上橋菜穂子のレビュー一覧
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ネタバレ異世界の人の夢を食べる花に囚われてしまったタンダの姪っ子カヤ。そして同じ様に眠り続ける一の妃。
カヤを救うために魂のみとなって花の世界に入ったタンダは、騙されて化け物となり、自分の体が傷つくのも構わず、リー・トゥ・ルエン<木霊の想い人>の歌い手ユグノを襲い続ける。
今回もおもしろかったけど、前作2つの方が良かった。
気まぐれなユグノがどうしても好きになれないのと、花の世界観がいまいちつかみきれなかった。
チャグムとの再会は嬉しかったけど、一気に賢く理知溢れる性格になってしまっていてちょっとさみしい。
でも、シュガとチャグムのやり取りや王宮の描写はかなり面白かったし、タンダの性格やトロガイ師の -
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この頃『守り人』シリーズで大分色々なところで見かける方のデビュー作だそうです。
ファンタジーだろうと思って読み始めたら違うのでちょっとびっくりしました。
細かいSF的観点からの突っ込みは色々したいところですがこの作品の語りたい部分はきっとそんなところではないだろうと思うので。地球外知的生命体との接触はもう少し慎重になされるだろう、と思うのですがそれも又置いておいて。確かに自分もこの頃かじった程度ですがアフリカ史を読み、いかに歴史と言うものが征服者の立場によって語られているかと言うことを実感したのでこの作者の懸念には共感します。アメリカ先住民だってそうですよね。まあ今では野蛮人、劣等民像と -
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守り人の原点~環境破壊で地球に住めなくなった人類は,さまざまな星へ移住した。少年ヤマノシンの住むナイラ星も人類が移り住んでから二百年を迎えようとしていた。ところが,シンの従妹リシアが突然,滅びたと伝えられるナイラ星の民「ロシュナール」の<時の夢見師>の力にめざめてしまう。彼らには滅び去った精霊と共に生きる「ロシュナール」に血が入っていたのだ。ロシュナールは意図的に人類によって滅ぼされたのだが,時を超える術を持っていたのだ~血の系統を遡る。西部劇で駅馬車を襲うインディアンが悪者で,ガンマンが正義の味方であった時代は過ぎた。アボリジニーに対する仕打ちも冷静に公正な立場で振り返らねばならない
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この作品を知ったのはアニメから。
蜂の話がたまたまテレビでやっていて、N●Kが久しぶりにまた良いアニメを作ってくれた!と嬉しくなり、原作を購入。出ているところまで一気に読んでしまい、最終的にコミックに(笑)アニメといい、コミックといい、作り手にとても愛されている作品ではないかなァと密かに感じています。おっと、この作品の感想を全く言っていない。確か、青い鳥文庫の挿絵もこの人でしたが、漫画になったらどうなのだろうと少し心配では有りましたが、さすがはプロ。絵が凄く良い。ぐっとひきつけさせてくれます。私の中で今後の展開に期待を持たざるをえない作品。 -
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ずっと心の底に押しかくしていたものが、暗い、その底の闇から頭をもたげていた。それを見てはいけないと、思いつづけてきたのに。
チャグムは、ふるえながら息を吸いこんだ。
自分が選んだ道はまちがっていない――これが北の大陸のためにはもっともよい道なのだと思いたかった。けれど、ほんとうは……心の底では、そうなのだろうか、という迷いがある。自分がこの道を選んだために、もうすでに何人もの人の命をうばってしまった。これから先は、もっと多くの人が死ぬことになる……。
同盟が成功したら、自分は、カンバルやロタの兵士たちを、新ヨゴへみちびいていくことになるのだから。
(異国の兵たちに、新ヨゴ皇国のために戦