鳥原隆志のレビュー一覧
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・①「重要かつ緊急度が高いこと」の優先順位を早く(高く)してやるのは当たり前だけど、
②「重要度が高いけれど、緊急性は高くないこと」も意識し優先度を上げ、かつ継続的にやっていかないと、②の事案がどんどん①に移行していってしまうので、まずマトリックスを作って、優先度と使える時間を意識して実行していこう。
・「定量情報」(「あと3時間ある」)…受け取る人によって誤差が出ない。
「定状情報」(「まだ時間がある」「あまり時間がない」)…具体的な数字で言ってないので、発信者と受け取った人によって思い違いが生じてしまう可能性が大きい。相手がこういう表現で言ってきたら、具体的な数字などで確認し合って、思い違 -
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前巻「究極の判断力を身につけるインバスケット思考」に続いて拝読。結論から言って表題にもあるとおり、二年目の私にとってはうってつけの本であった。
本書はインバスケット問題を15案件から成る大問を二問解き、二年目で体験する業務案件、そして今後マネージャーにとって必要な業務案件を擬似体験する中で、どういった思考やビジネススキルが必要となるかを体得するという構成である。
思考タイプの異なる四人の人物が各案件に対して異なる答えを提示し、どういう思考プロセスを取ることが最も妥当であるかを検証していくので、偏りがなく非常に共感しやすかった。そして何より自分の考えた答えを誰かの答えと重ね合わせることで自分の -
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本書は、読者が「社長」になりかわって登場人物とともに「経営の20の難問」の答えを考えていくという形式になっている画期的な内容になっております。『社長』という仕事の大変さとやりがいを思って読みました。
献本御礼。
本書はストーリー仕立てで綴られる『インバスケット・トレーニング』という筆者の紹介するメソッドのテキストであります。ここには社長と従業員の『立場』の違いに始まり、社長という仕事の『やりがい』としんどさということが、前書きから記されてあって、引き込まれるように読んでいきました。
これは登場人物と一緒に20の案件から自分の判断を仮定して読んでいくのが理想でありますが、正直な話、半分ほ -
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ネタバレ以前に読書会に参加した時に、参加者の方が持ってきているのを見て思わず買ってしまった本。
インバスケット思考とは、案件をいかに効率よく優先順位を付けて片付けていくのかという考え方のことを言う。
ゲーム感覚で楽しみながら読むことが出来た。
設定は、今から研修に行かなければならないが、先輩・他部署から依頼された仕事がいくつもあり、それをどうアタマを働かせて処理をしていくのかというもの。モノによっては無理難題もあり、それについてどうこなすのかという取捨選択もある。
これ2年目の社員4人が、自分だったらどうするのかというのを1つずつ管理者の元で考察していく。
後半は、緊急事態が発生するという設定で4人で -
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やらないことを決める
→両親は新聞チラシを見る時にまず、要or不要に仕分けてから、いるチラシを見ていた気が!
⭐️学んだこと
•相手のタイプ、価値観を見抜く
利:自分の利益になることを重視するタイプ、メリットを具体的に示す
律:ルールや法律を重視するタイプ、ルールや前例に基づいて説明
情:感情や人間関係を重視するタイプ:熱意や誠意を伝えると効果的
⭐️TO DO
•インバスケット思考
①良い結果よりも制限時間内に行うことが最も重要
②技やアイテムは、思う存分使う
③楽に仕事をすることを最優先に考える
×タスクを一つでも減らそう
○どうすれば二度とこのような面倒な仕事をしなくて済むのだろう
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経営者ではないが、鳥原先生の著書ということで購入。中々納得できない思考もあったが、一項目毎にクイズ形式で解説およびまとめもあって読みやすかった。
普段の仕事にも共通する考え方で下記については心に残っている。
・p.162水平展開のポイントはスピード
なぜならサクセス事例は生ものだから
・p.171経営者の仕事は心配である 松下幸之助
良い判断 いかに正確に判断するかということではなく、いかに判断したことを早くやり切ることができるかである。
・p.194任せる力
1方向性は出す 2サポートする 3責任はとる 4報告を受ける
・p.215小さく始めて大きく勝負
アイディアを形にする習慣をつけよ