高野和明のレビュー一覧
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初めて読む作者さんだったので、どんな感じかと思いながら読み進めました。短編なのもあって、すぐに読み終えてしまった。
ホラーやSF、ファンタジーなどいろいろあったけど、驚愕の真実ってほどでもなかったかな。
どちらかといえば、ホラー寄りの話が多かった気がしたので、怖いのが苦手な私はハラハラしながら読み進めていた。予想したラストとだいたい合っていたけど、どの話もタイトル通り『犯人と二人きり』になる瞬間があったので、この人が犯人かな?と気づけた所もあった。
個人的には「死人に口あり」と「三人目の男」が好きだった。
「死人に口あり」のラストだけは、驚愕?だった。まさか、そうなるの!?って思わずツッコミを -
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はじめましての作家さん。ミステリーにホラー味やファンタジー味がミックスされていたのが特徴的だなと思いました。初出の年こそバラバラだけど、どの短編も安定してレベル高くて面白く読みました。
「ゼロ」一作目がSF なので意表を突かれた。オチは落語みたい。
「あし音」特定の足音だけが後を付けてくると訴える友人。本当に心霊現象なのか?
「死人に口あり」事件の真相はとてもミステリ的なんだけど、大オチにびっくり。初読書体験です。
「二つの銃声」(凶器を持った連続無差別殺人)犯人と2人きりで閉じ込められた状況から脱出しないといけない、ワンシチュエーションサスペンス。
「ハードボイルドな小学生」ドラマの探偵に -
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書店の新刊コーナーで並んでいるのを見つけて迷うことなく手に取って購入を決めた。事前情報があったわけでも、作者を知っていたわけでもない。怪異の物語が好きなことも手に取る理由の一つではある。そして僕が怪異を求める理由の一端をこの物語は描いてくれるのではという期待があったことが一番大きな理由である。それは人は死んだらどうなるのか。そして巷で言われる幽霊譚と死者とはどんなつながりがあるのか。そして数少ないけれども、僕自身も体験した怪異の現実的な位置づけができるのではないか。そういう期待が数ある積読になっている本を押しやって読んでみたいと思わせる作品だったのだ。
結果的に僕の期待の全てを満足させるもので -
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申し訳ない!
いつも丁寧、親切なレビューがモットーなのに申し訳ない!
今回は雑でテキトーなレビューで申し訳ない!
こんな感じの短篇集でした
『ゼロ』
2064年10月26日砂丘の上で目を覚ました男
しかし、記憶がない!
記憶喪失者専門の機関に雇われる
ある日、雇われた理由を知ることになる
そして、最後は…(゚д゚)!
『跫音(あしおと)』
夜の無人の路上で跫音が追いかけてくる
そして、どんどん近づいてくる
その跫音の正体は…(゚A゚;)ゴクリ
『死人に口あり』
1Q84O1出演!?
生臭坊主がいらんことすな!( ゚д゚ )クワッ!!
『二つの銃口』
改装工事中の校舎に閉 -
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読んでいるうちに、単行本のときにも購入して読んだことがあったのを思い出した。
またやってしまった。
舞台は1994年。妻を亡くし、その悲しみから未だ立ち直れないでいる元新聞記者が、下北沢3号踏切での心霊現象をネタに記事を書くため取材を始める。最初はやる気のない主人公だが、夜中に鳴る電話、踏切での怪現象、幽霊の正体を追ううちに次第に真相に迫っていく、というお話。
情景がよく目に浮かぶ描写で、94年は確かにこんな感じの時代だったなと懐かしく、面白い。
別著の『13階段』で好きになった作家さんだが、今回はその時ほどは引き込まれなかったので☆3つ。
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ネタバレ「避妊をしなければ子供ができる。そんなことも分からない奴らは、恋愛するな」(P403)
一時の快楽に身を委ねるのはダメ、絶対。テーマはめちゃくちゃシンプル。女を孕ませて堕ろそうとした男が改心して出産させる話。当たり前ながらも改めて「避妊の大切さに」気付かされた。面白かった点は2つある。
1つめは、オカルト(死霊の憑依)か、化学(精神の病)か、どちらの説か分からないこと。
果波に取り憑いた霊をめぐって、憑依説を推す夫(修平)と、精神の病だと言い張る精神科医(磯貝)の対立が興味深い。どちらの言い分にも納得できる。
磯貝による精神分析が興味深い。憑依は現代においては、精神疾患の一種だという -
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ネタバレ【2025年105冊目】
ベストセラー作家である修平の妻である果波は幸福の最中にいた。狭いアパートから高層マンションに移り住み、新たな暮らしをスタートさせた二人。だが引越ししてしばらくしてから、収入の見込みがなくなることがわかり、修平は焦り始める。そんな折、果波の妊娠が発覚。苦渋の決断で中絶を決意した二人だったが、徐々に果波の様子がおかしくなり始めて――。
ミステリーとホラーを混ぜ合わせたような一作。果たして精神的なこととして片付けられるのか、それとも幽霊のような説明のつかない現象なのか、どっちなんだ!と最後まで読者を翻弄させる建付けにまんまとやられて一気読みでした。
個人的にはもうひとひ