高野和明のレビュー一覧

  • 犯人と二人きり

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    相変わらずの文才に脱帽。
    全ての話が違う上に面白い。最高の短編集でした。
    特にホラー話が多いが高野氏の幽霊感やホラーのテーマは一貫性があって「踏切の幽霊」でファンになった自分には面白かった。ホラーでは無いがオカルト物の「3人目の男」も良かった。
    ホラー以外に面白かったのは「ハードボイルドな小学生」、「2つの銃口」で2つの銃口はパニック映画の様なシンプルでエンタメ性の高い恐怖を楽しめる。「ハードボイルドな小学生」はかなり好きで小学生目線でのミステリーが新鮮で微笑ましい爽やかなストーリー。最後には深いメッセージ性もありでかなり良かった。
    個人的には「天城の山荘」「ハードボイルドな小学生」「足音」が

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    2025年12月07日
  • ジェノサイド 上

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    めちゃくちゃ面白い!!以前放送していた、【世界ふしぎ発見】好きな人は好きなジャンルかも。なんの根拠もないのですが。。(¯∀¯;)

    活字を読んでるはずなのに、まるで映画を観てるみたいな感覚。世界をまたぐ、とても壮大なスケール感なのに読者が「対岸の火事」みたいな感じにならずに引き込まれる。
    これは読む手が止まらないやつです〜(꒪∆꒪)

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    2025年12月06日
  • ジェノサイド 下

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    人よりも進化した知能を持つ生物が現れたとしたら、人間の絶滅を危惧して、早いうちから排除しようとするんだろうなと、種の存続を第一優先に考えるのは、他の動物と変わらないなと、人の弱さをスリリングな冒険と共に学べました。
    肌の色や、生まれた土地が違うだけで争いが起こってしまうのだから、進化した生物なんてもってのほかでしょうね。

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    2025年12月06日
  • ジェノサイド 上

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    人よりも進化した知能を持つ生物が現れたとしたら、人間の絶滅を危惧して、早いうちから排除しようとするんだろうなと、種の存続を第一優先に考えるのは、他の動物と変わらないなと、人の弱さをスリリングな冒険と共に学べました。
    肌の色や、生まれた土地が違うだけで争いが起こってしまうのだから、進化した生物なんてもってのほかでしょうね。

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    2025年12月06日
  • 犯人と二人きり

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    SF、ホラー、サスペンス… 様々なジャンルを丁寧な筆致で読ませるミステリー作品集 #犯人と二人きり

    ■きっと読みたくなるレビュー
    『13階段』『ジェノサイド』で有名な高野和明先生のミステリー作品集。

    幽霊を絡めたがホラー風な物語が多く、以前直木賞候補になった『踏切の幽霊』を思い出してしまいました。丁寧かつ巧妙な筆致で、読者をゾクゾクッとさせるのがお上手ですねー。あっという間に全部読んじゃいました。バラエティーに富んで楽しい作品ばかりですが、私がイチ推しなのは『天城の山荘』ですね。

    ■各短編の簡単レビュー
    ○ゼロ
    ある男が海岸で目を覚ます。過去の記憶がなくなっており…

    記憶喪失のSFミス

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    2025年12月05日
  • 犯人と二人きり

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    どれも面白くて、しかも怖さや不思議さなどさまざまな気持ちに陥る。
    安定した読みやすさもあって楽しめた。

    「ゼロ」〜いつの時代か、自分が何者かわからない世界をどう感じるのか…

    「跫音」〜自分の後から聞こえてくる靴音に悩まされる友人に助けを求められるが…

    「死人に口あり」〜逃げ切れると思っていたはずだったが…幽霊の正体を見るまでは。

    「二つの銃口」〜通り魔事件の犯人と遭遇したことで、いったい誰から逃げているんだ状態に陥る。

    「ハードボイルドな小学生」〜変なビラを入れた犯人を探すことで、見えてきたもの。

    「天城の山荘」〜その山荘に隠されていたものに驚愕する。

    「三人目の男」〜夢から始ま

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    2025年12月05日
  • 犯人と二人きり

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    ネタバレ

     前作『踏切の幽霊』から約3年ぶりの新刊。『踏切の幽霊』は11年ぶりの新刊だったので、この方にしてはインターバルが短いなあと思って手に取ると、本作は短編集だった。各編初出時期は2002年~2015年と広範囲にわたっている。

