高野和明のレビュー一覧

  • ジェノサイド【上下合本版】

    匿名

    購入済み

    おすすめ

    とても面白かったです。
    緻密な設定でリアリティがあります。
    テンポが良くスリルもあり、上下巻ありますがサクサク読めました。
    遺伝子や創薬化学、軍事、航空、数学、コンピュータ関連についてはさっぱりの素人なので、そのあたりはへぇーそうなんやーぐらいでささっと読みました。
    ヒューマンドラマあり、サスペンスありのエンタメ性の高い作品でおすすめします。



    ただ、気になる部分がいくつかありました。
    韓国を持ち上げ、日本を下げる言及がちらほら。
    さらには日本における難民受け入れについて、
    アメリカの百分の一以下で非人道的レベル、難民鎖国とまで述べている。
    それから、母親の愛情こそが全ての平和の礎であると

    #ドキドキハラハラ

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    2026年01月06日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    最高のエンタメ小説でもあり人類の虐殺についても描写されているのでテーマのメッセージ性も強かった。
    上下巻なので濃厚な内容で特に下巻に入ってからは展開がどんどん進んでいくのでとても楽しめた

    虐殺のシーンはこれが実際に現在も行われていることのほんの氷山の一角であると考えるとヌースたちに新人類にもう主導権を渡してもいいのではないか、とすら感じてしまう。確かに誰しもが残虐な面を占めるわけではないけど、それにしたってこれまでの歴史や現状のアフリカを見るとやっぱ人間の倫理って利益とか原初の欲求には敵わないんかなー、とも思った。

    もし新人類が自分の欲望でなく、全体に平等に利益が分配される仕組みを構築して

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    2025年12月31日
  • 犯人と二人きり

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    ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなどエンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ短編集。

    7篇の短編から成る。幽霊話が多かった気がするけれど、どの話も一気に読ませる面白さ。高野和明の懐の深さに改めて感心した。また「13階段」や「ジェノサイド」のような力作長編が読みたい。
    (A)

    2025年の読書はこれで終了。 39冊(前年比ー5)読んでA評価は6冊(前年比+3)、B評価で☆5つが3冊(前年比ー5)でした。
    「通勤時間を使って読んだ本の感想」が基本の当ブログですが、在宅勤務がメインとなったので読書量がますます減っています。

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    2025年12月27日
  • 犯人と二人きり

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    短編集。やはりやや幽霊寄り。
    高野和明だけあって、緊張感がただならぬ。

    第1話 記憶のない男性。どうやらエンジニアだったのではないか。アメリカの福祉機関の手助けで、研究に従事する。

    第2話 大学時代の旧友が、毎日謎の足音に追われているという。自分だけに聞こえるのか知りたいので、自分の帰り道で音を聞いていてほしいと依頼される。

    第3話 未入籍の恋人が殺された。部屋にはなんとなく彼女が幽霊が幽霊になって残っているかのような雰囲気がある。彼は警察に疑われていた。

    第4話 高校のワックスがけの仕事をしている時に、おやっさんがちょっと事務所に帰ってしまった。また後で来るというが、その間は密室のよ

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    2025年12月27日
  • 踏切の幽霊

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    とても読みやすかったです。
    おもしろかった。
    怖かったけれども、私は霊的な怖さよりもミステリー要素が勝りました。

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    2025年12月22日
  • 踏切の幽霊

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    雑誌記者の松田は、幽霊特集を組むのでその取材を命じられる。いくつかの読者からの怪談はたわいもないものばかりだったが、下北沢の3号踏切の心霊写真だけは本物のように感じられた。踏切なので、飛び込み自殺も多いだろうと考えていたが、そこは驚いたことに殺人事件現場だった。しかも心霊写真は被害女性と同じ顔をしているのだ。
    松田は殺人事件の背景について調べ始めた。

    静謐な物語ですごく良かったです。今のところこの12月では2番目かな。

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    2025年12月21日
  • 13階段

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    20年以上も前の作品であるにも関わらず、新鮮であり、古臭さは一切ない。筆力、プロット、深みがエグい。死刑について考えさせられながらも、冤罪の謎を解いていく流れは秀逸であった。

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    2025年12月18日
  • 踏切の幽霊

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    まず文章が美しい。そして社会派とも、ホラーとも、ドラマともいえるこのストーリー。ラスト100ページはゆっくりとだが、目が離せなかった。
    悲しいストーリーではあるんだが、この物語を最後まで見届けたくなる。ジェノサイド以来の長編だったみたいなのでジェノサイドも読もうと思います。

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    2025年12月16日
  • 13階段

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    とんでもなく面白かった。活字なのにスピード感があり、デビュー作とは思えない。平易な言葉で書かれていてすごく読みやすい。複雑な伏線を何度も裏切る。久々にワクワクして一気読みした。

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    2025年12月14日
  • ジェノサイド 下

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    アメリカ政府・日本の大学院生・コンゴで任務を遂行する傭兵達という3つの視点で進む一見バラバラなプロットが驚くほど緻密に絡み合いながら伏線を回収していく中盤以降の面白さが圧巻だった。

