高野和明のレビュー一覧

  • 13階段

    購入済み

    最後まで展開が分からずドキドキ

    ミステリー要素もありながら、罪の意識について深く掘り下げられている作品。
    こう書くと小難しい内容に思われるけど、主人公である元受刑者の青年と元刑務官のキャラクターがとても好感が持てるので、応援する気持ちでどんどんページをめくってしまう。
    前半は登場人物たちの感情が丁寧に描かれていて、後半は手に汗を握る展開でドキドキハラハラ。
    最後の最後まで青年が隠していた秘密が明かされたあと、その秘密を踏まえた上でもう一度読み直したいと思った作品。

    #ドキドキハラハラ #共感する #アツい

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    2026年08月26日
  • 13階段

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    じりじりと迫る執行までに間に合うか。真相は、真犯人は誰なのか。ずっと、終盤は特にハラハラドキドキだった。
    さらには死刑執行風景がリアルで、死刑制度についても深く考えさせられる濃密さがあった。

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    2026年08月18日
  • ジェノサイド 下 新装版

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    上巻に引き続き、期待通り非常に良かった。
    少年兵たちの出自回想シーン、そしてイエーガーたちとの戦闘シーンが壮絶すぎて強烈で、ずっと後味の悪さが残る。
    ヌースは複雑系を瞬時に理解するという特性を持つ。
    が、一応現実としては、変数が多いカオスは、時間の経過とともに指数的に可能性の空間が広がるため、この世では情報を保持しきれなくなる制約がある。
    そのため、直前までは予測できても、遠い未来になるとどんなに高性能な計算機であろうとお手上げだ。ここの部分は創作作品ならではの疑似科学だろう。
    本作だと海流の計算が当てはまる。タンパク質合成の部分も変数が多すぎる。
    その点、政治的駆け引きはまだ変数が少ないため

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    2026年08月16日
  • ジェノサイド 下 新装版

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    大学生の頃の自分に読んで欲しい。
    ちょうど、卒業論文を前に教授から言われた言葉
    「過去の研究を踏襲し、そこに1つ自分のオリジナリティを付け足しなさい」
    当時はその必要性・プロセスをよく理解できなかったし、自身の思いつきや閃きなど何の役にも立たないなどといじけていた思いがあった。
    そんな時にこの終盤、先人への思いを馳せる研人と出逢っていたならば。そう思わずにはいられなかった。

    この物語では、多くの人の(勿論人生を捧げたような先人達の努力が身を結んでいるところが多いが)積み重ねが「GIFT」という魔法を意味あるものにしました。

    あの時の自分も、たとえ卒業までの間だとしても1人の研究者となってい

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    2026年08月13日
  • 13階段

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    記憶を失った死刑囚の冤罪を晴らすために、刑務官と元受刑囚が調査していくお話。
    読書初心者の私ですが、これがミステリーの魅力かと思い知らされ、後半は声を出すほど驚く場面もあり徹夜で一気読みでした。
    南郷、三上ペアを忘れません。

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    2026年07月19日
  • ジェノサイド 下 新装版

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    圧倒的なスケールの中で展開されるストーリーに、終始夢中になる。と同時に、下巻では色んな場面で人類や世界に対する多くのメッセージ性も感じる。
    イラク戦争の凄惨さ、米大統領の権力濫用、同じサピエンス同士での殺し合い、科学が生み出した核兵器という殺戮器、そして見返りを求めない善行…。知性を手にしたはずの「人類」がやってきたことの多面性を感じることができた。
    なぜこのタイミングで新装版が刊行されたのか。戦争を辞められない人類に突きつける現実、1人の権力者の判断で何万人もの命が奪われる可能性、意思を持ったAIが登場するかもしれない未来(人類の知能を超えた存在)。どんな価値観で、どんな生き方をしていくのが

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    2026年07月10日
  • 犯人と二人きり

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    以前読んだ『踏切の幽霊』が良かったので、読んでみました。

    短編集。帯に書かれてる言葉が「ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなど、エンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ、傑作短編の豪華詰め合わせ!」です。本当にお得な作品だと思いました。どれもどんでん返しの結末ががあり、心温まる結末もあったりとなかなか楽しめました。

    やっぱり『踏切の幽霊』が良かったということで、幽霊がきっかけで事件の真相、犯人が分かるというのが、私は好きですね。でも今回私は、『ハードボイルドな小学生』という話が1番好きです。とにかく小学4年生が可愛い。主人公の男の子は、探偵です。タイトルど

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    2026年07月09日
  • 13階段

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    ネタバレ

    刑務官と前科者が10年前の死刑囚の冤罪を晴らす為奮闘する物語。
    張り巡らされた伏線が最後に綺麗に回収されてとても良かった。
    死刑制度という少し難しいテーマではあったが、描写や説明が丁寧で、非常に読みやすかった。

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    2026年07月04日
  • 13階段

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    二転三転と高野和明さんの手のひらで転がされました。
    死刑制度について考えさせられる作品。
    ダブル主人公で読んでいてまるで映画を見ていたかのように面白かった。
    できれば、、、友里さんの幸せになった描写と
    2人がサウスウィンドベーカリーで笑って再会する描写が欲しかったです。
    でもきっと皆幸せになったはず!

