高野和明のレビュー一覧

  • 6時間後に君は死ぬ

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    【2025年121冊目】
    大都会の雑踏で原田美緒が出会ったのは、他人の非日常の未来が見えるという青年、圭史だった。「6時間後にナイフで刺されて君は死ぬ」と告げられた美緒は圭史と共に死を回避するべく行動するが、タイムリミットは刻一刻と迫ってきて――未来予知と運命を題材にした連作短編集。

    最初は短編集かと思ったら未来のことがわかる「圭史」が軸となった連作短編集でした。しかし、初対面の人に「6時間後に君は死ぬ」なんて告げられたらとりあえずなんかの宗教かと疑うし、そもそも不躾過ぎて怖すぎる。

    どう足掻いても運命に翻弄されて変えられないという事実になんとか抗おうとしたり、わかっていながらも良心に従っ

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    2025年10月01日
  • グレイヴディッガー

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    【2025年116冊目】
    善行を積む前に借金をしよう、そう思い立った八神が発見したのは、アパートの浴槽で釜茹でにされた男の死体だった。直後、見知らぬ男たちに追いかけられ、やむなく八神は逃亡を開始する。男を殺したのは誰か?なぜ見知らぬ男たちが追いかけてくるのか?骨髄移植のドナーとしての役目を果たすため、八神の東京を駆け巡る逃走劇が始まった。

    最初は登場人物も多いし、事件も複雑だし、というか次々に事件起こるしでついて行くのに必死でしたが、だんだんと真相がわかるに連れて、ページをめくるスピードも加速していきました。お、面白い。謎が謎を呼ぶ展開、複雑怪奇に絡み合う因果関係の糸が解かれていき、真相がわ

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    2025年09月22日
  • グレイヴディッガー

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    ネタバレ

    真相が見えてくるまではすごく面白かった。
    犯人が分かった辺りから、わたし的には大失速…。

    この手のものは何でもそうだけど、それまで普通に暮らしていた(??)人間にここまでのことができるかよ、訓練された職業暗殺者かよ、と思ってしまう。

    私が読み飛ばしたのかもしれないけど、代議士が自分の私兵を得るために公安の警察官を使ってカルトを作り、そこに犯人が偶然入り??、代議士が有力な対立候補をスキャンダルで落とすべく、カルトの人間に人を殺させるとともに嘘の証言をさせたり(それを犯人が知って、恩人の復讐をすることに??)、代議士が白血病治療の骨髄移植のためにカルトの人間に八神を確保させようとした…てこと

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    2025年09月07日
  • 幽霊人命救助隊

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    ネタバレ

    辛いことがありながらもなんとか踏ん張って生きている人たちの強さに勇気をもらった。
    自分も含めて少しでも多くの人が、死ぬときまで生きられれば良いなと思った。

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    2025年07月29日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    5話からなる短編小説
    ハラハラドキドキしながら読んだ
    「恋をしてはいけない日」は予想外の展開に
    泣けた…

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    2025年07月22日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    ネタバレ

    ⭐️4は言い過ぎかな?悩むくらいまあ面白かった。一人の予知能力者による短編集。ビジョンが見える。ドールハウス。ストーカー。式場の爆発

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    2025年05月19日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺志願者を幽霊4人が救っていく話し。

    どんな感じの内容なのかすごく気になって手に取りました。

    自殺志願者の思考だけ読んでいるととても重く、辛くなってくる。4人の幽霊たちが必死に懸命に助ける時の会話がとても面白くて、思わず吹き出してしまう。助ける時の作戦名もまた面白い。

    読み進めていく間になんだか自分も救われたようなそんな感覚になりました。

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    2025年05月01日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    高野英明さんの、ジェノサイド、13階段、グレイヴィディッカー、幽霊人命救助隊に続いてこの本を読んだ。
    今までとはちょっと毛色が違う?高野さんにしては軽めに読める感じ。
    でも伏線回収や緻密なストーリー構成は変わらず。
    そして安定安心のハッピーエンド!
    ドールハウスダンサーがとくにあたたかな気持ちになって好き。
    今日や明日が苦しくて悲しくても、未来はきっと「いい日」だと信じて生きること、そう生きてみようと思わせてくれる作品だった。

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    2025年04月08日
  • 幽霊人命救助隊

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    うつ病社畜、いじめられっ子、メンヘラ女、などなど…自殺しそうな人間を自殺した4人が幽霊となって救助する。そんな重めの話を、時にコミカルに深みにハマらせた作品。ページ数の関係でなかなか読むのを躊躇っていたが、読んでよかった。
    むしろ裕一以外の3人の話を更に深掘りして読みたい。

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    2025年04月04日
  • 夢のカルテ

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    クセのない文で読みやすかったです。内容も設定も好きでした。
    ただ、主人公が今までの描写からしてしなさそうな行動を最後の方でしたのでモヤっとしました。

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    2025年03月15日
  • グレイヴディッガー

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    高野和明さん著『グレイヴディッガー』の概要と感想です。

