高野和明のレビュー一覧

  • ジェノサイド 上

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    長瀬博 博士が創薬のパートの監修をしていた。内容が創薬の現場に即しているとともに、スピーディーな展開に引き込まれる映画のようなサイエンスバイオレンスフィクション。

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    2025年08月25日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    これは本当にすごい本だった
    上下巻に分かれてて結構な長編だったがそれを感じさせない怒涛の展開で読むのを止められなかった

    医学的な専門用語がたくさん出てきて、遺伝子がどうだとか新薬の生成過程とかはあまりわからなかったが、そんなのはわからなくても登場人物たちの緊迫感や熱い気持ちなんかはヒシヒシと伝わってきてすごく引き込まれた
    心情とか情景の描写も、リアルタイムで作戦が進んでる様子も、すごくリアルに書かれてて没入してしまった

    アキリとエマの、人類を超越した頭脳から繰り出される人類への対抗策が明かされるたびに「すげぇ…」って感嘆の声が漏れた
    それぞれの立場で全員が全員、自分の信念を持って行動してて

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    2025年07月31日
  • ジェノサイド 下

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    私の好きな要素が有り余るほど詰め込まれていて、震えるくらい面白かった。日本の薬学院生、アメリカの研究者と大統領、アフリカの軍人と原住民の視点の切り替えによって徐々に全貌が明かされていく構成力の高さに夢中になった。加えて、創薬や人類学、進化論、歴史、社会構造と倫理など学問的要素によって、情報社会や核兵器と戦争など私たちがいきる社会の本質に迫る部分に引き込まれた。特に人類学のパートは、私が今まで抱いてきた、人間がなぜこんなにも高い知力を有したのかや、それに伴う支配への罪悪感に言及されて、噛み締めるように読んだ。
    上下巻どこをとっても至高で、綿密な下調べと構成力で満足感が凄まじく、数日余韻に浸ってい

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    2025年07月11日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    それ以上でもそれ以下でもなく、とにかく面白かった。人類滅亡の危機を背景に、科学、政治、倫理、愛といった要素が複雑に絡み合いながら物語が進んでいく展開には、圧倒されるような快感がある。
    研人やイエーガー一行も、結果的には新人類の手のひらで踊らされていたのかもしれない。
    だが、それでも彼らの行動の原動となっていたのは、家族を思う気持ちや、他者のために尽くそうとする意志であろう。
    たとえ人間が、「ジェノサイド」のように自ら種の繁栄を脅かす行為をする存在であったとしても、ここまで発展してきた背景には、こうした人間の感情があるからなんだろうと思わされる作品だった。
    また、ここから先がどうなるか本当に気に

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    2025年07月02日
  • ジェノサイド 上

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    リアリティのある描写にとてつもなく引き込まれる。生物学、医学、それに加えて政治の動きなどなど、多岐にわたる分野の知識が物語の肉付きを良くして読む手が止まらなくなってしまう。アメリカ、コンゴ、日本で違う人物を追うストーリーが大きな陰謀の中で交差していく流れの繊細さに魅了された。ここから下巻に入り、どのように物語が展開されていくのか気になって仕方がない。
    今すぐ下巻を読みはじめやす

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    2025年06月30日
  • ジェノサイド 下

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    これだけのスケールの物語を、圧倒的取材力と丁寧な筆力で楽しませてくれて感謝しかない。
    きっと何度も読み返し、その度に感銘を受けるのだろう。

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    2025年06月15日
  • ジェノサイド 上

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    目を逸らしたくなる場面や、難しい話も出てくるが、こんなに心躍るエンタメ小説はない。
    上巻は終盤にかけて繋がってくる感じが素晴らしい。

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    2025年06月14日
  • ジェノサイド 下

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    人類絶滅の危機が描かれたお話

    以下、公式のあらすじ
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    急死したはずの父親から送られてきた一通のメール。それがすべての発端だった。創薬化学を専攻する大学院生・古賀研人は、その不可解な遺書を手掛かりに、隠されていた私設実験室に辿り着く。ウイルス学者だった父は、そこで何を研究しようとしていたのか。同じ頃、特殊部隊出身の傭兵、ジョナサン・イエーガーは、難病に冒された息子の治療費を稼ぐため、ある極秘の依頼を引き受けた。暗殺任務と思しき詳細不明の作戦。事前に明かされたのは、「人類全体に奉仕する仕事」ということだけだった。イエーガーは暗殺チームの一員となり、戦争

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    2025年06月13日
  • ジェノサイド 上

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    人類絶滅の危機が描かれたお話

    詳細な感想は下巻でまとめて

    以下、公式のあらすじ
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    イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!
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    2025年06月12日
  • 幽霊人命救助隊

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    ネタバレ

    高野和明さんの本はご多分に漏れず私も「ジェノサイド」と「13階段」は読んでいます。どちらも奥の深い内容で、読んでいた当初は物語に没頭して読みふけった覚えがあります。
    そんな高野さんのこちらの本もなかなかいいよ、と教えてもらって読んでみることにしました。

