清水潔のレビュー一覧

  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    実際の冤罪事件を追った記者によって書かれた一冊。普段は読まないジャンルなので読みきれるか不安だったけど、読んでみて本当に良かったし、多くの人に読んで貰いたいとも思った。
    ミステリーのようにハラハラ一気に読み進められる文体と展開ながら、ノンフィクションなので司法や報道や社会構造の問題点など、非常に考えさせられる。

    「足利事件」は1990年、栃木県足利市で当時4歳の女の子が行方不明になり、遺体で発見されたという痛ましい事件。警察は菅家利和さんという男性を逮捕して、DNA鑑定を根拠に有罪にし、無期懲役が確定した。しかし、その後の科学の進歩と再鑑定によって、DNA型が一致しないと判明し、2009年に

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    2026年01月04日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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     『騙されてたまるか 調査報道の裏側』を読み、こちらの本に至りました。事件の現場は地元に近い場所ですので、距離感はよくわかります。足利も太田も同じような意識で、県境というのはあまり感じられません。真犯人は特定されているのになぜ逮捕に結びつかないのか、真犯人ではないのか、警察はなぜ動けないのか・・・、いろいろと疑問が出てきます。真犯人の命が尽きる前に、とにかく早く事件解決してほしいと切に思います。

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    2025年11月29日
  • 騙されてたまるか―調査報道の裏側―

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     著者は、『桶川ストーカー殺人事件遺言』や『殺人犯はそこにいる』を書かれた方です。本書では、「調査報道」とは何かを教えてくれます。今やオールドメディアと呼ばれるマスコミは、例えば警察でいえば、都合のよいことを伝える伝書鳩のようであると感じました。マスコミであれば、調査報道によって世に出ていない、隠されている真実を報道しほしいと思います。SNSにより、一般市民がマスコミによって騙されるようなことは少なくなってきているように感じますが、やはりテレビや新聞の影響は大きいので、真実を世に伝えてほしいと願います。

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    2025年11月29日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    だいぶ前に読みました。ジャーナリストとはこんなにも自ら動いて検証して記事に書く人たちなのか、と驚きました。桶川の本も読みましたが、この人の本を通じて、新聞やニュース報道されている内容をそのまま鵜呑みにしてはいけないのだな、と思いました。そして、警察に目をつけられて犯人に仕立てられたら抜け出すのはとても困難だということも。。未だに冤罪事件が無くならないのですからね…。

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    2025年11月29日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    びっくり。表紙が隠されて販売されていたらしく前から気になっていて、それも地元の知っている書店のおすすめということもあり二度びっくり。ノンフィクションで、調べてみると実は今もまだ犯人は捕まっていないみたい。これを読んだらなんで捕まんないんだろうと思うかもしれない。本当にもどかしくて、警察や検察、科警研、裁判所が絡んだことは詳しくはわからないけど、わからないから悔しい。読んでてもなぜ?なぜ?がいっぱい。同じくらいの子どもを持つ親として時々涙しながら清水さんや遺族の方と同じ気持ちで、ただただ犯人が逃げ得になるなんて許せないし適当な判定で犯人と決めつけることも許されることではない。
    自分にとって馴染み

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    2025年11月15日
  • 「南京事件」を調査せよ

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    調査報道というのは本当に大事だし、事実をなかったことにする歴史修正主義というやつはタチが悪いなと。

    本の内容ではなく他の人の感想を見た感じだけど、一般的な感覚はこの本の内容を否定する感じはほぼなくてよかった。
    ソーシャルメディアだったらアホほどクソリプがつきそうだけど、ああいうのは一部の人だけなんだなと思えた。

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    2025年11月10日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    内容は表紙のインパクトさを超えている
    それほど皆に見て欲しい見た方がいいと思った1冊
    今の日本の警察、マスメディアの在り方に1人の記者が人生をかけて問いかけていたのがよく伝わった こんな人がまだ今の日本にいて良かった

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    2025年10月23日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    縦社会に属しているからこそ自身の権威を守るために問題を隠蔽し、闇に葬ろうとする。
    本来正義を貫かなければならない立場の杜撰な精神には心底呆れます。
    正しい審判が下されますように。

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    2025年10月05日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    胸の奥に重い余韻が残る。群馬・栃木の連続幼女誘拐殺人事件を追う中で浮かび上がるのは、DNA型鑑定の不確かさ、目撃証言の矛盾、そして司法の怠慢。足利事件を冤罪としながらも、その真犯人が未だ逃げ続ける現実が怖ろしく感じられた。被害者遺族の苦しみも、菅谷さんの取り戻せなかった年月も、何度も胸を締めつける。「正義はどこにあるのか」を問い続けさせる作品。

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    2025年10月01日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    6.7時間で一気に読み終えてしまうほど、引き込まれる内容でした。ノンフィクションを読むのは初めてでしたが、ジャーナリスト視点で事件を追っていく臨場感が面白かったです。

