々なリスクファクターについて横断的に考察してみたいとも思 -
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失敗学で有名な畑村洋太郎さんの本。
考えるとはどういうことか
考える力をつける準備
考える力をつける訓練
考えるを作る作業
考える力を高める
など考える力を要素分析しているので非常にわかりやすい
三現の重要性や知識は広く浅くよりも、狭く深くを意識して掘り下げたほうが横展開しやすいなど、実践から出た含蓄のある話が多かった。
特にAIの話で、AI搭載のミニカーに「衝突しないで走れ」と指令を与えても、最初はよく衝突をするようだが、うまく走れればプラス評価、衝突するとマイナス評価を与えているうちにジタバタしながらもAIは自ら学び、衝突せずにすいすいとコースを走るようになるという話があり、また一度 -
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ネタバレ新聞の書評欄にあり、「日本の技術は世界トップレベル」に疑問を呈しているところに興味があったので。
以下、気になった内容抜粋
・残念ながら日本の制度は、まだまだ遅れている部分があります。・・・完璧な状態が与えられることを与条件と考えて文句をいうことにエネルギーを注ぐよりも、遅れている部分や悪い部分の解決に力を注ぐほうがより建設的です。
・…目の前で起こっている事実を科学的に説明できる言葉を持っていることです…しかしすべての職人がこうした真のベテランではありません。実際の職人の仕事には、日本人でなくても三年くらいまじめに修業すればできるようになるという仕事が少なくありません。だから「日本の職人が -
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「失敗学」という言葉を知ることになったのは、この本の著者の畑村氏のお蔭です。成功には様々な運がつきまとった結果だが、失敗には必ず原因があり、それを解決しないと、いつでも同じ失敗をすることになる、という考え方を上手に説明してくれていたのが、畑中氏でした。
この本は数か月前に読んだ本でしたが、当時の畑中氏の最新作でした。いまでも日本の技術力は凄いと褒めている本はありますが、この本では、「日本の生きる道」を示しています。
新しいものを普及させることで、多くの人が幸せになると思います。それを日本の技術が実現できるようになってもらいたいものですね。
以下は気になったポイントです。
・1995年以