高野和明のレビュー一覧

  • 犯人と二人きり

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    初めて読む作者さんだったので、どんな感じかと思いながら読み進めました。短編なのもあって、すぐに読み終えてしまった。
    ホラーやSF、ファンタジーなどいろいろあったけど、驚愕の真実ってほどでもなかったかな。
    どちらかといえば、ホラー寄りの話が多かった気がしたので、怖いのが苦手な私はハラハラしながら読み進めていた。予想したラストとだいたい合っていたけど、どの話もタイトル通り『犯人と二人きり』になる瞬間があったので、この人が犯人かな?と気づけた所もあった。
    個人的には「死人に口あり」と「三人目の男」が好きだった。
    「死人に口あり」のラストだけは、驚愕?だった。まさか、そうなるの!?って思わずツッコミを

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    2026年03月11日
  • 犯人と二人きり

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    はじめましての作家さん。ミステリーにホラー味やファンタジー味がミックスされていたのが特徴的だなと思いました。初出の年こそバラバラだけど、どの短編も安定してレベル高くて面白く読みました。

    「ゼロ」一作目がSF なので意表を突かれた。オチは落語みたい。
    「あし音」特定の足音だけが後を付けてくると訴える友人。本当に心霊現象なのか?
    「死人に口あり」事件の真相はとてもミステリ的なんだけど、大オチにびっくり。初読書体験です。
    「二つの銃声」(凶器を持った連続無差別殺人)犯人と2人きりで閉じ込められた状況から脱出しないといけない、ワンシチュエーションサスペンス。
    「ハードボイルドな小学生」ドラマの探偵に

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    2026年02月28日
  • 犯人と二人きり

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    多分他のミステリアンソロジーでこの作家さんを拝読し、この本に辿り着いたんだけど。
    わたしミステリ好きで、ホラー好きではなかった汗
    タイトルからミステリかと思ったけどほぼホラーです。

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    2026年02月20日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺をした4人が、神様に自殺志願者100人の命を救うよう言い渡される。秘密兵器を駆使しながら老若男女の様々な心の闇と向き合いながら失った自身の人生にも想いを馳せる物語。後半、うつ病になった原因がこの国が悪い、政治家が悪いと何度か出てくるたびにまぁそうなんだけど私のなかの寅さんがあの台詞をつぶやいてしまいました。「野郎の乳歯をへし折って、永久歯に替えてやれ!」@八木。すがすがしいエピローグ。解説まで楽しく読みました。

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    2026年02月14日
  • 踏切の幽霊

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    書店の新刊コーナーで並んでいるのを見つけて迷うことなく手に取って購入を決めた。事前情報があったわけでも、作者を知っていたわけでもない。怪異の物語が好きなことも手に取る理由の一つではある。そして僕が怪異を求める理由の一端をこの物語は描いてくれるのではという期待があったことが一番大きな理由である。それは人は死んだらどうなるのか。そして巷で言われる幽霊譚と死者とはどんなつながりがあるのか。そして数少ないけれども、僕自身も体験した怪異の現実的な位置づけができるのではないか。そういう期待が数ある積読になっている本を押しやって読んでみたいと思わせる作品だったのだ。
    結果的に僕の期待の全てを満足させるもので

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    2026年02月13日
  • 犯人と二人きり

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    申し訳ない!

    いつも丁寧、親切なレビューがモットーなのに申し訳ない!

    今回は雑でテキトーなレビューで申し訳ない!

    こんな感じの短篇集でした


    『ゼロ』
    2064年10月26日砂丘の上で目を覚ました男
    しかし、記憶がない!
    記憶喪失者専門の機関に雇われる
    ある日、雇われた理由を知ることになる
    そして、最後は…(゚д゚)!


    『跫音(あしおと)』
    夜の無人の路上で跫音が追いかけてくる
    そして、どんどん近づいてくる
    その跫音の正体は…(゚A゚;)ゴクリ


    『死人に口あり』
    1Q84O1出演!?
    生臭坊主がいらんことすな!( ゚д゚ )クワッ!!


    『二つの銃口』
    改装工事中の校舎に閉

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    2026年02月09日
  • 踏切の幽霊

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    最初ホラー小説かと思ったが、そうではなかった。これは読者の胸を打つ、切ないヒューマンドラマであり社会派ミステリーだった。宮部みゆきの「火車」を彷彿とさせる。

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    2026年02月03日
  • 幽霊人命救助隊

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    設定に「?」と気にかかるところはあったものの、重くなりがちな自殺というテーマに対して気負うことなくスラスラ読めたし、先の読める展開でありながらも惹き付けられた。学生の頃に読んでいたらもっと感動できたのかな、と。つまり、そういうひとたちにお勧めしたい1冊。

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    2026年01月25日
  • 犯人と二人きり

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    各話、構成がしっかりした物語で安定して楽しめました。
    描写がとてもうまくて、状況がぱっと脳裏に浮かびます。その上、各話テイストが異なるので、『犯人と二人きり』設定縛りのオムニバスドラマを観たような気分になりました。