    まずは、え、高野さんってこんな軽妙な文章を書く人だったんだ、とびっくりです。内容がうつ病・自殺とヘビーながらも、全体に軽妙でユーモアもあり希望が持てる内容であることが私の評価が高い点です。

    主人公の4人組の組み合わせもいい。現代の受験に失敗した浪人生のおにいちゃんに、ちょっと線が細い若くてイケてる風のきれいなおねえさん、家族もちの実直なサラ

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    2025年06月11日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    これは何年か後に読み返す。
    そのぐらい面白かった。
    ただ、少年兵のくだりは痛い。  
    映画の中で胸糞悪いトップに入るチリの映画、インフェルノを思い出したから。
    少年兵達から抜け出した後にイエーガー達が泣いていたが、本当にわたしも涙が出そうになった。いい物語でした。

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    2025年05月19日
  • グレイヴディッガー

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    最後の最後までどんでん返しがぎっしり詰まっていた!
    高野和明は絶対ハッピーエンドにしてくれるから安心して読める。

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    2025年03月11日
  • ジェノサイド 上

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    ネタバレ

    神SF小説。時間がある時にまた読みたい。
    だいぶ前に読んだからうろ覚えですが、たしかこの物語ではウイルスが兵器になっていて、「完全にコロナやん」と、SF小説の未来予測スキルの高さに感動した記憶があります。

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    2025年02月27日
  • K・Nの悲劇

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    不妊に悩んで飛び降り自殺を図った麻衣子。妊娠中絶への葛藤から解離性障害を起こした果波。
    そして、母子共に死亡した中村久美。
    3人の女性に共通するのは、母親になろうとする強い意志だ。
    当たり前の話だけど母性は男性に備わらないんだと感じた。そのこと自体に腹をたてるのではなく、性差を理解して責任を持たせる任務が女性にはあるのかもしれない。
    子を暴力から守る母性強し。

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    2025年02月06日
  • ジェノサイド 上

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    アメリカ人傭兵と日本人薬学生は肺胞上皮細胞硬化症(父の研究)ではなく、たった1人のジェノサイド(新人類)で運命が繋がっていたのだ。
    ハイズマンレポート
    (50億年後太陽が燃え尽きることによって起こる地球の終焉、Y染色体が消滅して生殖が不可能になる数十万年後の未来は言及しない)
    ①宇宙規模の災害〜他天体の地球への衝突など
    ②地球規模の環境変動〜地磁気の南北逆転現象
    ③核戦争
    ④疫病〜遺伝的多様性があるので基本可能性は皆無であると言って良い。
    生物兵器が実験施設から漏洩し、感染拡大はコロナのことを予言しているように思えてゾッとした。
    ⑤人類の進化

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    2025年02月03日
  • ジェノサイド 上

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    壮大なスケールで盛大に広げた風呂敷によって、私たちを現実の世界からいとも簡単に切り離し、そして虚構でありながらとてもリアルな世界へ包み込んでしまう作品である。
    世界の各地での出来事が短いまとまりで同時進行的に描かれていて、それがまた続きはどうなるのだと興味を惹くのである。
    徹夜してでも読み進めたくなる本であった。

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    2025年02月02日
  • ジェノサイド 上

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    とにかくグイグイ読ませる圧倒的な面白さ。
    若干荒唐無稽かな、と感じる部分も妙なリアリティがあり納得させられてしまいました。
    あと大学生のときに生理学・生化学の基礎をかじっていたので、記憶をなんとか掘り起こしながら読み進める過程も楽しかったです。

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    2025年01月23日
  • ジェノサイド 上

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    エンタメ小説として最高だった
    男心をくすぐるうんちくとかどんでん返しが満載で、読んでて非常に楽しかった
    物語序盤に思い浮かべるストーリーと、上巻の終盤になってから思い浮かべるストーリーが全然違うのも最高
    ある種のトリックもあって読者を飽きさせない

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    2025年01月03日
  • 幽霊人命救助隊

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    あの十三階段を描いた高野和明。カバー絵とタイトルからしてさほど期待していなかったんだけど、一ページ目からもうぐんぐん惹きつけられた。もっと重い文章書く人かと思っていたんだけど、軽快でところどころ笑わせてくれてめちゃめちゃ面白い。
    自殺した4人が、神様に命じられて自殺者を救うべく奮闘する。
    それぞれの自殺志願者たちの背景がしっかり描かれていて、かなり濃厚。レスキュー隊の4人の中でヤクザの八木さんが最高におかしい。
    最後は主人公のお父さんを救うところで、100人のノルマ達成。天に召されて、再び赤ちゃんとなってこの世に生まれたところで終わる。
    笑あり、涙あり、最後は爽やかに感動これは今年の一番の作

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    2024年12月15日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺した四人の幽霊たちが、今から自殺しようとしている百人を助ける。そして助けていくうちに、ゆっくりと気づいていく。「自分は自殺なんて道を選ばなくてもよかったんだ。他にも道はあったんだ」

    今こうして生きていること、命のあること。そんなことに自然と感謝したくなる一冊。挫けそうな時に読み返したい本。

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    2024年12月08日