大倉崇裕のレビュー一覧

  • 丑三つ時から夜明けまで

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    2,8 幽霊専門の部門を造り、霊を取り締まる設定は良かった。しかし、そのメンバーが奇抜な人物の寄せ集めなのが、面白くない。文庫化するにあたって、人物紹介のくだりを省くなど改訂してもよかったのではないか。

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    2013年12月06日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    刑事コロンボでおなじみの倒叙スタイル、つまり先に犯人が犯行を犯すシーンがあり、その後探偵役がその犯罪のトリックを暴いて真犯人を突き止めるというパターンの小説。
    コロンボ以外で言うなら、古畑任三郎と同じ。
    古畑が週一のテレビドラマで量産されたが故に質にばらつきがあったのに対し、質的には一定のレベルを保てていて、なるほどという展開になっている。
    でも、もうちょっとパンチが欲しいかなぁ。

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    2013年11月08日
  • オチケン!

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    短篇集かとおもいきや、一冊で一つの作品なんですね。
    雰囲気が若干、東川篤哉のコメディ推理小説に似ている気がします。
    落語と絡めた推理は面白いんですが、
    もう少し判りやすいと良かったかもしれません。

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    2013年09月02日
  • 福家警部補の再訪 福家警部補シリーズ2

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    初めに犯人による犯行が描写がされ、主人公の警部と犯人のやり取りで犯行を暴いて行く「倒叙形式」で展開して行くミステリー短編集の第二弾。今回はセキュリティー、骨董、ホビー、演芸というディープな「業界」で犯罪が起きる。が、読者に対しては専門的な予備知識が無くとも非常に丁寧に世界観が描き上げているのは筆者の趣味故の造詣の深さの成せる技だろう。題名も「マックス号事件」、「プロジェクトブルー」、「失われた灯」は特撮番組の『ウルトラセブン』、「相棒」はそのものズバリのテレビドラマから頂いているのは小粋な洒落と言えよう。

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    2015年11月04日
  • 白戸修の事件簿

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    典型的な巻き込まれ系の天然の超おっとりさんが
    主人公の連作もの。作者あとがきにもありましたが
    確かに最初の話しと後半の話しでは主人公のキャラが
    少々大袈裟なくらいのお人好しになってます(笑)。
    でもこのくらいやり過ぎなのが丁度いいかも。

    探偵としても非常に脆弱な推理と行動力が
    キャラにぴったりでストーリーを無理なく読ませてくれます。
    いい味の出てるほのぼのミステリーとして楽しめます!

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    2013年02月11日
  • オチケン!

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    主人公:越智健一。通称オチケン
    所属部:落語研究会。略してオチケン

    名前と断りベタな性格のせいで、ほぼ強制的にオチケンに入らされたオチケン。落語が盛り込まれた大学生活は、ミステリ要素を含みつつもほのぼの可愛らしい。

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    2013年02月09日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    落語のカテゴリーでも良いくらい、落語がベースの短編集。落語の季刊誌の編集長が名探偵で、編集部に配属された女性新入社員がワトソン役。
    二作目の『不機嫌なソムリエ』、推理物にワインが絡むとどうしても『刑事コロンボ』を思い出してしまうところに、落語の『厩火事』を絡め、恋愛成就らしい粉砂糖をほんのりちりばめ、味はともかく、ちょっと見栄えのするお菓子に仕上げた印象。
    特に突出したのもないけど、全体的に食べやすいものでまとめた詰め合わせのような感じ。

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    2012年12月17日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    事件の舞台が寄席であったり、師弟関係にまつわる複雑な感情が謎を解くカギになっていたり、はたまた有名な噺そのものが伏線に使われていたりと落語好きにはそれなりに楽しめるフィクションだと思う反面、たとえフィクションにしたってやや寒いかな〜という部分が少なからずありました。ハクション。

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    2012年11月03日
  • 警官倶楽部

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    警察官マニアvs.カルト宗教。登場する警察官マニアたちがとにかく熱い。その中に、伝説のマニア・大葉久太郎が絡んでくるので、ジェットコースターの如く物語は展開する。
    登場人物の多さが難点だが、各々の知識に感心するのであまり気にならない。大倉さんには、この路線を続けてほしい。

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    2012年10月28日
  • オチケン!

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    久しぶりの大倉崇裕、スラスラ読める心地よい作品だった。
    ほんと、ジャンル不問の多才な人だなぁ。

    落語とミステリが近しい存在であるという論理に端を発し、すなわち名落語家は名探偵である、とする手腕はお見事。

    岸、中村、越智のオチケントリオのみならず、脇を固める一癖も二癖もある面々が小気味よく描かれている。
    これからの展開に期待大。

    75点(100点満点)。

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    2012年09月18日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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    ※ちょっと辛口?