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    2026年01月23日
  • 踏切の幽霊

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    謎が巧みに配置されていて、先の展開が気になって仕方がない作品でした。
    モデルになった踏切は、今は無いということで、残念です。著者さんはここで、人影のようなものが写った写真を撮ったということ、、ゾッとします。

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    2026年01月21日
  • 踏切の幽霊

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    スリリングさはなく静かに話が進む印象だった。
    愛妻の死により悲しみに打ちひしがれていた、主人公の松田法夫が、雑誌の記者として殺人事件の被害者に向き合うはなし。
    哀しいストーリーではあるけれど、主人公の優しさに心救われる気がした。

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    2026年01月12日
  • 犯人と二人きり

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    死者の怨念が殺人犯を追い詰めたり
    この世に強い執着を残し
    成仏しきれないものが霊魂となって
    人へ何らかの
    メッセージを伝えようとするような
    オカルト×ミステリーが詰まっていた。
    幽霊とか前世とか
    特別に信じているわけではないけれど
    語りが大袈裟すぎず、軽いから
    ああ、そういうこともあるかもねー
    と不思議な話も自然に感じさせられた。

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    2026年01月03日
  • 踏切の幽霊

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    相次ぐ列車の非常停止と、線路上に浮かぶ人影。東京・下北沢で報告された心霊現象に、一人の雑誌記者が挑む。いつまでも深く胸に残る哀切なゴーストストーリー。
    無念を残してこの世での人生を終えざるえなかった人間の思い。成仏できなかった魂の行先が彷徨ってしまうのは当然だと思う。作品のメッセージは伝わるが、亡くなった女性の情念の描き方が物足りない。

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    2025年12月17日
  • 踏切の幽霊

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    読んでいるうちに、単行本のときにも購入して読んだことがあったのを思い出した。
    またやってしまった。
    舞台は1994年。妻を亡くし、その悲しみから未だ立ち直れないでいる元新聞記者が、下北沢3号踏切での心霊現象をネタに記事を書くため取材を始める。最初はやる気のない主人公だが、夜中に鳴る電話、踏切での怪現象、幽霊の正体を追ううちに次第に真相に迫っていく、というお話。
    情景がよく目に浮かぶ描写で、94年は確かにこんな感じの時代だったなと懐かしく、面白い。
    別著の『13階段』で好きになった作家さんだが、今回はその時ほどは引き込まれなかったので☆3つ。

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    2025年12月14日
  • 踏切の幽霊

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    期待して読んだ。個人的な感情で、涙が出そうなシーンがあった。だから買ったのだと思う。その描写が読みたくて。本筋とは関係のないその描写を読みたかった。ただ、安心したくて、共感したくて。

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    2025年12月08日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    購入したマンションを手放したくないが故に中絶を選択するあたりから、修一に共感できずに苛々した。
    精神障害か、それとも霊が憑依したのか。
    非常に興味深い題材だったけど、結局修一に苛々してるうちに読み終わった笑

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    2025年12月01日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    「避妊をしなければ子供ができる。そんなことも分からない奴らは、恋愛するな」(P403)
     一時の快楽に身を委ねるのはダメ、絶対。テーマはめちゃくちゃシンプル。女を孕ませて堕ろそうとした男が改心して出産させる話。当たり前ながらも改めて「避妊の大切さに」気付かされた。面白かった点は2つある。

     1つめは、オカルト(死霊の憑依)か、化学(精神の病)か、どちらの説か分からないこと。
     果波に取り憑いた霊をめぐって、憑依説を推す夫(修平)と、精神の病だと言い張る精神科医(磯貝)の対立が興味深い。どちらの言い分にも納得できる。
     磯貝による精神分析が興味深い。憑依は現代においては、精神疾患の一種だという

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    2025年10月12日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    タイトルの語呂がいい。物騒だけど声に出して言いたくなる。
    どの話も面白かったが、もやっとするところもあり、解説で著者は元々映像の人だと知って納得した。
    "映える"シーンにするためにリアリティが犠牲になっていたように思う。ドラマなんかだとテンポよくみせればむしろ効果的だろうが、自分のペースで読む小説だと難しい。
    表題作とその後日譚が特にそうだった。それぞれ警察官が出てくるが、いかにもテレビドラマに出てくる警察官という感じ。

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    2025年09月15日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    【2025年105冊目】
    ベストセラー作家である修平の妻である果波は幸福の最中にいた。狭いアパートから高層マンションに移り住み、新たな暮らしをスタートさせた二人。だが引越ししてしばらくしてから、収入の見込みがなくなることがわかり、修平は焦り始める。そんな折、果波の妊娠が発覚。苦渋の決断で中絶を決意した二人だったが、徐々に果波の様子がおかしくなり始めて――。

    ミステリーとホラーを混ぜ合わせたような一作。果たして精神的なこととして片付けられるのか、それとも幽霊のような説明のつかない現象なのか、どっちなんだ!と最後まで読者を翻弄させる建付けにまんまとやられて一気読みでした。

    個人的にはもうひとひ

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    2025年08月28日
  • 幽霊人命救助隊

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    いい話ではあったが、途中の中弛み感は否めない。
    自殺によってどれだけ周りの人が苦しむのか、様々なエピソードがあってよかった。今を大事に生きよう。

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    2025年08月13日