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    2025年12月09日
  • 13階段

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    ずーっと彼女のこと気になってたけど、そういうことだったかあーと。
    酷い犯罪を犯した人の人権は正直どうでも良いと思ってるけど、刑務官の人たちのためにはなんとかならないかなと思う。

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    2025年12月05日
  • 犯人と二人きり

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    七つの怪事件短編集。ミステリーという枠組みの中で「犯人と二人きり」というシチュエーション以外、一篇それぞれが異なるジャンルの物語で新鮮な感覚で楽しめた。「ハードボイルドな小学生」の無二なテイストが特にお気に入り。「二つの銃口」と「天城の山荘」の臨場感も良かった。

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    2025年11月28日
  • ジェノサイド 下

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    今年こそは読もうと決めていた作品。
    昨年「13階段」を読んでから、ずっと読みたいと思っていて、ようやく手に取った。

    創薬学科を専攻する大学院生。
    難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、民間の軍事会社で働く傭兵。
    二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。

    上巻の前半は難しい描写もあり、あまり入り込めなかったけれど、上巻の後半辺りから面白さが加速して、下巻はページを捲る手が止まらなかった。

    別々の場所で起こっている出来事に徐々に見えてくる繋がり、次々に明かされる真相に大興奮!
    場面の切り替えが多々あり、一つの物事を多角的に見れるのも面白かった。

    本書に出てくるレポート、

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    2025年11月24日
  • グレイヴディッガー

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     本当にノンストップ!骨髄ドナーと殺人事件というテーマがよく結びついたと設定の妙に驚きました。
     散らばったシーンが一つに集約して行くに連れて読むのを止められない感覚が最高でした。

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    2025年11月18日
  • 踏切の幽霊

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     大都会の片隅で起きる「踏切に度々現れる奇妙な人影」の怪異と妻を亡くし絶望の淵にいる記者が交錯するホラー×社会派ミステリーで、怪談話と社会問題という一見合わないであろう二つの要素の鮮やかな融合とエンタメの枠を越えた生と死の物語の側面が胸が締め付けられるも読む側を引き付けて止まない作品に仕上がっていた。

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    2025年11月17日
  • 踏切の幽霊

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    高野和明『踏切の幽霊』文春文庫。

    『ジェノサイド』以来の久し振りの高野和明。単行本の刊行時から気になっていた作品である。

    何とも切なく遣る瀬ない結末のホラー・ミステリー小説であった。

    単なる幽霊譚ではなく、大都会の中で、過去の傷を引き摺りながら独り生き続けることの苦しさが見事なまでに表現されている。


    下北沢の三号踏切で繰り返し起きる怪異。

    最愛の妻を失い、絶望の淵に立った元新聞記者で現在はフリーランスの雑誌記者を務める松田法夫はデスクから心霊ネタの取材を任される。松田が取材を進めると下北沢の三号踏切で撮影されたという髪の長い細身の若い女性の霊の写真に行き当たる。

    松田がその女性に

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    2025年11月10日
  • グレイヴディッガー

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    面白かった!
    サスペンスものということで、この先どうやって逃げ切るのか、結末はどうなるのかドキドキしながら読んだ。
    八神がいいキャラしているなと思った。骨髄ドナーとなるくらい良い人だけれど、元は悪党だからただの良い人では逃げられない展開でも、なんとか打開していく様が気持ちよかった。
    高野和明さんは大好きな作家なので、全人類に読んでほしい。

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    2025年10月21日
  • ジェノサイド 下

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    傑作の一言に尽きる。
    最後まで失速のすることなく、駆け抜けてくれた。登場人物各人にも落とし所があり、ひとつも無駄がない終幕だった。
    蛇足だが、留学生の親友が、初対面の頃から自分の身に降りかかるであろう危険を省みず献身的に協力してくれたところは、あまりにも善人すぎる気もしたが、キャラクターを自然に好きにもなれたのでよかった。

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    2025年10月18日
  • ジェノサイド 上

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    タイトルからは想像ができなかった物語。傭兵の話と日本の大学院生の話の2軸て展開されており、読み応えがあった。絶体絶命のハラハラ感もあり、ページを捲る手が止まらない。
    構成も、人類学や心理学と政治の動きが絡まっていた。下巻の文末を見たら数多くの文献があったので、アイディアだけで勝負しない、確固たる積み重ねの知識がある本は貴重。
    集落からヌースを逃す脱出ものの側面もあり、僕は脱出ものが好きなので、その面でも下巻は楽しめそう。

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    2025年10月18日
  • ジェノサイド 上

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    進化論を知ってからずっと疑問だった「ヒトがサルから進化したのなら、なぜ今この瞬間、アフリカで新しいヒトが生まれないのか?」。まさか、同じことを考えていた人がいたとは。日本人薬学院生、脛に傷もつ傭兵たち、アメリカ政府、そして新人類。世界が不思議に繋がっていく。ページをめくる手が止まらない。

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    2025年10月05日