【感想・ネタバレ】入社2年目のインバスケット思考のレビュー

あらすじ

インバスケットとは、もともと「未処理箱」の意味で、制限時間内でより多くの案件を正しく処理するバーチャル・ビジネス・ゲーム。アメリカ空軍から生まれ、一流企業の登用試験にも使われる、今、ビジネスパーソンに最も注目されているトレーニング。 「入社2年目」は、本格的な上司とのコミュニケーション能力や状況判断力・問題解決力が求められる大切な時期。 その入社2年目に求められるビジネスの基礎を、インバスケットによって、ゲーム感覚で身につけることができる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

以前に読書会に参加した時に、参加者の方が持ってきているのを見て思わず買ってしまった本。
インバスケット思考とは、案件をいかに効率よく優先順位を付けて片付けていくのかという考え方のことを言う。
ゲーム感覚で楽しみながら読むことが出来た。
設定は、今から研修に行かなければならないが、先輩・他部署から依頼された仕事がいくつもあり、それをどうアタマを働かせて処理をしていくのかというもの。モノによっては無理難題もあり、それについてどうこなすのかという取捨選択もある。
これ2年目の社員4人が、自分だったらどうするのかというのを1つずつ管理者の元で考察していく。
後半は、緊急事態が発生するという設定で4人で知恵を出しながら解決策を見出していく。
小説的な展開も随所にあり、一つの読み物としても楽しむことが出来る。
インバスケットという新種の言葉に興味をもっているなら第1作目もあるのでそちらもオススメしたい。

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2012年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2014年に読み終わってまだ登録してない本があと数冊…('_')レビューもまだ書いてない…
今年は、「時間の有効な使い方~」とか、「できるビジネスマンの整理術~」な内容の本じゃなくて、本作のようなビジネス書に多く触れて、仕事に取り入れていきたいな。


【インバスケット思考とは】
①優先順位の設定 ②判断までのプロセス重視 ③問題を放置しない

LET’S インバスケット!
Q1.上司の指示に従って行ったはずの仕事にNGが出た時はどう対応すればいいのか?
A1.とにもかくにも謝る!相手を満足させてこそ一人前。相手の意見をいったん受けて、自分の意見を述べる(YES・BUT方式)。

Q2.上司から一度に複数の事案を頼まれた時は?
A2.どの指示から取り掛かるべきか、機嫌や重要性を確認して取り掛かる。自分が部下に指示する時は順番を付けて。

Q3.後輩が大失態!教育係である自分の取るべき行動は?
A3.部下の失敗=自分の失敗。部下が失敗したときは絶好の教育のシーンと捉える!

Q4.先輩の仕事内容が物足りない時は?
A4.自分より経験・技量がある人の仕事を頭ごなしに否定せずに、提案という形で代替案を探ってもらうよう仕向ける。これは企画段階の調整で防げた可能性もある(情報の非共有)。

Q5.直属の上司以外の上司から受けた指示にはどう対応する?
A5.まずは直属の上司に報告!事後報告でも良いケースもあるが、多くは相談するべき(「聞いてなかった」は心象悪い)

Q6.お詫びをする時はどのような言いかたで?
A6.相手が何を聞いているかを最優先し、言い訳ではなく結論から入る。

最も犯してはならない失敗は、判断をしないことによる失敗。
意図のある失敗をすることで次のステージが見えてくる!

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2015年01月28日

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