海野幸のレビュー一覧
-
購入済み
現実的なオフィスラブ
作者買い。海野幸さんの丁寧な心理描写と無理のない展開の進め方が好き。
海野さんの場合は,「え?何がどうなってそうなる?」「急に?」という展開がなく物語に没頭しやすい。
今回は,若手社長であるが故の世間からの見られ方やプレッシャーが理由で色々試行錯誤し,冷たい孤高の社長を演じる久瀬と
それを家庭環境での振る舞いと営業で培った人間関係構築の力をもった鳴沢が会社全体,そして久瀬を変えていく。
それだけで終わるのではなく,鳴沢の自己肯定感の低さや自己犠牲の精神を久瀬が根本から変えていこうとしているところに心打たれる…
よかったね,今度は幸せになるんだよお…と言いたくなる…
試し読みして興味を持ったらぜ -
Posted by ブクログ
転生でもなく召喚でもない、ゲームの世界へ飛んでしまった隼人と遠野。
隼人が全くゲームをしたことも無くラノベ小説とかも知らず遠野との会話が噛み合わない所からが面白かった。
魔王を倒すための勇者として存在する2人。
隼人の祖母に育てられた生い立ちが辛く切ないものがあり、それが影響し遠野との会話が全く噛み合わず。
そん隼人に呆れながらも分かるように話ていく遠野。
そして隼人の真面目すぎる性格が遠野と旅を続けるうちに良い方向に変化してそして隼人は遠野を好きになってしまうのは当たり前で。
その気持ちを知られないようにとする隼人が可愛くて。
とある人(ゲームの中の人)の行動により隼人がモダモダ悩むのは胸が -
Posted by ブクログ
人の為に自分を犠牲にしてまでと言っていいほどに色々と背負ってしまう重治が初対面から怖い顔をしていて態度も硬い若き社長、久瀬に対してこうして欲しいと意見を述べるシーンに引き込まれました。
久瀬の美しさにまず惹かれ、そして会話をしていくうちに久瀬の過去の経験や本心を知りこうしていくべきなのでは?とアドバイスをしてと。
社員との距離の取り方とか重治の言葉一つ一つが胸に響いてきました。
久瀬も重治の言葉に態度を変えてギクシャクしていた社員との関係も良くなっていって。
そこで久瀬からの告白に今度は重治が悩み苦しんでしまうのは辛かった。
諦めかけた久瀬への想いをしっかりと自覚し玉砕覚悟で久瀬に告白出来て、 -
購入済み
イタコ小説って
イタコ小説って依頼するタイミングでその後の展開がやら人生が変わる?
10代で読むのと60代で読むのではその後の人生の残り時間が違う幸せなら知りたいけど幸せじゃないなら知りたくない -
Posted by ブクログ
舞台は中世ヨーロッパ調の世界。
騎士団団長のアルバートへの想いだけで生きていると言ってもよいダリオ。
濡れ衣を着せら離れ、再会した矢先にアルバートからのプロポーズ。
そのシーンは思わず笑ってしまったけどダリオにしたらとんでもない事で。
それからはダリオの疑問「何故アルバートは自分を伴侶に?」に何度も考えさせられてしまうのが切なかった。
でもその蟠りも溶けた所に起きた事件でダリオがようやく恐れ多いと思う事も出来なかった『アルバートが欲しい』という気持ちが嬉しかった。
アルバートがダリオを好きになった、ダリオがアルバートを好きになった理由がそれぞれが奥深くて。
プロポーズから結婚式までとにかく大 -
Posted by ブクログ
繰り返される過去の記憶によりただひたすら自分は秋成を守り死ぬ、それだけが生きる意味だと疑わずに秋成の護衛をする銀次。
でも秋成にしてみればそれはとても辛いの事で。
秋成の告白後から秋成の態度が変化し秋成は銀次を離れさせようとする行動に銀次が悩み苦しみながら自分の気持ちをしっかりと自覚してと。