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    2026年06月26日
  • ジェノサイド 下 新装版

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    色々な人物の視点で物語が進んでいき、話のテンポがとても好みだった。
    また、設定もかなり作り込まれてるいると思ったし、考証にも力を入れてるいると感じた。

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    2026年06月25日
  • 13階段

    購入済み

    面白かった!
    重いテーマにもかかわらず、そしてじっくりと書かれているのに、スイスイと読み進めることができて(止められない!)、半日ほどで読み切った。
    登場人物の多くに好感が持て(主人公のうちの一人は傷害致死で服役した前科者だが)応援したくなる気持ちになる。作者の力量か。デビュー作ですよ!?

    なお、ミステリーでおなじみ?の某ネタがあります。こんなところで出すか?!(笑った)

    ラストに向かって、二転三転する展開。とくに後半すごい。
    五章の最後、ある人物の名を読んだとき戦慄しました…。

    最後に、小説とはいえ登場する全ての人、特にあの人に心の平安が訪れることを願ってやみません。
    読んだ人ならわか

    #共感する #切ない #ドキドキハラハラ

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    2026年06月24日
  • 踏切の幽霊

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    ネタバレ

    とてつもない満足感。ホラー小説の枠を超えた物語でした。松田さんと幽霊の交流に心があたたまりました。怖がらせることが目的でなく、しっかり恐ろしさも感じられる幽霊が存在する小説というのは他にない気がします。『ジェノサイド』も好きな小説でしたが、この小説もまた素晴らしかったです。

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    2026年06月14日
  • K・Nの悲劇

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    いやはや高野さんの小説は毎回ドラマのように構成されているので続きが気になって気になって仕方ないです。

    今回は、中絶に失敗した幽霊に取り憑かれてしまう
    お話でした。とはいえホラーではなく、精神的描写を描いた作品です。幽霊がお好きなのでしょうかね?厚みもあって細かく順を追って展開するので理解が深まります。

    踏切の幽霊、13階段、こちらの作品と全て良かったので他にも高野さんの作品を探して読んでみたいと思います。

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    2026年06月07日
  • グレイヴディッガー

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    ★95点

    冒頭から盛り上がりがあって、ノンストップでストーリーが動いていく。
    映画を見てるみたいにどんどん読み進めてしまう。
    アクションあり、サスペンスあり、ハートフルあり、エンタメたっぷりでおもしろかった。

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    2026年06月04日
  • グレイヴディッガー

    購入済み

    盛りだくさんの「逃走中」

    生まれて初めての善行のチャンスを得た小悪党が、
    リアルタイムで凶悪な連続殺人が進行する中、
    なぜか謎のグループ&数百人の警察官&殺人鬼に追われながら、
    少ない所持金で都内を逃走し、期限の時間までに目的地を目指す。
    とにかく憎めないキャラの主人公に感情移入しつつ、少しずつ明かされる巨悪の真相にハラハラ。
    道中はアクション満載。
    最後まで手に汗握る面白さでした。

    そういえば昔の携帯電話って充電なしで数日使えましたよね。現在のスマホに慣れてるとバッテリー心配になってしまうけど。

    #ドキドキハラハラ #アツい

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    2026年06月17日
  • 踏切の幽霊

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    久々の一気読み。読む手が止まりませんでした。タイトルのとおり奇妙な物語ですが、点が線となり、謎だった部分が徐々に分かっていく感じは正にミステリでした。
    作者さんを深掘りしたくなりました。

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    2026年05月26日
  • 犯人と二人きり

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    ネタバレ

    さすがの高野和明さん。読ませる読ませる。
    ホラーは苦手だから(といっても、ホラーとまではいかない幽霊系のストーリー)ゾワゾワさせられたけど、読みだすとどの作品もハラハラがあり、先が気になって仕方ない。

    死人に口ありでは、この生臭坊主、なんのためにいるんだ?と思っていたら、まさか、そこでそんな役割を与えられていたとはw

    どの作品も、ラストは予想を裏切る面白さがあった。

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    2026年05月22日
  • 踏切の幽霊

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    読み応えのある作品。

    幽霊や怪奇現象が多発するホラー小説だが、いわゆるホラー小説とは一線を画す内容だった。
    「事実は小説より奇なり」というが、その奇跡めいた事実を小説に落とし込んだような作品。

    こんなホラー小説なら、たくさんの人が楽しめると思う。

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    2026年05月16日
  • 踏切の幽霊

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    モキュメンタリーホラーとも言えるし、不思議な社会はミステリーとも言える。
    巻末の解説にもあったけど、宮部みゆきの火車を彷彿とさせた。大変に文章が巧く、またドキドキさせられる展開で一気読みできた。

    この本の直前に読んだスティーヴン・キングのチャーリーの数奇な人生と類似するところもある。
    個人的には「死」というもの対する恐怖は絶大である。自らの意識がなくなるということはどういうことなのか想像がつかない。
    死に対する恐怖への特効薬となるわけではないが、チャーリーの数奇な人生の「人々にはそれぞれ頭の中に壮大な世界があり、そこにこれまで関係した人たちが存在し、生活している」という世界観はある種救いとな

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    2026年05月15日
  • 6時間後に君は死ぬ

    Posted by ブクログ

    どなたかが書いてたけど、ハッピーエンドが良かった~(*^^*)
    意外と心温まる系ミステリーで、1冊読み終えると達成感がありました!
    高野さんの他の小説絶対読むぞ!!

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    2026年05月13日