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    2025年09月24日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    ノンフィクションと思えないほどの読みやすさ。内容が興味深いこともありますが、とにかく著者の文章力に脱帽でした。そして、とてつもない熱量と気持ちがこもった言葉の数々に圧倒されました。
    これは読んでよかった。いや、もっと早く読んでおくべき作品でした。
    文庫Xとして世に知られていなければ、手に取ることは絶対になかったと思います。さわや書店さんに感謝。

    この本の内容が本当であれば、闇が深すぎるなと思いつつ、この本をまるっきり鵜呑みにすることもダメなんだろうなと考えながら最後は読んでいました。

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    2025年09月15日
  • 「南京事件」を調査せよ

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    「南京事件は捏造である」という捏造に、しごく丁寧に調査を重ね、これをちゃんと読めば、南京事件はなかったなどとは絶対に言えない水準に達している。これでもなお反論する人は、この本をちゃんと読んでないだけだと思われる。しかし著者の清水さんは、南京事件だけを書いているのではなく、自分の奥底にある「差別意識」まで掘り下げて書かれているので、ほんとうに信用に足る人物であり、著書であると思う。

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    2025年08月19日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    袴田事件を取り扱ったスタンダップ・コメディで話題になった芸人のお勧めする本と聞いて読んだ。
    記者という存在に対しての見方が少し変わる。正直な話、記者とはwebに貼り付いては右から左に真偽のわからない情報を垂れ流す習性のある人々ばかりと思っていたのだが、情報を求めて足を使い、人に向き合い、公のために自分の得た情報を公開する。そこには正義と仕事に対する使命感がある。こんな方もいるのだなと思った。
    手記と呼ぶには言葉の使い方が軽妙で面白く、最初から最後まで被害者の少女たちに寄り添う気持ちに溢れている。この方の努力が報われますようにと願わずにはいられない。

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    2025年08月04日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    事件記者による、犯罪捜査を扱ったノンフィクションである。

    吐き気を催すような、集団による卑劣な犯罪行為と、それ以上に当時の警察の対応に驚愕する。

    一方で、事件記者の情熱やプライドには感心させられたと共に、人として本当に大切なもの、守らなければいけないものとは何か、深く考えさせられる作品であった。

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    2025年06月26日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    ノンフィクションものなので内容についてのコメントは控えるが、構成と文章が上手く、引き込まれる本だった。

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    2025年06月22日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    パンドラの箱を開けてしまった気分、読む前と後で価値観が変わるくらい衝撃を受けた。
    人を裁く人に漏れなく読んで欲しいと思った。一冊にかけられた熱量が半端ではない。
    真実かどうかの問題ではなく、ノンフィクションというジャンルにおいて間違いなく名作、語り継いで行かなければと使命感を感じた。

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    2025年06月10日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    ストーカー規制法のきっかけとなった桶川ストーカー殺人事件の真実を暴いた、1人の週刊誌記者のノンフィクション作品。

    真実を暴いてくれてありがとう…と身内でもないのに感謝と敬意しかない。
    そして真犯人の死で終えたのは上尾署の大大大失態でしかない。

    事件自体は知ってたけど詳細を読んで改めて警察のずさんな対応に腹が立つ。市民を守るはずの警察と、真犯人に彼女は殺された
    その後の民事裁判も腸が煮えくりかえる。判事もまとめてクソだった。
    例の埼玉県警の映像も見たことあるけど終始ヘラヘラした会見で被害者と国民をバカにしてるとしか思えなかった。


    わたしは20年以ほど前、自分が一人暮らしを始めたばかりの頃

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    2025年04月26日
  • 殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―

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    著者の脅威的な真実への執着によって事件の全容が明らかにされていく、まるでフィクションのようなノンフィクション。
    パチンコ店で誘拐するっていう手口が悪質だなと…。”子どもをパチンコに連れて行った親も悪い”と、心の片隅に植え付けられるようで嫌な気分である。悪いのは誘拐犯なのに。
    子どもを失った上に、そのような言葉で自分を責め、他人にも責められ続けた親の心情はいかばかりか。
    最近は何か事件があると、SNSで被害者にも責任があると言い出す人がいるが、報道の情報しか知らない人がよく言えるよなと恐ろしくなる。

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    2025年04月13日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    すごい、しかない
    もうほんとに
    清水さんかっこよすぎる
    〝報道とは〟〝ジャーナリズムとは〟の極み

    ストーカー行為規制法が成立したのが詩織さんの誕生日ってgoosebumps

    あずさちゃん…つらすぎる

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    2025年04月08日
  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―

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    20年以上前に起きた事件ではあるが、決して忘れられてはならない悲惨な出来事だと思う。

    犯人が、何故そこまで執拗に詩織さんにまとわりつきストーカー行為や嫌がらせ行為に走ったのだろうと思った。
    本書でも触れているように、犯人は精神的に異常な部分があったようだ。そして、最後には犯人は自殺してしまった。何らかの周囲のサポート、精神的なケアがあったらこのような凄惨な事件は起こらなかったのだろうかと考えてしまった。
    しかしながら、犯人は相手が嫌がることはしてはいけなかったしあまりにも自分勝手で相手を想いやることができていないことに激しい憤りを覚えた。

    著者の清水氏は、自分の足で地道に取材されており、本

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    2025年03月15日