     まずは短い「ゼロ」。高野作品には珍しいSF的設定。うまくやったはずなのに、何だよそのオチは…。「跫音(あしおと)」。オーソドックスながらなかなかのホラー。これでホラーの才覚に目覚め、後に『踏切の幽霊』が生まれたのだろうか。

     「死人に口あり」。刑事と犯人の車内での駆け引き。初出は『幽霊人命救助隊』の刊行と同時期か。幽霊ネタが好きなのか? 「二つの銃口」。閉鎖空間で、銃

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    2025年12月02日
  • 踏切の幽霊

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    下北沢にある踏切には女の幽霊が現れる。
    そんな嘘か誠かわからない話を雑誌のネタとして追うことになったのは元新聞記者の男。
     
    その男は妻との死別を機に生きる気力をなくしてしまっており、新聞社を辞めた後に拾ってもらった女性雑誌でも熱が入らず、この取材で熱意が戻らねば辞めてもらうと暗に仄めかされていた。
     
    とりあえず飯は食わねばなるまいと、しぶしぶホラーのための取材を始めるが、彼の身には不可解な現象が起き始める。
     
    と、いうように始まり方は王道のホラーのようであるが、その後の展開は驚嘆するほど。

    安直なホラーで終わってしまうかと思いきや、彼の人格と彼が求める人生への問いが幽霊は誰で、何があっ

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    2025年11月29日
  • ジェノサイド 上

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    感想は下巻にて✎☡

    ✎︎____________

    親というのは、自分の死をもって、最後の、そして最大の教育を子供に施すのだろう。良くも悪くも。(p.73)

    正しいことだけを語ろうとする者は、口が重くなるんだ(p.112)

    狂った頭で戦争を言い出すのは、決まって国のリーダーなんです。国民じゃありません(p.179)

    権勢欲に取り憑かれ、あらゆる政治的闘争を勝ち抜いていく人間は、正常の範囲から逸脱した好戦的な資質を有しているはずだ。しかしその反面、民主主義国家では、そうした人間をリーダーとして選出するシステムが民意によって作り上げられているので、選ばれた人間こそが集団の意思を体現している

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    2025年11月21日
  • ジェノサイド 下

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    なかなか残虐な描写に頭の中を支配されて不愉快でしたが。後半もノンストップでおもしろい!いったいこの壮大なドラマをどうやって完結させるのか!!

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    2025年11月01日
  • ジェノサイド 上

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    読み始めたら止まらないと勧められましたがその通り!引き込まれていく〜。日本、アメリカ、アフリカと舞台もスケールが大きく読み応えあり!

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    2025年11月01日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    グレゴリー・S・バーンズ
    合衆国大統領。

    サミュエル・ギブソン
    海軍中佐。

    メルヴィン・ガードナー
    初老の白人男性。科学技術担当大統領補佐官。博士。

    チャールズ・ワトキンス
    国家情報長官。

    ロバート・ホランド
    CIA長官。

    ジョナサン・“ホーク”・イエーガー
    ウエスタン・シールド社から要人警護の任務を割り振られた。“グリーンベレー”出身。

    マクファーソン
    護衛隊リーダー。

    リディア・イエーガー
    イエーガーの妻。リスボンで入院中の息子に付き添っている。

    ジャスティン・イエーガー
    イエーガーの息子。肺胞上皮細胞硬化症という難病を患う。余命一ヶ月。

    アル・ステファノ
    宿舎の管理責任

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    2025年10月29日
  • ジェノサイド 上

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    ネタバレ

    グレゴリー・S・バーンズ
    合衆国大統領。

    サミュエル・ギブソン
    海軍中佐。

    メルヴィン・ガードナー
    初老の白人男性。科学技術担当大統領補佐官。博士。

    チャールズ・ワトキンス
    国家情報長官。

    ロバート・ホランド
    CIA長官。

    ジョナサン・“ホーク”・イエーガー
    ウエスタン・シールド社から要人警護の任務を割り振られた。“グリーンベレー”出身。

    マクファーソン
    護衛隊リーダー。

    リディア・イエーガー
    イエーガーの妻。
    リスボンで入院中の息子に付き添っている。

    ジャスティン・イエーガー
    イエーガーの息子。肺胞上皮細胞硬化症という難病を患う。余命一ヶ月。

    アル・ステファノ
    宿舎の管理責

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    2025年10月28日
  • ジェノサイド 下

