高野和明のレビュー一覧
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怖いと面白いは両立する。でも、ちょっと夜眠れなくなりそう。
「ゼロ」「跫音(あしおと)」「死人に口あり」など全部で七編の短編集だった。すべてとは言えない気がするけど、いくつかの物語で『犯人と二人きり』という状況が待っている。しかも、そのうち三編が幽霊がらみ。
ホラーが苦手な私は、いつでも本を閉じられるような心構えで読んだのだが、閉じる暇が無かった。特に面白かったのは「跫音(あしおと)」。夜道で後ろを付いてくる足音に弱っている。そう打ち明ける友人の頼みで、それが幻聴ではないことを確かめることになる男の話。ホラーとミステリが混じり合った一作で、個人的にはめちゃくちゃ怖かったのに、何度も読み返して -
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autumn522akiさん、一休さんの本棚から〜♪
うわっ!
高野和明さんの最新やん〜!!!
7つの怪事件
えっ!っというオチもあってなかなか!
「ゼロ」
えっ?
どういう事?
ひょっとして、無限地獄???
「跫音」
そら跫音に悩まされるわ〜!
それだけのことしたんやし。
「身近な人間が、陰で何をしているのか分からない。家族思いの父親が、ある日突然、殺人者に変貌する。そんな事例を、私はたくさん見てきました。それが、人の世ってもんですよ。おそらく、あの世よりも恐ろしい所でしょう」…はぁ…
「死人に口あり」
自分が殺した彼女が幽霊になって、追い込んでくる〜!
もう、色 -
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罪刑法定主義に則って司法制度を動かすのであればいっそ、情状酌量とか改悛の状とか全部取っ払って事実関係だけで捜査判決、刑の執行するしかないんじゃないか
なんて思ったりもするけど
どだい人間のする事に主観や自我を容れないことなんて無理だから、感情にまかせて行動してしまうのも致し方ない
そこに、客観的な視点があればそれでいいんじゃないか
読みながらそんな事を思った。
20年前と現在とでは違いもあるのかもしれないが
刑務官の生活や実務、死刑執行に至るまでの事務処理や現場の実態とか知らない事も沢山描かれていて、その点も読んでいて興味深かった。ちゃんとハラハラもさせてくれて、面白い小説。 -
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【2025年121冊目】
大都会の雑踏で原田美緒が出会ったのは、他人の非日常の未来が見えるという青年、圭史だった。「6時間後にナイフで刺されて君は死ぬ」と告げられた美緒は圭史と共に死を回避するべく行動するが、タイムリミットは刻一刻と迫ってきて――未来予知と運命を題材にした連作短編集。
最初は短編集かと思ったら未来のことがわかる「圭史」が軸となった連作短編集でした。しかし、初対面の人に「6時間後に君は死ぬ」なんて告げられたらとりあえずなんかの宗教かと疑うし、そもそも不躾過ぎて怖すぎる。
どう足掻いても運命に翻弄されて変えられないという事実になんとか抗おうとしたり、わかっていながらも良心に従っ -
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【2025年116冊目】
善行を積む前に借金をしよう、そう思い立った八神が発見したのは、アパートの浴槽で釜茹でにされた男の死体だった。直後、見知らぬ男たちに追いかけられ、やむなく八神は逃亡を開始する。男を殺したのは誰か?なぜ見知らぬ男たちが追いかけてくるのか?骨髄移植のドナーとしての役目を果たすため、八神の東京を駆け巡る逃走劇が始まった。
最初は登場人物も多いし、事件も複雑だし、というか次々に事件起こるしでついて行くのに必死でしたが、だんだんと真相がわかるに連れて、ページをめくるスピードも加速していきました。お、面白い。謎が謎を呼ぶ展開、複雑怪奇に絡み合う因果関係の糸が解かれていき、真相がわ -
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ネタバレ真相が見えてくるまではすごく面白かった。
犯人が分かった辺りから、わたし的には大失速…。
この手のものは何でもそうだけど、それまで普通に暮らしていた(??)人間にここまでのことができるかよ、訓練された職業暗殺者かよ、と思ってしまう。
私が読み飛ばしたのかもしれないけど、代議士が自分の私兵を得るために公安の警察官を使ってカルトを作り、そこに犯人が偶然入り??、代議士が有力な対立候補をスキャンダルで落とすべく、カルトの人間に人を殺させるとともに嘘の証言をさせたり(それを犯人が知って、恩人の復讐をすることに??)、代議士が白血病治療の骨髄移植のためにカルトの人間に八神を確保させようとした…てこと