高野和明のレビュー一覧

  • 踏切の幽霊

    Posted by ブクログ

    幽霊が主題で、関係者が呪いと思われる死に方をしていくのだが、ホラーであることに重きを置かない。彼女が誰かを探っていく雑誌記者松田が、亡くした妻のことを想いながら、真相を追い求める社会派ミステリーだった。哀しい結末だった。松田が各関係者のところに赴くことで、彼女がついていって思いを果たすことができた、ということだったのだろう。

    0
    2026年03月15日
  • 13階段

    Posted by ブクログ

    やや辛めの星。
    凄い面白かったです。
    が、ボリュームがもう少し欲しかったです!
    あと、100ページくらい。
    贅沢なのは承知ですが…
    面白ければ面白いほどボリュームを欲してしまいます。

    0
    2026年03月02日
  • 踏切の幽霊

    Posted by ブクログ

    静かな雰囲気の中に、怒りや悲しみや苦しみを感じた。
    幽霊からも記者からも。
    途中、幽霊の生い立ちに涙が止まらなかった。最後まで彷徨う幽霊は、もう幸せになれないのだろうか。

    ホラーではないのだが、所々鳥肌が立った。

    0
    2026年02月22日
  • 踏切の幽霊

    Posted by ブクログ

    ホラー要素もあるが、ミステリー感が強い。
    ただのホラーかと思いきや社会派。

    94年という時代。
    踏切、写真の心霊現象、女性誌の廃刊の危機。

    松田の元ブンヤさんならではの熱い感じ。
    昭和の男!

    最後の真実に涙、、まではいかないが
    彼女の人生に少しでも寄り添う松田に好感しかない。

    0
    2026年02月21日
  • 13階段

    Posted by ブクログ

    罪刑法定主義に則って司法制度を動かすのであればいっそ、情状酌量とか改悛の状とか全部取っ払って事実関係だけで捜査判決、刑の執行するしかないんじゃないか
    なんて思ったりもするけど
    どだい人間のする事に主観や自我を容れないことなんて無理だから、感情にまかせて行動してしまうのも致し方ない
    そこに、客観的な視点があればそれでいいんじゃないか
    読みながらそんな事を思った。

    20年前と現在とでは違いもあるのかもしれないが
    刑務官の生活や実務、死刑執行に至るまでの事務処理や現場の実態とか知らない事も沢山描かれていて、その点も読んでいて興味深かった。ちゃんとハラハラもさせてくれて、面白い小説。

    0
    2026年02月09日
  • 13階段

    Posted by ブクログ

    ラスト100ページ辺りから一気にスピード感が上がり、深夜にも関わらず思わず一気読み
    ちょうど良い後味の悪さを感じました

    0
    2026年02月02日
  • 踏切の幽霊

    Posted by ブクログ

    むかーし、著者のジェノサイドという作品を読んで惚れまして、ひっさしぶりにお名前を見かけたので手に取りました。
    ジェノサイドとは全く違う感じでしたが、感情移入できてよい作品でした。
    高校生でコレ書けるの凄い。

    0
    2026年01月26日
  • K・Nの悲劇

    Posted by ブクログ

    どのようなジャンルの話なのか?と質問されるとなかなか難しい内容って感じで

    もちろん、恐怖とかそういうホラー要素満載なんだけど
    子を宿した母の力は偉大過ぎてあまり怖さは感じられない

    私も裕福ではなくとも
    ひとりっこだがお母さんになれたことは
    決して当たり前のことじゃないなと改めて感謝

    と同時に、恵まれずに生を得てしまった赤ちゃんがこれからも増えないように
    男性だけではなく、女性も
    しっかり責任をもって行為をすることが大切です(まじめなレビュー…)
    神様のエラーなのかな

    あと
    ちょっと表紙の女性の絵が怖いって!
    これが一番怖かったって!!

    0
    2026年01月09日
  • グレイヴディッガー

    Posted by ブクログ

    改心した悪党、八神は、無事に白骨病の少女に
    骨髄を届けることができるのか?!

    次々と巻き起こる困難。謎の連続殺人事件

    ノンストップのスリラー巨編

    いやいや、ないでしょこれ!って感はあるけれど
    凄まじいスピード感は圧倒的

    0
    2025年12月10日
  • 6時間後に君は死ぬ

    Posted by ブクログ

    【2025年121冊目】
    大都会の雑踏で原田美緒が出会ったのは、他人の非日常の未来が見えるという青年、圭史だった。「6時間後にナイフで刺されて君は死ぬ」と告げられた美緒は圭史と共に死を回避するべく行動するが、タイムリミットは刻一刻と迫ってきて――未来予知と運命を題材にした連作短編集。

    最初は短編集かと思ったら未来のことがわかる「圭史」が軸となった連作短編集でした。しかし、初対面の人に「6時間後に君は死ぬ」なんて告げられたらとりあえずなんかの宗教かと疑うし、そもそも不躾過ぎて怖すぎる。

