乃南アサのレビュー一覧

  • 犬棒日記

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    通りすがりに出会ったことは、面白いとかへぇーとか思ってもまるで夢のようにぼやけて忘れてしまう。自分が感じた感情は覚えていても、詳細はどこかへ飛んでいってしまう。
    こんなに書けるなんて…… すごいです。

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    2021年08月11日
  • ウツボカズラの夢

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    ネタバレ

    ドラマが放送されていたのは数年前なので、うる覚えだが、隆平のキャラがドラマとは少し違う気がした。
    尚子も未芙由に依存している描写があったような気がするが、小説では割とあっさりしている印象だった。

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    2021年08月09日
  • 来なけりゃいいのに

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    女って怖い、、などと単純な感想を持つだけでなく人間誰しも多かれ少なかれこういうことを考えてるんだなと改めて感じた。そんな感情が蠢くオフィスという環境が改めて凄いものに思えてきた。

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    2021年08月05日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    これまであまりなかったテーマなのではないかと思う。戦争モノでは、実際に戦争に駆り出された世代か、その親世代からの目線の物、もしくは、戦時中幼い子供で、戦後苦労した世代の目線の物ならいろいろあった。本作は、戦争が終わった当時多感な思春期(12,3歳?)だった主人公の少女が、戦後、進駐軍相手に体を売って生きた女性たちを目の当たりにして成長してゆく、という設定。
    主人公の少女の母は、夫を亡くし、戦後の厳しい状況を、焼きつくされた東京で生きぬかなければならなかった。体を売ることはなかったものの、亡き夫の友人や、そのツテで知り合った進駐軍の中佐を利用しながらしたたかに世を渡る。母のたくましさ、したたかさ

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    2021年07月30日
  • 来なけりゃいいのに

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    どの話もどっかの日常で普通にありそうな話なのにちょっとした違和感を徐々にいれてきていて読み進めていくにつれて面白かった
    物語を読んだ後にその物語の題名を見直して意味がやっとわかる瞬間がすき

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    2021年07月15日
  • いつか陽のあたる場所で

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    ネタバレ

    刑務所からでてきた2人の女性のお話
    自分には想像したこともないような世界の話だった。芭子が「多くの人は犯罪を犯す前に踏みとどまる」と言いながら激しい後悔に襲われているのを見て、刑期を終えただけで終わりではないということを痛感させられた。
    シリーズものだということ知ったので次を探してみたい。

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    2021年07月07日
  • いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)

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    表題作、いっちみちはコロナ禍だからなしえた帰郷でのドラマ。ラストが良かった。
    それ以外は少し怖いので注意。
    私は「青い手」は怖い昔話系で好みでした。

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    2021年07月05日
  • 美麗島プリズム紀行

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    乃南アサの台湾の歴史に触れる主に建物探訪旅行記。

    ・カバランからバックスキンへ
    ・台湾最南端で台風に遭う
    ・「日本語世代」それぞれの思い
    ・映画の中の日本家屋
    ・台北MRTに生かされる日本の技術
    ・アクシデント
    ・パイワン族・陳媽媽のしなやかさ
    ・清き水が湧き、歴史が降り積もる町
    ・端午節の一日・ドラゴンと猫
    ・暑く、熱く、篤い街・高雄
    ・ピンク色に引きずられた日
    ・食器にこらずに縁起を担ぐ
    ・祝日の過ごし方・お墓参りとバーベキュー
    ・日本と縁の深い村に、再び立った新たな鳥居
    ・客家の町で乃木希典の足跡を見つける 苗栗・南庄郷
    ・外省人・二度と故郷へ戻れない老人の話
    ・台北の新名所「呼吸する

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    2021年06月17日
  • 六月の雪

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    祖母が生まれたのは日本の統治下にあった台湾。入院した祖母に代わりに台湾へ行き当時の面影を探す未來。知らなかった台湾の歴史に触れながらそこで生活する人たちの思いにも触れていく。

    未來の祖母は生まれた家を懐かしみ帰りたいと言う。私の母も帰りたいのは生まれた家。年を取るとみんなが生まれたところへ帰りたくなるのだろうか

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    2021年05月28日
  • いつか陽のあたる場所で

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    結構好きな作品でした。

    性格も年も違う2人だけどその凸凹具合がぴったり。
    お互いに何かがあるとさりげなく寄り添い合うのが素敵だと思った。

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    2021年05月14日
  • いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)

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     久しぶりに乃南さんの作品を読みました。「いっちみち」、2021.3発行、短編8話、傑作を選び編集したものです。タイトルの「いっちみち」は読み応えのあるラブストーリー、面白かったです。「ルール」「青い手」「4°Cの恋」「夕がすみ」は乃南さんならではの気持ち悪いというか、怖い話。「青い夜の底で」「他人の背広」「団欒」は面白くなかったです。

