あらすじ
交通事故で死んだと思ったら、大人気ゲームの世界に転生していた!? そびえ立つ洋風の城を前に、驚愕する営業マンの隼人(はやと)。傍らに居たのは、事故に巻き込まれた同期でライバルの遠野(とおの)だ。ゲームのお約束もわからない隼人とは対照に、遠野は作品の大ファンらしい。にも拘わらず、なぜか勇者の役目を放棄!! その上、不法侵入や窃盗を繰り返す――。反発を覚えつつ、同行するしかない隼人だけれど!? ゲーマー×生まじめリーマン同士の異世界転移LOVEv ※口絵・イラスト収録あり
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斬新な設定
異世界転生ものですが
完全にゲームの世界。
主人公の隼人が
少しずつ変わっていきます
真面目で優しくて好感が持てます。
Posted by ブクログ
転生でもなく召喚でもない、ゲームの世界へ飛んでしまった隼人と遠野。
隼人が全くゲームをしたことも無くラノベ小説とかも知らず遠野との会話が噛み合わない所からが面白かった。
魔王を倒すための勇者として存在する2人。
隼人の祖母に育てられた生い立ちが辛く切ないものがあり、それが影響し遠野との会話が全く噛み合わず。
そん隼人に呆れながらも分かるように話ていく遠野。
そして隼人の真面目すぎる性格が遠野と旅を続けるうちに良い方向に変化してそして隼人は遠野を好きになってしまうのは当たり前で。
その気持ちを知られないようにとする隼人が可愛くて。
とある人(ゲームの中の人)の行動により隼人がモダモダ悩むのは胸が苦しくなりました。
そこも遠野によりお互いにと勘違いしていてそれをきっかけにお互い気持ちを伝えあえて良かった。
そしていよいよ現実世界へと戻り2人は、最高でした。
はじめは遠野が勇者だったのが隼人に入れ替わっていたとかの話も良かったです。
祖母との関係、それを乗り越える為に遠野と共に飛ばされてしまったのではと思いました。
Posted by ブクログ
【会社ではにこりともしないでストイックに仕事してたお前が、びっくりするほど快感に弱くて泣きじゃくってる姿に興奮する(遠野)】
エロス度★★
遠野と隼人、リーマン二人がゲームの世界で冒険し、最悪な結末を回避するためになった仮の恋人から本当の恋人になっていく物語。
ゲームについての知識が無い隼人視点から見たら勇者の行為が不法侵入や窃盗に見えてしまうのが面白く、困った人を病的なまでに放っておけない隼人の行動が遠野を振り回しまくってるのがツボ。
また、遠野との旅が隼人に対して大きな影響を与えるのも尊いです。
おもしろかった
異世界系をそんなに読んでいるわけではないけど、ゲームの世界って言うのは初めてでした。
しかも世界というか、ゲームの中って言うのは斬新です!
自分もゲームをしないので知識は基本ぐらいしか知らないけど、実際メインの画面以外はこんなだったり、バグでキャラが意思を持ったりする事もあり得そう!
冒頭は受けにイライラしたが、、
控えめに言って最高だった!!
こんな異世界転生、初めて!笑笑
むちゃくちゃ面白かった。
読み始めは、受けがテレビゲームをやったことがなくモンスターや勇者がわからないことに対し、(日本語としてわかるでしょう?小説でもでてくるのでは?!)と、とんでもキャラ設定にイライラ。
それらの概念を攻めに説明させており、その際の攻めの対応力は素晴らしかったが、読み手としては「ありえないでしょう!?」と受けにイライラした。
が、、、その背景が、そののちの受けの行動に説得力と納得感をもたらす、、、という!
そのほか、受けの振り切れすぎてて現実味がなくうんざりしそうな行動があるものの、読み進めると、本人の行動や生い立ちなどの各要素がちゃんと背景にあることがすんなりと理解できて、「海野先生、うますぎませんか!」と拍手してしまいました。
やー、最近、とんでも設定がとんでもなまま置いてけぼりの作品にいくつか当たってしまったので、その反動で大変美味しくいただきました(そのためちょっと高評価コメントしすぎちゃってるかも)。
先生、良き作品ありがとうございます。
Posted by ブクログ
すまん、ほんと〜にすまん。(声、宅麻伸で)
このストーリーのはじめ頃、勇者ヨシヒコを思い出して軌道修正するのに時間がかかった。
戻ってからの隼人絶対モテ期到来する事だろう、それに気づかない天然の隼人。
遠野が密かにライバルを牽制することになりそうだ。
ストーリーには書かれていないけど祖母と相対後、少しでも心の傷が癒えると良いな。と思いました。
やっと終わった。私もゲームをやったことがないので、隼人の気持ちは少し理解できますが、そこじゃないでしょっていうのが余りにも多くて、少しイライラしましたが、隼人の行動が不思議と可愛く思えて、読み終えて満足しています。
Posted by ブクログ
いわゆる、「なろう系」チート転生かと思っていましたが、だいぶ違いました。
もっとシュールな勇者ヨシ●コ。
デバッグの意味がちょっとずれてるのと、最後のマリアさんの見え方の齟齬が気になったままエンドマーク。
話自体は萌えたけど、モヤり…
本当にゲームの世界だった!
ゲームの世界に行くと言っても普通に話せるとばかり思っていたので、ゲーム内の人たちが特定の言葉しか話さなかったり、行動範囲が決まっていたりするところが他の作品にはなくて面白かったです。
ぶつかり合ったり和解したりするシーンもあって読み応えがありました。
2人は今後現実世界でどのように生活するのかなと気になりました。