乃南アサのレビュー一覧
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新米警察官の交番勤務研修でのお話。
個人的に働き出して半年経ち、いろいろと思うところはある。
会社の中の規律とかそういうのに疑問を持ったり、
学生時代はよかったなーと振り返ったり、
はたまた何のために働いてるんだろう?
仕事のやりがいって何?幸せなんだろうか?
とかとか・・・
負のスパイラルに陥りがちのこの頃でしたが(笑)、
少し元気をもらいました電球
「ある意味自分は幸せ」
ふーん、そういう考え方もあるなぁと思った一冊でした。
やっぱり仕事することの魅力って、
いろんな人に会えることなのかなぁ。
ステキな先輩や上司に会えたらそれだけできっと、
この仕事やっ -
Posted by ブクログ
満州から命からがらで故郷に戻った南部家族、9人いた家族が日本の地を踏めたのは7人だったしかし、満州から帰ってきた家族を暖かく迎え入れる場所は無し。
何とか親戚のボロ小屋で暮らすことに、勿論食べ物もなければ働く場所もない、母親は病気を抱え働くことができない身の時姉は家族の為働きに出が二度と家族と暮らすことはなかった。
姉の仕送りで家族細々と暮らしていたが母の病気が悪化し帰らぬ人に、、
母の葬儀は借金してあげたものの返せる見込み無し
「妹を売っらないか」と言われ妹を守るために人を殺した兄次郎
それから刑務所生活が始まった、気性の荒かった次郎は刑務所で問題児だったが
陶芸を作るメンバーとして加わ -
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乃南アサの描き方がすごい。
読んでるうちに感情移入どころか、その本人になってくる。笑笑
わたしはトワです。って。なる。ホントに。
とわになって物語に翻弄される。
知床開拓に来た家族の苦労話、苦戦話なんだけど。わたしが動き出す。夫や家族、バッタ、冷害その他いろんなものに振り回されて、それでも家族を守らんとして必死に生き続けるそのとわやトワのお母さんになってる。読んでる間は完全になっちゃうのよ。わたしを一人ここに残して、完全に『あんにゃは我慢しすぎるけぇ』とか呟いちゃうから。
もう、本を読んでるこのわたしすらトワでした。笑笑
人生の落ち込み、浮き、そしてまた落ち込み、それで少しづつ年を重ね -
購入済み
実は2度目でした^ - ^
読み進めるうちにあれ?
実は2度目でした^ - ^
ですがやはり面白かった。グロテスクな表現や言葉ではなく文章を読むことで自分なりに自由に思い描けるのでそこも深く楽しめました。まだ読んでない方が羨ましいです。たくさんぞくっとして下さい^ - ^ -
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主人公は刑事である婚約者と東京オリンピック後に式を挙げる予定だったが、オリンピック直前に電話で自分のことは忘れるよう言われ姿をくらましてしまう。混乱する主人公に彼が殺人事件の容疑者であるということも知らされる。しかも被害者は婚約者とコンビを組んでいた老刑事の娘だった。
主人公は婚約者の潔白を信じながら、彼を自力で探し出すことを決意。細い糸をたどりながら川崎、熱海、焼津、筑豊と彼を追うがすんでのところで会えず仕舞いでいた。
一方、その後の捜査で彼は嵌められただけということがわかる。しかし黒幕を裁くためには何としても彼の証言が必要。そのことを知った主人公はさらに彼の足取りを辿るが、ある偶然から彼の -
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1945年8月15日、日本にとっての第二次世界大戦は幕を下ろす。
しかし、単純に、「戦争が終わった=平和が戻る」ではなかった。
敗戦国・日本には占領軍がやってくる。物資は不足している。戦争で失われた人材も数知れぬ。
人々は「戦後」がどうなるのかをはっきりとは描けぬまま、見えない新時代へと、いわば、ハードランディングせねばならなかった。
そうした中で、国策として設立された施設があった。
RAA(Recreation and Amusement Association)。日本語では「特殊慰安施設協会」と呼ばれる(cf:『敗者の贈り物』)。
占領軍兵士向けの慰安所で、一般の婦女子が兵士たちに襲われ -
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主人公は14歳の女の子。話は昭和20年の春から始まる。空襲で家を失い兄や妹も失ったが、かろうじて母とは再会し2人で生きていくことになる。そして終戦を迎え、母は英語力を買われある団体に雇われる。それは政府からの要請による、進駐軍を相手にする慰安婦を世話する組織だった。最初は主人公はそれがどういう施設なのかわかっていなかったが、次第に理解し慰安婦たちの状況を耳にすることにより、この施設を性被害を民間人に与えないための防波堤と言っている政府などに疑問を持つようになる。
一方でかつては良妻賢母だった母が働くようになり、ついこの間までは鬼畜と呼んでいた米兵を相手に愛想を振りまいたりする母のしたたかさにも