高野和明のレビュー一覧

  • ジェノサイド 下

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    予測できない展開で、とても楽しめた。
    何かを匂わせる書き方や、先の読めないワクワク感がある。
    薬に関する細かい描写はやや難しい部分もあるが、専門知識がなくても十分に読める。
    超人類の知性の卓越ぶりを思い知らされるし、味方なら心強いが、敵に回したら絶対に勝てないだろうと感じさせられる。

    人類が最後の進化形だと決まっているわけではなく、今後ヒトよりも優れた生命体が誕生する可能性もあるのではないか。
    そんな想像が膨らむ小説だった。

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    2026年02月19日
  • 13階段

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    元受刑者と元刑務官がバディを組んで、死刑囚の冤罪を晴らすために調査していく話。

    ラストの展開が怒涛すぎて、どんでん返しのどんでん返しって感じ。

    元受刑者である三上の過去を知って、そりゃそうだよなって感じだし、
    南郷の刑務官としての仕事は素晴らしい事って事もわかる。

    元受刑者は手錠を思い出すから、腕時計はつけれない。

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    2026年02月19日
  • 13階段

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    もっと早く読めばよかったと後悔している。
    元受刑者と刑務官がコンビを組んで死刑囚の冤罪を晴らすっていうこのあらすじだけでアツいのが確定してる。
    進むにつれてどんどん引き込まれるし終盤の展開はハラハラドキドキで感情がジェットコースター。

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    2026年02月18日
  • ジェノサイド 上

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    コンゴのジャングルに住む民族の殺害ミッション。
    理由はウイルス対策だと知らされているが、物語が進むにつれて真実が徐々に明らかになっていく。
    展開が非常に面白く、情景もクリアにイメージできる。
    読み始めたら止まらず、海外ドラマを一気見しているような感覚だった。

    超人類の存在が人類にとって脅威になりうるという考えには一定の説得力があるが、大統領のパーソナリティが政策に強く影響している点ももっともだと思う。
    このホワイトハウスは、かなり攻撃的な方針を取っている印象を受けた。

    コンゴでの作戦とは直接結びついていなかった日本の大学院生が、下巻でどのように関わってくるのかとても楽しみ。

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    2026年02月16日
  • 踏切の幽霊

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    高野和明さんのファンだからというのもあるけど今回の作品も素晴らしかった。ホラーは苦手だからめちゃめちゃビビって読んだけど、初めてホラー作品でホラーの先に哀しみを感じることができた作品でした。おもしろかったです、

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    2026年02月12日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    上巻に続き、緊張に満ちたミッションが続く。ラストまで一気に読んでしまった。

    最初にイェーガーが命じられたのは、「人類を抹殺するウィルスに感染した人々を、やむを得ず殺すミッション」だったはずなのに、実は「アフリカのムブティ人の間に突然生まれた進化した人類を、彼に脅威を感じた合衆国が抹殺するミッション」だったことが判明した上巻。
    進化した人類アキリはまだ三歳にもかかわらず、合衆国の暗号通信を解読するわ、電力発電所にハッキングしてアメリカ各地を停電に追い込むわ、ものすごい力を発揮する。金と力に物を言わせて追撃してくるホワイトハウスの包囲網から、間一髪で逃れるシーンの連続は、読んでいて純粋にワクワク

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    2026年02月07日
  • ジェノサイド 下

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    何度電車を降り過ごしたか
    こんなにも引き込まれる作品は久しぶりだった
    人間という枠組みでできている社会に一石を投じることができる機会があるということの期待を持つことができました

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    2026年02月07日
  • 犯人と二人きり

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    高野和明さんの短編集。
    ミステリーをベースにSF、ホラー、サスペンス、ファンタジー要素が盛り込まれた作品。
    短編集は読みやすいけれど、ちょっと物足りなさを感じることがありますが、高野さんの作品はどれも読み応えあり。特に好みだったのは、『ハードボイルドな小学生』と『天城の山荘』。
    『ハードボイルドな小学生』は、主人公がクラス内で起きた怪文書事件の犯人を探す物語。主人公・優くんの大人の男性を意識した口調や行動が微笑ましい中、子どもならではの視点で事件を解決していく過程がとても面白かったです。
    『天城の山荘』は、時代背景も含めて好み。怖いけど面白くてページを捲る手が止まりませんでした。
    満足度の高い

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    2026年02月02日
  • ジェノサイド 上

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    7,8年ぶりの再読。
    昔読んでワクワクしたのを覚えていたのでまた読んでみようと思った。

    2回目だけどグイグイ物語に引き込まれていく。
    こういうSFアクションいいですね。

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    2026年01月31日
  • ジェノサイド 上

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    父の遺品整理をしていて、気になっ読んでみた。
    期待してなかったゲド、グングンストーリーに引き込まれて、没頭してしまった。
    この作品をきっかけに、SF小説にハマってしまうくらい好きな作品になった。

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    2026年01月25日
  • 犯人と二人きり

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    高野和明の小説を読むと、人間に対する愛、きれいなものもそうでないものも含めた大きなものに対する愛を感じる。
    「ハードボイルドな小学生」は傑作。

