【感想・ネタバレ】入社2年目のインバスケット思考のレビュー

あらすじ

インバスケットとは、もともと「未処理箱」の意味で、制限時間内でより多くの案件を正しく処理するバーチャル・ビジネス・ゲーム。アメリカ空軍から生まれ、一流企業の登用試験にも使われる、今、ビジネスパーソンに最も注目されているトレーニング。 「入社2年目」は、本格的な上司とのコミュニケーション能力や状況判断力・問題解決力が求められる大切な時期。 その入社2年目に求められるビジネスの基礎を、インバスケットによって、ゲーム感覚で身につけることができる。

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Posted by ブクログ

入社二年目となると、もう10年以上前になってしまう。
この本では、4人の当事者が出てきて、それぞれの解決案を出していくストーリーで進んでいく
その中で、既に入社二年目で保身言葉や逃げ言葉を使う回答例が出てきていた。
それを読んでいて、はっとした。
私は最近同じような言葉を多く使っているように感じたからだ
15年近くなるとなぁなぁになってきていたのかもしれません
ここで、もう一度新鮮な気持ちにならないと、社会人として終ってしますかもしれません
新たな気持ちにさせられた一冊でした

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2016年02月21日

Posted by ブクログ

入社12…年すぎているけど、仕事が出来るようになりたくて、読んだ。
インバスケットは、2冊目。
とっさの判断は、本当に難しい。
以下が印象深い内容。

目的と手段を混同しない。
物事は、点で見ずに線で見る。

問題点 →仮説→情報収集→この上で対策を複数考える。

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2013年11月10日

Posted by ブクログ

前巻「究極の判断力を身につけるインバスケット思考」に続いて拝読。結論から言って表題にもあるとおり、二年目の私にとってはうってつけの本であった。

本書はインバスケット問題を15案件から成る大問を二問解き、二年目で体験する業務案件、そして今後マネージャーにとって必要な業務案件を擬似体験する中で、どういった思考やビジネススキルが必要となるかを体得するという構成である。
思考タイプの異なる四人の人物が各案件に対して異なる答えを提示し、どういう思考プロセスを取ることが最も妥当であるかを検証していくので、偏りがなく非常に共感しやすかった。そして何より自分の考えた答えを誰かの答えと重ね合わせることで自分の答えを客観視することができ、思考のタイプを振り返ることができたのがとても良かった。

曰く、「一番犯してはならない失敗は、判断をしないことによる失敗、つまり意図のない失敗だ。」会社の風土上、日々自己判断を避ける、もしくは課としての判断を避けたい仕事が数多くあるゆえ、この言葉がグサリときた。

本の評価とは外れますが、この場だけの感動に収めずに自分の糧としたいですね。

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2013年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

以前に読書会に参加した時に、参加者の方が持ってきているのを見て思わず買ってしまった本。
インバスケット思考とは、案件をいかに効率よく優先順位を付けて片付けていくのかという考え方のことを言う。
ゲーム感覚で楽しみながら読むことが出来た。
設定は、今から研修に行かなければならないが、先輩・他部署から依頼された仕事がいくつもあり、それをどうアタマを働かせて処理をしていくのかというもの。モノによっては無理難題もあり、それについてどうこなすのかという取捨選択もある。
これ2年目の社員4人が、自分だったらどうするのかというのを1つずつ管理者の元で考察していく。
後半は、緊急事態が発生するという設定で4人で知恵を出しながら解決策を見出していく。
小説的な展開も随所にあり、一つの読み物としても楽しむことが出来る。
インバスケットという新種の言葉に興味をもっているなら第1作目もあるのでそちらもオススメしたい。

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2012年02月26日

Posted by ブクログ

「未処理箱」という意味がある「インバスケット」というゲーム方式の仕事のトレーニング方法についての本。

一般的には管理職向けの研修や管理職への昇進試験に使われるらしい。
本書では入社2年目の社員向けの考え方や仕事の進め方に焦点を当てて、物語形式で話が進む。

面白そうなのできちんとやってみたいと思った。

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2011年11月30日

Posted by ブクログ

鳥原さんのインバスケットシリーズということで購入。題材として入社2年目向けの基礎ではあるものの、入社何年目であっても初心に立ち返って自身に足りない思考の確認ができる良本だと感じた。
リーダーの報酬のほとんどは判断への報酬という言葉が心に残った。

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2025年09月27日

Posted by ブクログ

あまり意識してなかった判断や順位付け、仲間とのコミュニケーション方法を寓話をもとに考えさせてくれた。

既に2年目は過ぎているけど、リーダーの立場にあるので参考になった。ここから次のインバスケット思考進めていきたい。

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2021年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2014年に読み終わってまだ登録してない本があと数冊…('_')レビューもまだ書いてない…
今年は、「時間の有効な使い方~」とか、「できるビジネスマンの整理術~」な内容の本じゃなくて、本作のようなビジネス書に多く触れて、仕事に取り入れていきたいな。


【インバスケット思考とは】
①優先順位の設定 ②判断までのプロセス重視 ③問題を放置しない

LET’S インバスケット!
Q1.上司の指示に従って行ったはずの仕事にNGが出た時はどう対応すればいいのか?
A1.とにもかくにも謝る!相手を満足させてこそ一人前。相手の意見をいったん受けて、自分の意見を述べる(YES・BUT方式)。

Q2.上司から一度に複数の事案を頼まれた時は?
A2.どの指示から取り掛かるべきか、機嫌や重要性を確認して取り掛かる。自分が部下に指示する時は順番を付けて。

Q3.後輩が大失態!教育係である自分の取るべき行動は?
A3.部下の失敗=自分の失敗。部下が失敗したときは絶好の教育のシーンと捉える!

