乃南アサのレビュー一覧

  • チーム・オベリベリ (上)

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    読もうと思ったきっかけは、仕事で久々に帯広に行ったこと。
    物語自体は淡々と進んでゆく。それでいて退屈にならずに読み進めていくことができた。上巻を読んでみて下巻を読むか判断しようと思っていたところ、予想以上に退屈しなかったので、下巻も購入。
    北海道に生まれ育っているからこそ、冬の厳しさも体感してるので、少しでも情景を思い浮かべることができたから、飽きなかったのかも。

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    2022年08月08日
  • チーム・オベリベリ (下)

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    開拓 それも厳しい自然の北の大地。慣れない自然の脅威に心が萎んでいくのも仕方がないと思う。これは無理と逃げ出そうとする人がいれば、来年こそと踏ん張る人もいる。どちらが正しいとはとても言えない。それぞれが自分の判断を信じていくしかないのだろう。
    柔軟に反応することが大切と感じるけれど、それも余裕があればこそとも思う。

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    2022年08月07日
  • チーム・オベリベリ (上)

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    文明開化の横浜。宣教師が興した女学校に通うことになった鈴木カネ。英語も学び、キリスト教も学ぶ。父や兄と共に信者となった彼女の生き方の基本はキリスト教なのだろう。卒業後の進路を選ぶとき、結婚すると決めるとき、夫と共に北海道の開拓に挑むとき、それぞれに自分で決めながら天主様の導きというか見守りも信じている感じがする。時々の選択を経て今があることに納得している様子がみられることに安心する。

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    2022年08月05日
  • 駆けこみ交番

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    久々に乃南アサさんの作品を読み返す。
    新米巡査の聖大が主人公の気軽に読めるこのシリーズもの、もうちょっと読んでみたい。

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    2022年08月01日
  • いっちみち―乃南アサ短編傑作選―(新潮文庫)

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    短編集で、いっちみち以外のお話は他で読んだことのあるお話で、20年近く前に書かれたものが多かったですが、どれも面白かったです。
    いっちみちは、最後に少し幸せな気持ちになれるお話です。その他は不思議なものや、コワッというお話でした。

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    2022年07月30日
  • 水の中のふたつの月

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    内容(ブックデータベースより)

    「忙しい」が口癖のOL亜理子は、幼なじみの恵美から十数年ぶりに電話をもらった。梨紗も誘ってかつての仲良し三人組で会おうと言う。突然の電話に不審を抱きつつ、彼女の心は夢のようなあの夏の日に溯っていった。心の奥底へと封印した、妖しい記憶の中へと-。ありふれた生活、時おり見せる特異な性癖。ありふれた彼女たちの表情の裏に見え隠れする、共通の秘密とは?深層に横たわる恐ろしい原体験が日常に染み出す様を描いた、衝撃のサイコ・サスペンス。

    令和4年7月16日~18日

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    2022年07月18日
  • いつか陽のあたる場所で

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    どこかのサイトで紹介されてたので買ったみた一冊。

    マエ持ち女二人組の話だった。

    刑務所から出てきた女性二人の日常が書かれていた。
    刑務所にいた過去を隠し、地味にいろんなものを捨てて生活していくのは大変だと思う。
    罪を犯してしまったのだからしょうがないどんな思うけど
    それができない人達がまた罪をおかしてしまうんだと思う。

    この二人組の関係はすごく良かった。
    お互い真逆のような性格なのにうまがあっている
    友情を書いた小説じゃないと思うが、この二人の関係はすごく良かった。

    この小説はまだ続きがあるみたい。
    ぜひこの二人組の話を読んでみたいと思った小説でした。

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    2022年07月01日
  • ヴァンサンカンまでに

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    愛人もしつつ彼氏もいるってなんか得した気分なのかもしれないが、そうそううまくいくものではないんだろうな。
    どっちにも同じように気を配れるとも思わないし。どっちつかずな感じ。結局、損をするのでは?

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    2022年06月22日
  • 女刑事音道貴子 未練

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    ネタバレ

     音道貴子、恋愛して結婚、離婚。ミニパトから白バイ、そして刑事に。風呂上がり、素っ裸にバスタオルを首にかけ缶ビール。寝るときはTシャツだけ。なんともカッコいい女刑事さんですw。「未練」、2005.2発行、短編6話が収録されています。非番時も含めて、警察の仕事は大変と思います!

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    2022年06月17日
  • ウツボカズラの夢

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    自分がどうしたいのか、どう生きていきたいのかはっきりさせて、それに向かって生きていくのが一番大切なんだろうと思わされた。
    多少周りの人がかわいそうと思ってしまうことがあったとしても、自分の幸せを追求する。そのために、頭を使って…。
    ただ、むりやり自分の思うように積極的に行動するのではなく、とにかく、チャンスを掴むことが大事ですね。

    感想としては、面白かった!
    最初は未芙由に同情してたけど、いつの間にか恐ろしくなった。解説で、本当のウツボカズラは誰か?と最後に書かれていた内容を読んで、またゾッとした。その恐ろしさ、ゾッとする感じの読後感も良い!
    ちなみに怖い話では全く無いです。

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    2022年06月12日
  • 六月の雪

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    こんなに近いのに
    台湾のことを全然知らなかった