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    重厚な物語に引き込まれて一気読み。残酷描写が多いうえ必要以上にリアル。精神的に元気なときに読むのがおすすめ。私はインフルエンザで寝込んでいるときに暇つぶしに読んだので気分が悪くなりました‥。
    壮大なスケール。エンターテイメント。文句なしに面白いが、凄惨な描写が恐ろしくて、再読はできないと思う。
    ページをめくる手が止まらないのに、先が怖い。こんな本ははじめて。
    同作者の13階段も、事件の描写が細かくて怖かった。どうして作者は想像でこんなに現実味のあるシーンを書けるんだろう。
    世界の闇。一瞬で狙い撃ちしてくる爆撃機、拷問国、新人類‥。どこからフィクションでどこまで現実なのか境界線がわからなかった。

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    2025年10月18日
  • ジェノサイド 下

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    面白くてグイグイ読み進められる本!
    知性が極端に発達してるが、言葉を話すのが遅くてそのうえに頭が異様に大きくて目がデカい子供が産まれたらどうする? 障害児としこの世界に適応できないのにて育てる?障害児として間引く?

    父と子の絆とともに軍事、創薬、政治、権力といった視点でスピーディーに詳細に描く。素晴らしい!SFなんだろけどあり得そうな話。

    子供の人格形成は知識教育とは別の問題だよね。物語の中心の超知性生物と同じ3歳児を育てる父としても面白く読めました。

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    2025年10月17日
  • ジェノサイド 上

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    進化した人間が現れちゃった。っていうSFに分類されるだろう本。
    技術や歴史、戦闘、科学とくに医療と薬学がリアル。
    下巻に進む!

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    2025年10月11日
  • ジェノサイド 下

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    ジェノサイド下巻。ヌースと呼ばれる現生人類を超えた超人類の存在に対する興味と恐ろしさを感じました。ヌースは人間の上位に位置する存在として描かれており、本書の中では、人間が反抗しなければ何もしないと想定されていたが、現実でもAIの発展という事象に関連しているように思いました。ヌースはまだ共生の余地がありそうだが、AIの台頭でターミネーターのような世界を想像すると恐ろしくも感じます。

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    2025年10月06日
  • ジェノサイド 上

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    ネタバレ

    ジェノサイド上巻。これまでSFというジャンルを読んでこなかったので新鮮に感じました。タイトルにもある通り、初めは新型ウイルスの蔓延で人類滅亡という流れになると思いきや超人類という現生人類には到底理解に及ばない生物の出現により、国家のバランスが崩れるかもしれないといった壮大な物語でした。下巻に期待です。

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    2025年10月04日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    【2025年121冊目】
    大都会の雑踏で原田美緒が出会ったのは、他人の非日常の未来が見えるという青年、圭史だった。「6時間後にナイフで刺されて君は死ぬ」と告げられた美緒は圭史と共に死を回避するべく行動するが、タイムリミットは刻一刻と迫ってきて――未来予知と運命を題材にした連作短編集。

    最初は短編集かと思ったら未来のことがわかる「圭史」が軸となった連作短編集でした。しかし、初対面の人に「6時間後に君は死ぬ」なんて告げられたらとりあえずなんかの宗教かと疑うし、そもそも不躾過ぎて怖すぎる。

    どう足掻いても運命に翻弄されて変えられないという事実になんとか抗おうとしたり、わかっていながらも良心に従っ

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    2025年10月01日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    上巻で主要な謎は解き明かされ、下巻では物語をどのように結末へと収束させるかが焦点となる。そのため、物語全体の推進力はやや落ち、上巻ほどの勢いは感じられなかった。
    イェーガーたちのアフリカ脱出は成功の見通しがほとんど立たない状況で進むため、それなりに緊張感を持って読み進められた。ただし、メタンハイドレートによって航空機やミサイルが次々に炎上する場面については、演出としては迫力がある一方で、現実的には少し大げさに感じられた。
    一方、研人の創薬パートは一本道で淡々と進み、結末も読めているため、ちょっと退屈だったかな。

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    2025年09月26日