Q4.先輩の仕事内容が物足りない時は?
A4.自分より経験・技量がある人の仕事を頭ごなしに否定せずに、提案という形で代替案を探ってもらうよう仕向ける。これは企画段階の調整で防げた可能性もある(情報の非共有)。

Q5.直属の上司以外の上司から受けた指示にはどう対応する?
A5.まずは直属の上司に報告!事後報告でも良いケースもあるが、多くは相談するべき(「聞いてなかった」は心象悪い)

Q6.お詫びをする時はどのような言いかたで?
A6.相手が何を聞いているかを最優先し、言い訳ではなく結論から入る。

最も犯してはならない失敗は、判断をしないことによる失敗。
意図のある失敗をすることで次のステージが見えてくる!

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2015年01月28日

Posted by ブクログ

架空のお話を通してインバスケットを疑似体験できる。自分の考えと近いものを選びながら進められて、どういう判断が望ましいかもわかりやすく書いてある。
判断をすることが大事だが、ただ判断するだけではだめで意図のある判断をすることが大事。
良いプロセスは良い結果をもたらす、ということを主に伝えたい内容と感じた。

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2013年12月26日

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先日インバスケット試験を受講した後に読んでみましたが、試験そのものとは全く別のものと思われた方がいいです。選択肢を与えられれば、何となくよさそうなものは分かりますからね。筆者の書かれているもう一冊「インバスケット思考」を読んだ後、おとぎ話のような感が拭えなかったのですが、この本の本の方が読み終わった後しっくりくるものがありました。

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2012年10月14日

Posted by ブクログ

最後にそうくるかということでびっくりしました。考え方としては勉強になりました。飛行機を無駄に飛ばすとお金かかるんだなー。

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2012年09月19日

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2年目じゃなく4年目ですが、色々気づきました。
ストーリー仕立てで読みやすいので、インバスケット思考の導入としてはいいかなと。
他のインバスケットの本も読んでみたいなと思いました。

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2012年03月07日

Posted by ブクログ

昇格試験対策のインバスケット関連本を読み漁る。
この本は、入社2年目を対象としている。インバスケットに正解はないけど、対応に必要な思考はある。いかに当事者として考えられるか。日頃の仕事の癖がでるな〜と反省。
会社の組織の一員として働くのだから、自分よがりでなく、周囲と協力して、問題の本質を捉えて全体最適を考える必要がある。

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2024年08月10日

Posted by ブクログ

ああそうか、私は会社で起こっていることに基本的にあまり興味がないんだ、と気がついた。仕事は当面続けるにしても。

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2015年02月22日

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溜まった仕事を一定時間内に的確に処理するためにはどうすればいいか?を考えるためのゲーム。
正直、会社や上司の年齢によって求められるものは違うし、いくらなんでも社畜すぎる・・・といった考え方もあったが、気配りのポイントなど勉強になることが多かった。

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2013年03月29日

Posted by ブクログ

短時間で意思決定をしよう。
いる、いらない。
いる、いらない。

こういう方法で、
これをああして、

優先的に、これが上で、これはもうちょい下で


インバスケットとは、課長や部長の机の上にある処理済み/未処理箱(棚)のことであり、
本書はそんなインバスケットをベースにしたフレームワークを養うために、制限時間の中で未処理箱の案件処理するための考え方を養成するものです。
部長や課長、担当などの決められた立場(役柄)があり、その職位に応じた意思決定をしていかなければならない。
それを本書では架空なストーリーで与えられた立場から多くの課題を処理するトレーニングを行います。

実際にやってみると、脳に汗がかきます

これは、研修でやってみるとより効果がありそうな考え方だね。
問題解決のスピードが鍛えられそうです。

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2012年07月31日

Posted by ブクログ

アメリカ軍発祥とされるインバスケット思考なるものを入社二年目向けにアレンジして書かれた本。
ほとんど、小説のような形式をとっており、内容としては、複数の案件を制限時間内に如何に処理していくのかというもので、新入社員研修を思い出させるようなものであった。
なお、国内でインバスケット思考に関する本を執筆しているのは、本書の著者でもある鳥原隆志氏のみといってほぼよく、この思考法について国内の書籍のみで検討するのには注意が必要であると感じた。

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2012年07月15日

Posted by ブクログ

仕事の進め方を説いた本。
部下の使命は上司を働きやすくすること。優先順位が分からなければ命令もとに確認せよ。
小さなことはすぐに片付け、心を落ち着かせる。
自身の課題を上司に聞け。

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2012年04月21日

Posted by ブクログ

若手の教育の題材としては、使えるかもしれないが、ベテランにととっては、当然の判断力だと思われる思考法である。

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2011年12月12日

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