    陸の孤島、見たて殺人、安楽椅子探偵…全部大好物です、ありがとうございます( ^ ^ )

    本格好きには堪らない本格要素てんこ盛りで嬉しいな~、で終わりたいところですが、どっこい本格風にしては珍しい二時間サスペンスドラマのようなテイストです。良くも悪くもアッサリ。謎解きを楽しむ前に話の流れで犯人が分かります\(^o^)/キャー

    まず、殺人現場や死体の状態が、見たて以外の本格要素が無い。これだけの死体を並べておいて、見たてと分かりやすい動機だけでかなり引っ張る。これに似た話、浅○光彦のドラマで見たことあるような…な印象です。せっかく浅○光彦と違って陸の孤島っていう美味しい本格

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    2012年03月17日
  • 白戸修の事件簿

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    気が弱くて優しいっていうのが、僕の中で大好きな探偵像なんですが、この本もまさしくそんな感じでした。

    何故か練馬に行くと、いろんな事件に巻き込まれる主人公。
    友達が殺人事件に巻き込まれたり、バイトしてみたら違法だったり。
    そんな不幸体質なのに、人のために頑張る主人公は、カッコ良かったです。

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    2012年02月16日
  • 白戸修の事件簿

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    ネタバレ

    ドラマになるとかで、「犯人はたぶんあなたです!」みたいな
    予告が流れていて「そんな言い方って…」とおもしろそうだった
    ので買ってみました。

    この本には、そんなセリフは出てこなかったけど。
    続編の方なのかな?
    それともドラマオリジナル?

    本人は意図してないのに事件にドンドン巻き込まれていって、
    やめときゃいいのに放っておけなくて、そんなお人よしの白戸君が
    好きになりました。

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    2012年05月09日
  • 白戸修の事件簿

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     さくさくっと読める。自分の力では何もできなくて人の世話になってるばかりのくせにお人好しで人のことに首を突っ込みたがるのが腹立たしい白戸修。馬鹿なやつほどかわいいというかなぜか憎めない。読んでいてイライラするけど、ほのぼのもするお話。

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    2011年12月30日
  • オチケン!

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    大学の落語研究会を中心にしたミステリーもの。ミステリーだけど、人も死なないし、サークル間で起きる問題を落研の部員が解決する しかもほとんど、落語の話とつながっているという御都合主義は否めないが、こういう娯楽本としてはなかなかに読める。
    落語素人の俺にとっては、時そばといわれてどんなストーリーだったかなと、なかなかピンとこないのが悲しい。

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    2011年12月01日
  • 警官倶楽部

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    【二人の制服警官が悪徳宗教団体の裏金運搬車を襲撃した!だが、彼らは本物の警官ではなかった。鑑識、盗聴、銃撃など、本職顔負けの技を持つ警察愛好家サークルの一員だったのだ。ひたすらに警察と正義を愛する善良なオタクたちがなぜ強盗を!?さらに現金奪取直後、仲間の息子が誘拐されて…。ハートは本物より熱い異色の「警察」小説、ここに登場。 】

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    2011年10月08日
  • やさしい死神 落語シリーズ3

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    ネタバレ

    落語とうまく絡めてある謎が面白い。

    火村の「こんなグルグル回る家いるもんか」は「親子酒」から来ているのかな・・・。

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    2011年07月21日
  • 聖域

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    ある事故を境に山から離れ日々を過ごしていた
    主人公だが、かつての友の誘いで複雑な思いを
    抱えつつも3年振りに山へと戻る。

    数日後、その友が山で遭難したとの知らせが入る。

    彼は無事なのか、これは果たして事故なのか。

    事故にまつわる疑問を解きながら、己にかけた
    戒めも解いていく、山岳ミステリ&成長物語。


    個人的に、割と硬派なミステリを読んだのが
    久しぶりだったのもあってか、読み切るのに
    ややエネルギーを消耗した。

    大倉崇裕作品という事で漠然と抱いていた
    印象と違う雰囲気だったからかも知れない。


    事件の真相(というか動機)については、
    若干もやもやするものの、ストーリー構成は
    良かっ

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    2011年07月20日
  • 三人目の幽霊 落語シリーズ1

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    江戸落語には馴染みが薄いので、感情移入出来なかった。

    推理も無駄にややこしい。

    続編は読む気にはならないな。

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    2011年05月24日
  • 七度狐 落語シリーズ2

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     七度狐という話を知らなかったからか今ひとつ話に乗り切れなかった。山村で見立て殺人と言えば、岡山方面を思い出すが、この作品は静岡だけあって、ストーリーとテンポはそれほど重くない。ただ全ての謎が解けた時の読後感は重い。落語家も芸術家であろうし、その名がいかに重いものかはよくわかっているつもりなのだが・・・やはり短編のほうが面白かったかもと少し思ってしまったのが残念。面白くなかったわけでは決してない。本格らしくロジカルだったし。ただ犯人は予想の範疇だったのも付記しておこう。

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    2011年05月02日