    概要です。
    「誰かのことを祈りたいから人間は神を創った。誰かのことを呪いたいから人間は悪魔を創った。」(p458)
    墓堀人伝説を真似た連続殺人が都内で発生し、容疑者と誤解された八神俊彦は警察や謎の組織、そして殺人鬼から逃げながら真相を掴む逃亡劇。

    感想です。
    高野和明さん作品をコツコツ読み進めていますが、本作は『13階段』『幽霊人命救助隊』ともまた異なる面白さで、私の最近の既読作品だと太田愛さんの『犯罪者』や知念実希人さんの『屋上のテロリスト』に近いスリリングさを感じました。

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    2025年03月15日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    短編はあまり好きではない。しかし、この作品は登場人物が繋がっていて、短編であれど続編の要素があり面白かった。

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    2025年02月19日
  • グレイヴディッガー

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    【2025年 読書記録No.1】
    ノンストップクライムサスペンスとはまさにこのこと。
    逃走劇の模様が目の前に映像として浮かんでいるように、ページを進めれば進めるほど展開がスピード感を増していく。本当にこの作家の作品は、映画を見ているようだ。それほどまでにテンポ良く読み進めることができた。そして人間ドラマあり、警察と公安の対立あり、裏組織や政治の闇にも踏み込むように、色んな要素が詰め込まれていて読む人を飽きさせない。
    素晴らしい作品だった。

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    2025年01月12日
  • 幽霊人命救助隊

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    お下がり本

    まず、養老孟司さんの解説が面白い

    500ページ越えなのに、スラスラ読める
    ただ、内容は軽くはない
    自殺を止める4人の幽霊
    所々、日本の今を内部から伝えてくる
    いかに税金が無駄に使われているかなど

    読み進めるうちに、キャラクターたちに愛着が湧く
    自尊心の大切さをテーマにしたのかな
    と感じた


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    2025年01月09日
  • グレイヴディッガー

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    主人公の八神は悪党だけど、改心して骨髄ドナーとなり、他人の命を救おうとする。ところが移植を目前に、連続殺人に巻き込まれる。病院目指しての逃走劇。八神の性格が良くて、なんだかほろりとさせられる。殺害描写はけっこう残酷なんだけど、八神のシーンはところどころ笑わせてくれて、うまい具合にバランス取れてる。
    最後、八神が手術前に、移植の成功を神様に祈るシーンが感動的。美しく終わってて、とてもいい。

    しかし、グレイブディッガーという、架空の?伝説に絡めないほうがおもしろかったんじゃないかと思う。
    2011/8/15

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    2024年12月15日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    短編集かなあと思ったら、圭史という青年を軸にした連作集でした。ミステリとしては、先がわかりやすいものもありましたが、ファンタジーとしても楽しめるタイトルからは想像しにくい優しく温かい気持ちになれる作品でした。

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    2024年12月10日
  • グレイヴディッガー

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    ところどころツッコミどころはあるものの、疾走感あって面白かった。
    太田愛の「逃亡者」を思い起こす逃走劇。

    グレイヴディッガーの存在が創作とは思わなかった、ディテールがしっかりして描かれてたからびっくり。

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    2024年10月25日
  • 幽霊人命救助隊

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    ネタバレ

    浮かばれない4人の霊に、49日以内に自殺しようとする100人を救えとの神の命令が下る。笑いあり涙あり、怒涛の救助大作戦

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    2024年11月08日
  • 夢のカルテ

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    死に際の人間が残される人を愛しているが故につく優しい嘘に弱いので、読みながらぼろぼろ泣いた。やさしさを受け取った側がそれを全部解っているのがせめてもの救いだった。

    高野さんの作品の良いところは、感情に対する言語化が非常に丁寧になされている事だと思う。高野さんの作品に登場する主人公はいつだって心情をすぐさま言語化し、そこで見えてくる弱さやずるさにとことん向き合ってくれる。私はいつも本の中の一人称になりきって読み進めているため、その人生の一部をなぞることで日頃自分の感情をうまく言語化できず感じるもどかしさを解消してくれるのだと感じた。

    良い作品には良い解説、という持論があるがこの作品の解説も例

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    2024年09月21日
  • 夢のカルテ

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    高野和明さん著『夢のカルテ』の概要と感想になります。

    概要です。
    睡眠療法専門のカウンセラーである夢衣(ゆい)は、今日も悩める患者と向き合いながら彼らの夢を治癒していく。ある日に訪れた刑事の健介は夢衣との出会いに運命的な何かを感じ取り、次第と二人はいくつかの事件と夢に立ち向かって惹かれ合う。

    感想です。
    振り返ると高野和明さん作品も既読作は増えました。代表作『ジェノサイド』の緊迫感と『幽霊人命救助隊』の優しさを掛け合わせて(2で割った)本作は書かれた印象ですね♪
    ドラマのような展開と高野和明さんらしい読みやすさで、高野和明さん作品を初読みしたい方にオススメです。

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    2024年09月15日