吉田薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ落ち着かず映画先に見たけれど、原作とかなり違っていたので、焦燥感が改善しないままでした。
案の定、うなされて、何度も起きましたよ。はい。
下巻始まったら、場面転換。
そうよね、今までの流れからしたらそうなるわよね。
で、私の不安は先に持ち越されるわけだ。
イサベルとラーケル
本当に綱渡りですよ。全く。
そしてヨシュア・・・
ヨシュアに、この計画は最初っから無謀だったよね・・・
うまくいくのかと思わせておいて、やっぱり・・・
救いは、その時点ではまだ生きている事。
イサベルには運がある。
でも、これで、お金を手に入れる事は困難となった犯人。子どもたちの運命は?
そして、ミアの事も・・・ -
Posted by ブクログ
ネタバレここで下巻に続くんかい!
あー、心臓に悪いとこで続いてる。
この先の展開考えちゃうよね・・・
悪い方向で・・・
でも、今は続き読めないの。
もう、夜遅いから。
続きは明日・・・読めるかな・・・
やだやだ、怖い怖い。
しかしだな、新興宗教っていっぱいあるんですね。
今、日本でも、なにやら色々問題視されてますけどね。
信仰は自由なので、本人がよければそれでよいと思いますが、他人に強要するのは違ってると思います。
今回の犯人は、親により歪んだ人格が形成されてしまった、ある意味犠牲者ではあるんですけれども、だからといって、こんなことをやっていい理由にはならない。
いやー、真面目にイザベルさん、あな -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も陰惨な事件でございます。
しょっぱなから誰かが必死で逃げているんですが、誰なのかわかんないんです。
でも、これが事件に関わっている事はわかっているので、どういう風に絡んでくるんだろう?と 常に頭の片隅に不穏な感覚を覚えたまま読み進んで行く事になる訳だ。
特捜部Qには、多くの未解決事件があるが、今回は、解決済みになっているはずのものを再捜査させようと誰かに誘い込まれる形で始まる。
上からの圧力もかかり、中止に追いやられるが、それがカールに火をつけた。
カールの性格、分かる分かるw 私もそういうとこあるわwww
やるな!って言われるとやりたくなる。やれ!って言われるとやりたくないw
カール達 -
Posted by ブクログ
ネタバレエヴァ・ビョルク・アイイスドッティルの刑事エルマシリーズ。アイスランドの作家さん。名前難しいなーと思ったら、アイスランドの苗字は男性は最後にソン、女性はドッティルがつくらしい。英語のsunとdaughterか。
想像どおり、北欧系の暗く冷たい雰囲気の小説。
レイキャビークの近くのアークラネスという街が舞台だが、人口も少なくほとんどが知り合い同士といった、閉鎖的な田舎の雰囲気が息苦しい。
正直、星3よりの星4。というのも、事件自体は勝手に解決するから笑
エルマたちの操作はなんだったのか。。。というほどに、過去の出来事の一部を明らかにしただけ。
全容は読者にしか明かされない(それすらも不透明な -
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寒いっ アイスランドの閉塞感が漂う小さな港町。故郷に戻ってきた女性刑事がひた向きに奔走する #軋み
■あらすじ
幼年期から過ごした地元を出て別の街で勤務していた女性刑事だったが、とあるきっかけで故郷に戻った。地元警察で職を得たが、間もなく殺人事件が発生。小さな街の観光地である灯台で女性の死体が発見される。
アイスランドの小さな村落の発生した事件を女性刑事は解決できるのか…
■きっと読みたくなるレビュー
アイスランドの小さな海辺の田舎町、寒く、寂しい舞台。
さらに犯罪の陰がずっと背景に見え隠れし、これも冷たい雰囲気をかもし出す。
寒っ! 冬は嫌いなんですよね。寒い寒い寒い。
とはいえ、小説 -
Posted by ブクログ
『人間の一生は、誘惑の奈落の上を綱渡りし続けることであり、一歩間違えれば、どん底に落ちることもある。』
北欧ミステリーの人気シリーズ【特捜部Q】の第4弾。
本作は50年ほど前に実際にスプロー島に存在した女子収容所と、そこで行われていた非人道的な行いの史実をもとにしたストーリーだ。
映画化もされているが、映画とは違うストーリー展開なので、原作未読の方はご安心を。
