高野和明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読み応えのある本だった。
自殺をしてこの世を去った主人公は、天国にも地獄にも行けなかった。現れた神は自殺志願者を止めれば、天に行かせると約束した。
なぜ人間は自殺をしてしまうのか。
死のうとしている人を助けるために、主人公と共に学んでいる感覚だった。シリアスな展開の中にも笑いを誘う場面があり読んでいて飽きなかった。
自殺には、人とのつながり、社会、金が複雑に絡んでいて、解決するためのノウハウを知らないと対応できないことを知った。
高野和史さんの作品は、伏線が多くて綺麗な終わり方するので読み終えてスッキリした感覚になる。
これで本当に自殺志願者救えたの?って思う場面もあったので、神が -
Posted by ブクログ
ネタバレ(自分用メモ)
死ぬほど面白かった。冒頭の物語の掴み、話の展開、構成全てにおいて完璧な作品だった。自分に合った本がようやく見つかった気がする。
起承転結が綺麗にできていて、気がついたら物語に瞬時に吸い込まれていく感覚があった。次の展開を予想するが的中せず、予想を裏切られた驚きと感心を同時に与えてくれる。伏線が散りばめられているため、まさかここが伏線だっだのかと思わせられる部分も多々あった。
バッドエンドで終わらないところがさらに魅力である。
6時間後に君は死ぬでは、誰が犯人なのかを予想しながら読むのが楽しかった。美緒のキャラクターがより物語を面白くさせてた。終わり方が本当に綺麗だった -
Posted by ブクログ
高野和明の長篇ミステリ作品『グレイヴディッガー』を読みました。
高野和明の作品は、昨年6月に読んだ『13階段』以来ですね。
-----story-------------
『13階段』をしのぐ圧倒的迫力!
空前の疾走感で展開するノンストップ《サスペンス》大作
改心した悪党・八神は、骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。
だが移植を目前にして連続猟奇殺人事件が発生、巻き込まれた八神は白血病患者を救うべく、命がけの逃走を開始した。
首都全域で繰り広げられる決死の追跡劇。
謎の殺戮者、墓掘人(グレイヴディッガー)の正体は?
圧倒的なスピードで展開する傑作スリラー巨編!
--------- -
Posted by ブクログ
凄く良かったです。
若い夫婦、旦那の夏樹修平はベストセラーを出したライター。お祝いを兼ねて夫婦の披露宴が行われる。
印税で豪華なマンションを購入したが、これからのローンの支払いも大変なときに、妻の果波の妊娠がわかる。
修平は、自分の収入では、ローンの支払いも危うくとても子どもを育てていくことができないと判断し、果波に中絶を勧める。果波も同意し中絶手術を受ける段階で果波の体に変化が起きる。
それは幼い時の友人、中村久美が憑依したかのようだった。中村久美は3年前に恋人との間に出来た子どもを常位胎盤早期剥離で久美とともに亡くなっていたのだ。
精神科医で以前は産婦人科医だった磯貝が果波を診ることになる