北方謙三のレビュー一覧

  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ほぼ一冊まるごと戦闘場面の第8巻。
    睨み合いから局地戦へ。そして総力戦。期は熟し遂に楊令軍と童貫軍が対峙。そう、これはもはや梁山泊軍と宗禁軍というよりも楊令軍と童貫軍の戦いなのだ。
    戦いの中で、自分を見失うものが居り、成長するものが居る。
    全15巻の折り返しとなる第8巻。
    「いつ死んでも、構わん。せいぜい、華々しく、九紋龍の死に方をすればいい。ただ、俺の思いを言うと、死なないで貰いたい。なにがあっても、生き延びて、また会いたいと思う」…戦場に流れる鉄笛の音が哀しい。

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    2012年03月05日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    「人間は小さなものだと思う。濡れた砂で作った、像のようなものだ。乾けば、崩れる。だから、志が必要なのだ。誇りも」
    と、楊令は云う。

    童貫軍との本格的な戦いが始まった。

    呼延灼の最期は「水滸伝」を視野に入れてもベストテンに入る名場面だったと思う。

    その直後の楊令のトラウマにはビックリ。

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    2012年03月05日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    楊令と童貫は戦場で、ついに雌雄を決する。
    金は、宋の首都開封を包囲する。(歴史上は1125年のこと)

    宋禁軍との戦いが終わり、梁山泊は国としての機能つくりあげていく。
    楊令の国のあり方の考え方が明らかになり、国の運営の方針も明確になった。
    これから国造りが始まる。幾多の仲間の死という悲しみを超え、何かを作り出そうと前進する姿は、清々しい。

    日本との貿易の話が出てくる。今NHKの大河ドラマは「平清盛」ですが、時代的にはちょうど同じ頃だ。(平清盛誕生 1118年、第2回の白河法皇崩御が1129年)

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    2012年03月04日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    童貫ついに戦場に散る、彼はその瞬間歓喜につつまれたのかもしれません。楊令と漢たちの新しい国作りがどうなされていくのか非常に興味深いものです。新しい息吹を感ずる第9巻でした。

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    2012年03月01日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    ネタバレ

    ついに宿敵童貫を倒し、梁山泊は新しい局面に移行する。次は国家を目指すのか?また、新しい課題を持つことになる。

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    2012年02月29日
  • 草莽枯れ行く

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    ネタバレ

    藩の後ろ盾のない相楽総三が草の根運動で倒幕に向けて活躍する話。勅定を持ち赤報隊として官軍の先鋒を任されながら、最後には偽官軍の汚名を着せられて斬首される。この策略により薩摩藩を中心とした官軍により倒幕は達成できたが、大きな歴史のうねりの中に飲み込まれた総三はさぞ無念だったろう。あるいは、大きな目標達成のための意味ある死と最後は納得できたであろうか?彼の死後、清水の次郎長が総三の妻子の元を訪れるくだりは、ぐっと来た。

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    2012年02月29日
  • 楊令伝 五 猩紅の章

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    うーん、こうこなくては!
    聞煥章が華々しく復活するのは、やはりあの女性の件でだろうか。
    それともそれが、彼をさらなる破滅へ進ませるのか。いずれにしろ、この先が気になる!

    趙仁は生き残ったが、そこでまた死に、再びもとの人間として表舞台に戻ってくる。

    南の闘いが終わり、北では一人の人生が終わり・・・。
    いよいよ、戦いはシンプルに、そして激しくなるのだろうか。

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    2012年02月25日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    いよいよ、の闘い。

    またひとつ描かれた親子の繋がりは、ともに過ごした時間や、交わした言葉ではなく、ひたすらに濃密な血の繋がりのようなものだろうか。

    いつも、今度は誰が散ってしまうのか、と不安になりながら読むくらいに、それぞれの人物が皆、好きなのだが、死の場面でも彼らはやはり雄々しく、美しく、魅力的で・・・。
    だから読み進めたくなるのだ。

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    2012年02月25日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    2012年02月 04/12
    ついに童貫との戦が終わり、新しい展開に。
    史進がよいですね、実に。
    あと、解説にありましたが、僕も童貫が王進のところを訪ねるシーンがとてもスキです。