秋成にも秋成故の葛藤があったと知るともう涙が止まらなかった。
好きな人を守る為に死ねるのは本望というのも分かるけど護られた側にとっては辛い訳で。
長い時を経てようやく想いを伝え合い共に生きていく事が出来て良かったです。
先生のお話はとにかく奥が深く驚きもあり最高でした。 -
Posted by ブクログ
SEから営業に異動し、部内で浮いている彰人。
今日も些細な口論から、密かに憧れる同僚の大狼を怒らせてしまって。
落ち込むある日偶然訪れた神社の階段で足を踏み外して転落し目覚めた彰人を待っていたのは…。
まさに「if」の世界へ行ってしまった彰人。
ギクシャクしていた後輩同僚そして大狼の態度の違いに戸惑い、でもそこでその「平行世界」での自分の行動や発言に学ぶ所があり馴染めていけるのか読んでいてどうするのかハラハラしました。
でも自分の好きな大狼が告白してきて喜ぶけど「違う」と気付けた時、嬉しかった。
戻れてから彰人が変わる事で周りも、が良かった。
そして大狼との間の誤解が解け、にはじわりと涙が出 -
購入済み
いやあよかった
オンラインゲームで知り合った二人
大学生とサラリーマン
年下でも年上でも丁寧に話す人柄は好きです
いきなり一人になった17歳の高校生の喜一
それはとても辛くて、寂しくて切ない
一人でこのまま生きるのかと思うだろうし、生きるってことも出離してしまってたかも知れなかった
でも澄さんと出会ってから生きる気持ちと力を貰えて感じで凄く気に入ってます -
Posted by ブクログ
【・・・・・・お前に背中を向けられて、俺はどうやって幸せになればよかったんだ?(藤吾)】
エロス度★★★
おやおや、光彦の従姉妹が書いたイタコ小説が長い長い両片想いに終止符を打つキューピッドとなるのが面白いですね。
羽純ハナ先生が描く2人の体格・身長差も萌えちゃいます。
藤吾の想いが本当に一途で健気で、仮に光彦に想いを受け入れて貰えなくても親友として彼の人生に寄り添いたいとか・・・ドMかな?
光彦も最初から藤吾が特別だったのに自分の想いに無自覚な超鈍感っぷりがツボる。
家族や世間の目・評価を気にしていた光彦が男前に豹変したり、スイーツな名前に反して地雷多そうな展開にならなかった藤吾の -
Posted by ブクログ
親友の高峰を想い続けて十一年。もうすぐ片想い歴が人生の半分を超すと気づいた尚哉。
高峰が好きな酒を断つと言い出したのをキッカケに自身の片思い、高峰断ちをしようと決意するが…。
少食で偏食の尚哉の世話を焼いてくれる高峰に想いは募るばかりで、でもそれじゃダメだと色々とやるけど其れが余計に離れられない状況を作り出してとか辛かった。
高峰が酒断ちしようとした理由が理由で。
尚哉の橋を2人きりで渡りきりたいという願いが叶いそこで尚哉と共に泣きました。
もだもだ、キュンキュンetcととにかく→良かったです。
王道なんだけれど先生ならではの話でした。
尚哉の偏食での高峰への想いも最高でした。
-
Posted by ブクログ
虫のように生きて死んでいきたい。
そんな思いで生きている喜一。
忘年会で当たったゲーム機で始めてみたらハマってしまいオンラインゲームへと。
そこでsumiと知り合い、そして偶然外で出会い…。
見た目地味な平凡なサラリーマンがイケメンな大学生澄良と出会い告白されそこで即OKとはならず、喜一の父親への思い、恋をした事がない為の戸惑い等奥深かかった。
澄良のアプローチがストレートで好ましく、でもだからこそ喜一の不安も分かり切なくて。
澄良の祖父の死で2人の関係が終わりかとハラハラさせられたけれど喜一の告白にはもう澄良と共に、でした。
これからもお互いに影響し合いまだまだ成長をしていくんだろうな。