    どう足掻いても運命に翻弄されて変えられないという事実になんとか抗おうとしたり、わかっていながらも良心に従っ

    0
    2025年10月01日
  • グレイヴディッガー

    Posted by ブクログ

    【2025年116冊目】
    善行を積む前に借金をしよう、そう思い立った八神が発見したのは、アパートの浴槽で釜茹でにされた男の死体だった。直後、見知らぬ男たちに追いかけられ、やむなく八神は逃亡を開始する。男を殺したのは誰か?なぜ見知らぬ男たちが追いかけてくるのか?骨髄移植のドナーとしての役目を果たすため、八神の東京を駆け巡る逃走劇が始まった。

    最初は登場人物も多いし、事件も複雑だし、というか次々に事件起こるしでついて行くのに必死でしたが、だんだんと真相がわかるに連れて、ページをめくるスピードも加速していきました。お、面白い。謎が謎を呼ぶ展開、複雑怪奇に絡み合う因果関係の糸が解かれていき、真相がわ

    0
    2025年09月22日
  • グレイヴディッガー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真相が見えてくるまではすごく面白かった。
    犯人が分かった辺りから、わたし的には大失速…。

    この手のものは何でもそうだけど、それまで普通に暮らしていた(??)人間にここまでのことができるかよ、訓練された職業暗殺者かよ、と思ってしまう。

    私が読み飛ばしたのかもしれないけど、代議士が自分の私兵を得るために公安の警察官を使ってカルトを作り、そこに犯人が偶然入り??、代議士が有力な対立候補をスキャンダルで落とすべく、カルトの人間に人を殺させるとともに嘘の証言をさせたり(それを犯人が知って、恩人の復讐をすることに??)、代議士が白血病治療の骨髄移植のためにカルトの人間に八神を確保させようとした…てこと

    0
    2025年09月07日
  • 幽霊人命救助隊

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    辛いことがありながらもなんとか踏ん張って生きている人たちの強さに勇気をもらった。
    自分も含めて少しでも多くの人が、死ぬときまで生きられれば良いなと思った。

    0
    2025年07月29日
  • 6時間後に君は死ぬ

    Posted by ブクログ

    5話からなる短編小説
    ハラハラドキドキしながら読んだ
    「恋をしてはいけない日」は予想外の展開に
    泣けた…

    0
    2025年07月22日
  • 6時間後に君は死ぬ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ⭐️4は言い過ぎかな?悩むくらいまあ面白かった。一人の予知能力者による短編集。ビジョンが見える。ドールハウス。ストーカー。式場の爆発

    0
    2025年05月19日
  • 幽霊人命救助隊

    Posted by ブクログ

    自殺志願者を幽霊4人が救っていく話し。

    どんな感じの内容なのかすごく気になって手に取りました。

    自殺志願者の思考だけ読んでいるととても重く、辛くなってくる。4人の幽霊たちが必死に懸命に助ける時の会話がとても面白くて、思わず吹き出してしまう。助ける時の作戦名もまた面白い。

    読み進めていく間になんだか自分も救われたようなそんな感覚になりました。

    0
    2025年05月01日
  • 6時間後に君は死ぬ

    Posted by ブクログ

    高野英明さんの、ジェノサイド、13階段、グレイヴィディッカー、幽霊人命救助隊に続いてこの本を読んだ。
    今までとはちょっと毛色が違う?高野さんにしては軽めに読める感じ。
    でも伏線回収や緻密なストーリー構成は変わらず。
    そして安定安心のハッピーエンド!
    ドールハウスダンサーがとくにあたたかな気持ちになって好き。
    今日や明日が苦しくて悲しくても、未来はきっと「いい日」だと信じて生きること、そう生きてみようと思わせてくれる作品だった。

    0
    2025年04月08日
  • 幽霊人命救助隊

    Posted by ブクログ

    うつ病社畜、いじめられっ子、メンヘラ女、などなど…自殺しそうな人間を自殺した4人が幽霊となって救助する。そんな重めの話を、時にコミカルに深みにハマらせた作品。ページ数の関係でなかなか読むのを躊躇っていたが、読んでよかった。
    むしろ裕一以外の3人の話を更に深掘りして読みたい。

    0
    2025年04月04日
  • 夢のカルテ

    Posted by ブクログ

    クセのない文で読みやすかったです。内容も設定も好きでした。
    ただ、主人公が今までの描写からしてしなさそうな行動を最後の方でしたのでモヤっとしました。

    0
    2025年03月15日
  • グレイヴディッガー

    Posted by ブクログ

    高野和明さん著『グレイヴディッガー』の概要と感想です。

    概要です。
    「誰かのことを祈りたいから人間は神を創った。誰かのことを呪いたいから人間は悪魔を創った。」(p458)
    墓堀人伝説を真似た連続殺人が都内で発生し、容疑者と誤解された八神俊彦は警察や謎の組織、そして殺人鬼から逃げながら真相を掴む逃亡劇。

    感想です。
    高野和明さん作品をコツコツ読み進めていますが、本作は『13階段』『幽霊人命救助隊』ともまた異なる面白さで、私の最近の既読作品だと太田愛さんの『犯罪者』や知念実希人さんの『屋上のテロリスト』に近いスリリングさを感じました。

    0
    2025年03月15日