山川亜希子のレビュー一覧
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ずいぶん前、テレビ東京WBSスミスの本棚で紹介されていました。
世界中の多くの人に影響を与えた本です。
とは言え、寓話の様に読むと、単に少年の旅のお話になりますが、いくつも人生を歩む上での示唆が込められており、それが人々にささるのでしょう。
人生の節目には前兆がある。心と、自然と対話しよう。人はやって後悔するより、やらなくて後悔する。自然は偉大だが、太陽にも風にもできない事はある。愛を見つけた人は満たされる。
少年は彼女の元に旅する。
10年以上前に旅したアンダルシアに思いを馳せた。今でこそ西洋の中にイスラム文化が残る地だけど、少年が生きた頃はどんなだったんだろう。 -
Posted by ブクログ
人生には力を入れる必要があるときが必ずある。それは人生のステージが変わるときだと思う。
そのときにもう一度この言葉を思い出したい。
「おまえが何かを望むときには、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」29
「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」154
自分の夢、何度も見る夢、、
それは願えば叶う、願い続け、前兆を見逃すことなく行動すれば必ず叶う。ほとんどの人はそうであると知っているのに、前兆の一歩手 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんて哲学的な話なんだ...
表向きは少年が見た夢を現実にすべくエジプトのピラミッドまで宝物を探しに行く冒険譚だけど、中身は人生、運命、愛、世界、そして神について語っている哲学書だった。翻訳が直訳っぽいからわかりにくくなっているのか、それとも自分の読解力が足りないからか(恐らくどっちも)理解できていない事柄が多いと思う...。
「愛」とか「大いなる魂」「大いなる作業」といった単語の定義がとても難しい。色々なシーンにバラバラと散りばめられているからでもあるけど、私が一番読解に苦しんだのが、少年が砂漠と風と太陽と会話するシーン。その中で「愛」の定義について語っているのだけど、少年は砂漠に「愛とはな -
Posted by ブクログ
【1巻】私は今日から、新しい人生を始める
なぜ良い習慣を続ける必要があるのか?
それは勝利(成功)の再現性および方程式を自分の中に育む地盤となるからではないだろうか。
多くの人は、楽で愉快な体験を追い求める。具体的にはアミューズメントを楽しんだりオシャレなレストランを片っ端から食べ歩いて
そこでの体験を友人に語る。もちろんそれはフロー体験になるし、何もしないでいるよりは遥かに素晴らしい。
常に新しいものを自分の中に取り込み刺激を求める側面は、自らを陳腐化させないためにも失ってはならない。
しかし、そればかりを追い求めると「消費する体験」に価値を見出していることになる。常に新たなフローを追い求め -
Posted by ブクログ
思考が現実化するプロセスは、物事の暗記と同じ。
例えば、物事を暗記する時、何度も思い出しながら記憶する。覚えたくなくても、覚えてしまうだろう。
行動も毎日同じことを考えていると、それと同じ行動を取るというだけ。ただし、覚えるのではなく、実際に行動する必要があるから、一切の疑いもなく思考しなければならない。否定的な部分があると、否定箇所まで頭に浮かんでくる。だから、「~しない」ではなく「~する」で考えなければならない。
特に、何の目標もなく生きてきて、何にも夢中になることができない人、心からやりたいことがない人に進めたい。人生はイメージの世界だと私は考えている。イメージできれば、感情が揺さぶら