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    2021年05月11日
  • いちばん長い夜に

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    刑務所から出てきた二人の女性。一人はペットの服を作り一人はパン屋で働く。ある日東日本大震災に巻き込まれそこから運命が変わっていく。これは乃南アサが実際に原稿を書くために仙台へ向かった時に偶然に体験した事を書いたそう。

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    2021年04月27日
  • あなた(下)

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    良かった〜…
    夜トイレに行けんぐらいのレベルでなくて…(ホラー読んでて、ほんまにこれで良いんかは、分からん…)
    まぁ、何となく犯人というか、正体は、途中で分かるわな。
    これは、ストーカーやな。幽霊版の。
    でも、ストーカーするほど、そんな奴が良いのか?何か、ストーリー的にはイケメンで、女垂らしって感じやけど。
    でも、結局のところ、そんな奴がモテんねんな…悔しいけど。
    美貌格差って言うんですか?人は見た目が100%って…
    やっぱり、君は呪われたままで、ええねん!
    っと心の叫びが^^;
    しかし、樋口さん、可哀想過ぎる…踏んだり蹴ったりやん( ; ; )

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    2021年04月27日
  • あなた(上)

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    知らんかった…これホラーやん(~_~;)
    古本屋閉店の時、1冊11円やったんで、知ってる作者、内容見んと買った…
    これは、まだ上巻、頑張ろ〜
    感想は、下巻に書きます…はぁ〜…

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    2021年04月26日
  • 女刑事音道貴子 鎖(下)

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    音道貴子貴子シリーズの2番目の長篇。4人の惨殺事件で貴子とコンビを組むのは捜査一課の星野。こいつがとんでもない食わせ者だった。貴子に告白し、断られるととことん無視。挙句は一人で捜査させてしまう。
    そして貴子は犯人グループに拉致されてしまう。
    ここから警察の長い戦いが始まる。まず貴子がどこにいるかを地道な捜査で割り出していく。熱海にいるとわかってからは、どの建物にあるのかを一件一件潰していく。その捜査員の中には「凍える牙」の滝沢も懸命に立ち向かっていた。
    その間貴子の拘束生活も緊張の連続。息を呑む展開に上下巻一気に読み上げた。

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    2021年04月24日
  • いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)

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    いっちみち/ルール/青い手/4℃の恋/夕がすみ/
    青い夜の底で/他人の背広/団欒

    いろんな事があったとさ、今の私になるために
    いろんな事があったのさ、今日の私になるために
    いろんな事があって、明日の私ができるのさ

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    2021年04月11日
  • 6月19日の花嫁

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    母のお気に入りの本。
    続きが気になってさくさく読めた。

    「この後どうなるの!?どういうこと!」と続きが気になり早く読みたかったが、自分の活字を読むスピードが1ページ1分程と遅いため、「早く読みたいけどなかなか進めない、、」ともどかしさを感じた笑

    千尋の人柄がわかるにつれて、どんどん好きになっていった。
    最後に「あーなるほど」とすっきりできてよかった。また読み返すかな。

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    2021年03月16日
  • すずの爪あと―乃南アサ短編傑作選―

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    どの短編も味わい深く読み応えがありましたが 「ふく」と言う名の猫の主人公の目線で書かれた「すずの爪あと」では心が温まるラストに感動。

    歯科技工士とジュエリー・デザイナーの組み合わせが新鮮で 恐怖を覚える結末の「こころとかして」 
    タイトルと内容がぴったりマッチしていてとても良い。

    夫婦の心理戦を描いた「寝言」

    平々凡々だが心に凶器を持つ男を描いた「指定席」

    最後までドキドキが止まらない「向日葵」「水虎 すいこ」

    改めて読み直しても臨場感はそのままで以前と同じように楽しむ事が出来ました。

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    2021年03月15日
  • 不発弾

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    乃南さんの短編集。
    ホロっとするのから、後味悪い、怖いのまでの6作品。
    好きなのは、この2作品かな。
    後味悪い系
    「かくし味」
     常連さんばかりの赤提灯。いつも常連さんでいっぱいで、なかなか入れない。
    ある日、席が空いて…
    それが、これとは怖い…

    ホロっと系
    「福の神」
    自身の店に、離れた娘の名前。
    会えるとか思ってないけど、やっぱり、別れたとは言え、子供はね。
    どういう巡り合わせか…こんな事が…
    涙なくして見れん…読めんか…^^;

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    2021年03月01日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(上)

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    因縁の相棒に新たなあだ名がつけられて、揉め事のきっかけに。事件は解体現場から始まった。長い時を経てようやく無念を気付かせるに至った経緯は上巻ではまだ影を潜めて下巻へバトンタッチ。一方で音道さんの私生活ではマンネリ?による不穏な雰囲気も漂い始め、こちらも下巻でどうなるかが気になる。

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    2021年02月27日