高野和明のレビュー一覧
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良作。万人にオススメしたい!
犯人と二人きりになる作品を集めた短編集。
登場人物の心理描写が丁寧で、短編という短い時間の中でもそれぞれに愛着が湧く。作者のキャラへの愛を感じるなぁ
(勿論大変な目には合うのだけど)
◎特に好きだった作品
『二つの銃口』
閑散とした校舎で清掃作業をしていた主人公の耳に、猟銃を使った通り魔事件のニュースが流れてきて…
犯人と二人きりというタイトルを見た時に、期待したハラハラゾクゾク(’ω’ ⊃)⊃これだよこれ!!!って作品。
『ハードボイルドな小学生』
探偵業を営む小学生の元にクラスメートから匿名の調査依頼が入る。ハードボイルドな心象風景と小学生らしい言動のギャップがかわいい(˶◜ᵕ◝˶)
『天城の山荘』
主人公は戦後間もない東京で働く新聞記者。
何もかもが変わりゆく時代の空気を感じられる。読後感が最高。 -
Posted by ブクログ
怖いと面白いは両立する。でも、ちょっと夜眠れなくなりそう。
「ゼロ」「跫音(あしおと)」「死人に口あり」など全部で七編の短編集だった。すべてとは言えない気がするけど、いくつかの物語で『犯人と二人きり』という状況が待っている。しかも、そのうち三編が幽霊がらみ。
ホラーが苦手な私は、いつでも本を閉じられるような心構えで読んだのだが、閉じる暇が無かった。特に面白かったのは「跫音(あしおと)」。夜道で後ろを付いてくる足音に弱っている。そう打ち明ける友人の頼みで、それが幻聴ではないことを確かめることになる男の話。ホラーとミステリが混じり合った一作で、個人的にはめちゃくちゃ怖かったのに、何度も読み返してしまった。
意外な面白さだったのは「ハードボイルドな小学生」。若干九歳の探偵である。が、頭脳も小学生なので、飛躍しすぎた名探偵ぶりは無いし、言動のギャップがすごく可愛かった。しかし、地の文はちゃんとハードボイルド。ブリックパックのコーヒー牛乳や両手の指を組んだ『おまじない』が、あれほど哀愁を醸し出すとは。
怖いと面白いは両立する。やっぱりホラーにも挑戦するべきだろうか。悩む。 -
Posted by ブクログ
autumn522akiさん、一休さんの本棚から〜♪
うわっ!
高野和明さんの最新やん〜!!!
7つの怪事件
えっ!っというオチもあってなかなか!
「ゼロ」
えっ?
どういう事?
ひょっとして、無限地獄???
「跫音」
そら跫音に悩まされるわ〜!
それだけのことしたんやし。
「身近な人間が、陰で何をしているのか分からない。家族思いの父親が、ある日突然、殺人者に変貌する。そんな事例を、私はたくさん見てきました。それが、人の世ってもんですよ。おそらく、あの世よりも恐ろしい所でしょう」…はぁ…
「死人に口あり」
自分が殺した彼女が幽霊になって、追い込んでくる〜!
もう、色々細工したけど、これは自供して、彼女に謝ろう。罪も軽くなるかも?
ラストが!凄い!
別に犯人の肩持つつもりやないけど、その対応はやっとこうや…
「二つの銃口」
校舎をキレイにしていると連続殺人犯が!
誰が犯人、コイツ?
えっ?まともな人な気が…
誰が犯人か分からん恐怖!
「ハードボイルドな小学生」
ハイ!名探偵コナンのもう少し、現実版。
しっかり、ミステリーはしてた。自分の小学校の時どうしてたかな?
親には感謝!
「天城の山荘」
山奥にある幽霊屋敷…
探ると幽霊屋敷を自ら…
キャ〜!
研究者の執念半端ない!
「三人目の男」
生まれ変わりとか、輪廻転生とか、ほんまにあるかは分からんけど、こんな話やったら、ええな。
でも、自分なら、時間が経ってもなかったことにするかは分からん( *`ω´)
今度は、長編もお願い!!!
******【闇??散策(¬д¬。) ジーーーッ】******
一応、密教関連やから、闇???
平安京遷都時、
都の正門、羅城門から北へまっすぐに朱雀大路が伸び、その先に壮麗な大内裏(だいだいり)がありました。その羅城門を挟んで、両翼を広げたように建立されたのが、東寺と西寺。
今も残るのは、東寺のみ。
東寺のライトアップに行きました!
人めっちゃ多いし、拝観料高い!
キレイやけど、目玉が2箇所はなぁ…
一箇所なんか、係の人が記念撮影してくれるだけ…
(個人撮影になると進まんからっぽい)
昔、下鴨神社のライトアップは、もっと色々見所あったけど…
あそこ通るだけなら、無料やから余計に!
昔、親戚のおっちゃんは、弘法さんの時、店出してたみたい。また、普通の時、映画のついでに行こ!
関連の羅城門と西寺の跡も見といた方がよかったかな?
******【映画鑑賞 (⚭-⚭ )ジー】******
アカデミーノミネートしてるので、観てきた〜!
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」
グズ・アベンジャーズの最高顧問にしたるわ!
めっちゃくちゃやん!
自分本位で、やりたい放題!
ほんまのクズやで。
これ、実在の人やからな…
最後は、日本で卓球の試合。
なんちゃて日本みたいな気はする(・・;)
貧乏ながら、卓球で成り上がるようなサクセスストーリーかと思いきや、なんか金策の話みたいな…
確かに大会出るのも、移動するのもお金必要やけど、もうちょっと金策の方法も考えなぁ…ゲスい! -
Posted by ブクログ
罪刑法定主義に則って司法制度を動かすのであればいっそ、情状酌量とか改悛の状とか全部取っ払って事実関係だけで捜査判決、刑の執行するしかないんじゃないか
なんて思ったりもするけど
どだい人間のする事に主観や自我を容れないことなんて無理だから、感情にまかせて行動してしまうのも致し方ない
そこに、客観的な視点があればそれでいいんじゃないか
読みながらそんな事を思った。
20年前と現在とでは違いもあるのかもしれないが
刑務官の生活や実務、死刑執行に至るまでの事務処理や現場の実態とか知らない事も沢山描かれていて、その点も読んでいて興味深かった。ちゃんとハラハラもさせてくれて、面白い小説。 -
Posted by ブクログ
【2025年121冊目】
大都会の雑踏で原田美緒が出会ったのは、他人の非日常の未来が見えるという青年、圭史だった。「6時間後にナイフで刺されて君は死ぬ」と告げられた美緒は圭史と共に死を回避するべく行動するが、タイムリミットは刻一刻と迫ってきて――未来予知と運命を題材にした連作短編集。
最初は短編集かと思ったら未来のことがわかる「圭史」が軸となった連作短編集でした。しかし、初対面の人に「6時間後に君は死ぬ」なんて告げられたらとりあえずなんかの宗教かと疑うし、そもそも不躾過ぎて怖すぎる。
どう足掻いても運命に翻弄されて変えられないという事実になんとか抗おうとしたり、わかっていながらも良心に従って行動したりする、各章の登場人物の心の動きに寄り添いながら物語を読みました。
高野さんの話は本当に安心して読めるので、積読していた本群から安心して手に取りました。面白かったし、結末も良かったです。