アレクサンドル・デュマのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ誠実な好青年の船乗り、ダンテス。
老いた父の孝行をし、美しい婚約者も居て、船乗り仲間にも信頼されている 絵に描いたような善人だった。
しかし、船長の就任が決まり、愛しい婚約者との結婚式当日
彼はナポレオンに加担したと密告を受け逮捕されてしまう。
それは仕組まれたものだった。
ダンテスは何も知らないままに、刑の重い罪人が収容される監獄へと送られる。死ぬまで出してもらえない罪を背負ったダンテスは
偶然にも大金と共に真実を知る機会を得る。
全てを知ったその時、善人であるダンテスの頭に浮かんだのは復讐の文字だった。
2巻は脱獄から最後の善事、息子らの接触まで。
3巻からいよいよ、というところ -
Posted by ブクログ
ネタバレ【概要・粗筋】
ローマの謝肉祭見物に訪れたフランツとアルベールは、同じ宿に滞在しているモンテ・クリスト伯と知己になった。ところが、アルベールはルイジ・ヴァンパという山賊に身代金目的のために誘拐されてしまう。身代金を用意できないフランツは、伯爵に助力を求めたところ、ヴァンパに恩人であった伯爵によってすぐさまアルベールは助けられた。伯爵に心酔したアルベールは、パリでの再会を約束する。
【感想】
150年以上前の作品だが、大衆向けの作品だけあってテンポよく話が進んで飽きさせない。それでも、第三巻はエドモンとメルセデス、ダングラールらの再会が読みどころというぐらいで、他は特に印象には残らなかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ【概要・粗筋】
モンテ・クリスト伯を愛する美しいギリシャ女性・エデはオペラでアルベールの父・フェルナンを一目見て、自分の父を裏切った男であることに気づく。また、伯爵はヴィルフォールとダングラール夫人との間の子・ベネッドをパリに呼び寄せて、アンドレ・カヴァルカンティ子爵に仕立て上げる。このように伯爵の復讐の準備を着実に進めていく。
【感想】
物語も折り返し地点を過ぎて、ほとんど登場人物がパリに集まった。様々な思惑を抱いた登場人物がたくさん出てきて、錯綜し始めた。復讐を独力で成し遂げようとしている伯爵は、うまく制御できるのだろうか。
アニメとは違って原作はアルベールとユージェニィーが幼 -
Posted by ブクログ
新しい船長として将来を期待される青年エドモン・ダンテス。婚約披露宴の席上で突然逮捕され、地下の牢獄にとじこめられたエドモンは、囚人の神父に導かれてあらゆる教養を身につける。
14年後、脱獄した彼は、モンテ・クリスト伯を名乗り、自分をおとしめた人々への復讐の念に燃えるのだった。
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なんとなく目についたから岩波少年文庫の方で読み始めちゃったんだけど、縮訳だった!!そうだよねー!上中下で終われるはずがないと思ったんだが……
でもこっちで読み始めたから、こっちで全部読んでから完訳で読み直そう…
どうせアタシ一回じゃ話つかめないし!
というわけで読み始めたが、面白いねえ…モ -
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Posted by ブクログ
某N○Kの放送にまんまと嵌まってみたものの、ふと出た疑問。三銃士ってこんな話しだっけ?
思わず手にとってみましたが、何だか非常に驚きました。ダルタニアンは生意気なところはそっくりですが、むしろもっと策略化。アトスは貴族然とした雰囲気をかもし出しつつ、人形劇より渋いです。その代わりのようにアラミスはもっと軟弱な美少年風。ポルトスは、もっとタラシの雰囲気で。
そんな三銃士とダルタニアンとの出会いがお約束のオンパレード。三人に対しそれぞれ違う時間の決闘を次々約束するダルタニアン。決闘につきものの付添い人は三銃士の場合、互いに務めるわけでして、最初のアトスとの決闘に行ったら「あれ、何で三人いるの?」み -
著者にフランス人の名が
この内容で、何故親父のデュマが出てくるのか、不思議不思議。
間違いとすると、同じ間違いをしない様に、
対策を考える必要がありますね。まあ、お好みで。