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    2012年02月22日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    水滸伝から続く大きな流れに一つの区切りがつく巻。この巻から梁山泊の新たな物語が始まる。さて残り6巻、漢達はどんな未来を見せてくれるのか。相変わらず目が離せない。

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    2012年02月22日
  • 楊令伝 九 遥光の章

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    童元帥率いる宗禁軍と梁山泊の戦闘もひとまず決着の節目の巻、戦闘、民政、日常のシーンそれぞれが読んでると目に浮かぶ気がするくらいよく書かれてていい。個人的に軍議とか閣議のシーンが好きかも、それぞれの人間性とか立場とかが見えて面白い。

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    2012年02月20日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    楊令と童貫がついに激突
    歴史的には1126年ころ
    金が宋に侵攻をはじめる。これを契機に梁山泊軍と宋禁軍の戦いは、つばぜり合いから本格的な戦いに。
    激戦の中で、花飛麟が扈三娘への思いを告げるなど、登場人物それぞれの思いがあらわになる。
    スピーディーで激しい戦いの場面の中に、人の思いがこぼれてくる。

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    2012年03月03日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    ネタバレ

    張清、扈三娘、馬麟・・・前作水滸伝での生き残りの百八星が死に始めますが、涙が溢れてくるような熱い散り方が減ったような・・・。童貫軍との死闘もまだまだこれから、ということで今後に期待です。

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    2012年02月12日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    激戦です、生死の狭間で光を放つ漢たちの佇まいが心に迫ります。巻末に楊令が史進にかかる言葉には人を思う温かさに裏打ちされ、おもわず涙が滲みました。さてこの決戦の結末は・・・次月まで夢想が続きます。

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    2012年02月03日
  • 楊令伝 八 箭激の章

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    宋軍と梁山泊軍はいよいよ決戦の中、両軍とも司令官級の武将が次々と倒れていく。はらはらドキドキのクライマックス。しかし、巻はやっと半ばを過ぎたばかり。今後のどのような展開になるのか?

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    2012年01月29日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    楊令率いる梁山泊軍、童貫率いる宋禁軍。共に最終決戦の準備は整った。
    童貫は三方向から梁山泊を囲むが、双方共に「如何に戦うか」の読み合いが続く。
    そして決戦の火蓋は切られた。

    「おまえは、ただ超然としていろ。実戦になれば、抜いた剣そのものになれ」

    童貫の命令は、やはり苛烈である。

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    2012年01月28日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ついについに始まった。それにしても騎馬隊が疾走したり歩兵がぶつかるシーンのスピード感はすごい。そんで月を眺めるおっちゃんらのかっこええこと。いつの間にか感動してるんさ。ええなあ。

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    2012年01月22日
  • 楊令伝 六 徂征の章

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    「しかし楊令殿は」
    「俺に、しかしがあるなら、おまえにも、しかしはある、呉用」
    しびれるなー。
    南の戦いが凄惨な終結を見、北の戦いも終結し、禁軍・梁山泊共に力を養う第6巻。
    「青面獣」「青鶻鬼」「幻王」。獣から鬼へ、鬼から王へと呼ばれた楊令が、人間楊令として梁山泊の統領に立つ!。登場人物紹介欄で二つ名(あだ名)のついた好漢が増えたのも嬉しい。
    宋禁軍と雌雄を決する戦いは近い。

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    2012年01月20日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    壮絶な決戦が始まり、宋軍も梁山泊軍も得難い司令官をなくしてしまう。楊令は大胆な行動で宋軍をあっと言わせる。
    いよいよクライマックスを迎え、はらはらドキドキの展開だ。

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    2012年01月13日
  • 楊令伝 七 驍騰の章

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    ついに梁山泊軍と宋禁軍が激突
    前巻で金に対して手を打った楊令、1年と限って資金を集めた童貫
    両軍を取り巻く環境が微妙に影響を与える展開
    これからさらに青蓮寺、扈成の動きが絡まってきそう。

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    2012年03月03日