本書では収容所出身のニーデの壮絶な過去パートと、現代の複数の失踪事件を捜査するパートが交互で構成されており、なぜ事件が起こってしまったのかを丁寧に描いている。
今回も胸糞が悪くなる内容ではあるが、史実をもとにしているので内容も -
Posted by ブクログ
結局ミステリーの面白さはどれだけ魅力的な敵役を登場させられるかで決まるような気がする
あるいはどれだけ憎らしい敵役を
その意味で本作は合格点だ
今回カールたちが立ち向かうのはとんでもないくそ野郎でアサドやローセの怒りも大爆発だ
それにしても人の歴史とはこんなにも黒いのか
果たして人とは本当にこの地球に存在する価値のある種なんだろうかと思ってしまう
本作に描かれているスプロー島の女子収容所はデンマークに過去に実在していて、倫理的でないと思われた女性や軽度の知的障害を持つ女性を民族衛生法や優生法といった鬼畜な法律を根拠に不妊手術が行われてたのだという
作者のユッシ・エーズラ・オールスンはその -
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アイスランド発ミステリが翻訳されるのは実は奇跡的なことである。アイスランドと言えば、ラグナル・ヨナソンがここのところ沢山邦訳されてきたことで注目される。新たな北欧ミステリーの産出国としてその活躍が目立ち始めた国である。
アイスランド国民は36万人しかいないので、アイスランド語での小説では食ってゆけないそうである、それゆえ、英国のミステリー賞を獲得することで英語に翻訳されるところから小説家としてのスタートを切れることになる。世界への拡散のスタート地点に立つことが何よりも肝心なのだ。おそらく突破すべきは狭き門だと想像される。
だからこそ日本語にまで翻訳され、そうした紆余曲折をクリアしてま -
匿名
ネタバレ 購入済みきょうだい
私は、いわゆる「きょうだい児」です。
消えて欲しかった。
きょうだいは、一度はこう考えたことがあるんじゃないかと思っています。
おばあさんの葬儀で紹介された写真、口をへの字に曲げ距離を取る主人公…過去の私もよくしていました。
きょうだい児にも様々な人生選択があり、この主人公は、妹さんのそばで生きることを選ぶ結末。
それをこの主人公の奥様も、こころから望んでいればいいのですが…と思わずにいられませんでした。奥様が「妹さんと仲良しな妻」を無理に演じてしまわないだろうか、と少々心配になってしまいます。
また、主人公のお姉さまが終始「自由人」という扱いなのも、私が姉という立場だ -
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Posted by ブクログ
特捜部Qを率いるカール警部補がどんどんまともに見えてくるアサドと新しい秘書ローセ
はみ出し者の警部補のはずが二人のペースに巻き込まれていく様がすごく楽しい
今回気になった(実は前作から)のはカールと襲撃事件により半身不随となったカールの元同僚ハーディのカウンセラーの心理学者モーナです
彼女無能すぎません?
彼女に絶賛片思い中のカール目線では彼女の魅力的な唇について語られることが多いので気付きにくいかもしれませんがカウンセラーとしては相当役立たずだと思うんですがこれってゆくゆくは何かの伏線になるんでしょうか?
ラストは新しい展開も迎えて次作への期待も増し増し!
それにしてもカールって人が良 -
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Posted by ブクログ
二人の女性に対する暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男が、第三の殺人を告白した。殺害した二人の女性と同時期に失踪したもう一人も自分が殺したという。
21年の禁固刑を言い渡されていたその男トム・ケルは、死体を遺棄した場所を自供する見返りに、世界一人道的だと言われるハルデン刑務所への移送を要求した。
ケルが供述した遺棄現場はラルヴィク警察の所轄区域内だった。主任警部ヴィリアム・ヴィスティングらが厳重な警備態勢を敷くなか、国際犯罪捜査局のアドリアン・スティレルや弁護士とともに、ケルが現場に到着した。
ケルには手錠と足枷がつけられていたが、二度も転んだため足枷が外された。自由を得たケルが一瞬 -
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