清水潔のレビュー一覧

  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    これで失敗すればもう次の方法などないことはよく分かっていた。だが、こういった状況の突破方法を私は一つしか知らない。ジタバタすることだ。

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    2023年01月13日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    購入済み

    自分の目で確かめる

    真実か嘘か、誠か否か

    判断は人それぞれだし、それで良いとは思う。
    昔は狭い世界でしか情報が得られなかった分、噂話の独り歩きは当たり前でありメディアを【信じるしかなかった】というのが世の中であると自分も思ったりもした。

    しかし、現在は違う。
    ある程度の情報は自らの手で調べる事ができる。
    溢れかえる人の声や雑音の中から、その話題の根底を知ってから自分なりの答えを出したい。
    そんな人にはこの著者を是非ともお勧めしたい。

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    2023年01月12日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    購入済み

    これがXとゆー本なのだ

    以前、書店でXという本で話題になっていた本書。遅まきながら興味を持ち読んでみました。
    少し冗長な感じを受けるところもあったけど、努力と熱意でここまで解決できるなんてすごいと思いました。
    冤罪に遭われた方も、かわいいお子様を失ったご家族の方も、少しでも慰められたのではないかと思います。

    #切ない #アツい #感動する

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    2023年01月06日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    ネタバレ

    事件名は知っていたけど詳細は知らなかった事件
    読んでてものすごく歯がゆくなる
    警察の責任逃れが酷すぎて胸糞悪い
    実行犯をつき止め警察の不祥事を暴いた清水潔氏には感服する

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    2022年06月24日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    暴かれるのは、公的機関の闇…。

    著者の徹底した取材姿勢には「桶川事件」の本を先に読んでいたので知っていたが、この本は…犯人を指差している?!

    いつの日かは分からないが、著者の見立て通りの犯人が、少しでも早く逮捕される事を願うのみだ。警察がもっと謙虚に成れればの話だが…。

    それにしても警察や検察等の司法機関って、頭が硬いと云うか……、「謝罪すら出来ないのであれば、今後この様な無様な事件は絶対に(!)取り締まれよ!」と言いたくなった。

    最後に、他の方のレビューで、この著者の著作と個人ルポライターである一橋文哉氏の著作とを比べて「こっち(清水氏)の方が信憑性が有る…」的な感想を書いておられたが、日本テレビと云う報

    #怖い #ダーク #切ない

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    2022年04月02日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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     「記者の教科書」と絶賛された本。桶川事件はストーカー規制法の成立の契機となった事件としても、警察の腐敗した体質が散見される事件としても有名な事件である。

     著者の地道に取材を行う姿に感銘を受けた。特にこの事件の場合、首謀者の存在から関係者も口を開きがたい。懸命に足を運び、関係者に取材をする根を這うような仕事振りは、記者以外の仕事をする立場からしても尊敬に値する。法律が正義、法律に従って動く警察が正義ではない。何が正義が考え、闇を振り払おうとする姿勢が素晴らしいと思った。

     それと同時に、世間の流れを作ることも大切だと感じた。いくら自分が事実を認識していたとしても、皆の目に触れ共感を得て初

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    2022年02月02日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    一気読み。
    ページをめくる手が止まらず、黙々と読んでしまった。実際に起こった事件だったという事もあり、警察への怒りと、無念の気持ちでいっぱいになる。
    警察の会見でヘラヘラ笑っていた画像も確認したが、こいつら本当に警察の前に人間か?と、疑いたくなるほどだった。ストーカー被害をこれほどに軽率に扱う国は日本だけではないのか?と、思ってしまうほど。全ての警察がこうとは思わないが、犯人はもちろんのことこれほどに警察に怒りを覚えた事件は初めてかもしれない。この本を読み終えたら是非警察の会見画像を見てもらいたい。

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    2021年12月30日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    北関東の本を読んだ際にこの本を知り即購入。
    こんなに短くまとめてあるけど、どれだけの苦労があったのか。
    詩織さんが普通の女の子だったからこそ、きっとどうしようもなく辛かっただろうと思う。
    風俗とか水商売とかしてれば小松みたいな変な人に少しは免疫があっただろうし。
    日本の警察は他の国と比べるととても信頼できると思うけど、こういう人達もいるのかと思うと悲しい。

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    2021年12月13日
  • 「南京事件」を調査せよ

    購入済み

    無かったら良かった、南京虐殺

    死者の人数は30万でも千人でも、民間人が意味もなく殺されたのは事実。それが戦争なんだと思う。
    戦争は軍人だけが戦って死ぬのではなく、民間人も蹂躙されて殺されていく。
    戦争はしちゃいかんと、再確認した。

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    2021年12月11日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    ジャーナリズムのあるべき姿

    清水氏の努力に胸打たれました。週刊誌アンチの自分が読んでいて週刊誌の記者を応援してしまった。

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    2021年11月11日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    購入済み