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    2026年01月24日
  • 踏切の幽霊

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    起承転結がしっかりしており、物語の構成がよかった。ただのホラー小説かと思えば違くて、良い意味で裏切られた。髪の長い女の人生が壮絶なもので、感情移入してしまった

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    2026年01月21日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    高野さんの作品は、どの作品も面白いと思っていたので、いつか手にして読みたいと思っていたのが本書です。6篇の短編のような体裁ですが、それぞれの篇はなんとなくつながっており、一つの物語と解釈しても良いかと思います。
    今まで私が読んできた高野さんの作品は以下のとおりです。
    13階段
    グレイヴディッガー
    ジェノサイド
    幽霊人命救助隊
    次に読もうと思っているのが、『踏切の幽霊』です。文庫本になっていました。『K・Nの悲劇』も未読なので、手に取りたいと思っています。

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    2026年01月17日
  • ジェノサイド【上下合本版】

    匿名

    購入済み

    おすすめ

    とても面白かったです。
    緻密な設定でリアリティがあります。
    テンポが良くスリルもあり、上下巻ありますがサクサク読めました。
    遺伝子や創薬化学、軍事、航空、数学、コンピュータ関連についてはさっぱりの素人なので、そのあたりはへぇーそうなんやーぐらいでささっと読みました。
    ヒューマンドラマあり、サスペンスありのエンタメ性の高い作品でおすすめします。



    ただ、気になる部分がいくつかありました。
    韓国を持ち上げ、日本を下げる言及がちらほら。
    さらには日本における難民受け入れについて、
    アメリカの百分の一以下で非人道的レベル、難民鎖国とまで述べている。
    それから、母親の愛情こそが全ての平和の礎であると

    #ドキドキハラハラ

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    2026年01月06日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    最高のエンタメ小説でもあり人類の虐殺についても描写されているのでテーマのメッセージ性も強かった。
    上下巻なので濃厚な内容で特に下巻に入ってからは展開がどんどん進んでいくのでとても楽しめた

    虐殺のシーンはこれが実際に現在も行われていることのほんの氷山の一角であると考えるとヌースたちに新人類にもう主導権を渡してもいいのではないか、とすら感じてしまう。確かに誰しもが残虐な面を占めるわけではないけど、それにしたってこれまでの歴史や現状のアフリカを見るとやっぱ人間の倫理って利益とか原初の欲求には敵わないんかなー、とも思った。

    もし新人類が自分の欲望でなく、全体に平等に利益が分配される仕組みを構築して

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    2025年12月31日
  • 犯人と二人きり

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    ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなどエンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ短編集。

    7篇の短編から成る。幽霊話が多かった気がするけれど、どの話も一気に読ませる面白さ。高野和明の懐の深さに改めて感心した。また「13階段」や「ジェノサイド」のような力作長編が読みたい。
    (A)

    2025年の読書はこれで終了。 39冊(前年比ー5)読んでA評価は6冊(前年比+3)、B評価で☆5つが3冊(前年比ー5)でした。
    「通勤時間を使って読んだ本の感想」が基本の当ブログですが、在宅勤務がメインとなったので読書量がますます減っています。

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    2025年12月27日
  • 犯人と二人きり

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    短編集。やはりやや幽霊寄り。
    高野和明だけあって、緊張感がただならぬ。

    第1話 記憶のない男性。どうやらエンジニアだったのではないか。アメリカの福祉機関の手助けで、研究に従事する。

    第2話 大学時代の旧友が、毎日謎の足音に追われているという。自分だけに聞こえるのか知りたいので、自分の帰り道で音を聞いていてほしいと依頼される。

    第3話 未入籍の恋人が殺された。部屋にはなんとなく彼女が幽霊が幽霊になって残っているかのような雰囲気がある。彼は警察に疑われていた。

    第4話 高校のワックスがけの仕事をしている時に、おやっさんがちょっと事務所に帰ってしまった。また後で来るというが、その間は密室のよ

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    2025年12月27日
  • 踏切の幽霊

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    とても読みやすかったです。
    おもしろかった。
    怖かったけれども、私は霊的な怖さよりもミステリー要素が勝りました。

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    2025年12月22日
  • 踏切の幽霊

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    雑誌記者の松田は、幽霊特集を組むのでその取材を命じられる。いくつかの読者からの怪談はたわいもないものばかりだったが、下北沢の3号踏切の心霊写真だけは本物のように感じられた。踏切なので、飛び込み自殺も多いだろうと考えていたが、そこは驚いたことに殺人事件現場だった。しかも心霊写真は被害女性と同じ顔をしているのだ。
    松田は殺人事件の背景について調べ始めた。

    静謐な物語ですごく良かったです。今のところこの12月では2番目かな。

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    2025年12月21日
  • 13階段

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    20年以上も前の作品であるにも関わらず、新鮮であり、古臭さは一切ない。筆力、プロット、深みがエグい。死刑について考えさせられながらも、冤罪の謎を解いていく流れは秀逸であった。

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    2025年12月18日