高野和明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
コンゴのジャングルに住む民族の殺害ミッション。
理由はウイルス対策だと知らされているが、物語が進むにつれて真実が徐々に明らかになっていく。
展開が非常に面白く、情景もクリアにイメージできる。
読み始めたら止まらず、海外ドラマを一気見しているような感覚だった。
超人類の存在が人類にとって脅威になりうるという考えには一定の説得力があるが、大統領のパーソナリティが政策に強く影響している点ももっともだと思う。
このホワイトハウスは、かなり攻撃的な方針を取っている印象を受けた。
コンゴでの作戦とは直接結びついていなかった日本の大学院生が、下巻でどのように関わってくるのかとても楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻に続き、緊張に満ちたミッションが続く。ラストまで一気に読んでしまった。
最初にイェーガーが命じられたのは、「人類を抹殺するウィルスに感染した人々を、やむを得ず殺すミッション」だったはずなのに、実は「アフリカのムブティ人の間に突然生まれた進化した人類を、彼に脅威を感じた合衆国が抹殺するミッション」だったことが判明した上巻。
進化した人類アキリはまだ三歳にもかかわらず、合衆国の暗号通信を解読するわ、電力発電所にハッキングしてアメリカ各地を停電に追い込むわ、ものすごい力を発揮する。金と力に物を言わせて追撃してくるホワイトハウスの包囲網から、間一髪で逃れるシーンの連続は、読んでいて純粋にワクワク -
Posted by ブクログ
高野和明さんの短編集。
ミステリーをベースにSF、ホラー、サスペンス、ファンタジー要素が盛り込まれた作品。
短編集は読みやすいけれど、ちょっと物足りなさを感じることがありますが、高野さんの作品はどれも読み応えあり。特に好みだったのは、『ハードボイルドな小学生』と『天城の山荘』。
『ハードボイルドな小学生』は、主人公がクラス内で起きた怪文書事件の犯人を探す物語。主人公・優くんの大人の男性を意識した口調や行動が微笑ましい中、子どもならではの視点で事件を解決していく過程がとても面白かったです。
『天城の山荘』は、時代背景も含めて好み。怖いけど面白くてページを捲る手が止まりませんでした。
満足度の高い