    ゆっくり解説で気になって

    本当にルパンは誰なんだ
    なぜ自首しないんだ
    なぜ誰も封じないんだ

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    2021年06月23日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    購入済み

    マスコミに対する気持ち

    最近のマスコミは大した裏とりも無しに、ネットで騒がれている話題をニュースとして取り上げ、それが真実ではなくただの噂話程度の物だったとわかっても、報道はなかったかのようにスルーする。その態度には呆れ果て、今ではテレビも新聞も真実を伝える機関ではない、視聴者、読者が飛び付くような話題しか報道しない、ただの娯楽ショーだと思っている。
    この著者のように、自分の足を使って地道に真摯に取材しているジャーナリストがいた事に驚き、感銘を受けた。
    同時に正義を果たすはずの警察、検察側の、身内を守るためならこんな非道な事がまかり通る事に、恐怖を覚えた。普通に日常を送っている市井の人間が、無事に一生を終える事自体が

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    2021年04月04日
  • 「南京事件」を調査せよ

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    【歴史に興味があっても、なくても読んでほしい】

    「事実は小説よりも奇なり」
    ぼくたちはすべてを見ることができなければ、聞くこともできない。残念ながら、自分自身の目で確かめられることだって限られてしまう。
    だからこそ、真実を得るための「優良な本」が必要なのである。

    様々な資料、調査を経て書かれたこの一冊は限りなく事実に近いものだろうと言わざるをえない。

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    2021年03月07日
  • 騙されてたまるか―調査報道の裏側―

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    本書でも概要について触れられている、”殺人犯は~”、”桶川~”は既読で、その真相追及力にかなり信が置けると思っている著者の手になる、”騙されないため”の新書。それを読まない手はない。情報の裏を見抜く力が弱い…という自覚あるし。ここでもやはり大切とされるのは、小さな声からの気づき、な訳ですね。

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    2021年02月19日
  • 「南京事件」を調査せよ

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    南京が陥落したときの従軍兵士の日記などの一次資料をベースに、徹底的な裏取りを進めていく過程を記録した著作。もともとは民放テレビのドキュメンタリー番組制作のために行った取材の顛末をまとめている。取材を通じて出会う様々な年代の日本人と中国人との対話を通じて著者自身葛藤していく様子もわかる。なるべく多くの人が読むべき本だと考えた。

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    2021年01月06日
  • 鉄路の果てに

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    ジャーナリスト清水氏が終戦後にシベリア抑留されていた父親の足跡を追って,イルクーツクまで旅をする.わが国がかつて満州で中国の人のみならず自国民ををどんなに痛めつけたか,をたどる旅であり,その過程で日露戦争から第二次大戦におけるソ連参戦までの日露関係の意味を明らかにしてゆく.

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    2020年12月24日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    Suu

    購入済み

    3つの重大な過ち

    衝撃的な内容でした。

    著者は予断を持つことなく、人と人とのつながり紡ぎ、途方もない取材によって陰謀とも言える警察・検察の捜査と無実の人を殺人犯に仕立て上げた不確実な証拠を暴いている。

    重大な過ちとは、杜撰な捜査と不確実なDNA鑑定によって生み出された冤罪、そのDNA鑑定が証拠なって死刑となり、刑が執行されてしまった飯塚事件、そして未だに真犯人を逮捕できない現実。

    著者は上記を執念とも言える取材によって明らかにするばかりか、タイトルの通り真犯人を特定し、本書の中で決定的な証拠まで提示している。

    しかし警察は過去の捜査の失態や他の事件への波及を恐れて真犯人逮捕ができない。

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    2020年01月23日
  • 騙されてたまるか―調査報道の裏側―

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    情報を鵜呑みにせずに自分の頭で考え裏づけをとること。
    これの大事さを全章に渡って書き続けている本書。
    清水さんのジャーナリズムのあり方が好きでどの本も読んでいるので中には知っている話などもあったが、日系ブラジル人が殺人を犯したあとに母国に逃げ帰っているところに突撃した話や時効撤廃についての考え方や司法のあり方などはとても勉強になりました。

    また、ここからはこの本の本旨とは関係ないのだけれど
    先日旅行で行った鹿児島の知覧特攻隊の方の遺書の中で一番記憶に残り、こんな人間になりたいと名前を記憶していた穴澤利夫さんの奥様になられる予定だった方への取材記事があり、なにか縁を感じました。
    これから玉砕し

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    2020年01月03日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

    購入済み

    この現代にも探偵がいた。

    現実の事件でありながらまるで探偵小説のようだ。
    現代にも探偵はいたんだなと感動した。

    冤罪が晴れて出所した人がタクシーの運転手に尋ねる場面ははっとさせられた。
    正直自分もタクシー運転手のように報道機関の情報をうのみにし、
    無罪になった人を無実だとは思っていなかったのだ。
    情報をいい加減に受け取り、勝手な印象で他人を判断していることに気づかされた。

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    2019年11月25日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

    購入済み

    素晴らしい

    最後の最後、びっくりで泣いてしまった。

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    2019年11月05日