    観光地としてではなく、
    台湾の歴史をもっと知りたい

    洪春霞ちゃん
    言葉は乱暴だけど涙もろくて
    一生懸命未來に協力してくれて
    登場人物の中で1番好きでした
    なのに・・・

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    2022年05月28日
  • 涙(上)

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    友人から面白いと勧められた本。

    娘が沖縄の宮古島に旅行に行くと聞き、母親の萄子は封印していた自分の過去を思い出す‥‥。
    警察官の婚約者、奥田勝が、結婚式を控えて準備を進めていたある日、行方不明になってしまう。それは、彼が慕ってきた警察の先輩、韮山の娘の死に関係しているらしく、萄子の元に勝から「自分のことは忘れてくれ」と一本の電話を残して、音信不通になってしまう。

    乃南アサの本は初めて読みました。婚約者のお嬢様暮らしの世間を知らない萄子の心の葛藤や執念、それを目の当たりにする家族の気持ち、娘を殺された韮山の怒りや悲しみ、焦り、親に隠していた娘の本当の姿を知った衝撃や葛藤が、ぐいぐい迫ってまる

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    2022年05月08日
  • ウツボカズラの夢

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    主人公は19歳の女子。母親が病死後すぐに父親は再婚したことから家を出たいと思っていたところ、母親の遠縁にあたる叔母が気分転換になればと呼び寄せる。長野から東京へ出てきた主人公は叔母の家に居候するが、ほとんど顔を合わせることのない叔父、滅多に家に帰ってこない大学生の長男、常に不機嫌な高校生の長女、そして常に何処かへ外出している叔母と、家族の団欒が全くない家族に驚き、観察し始める。
    そして、家族が崩壊していく一方で主人公は自分の目論みをしたたかに実現していく。

    自分の意思も何もなく、どうしたら良いのかわからないと言うだけの主人公。頭が悪いんじゃないかと思っていたがそんなことはなく、したたかに事を

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    2022年04月14日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(下)

    購入済み

    風の墓碑銘

    ジュルジョシムノンの作品のようでした。
    二人の刑事の心理面の描写がよかったです。
    事件の犯人展開が予想外でした。
    久し振りに面白い作品でした。

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    2022年04月14日
  • ボクの町

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    仕事との向き合い方に悩んでばかり、自分の力量を超えることばかり、大変で苦しい事ばかり。だからこそ存在意義があって、お給料をいただいている。そこに、使命感が生まれるっていうお話しだったけど、自分はとてもそこまでの境地に至っていない。あと定年まで約5年。悩みながら頑張ろう。

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    2022年08月27日
  • 六月の雪

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    戻れない。
    たとえ、どんなに望んでも。
    戻れない。
    どの時代にも、いつの私にも。
    あるのは今。そして、今から先だけだ。
    杉山未來

    しかし、過去にはなりますが、それが心に生きている問は、出来事も人も死にません。
    林賢成

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    2022年03月30日
  • 水曜日の凱歌(新潮文庫)

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    昭和20年8月15日水曜日は、戦争が終わった日。

    「凱歌」とは、「勝利を祝う歌」のこと。



    14歳の鈴子が、

    進駐軍相手の特殊慰安施設で通訳として働くことになった母と、

    戦後を生き抜いていく物語。

    生きていくために苦しみながら施設で働く女たちも登場するのですが、

    暗く重い物語になっていないのは、その女たちのたくましさのせいかもしれない。





    ※特殊慰安施設協会とは、日本が進駐軍の性暴力に備えるために女性を募り、

     東京、熱海など日本各地に、慰安所を作った実在の組織で、

     5万人を超える女性が売春や娯楽を提供したとされる。

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    2022年03月26日
  • 晩鐘〈下〉 新装版

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    風紋の続編。長さを感じさせずサクサク読めました。風紋からの真裕子の気持ちの変化と立ち直っていく姿が良かった。また、大輔の中の血の怖さが重い。蛙の子は蛙という事なのか。。

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    2022年03月12日
  • 女刑事音道貴子 風の墓碑銘(下)

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    シリーズ物だったから買った一冊。

    白骨死体発見から始まる殺人事件の真相を探る話だった。

    地道な調査の結果意外な人が犯人だった。
    この犯人の人が登場した時なぜ今の段階で登場したのかと思ったが、犯人だとは思わなかった。

    女刑事とベテラン刑事のコンビは良かった。
    仲は良くないのに信頼し合ってる。

    このコンビの心情が細かく書かれている所も良かった。
    この小説を読んでる自分と同じような考えだなとか共感できる所もあり、このコンビは好感がもてる。

    音道貴子シリーズがこれが最後みたいなのが残念
    だと思った小説でした。

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    2022年02月26日
  • 犬棒日記

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    淡い黄色を背景に描かれた表紙のイラストから想像していたものとは全く違うエッセイだった。
    外にでると、色々な人を見かけたり、すれ違ったりする。何となく気になって目にとめたり、聞こえてくる話をそれとなく聞いたりすることはある。それをここまで深く観察し表現することに、さすがだなと思った。
    あまり考えたくないこと、関わりたくないことばかりの中で、なんとか生きているのが今の私達なんだとも思った。

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    2022年02月14日