山川亜希子のレビュー一覧
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宇宙は拡張と収縮の数限りない組み合わせと、あらゆる振動数で振動している無数の個体が作り出している、壮大な調和そのもの。
生命のあるものとないものとの間に違いはない。両方とも同じ生命を持った粒子からできている。両方とも「かたまり」から「エネルギー」に変わるし、「エネルギー」は「スペース」に変わる。その逆も可能。
全ての人やモノは平等だという原則に基づいた法則にさえ従っていれば、私たちは自分の好きなように何をしても構わない。その場合、一番大切な法則は「愛」。愛とは「他の人と同じスペースにいる」という行為。
まわりのものや人々の全てに、豊かに愛をこめてあなたの意識を向ける事。そしてその全てを認 -
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ネタバレ英文のタイトルは世界一のセールスマン、とあるように、営業部門の人に必要な原理原則を物語に出てくる巻物の中に織り混ぜて、我々に伝えてくれる。
成功した商人が、次に巻物を渡すべき、印を持つ人と出会うまで、巻物を得たときのことを追想する。
個人的には巻物の1巻と2巻が響いた。経験も大事な資産だが、その原則を学ぶことによって、より短い人生を有意義にしてくれる。
自分自身の意識に暗示をかけるアファメーションのやり方と、周りの人間を愛すると良いことがある。どんな人間も、何かしら自分に教えてくれる。という考え方はやっぱり大事だなと改めて思った。 -
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米国ではキリスト教の影響によって、転生という考えは基本的に否定されている訳だが(元々、転生は肯定されていたが、教会の現世利益による影響力強化のため、転生はないことにされた)、本物の精神科医が書いたこの本によって、前世を肯定する人が決定的に増えたのではなかろうか。
ある意味、西洋世界における前世の(再)発見ということになると思う。
前世で刻まれたトラウマという刻印が、今生でも鈍く光を放ち、特定の状況における、原因不明の恐れや怒り、悲しみといった特定の感情や、パターン化した行動を誘発する。
前世でのトラウマを作った出来事を思い出すことによって、そういった症状が軽くなることがある。
催眠誘導により -
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ネタバレ自己啓発本のお手本とも言える『世界最強の商人』の続編。
世界最強の商人だったハフィッドが引退して14年。ハフィッドは世界中に自分の成功法を伝えるために講演するようになる。
講演はしかし、それほどの成果は得られず、ハフィッドはこれで最後と思ってナザレでの講演を終えた。
そこで昔からの友人であるセルギウスに会い、聖母マリアとの再会を果たす。
ハフィッドはその後講演旅行でも成功し、かつて教えを伝えたパウロと再会し、成功法を書物にまとめる決心を固める。
十の誓いは、前作同様毎日一巻ずつ繰り返し読むような形式になっている。
前回よりもさらに自己暗示の傾向が強く、続けること、全力を尽くし集中すること、反省