海野幸のレビュー一覧
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購入済み
素敵な終わり方。
いやぁいい
お互いを愛しく思い、守り、生きる
強く、優しい
一途さにやられてます
ダリオの愛らしさ、アルバートの大きさに完敗 -
ネタバレ
異能ありきのお話
大正時代という設定に苦しんだと先生談。良かった〜。こういう時代ならではの主従関係や、ノスタルジックな小物が作品に奥行きを持たせていました。洋装がまだ一般的ではない時に、主人からプレゼントされて、大切に行李に入れておく〜なんてキュンキュンするシュチュエーションでした。
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購入済み
初めての設定
Ωが番と七年関係がなかったら番で無くなる?
番たくもない行きずりの酔っ払いに「噛まれ」番われてしまったときはひどいと思いました
それでも二人「一緒にいる」ことを選んだ
思いが勝った
子供がいなくても幸せならいい -
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前作に引き続き怪異に悩まされる2人。
友春が御影に何かあれば離れてしまおうとするのではとハラハラしてしまうのが何とも切ない。
そんなことは無いと思いたいけれどと。
御影にとっては友春は手放せない相手でとにかく大切にしたいと思いすぎて行動がぎこちなくなってしまうのが余計友春を不安にしてしまうとかお互いがお互いを心配とか考えすぎえしまうのが大変て。
そんな中参加したイベントでの友春の陥る状況がゾクゾクして怖かった。
そこで御影が友春を助けて語る場面も。
とりあえずイベントでの怪異は特に害もなく終われてホッとしました。
ようやく引越しと同居を決意出来て良かったです。
2作目でいよいよ新居探しを始め -
Posted by ブクログ
前作より2人の関係もだけど社員全体絆が深まっていくのが良かったです。
融資を受ける為に出された条件の為に社長が一丸となって頑張る姿が凄かった。
以前のままだったら投げやりになっていたであろう社員が久瀬の言葉にやる気になるとか。
そこにはもちろん重治の存在が大きいのだけれど重治はそこに気づいていないのかその過程で起きる色々な問題に自分のせいでと悩み苦しむのが辛かった。
そんな気持ちだから久瀬へ甘えてはいけないと考え思い違いもしてしまったりハラハラさせられて。
重治が倒れかけようやく2人で話し合え久瀬がそんな重治の気持ちを汲み取れなかったと謝りこれからはしっかりと見ていきたい、公私共に大切な存在 -
Posted by ブクログ
こんなに泣きながら読んだのは久しぶりかもです。
オメガバース。
明治時代でまだまだオメガが下に見られている中で華奢で綺麗で可愛いオメガに見えない筋肉質な暁生。
5回目の見合いさせられ会った相手が年下の和也でお互いにαとΩはつがわなければならない(暁生がオメガであることに凄く苦しむ胸の内が辛い)という事に反抗する気持ちが意気投合して結婚。
過ごしていくうちにお互いに気が合いかけがえのないもの存在になってこのまま上手くいくのかと思っていたけれど心の中で思う事を言わずにいたためにすれ違ってしまい暁生が和也の前から去ってとんでもない事態になってしまった時には胸が苦しくて涙がとまりませんでした。
和也 -
Posted by ブクログ
光成が今まで本当にろくでもない相手とばかり付き合ってきたために自己評価低すぎて悲しかった。
相手に良いように利用されてきていたけれど本人はそれが当たり前だと思ってしまっていて。
そんな光成が付き合って欲しいと諏訪に酔った勢いであっても言えたのは良かったと。
諏訪が光成の想像していた見た目を裏切る「オカン」な所が驚きであり素晴らしく。
確かにここまでオカンだと普通は引いてしまうかもだけれど光成にとってはとても心地よく好ましく、でもまだ何か裏があるのではと疑ってしまうのは切なかった。
ようやくお互いに前へ進み始めた矢先に現れた光成の初恋の相手の先輩がとんでもない奴で腹立たしくて。
諏訪に誤解され冷 -
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Dom/Subユニバースと言明されてないとあとがきにあり、読み終わってからなるほどとなりました。
途中からラシードからSubとかDomと言葉が出てきて、でも國行はしっかりと理解してはいないみたいで。
出会いからラシードに惹かれていていながらも王子というと傲慢でとか先入観からラシードの勝手な行動に腹を立てて突っかかってしまうとか強いなと関心していたらなんと被虐心の強いドMであったのには凄く驚きました。
男らしいのに「ご主人様」に酷くされたく、でも満たされない日々を過ごしていてラシードに対しては些細な事で蕩けてしまう國行がなんとも言えないくらい良いです。
ラシードはけして國行をただ痛めつけるので -
購入済み
現実的なオフィスラブ
作者買い。海野幸さんの丁寧な心理描写と無理のない展開の進め方が好き。
海野さんの場合は,「え?何がどうなってそうなる?」「急に?」という展開がなく物語に没頭しやすい。
今回は,若手社長であるが故の世間からの見られ方やプレッシャーが理由で色々試行錯誤し,冷たい孤高の社長を演じる久瀬と
それを家庭環境での振る舞いと営業で培った人間関係構築の力をもった鳴沢が会社全体,そして久瀬を変えていく。
それだけで終わるのではなく,鳴沢の自己肯定感の低さや自己犠牲の精神を久瀬が根本から変えていこうとしているところに心打たれる…
よかったね,今度は幸せになるんだよお…と言いたくなる…
試し読みして興味を持ったらぜ -
Posted by ブクログ
転生でもなく召喚でもない、ゲームの世界へ飛んでしまった隼人と遠野。
隼人が全くゲームをしたことも無くラノベ小説とかも知らず遠野との会話が噛み合わない所からが面白かった。
魔王を倒すための勇者として存在する2人。
隼人の祖母に育てられた生い立ちが辛く切ないものがあり、それが影響し遠野との会話が全く噛み合わず。
そん隼人に呆れながらも分かるように話ていく遠野。
そして隼人の真面目すぎる性格が遠野と旅を続けるうちに良い方向に変化してそして隼人は遠野を好きになってしまうのは当たり前で。
その気持ちを知られないようにとする隼人が可愛くて。
とある人(ゲームの中の人)の行動により隼人がモダモダ悩むのは胸が -
Posted by ブクログ
人の為に自分を犠牲にしてまでと言っていいほどに色々と背負ってしまう重治が初対面から怖い顔をしていて態度も硬い若き社長、久瀬に対してこうして欲しいと意見を述べるシーンに引き込まれました。
久瀬の美しさにまず惹かれ、そして会話をしていくうちに久瀬の過去の経験や本心を知りこうしていくべきなのでは?とアドバイスをしてと。
社員との距離の取り方とか重治の言葉一つ一つが胸に響いてきました。
久瀬も重治の言葉に態度を変えてギクシャクしていた社員との関係も良くなっていって。
そこで久瀬からの告白に今度は重治が悩み苦しんでしまうのは辛かった。
諦めかけた久瀬への想いをしっかりと自覚し玉砕覚悟で久瀬に告白出来て、