高野和明のレビュー一覧

  • ジェノサイド 下

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    様々なストーリーが交錯しながら繋がっていき、後半にかけてのストーリーの展開は寝る間も惜しいくらいに惹きつけられます。パソコンの計算能力の目覚ましい向上は薬の開発や気象予報など様々なメリットを人類にもたらす反面、そのゲームチェンジが前触れなく突如として発生したらそれは軍事的な意味でも私たちの生活においても世界最大の脅威になりうるという点を認識しました。その点、昨今のAI開発競争にも類似するメッセージ性があり、あながちただの物語として片付けられないものかもしれない、と感じました。

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    2025年02月02日
  • ジェノサイド 下

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    上下巻でだいぶ長かったが、ほぼ満点に近いぐらい面白かった!!途中、薄々感じてはいたが、新人類は、まさかこんな切り札があったとは!!

    途中のコンゴの戦闘のくだりは生々しく、特に少年兵の話は鬼畜の所業としか思えない内容だったが、これが現実で行われている事かと想像すると吐き気した。

    そして、日本パート。こちらはまさに手に汗握る逃亡劇。色々な作品で公安警察の恐ろしさにより、緊迫感は増し増しの内容だった。

    個人的にミックの件だけがモヤモヤしてしまっていたが、最後まで中弛みする事なく、一気通貫で楽しませてくれた。これは映画化されてたら是非、見てみたい!!

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    2025年02月02日
  • ジェノサイド 上

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    とにかくグイグイ読ませる圧倒的な面白さ。
    若干荒唐無稽かな、と感じる部分も妙なリアリティがあり納得させられてしまいました。
    あと大学生のときに生理学・生化学の基礎をかじっていたので、記憶をなんとか掘り起こしながら読み進める過程も楽しかったです。

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    2025年01月23日
  • ジェノサイド 上

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    エンタメ小説として最高だった
    男心をくすぐるうんちくとかどんでん返しが満載で、読んでて非常に楽しかった
    物語序盤に思い浮かべるストーリーと、上巻の終盤になってから思い浮かべるストーリーが全然違うのも最高
    ある種のトリックもあって読者を飽きさせない

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    2025年01月03日
  • 幽霊人命救助隊

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    あの十三階段を描いた高野和明。カバー絵とタイトルからしてさほど期待していなかったんだけど、一ページ目からもうぐんぐん惹きつけられた。もっと重い文章書く人かと思っていたんだけど、軽快でところどころ笑わせてくれてめちゃめちゃ面白い。
    自殺した4人が、神様に命じられて自殺者を救うべく奮闘する。
    それぞれの自殺志願者たちの背景がしっかり描かれていて、かなり濃厚。レスキュー隊の4人の中でヤクザの八木さんが最高におかしい。
    最後は主人公のお父さんを救うところで、100人のノルマ達成。天に召されて、再び赤ちゃんとなってこの世に生まれたところで終わる。
    笑あり、涙あり、最後は爽やかに感動これは今年の一番の作

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    2024年12月15日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺した四人の幽霊たちが、今から自殺しようとしている百人を助ける。そして助けていくうちに、ゆっくりと気づいていく。「自分は自殺なんて道を選ばなくてもよかったんだ。他にも道はあったんだ」

    今こうして生きていること、命のあること。そんなことに自然と感謝したくなる一冊。挫けそうな時に読み返したい本。

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    2024年12月08日
  • 幽霊人命救助隊

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    想像以上に文章が重く、考えることが多い小説だった。

    作者が高野和明といつことで多少覚悟して読んだが途中涙ぐんでしまうシーンが多々あり最後は色々な思いを感じることができた。

    人生の中で読んでみてもいい本として人に紹介できる。

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    2024年10月15日
  • 幽霊人命救助隊

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    ネタバレ

    面白かった。

    ただ、死にたいと思った人が精神科の治療での薬で快復するのかな。
    自死した人って心療内科に通院中の人はいないのかな。
    助けた100人はみんな救われたのかな。

    たしかに4人はいいことしたと思うけど
    自分を殺すという殺人者なのに
    来世も人間として生まれるなんて嫌だな。
    自死した人は天国には行けない。地獄に行くかはわからないけど、天国に行った人とは会えない。
    そうじゃないと
    辛いことがあっても頑張ってる人が報われないや。

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    2024年09月27日
  • K・Nの悲劇

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    やはりこの著者の本は面白い!

    まだ2冊しか読んでないけど。

    一日で読んでしまった。

    気の緩み?で妊娠してしまった女性。

    中絶の葛藤から憑依へと至ってしまう。


    男性の欲望と身勝手さが浮き彫りになった物語。


    最後がハッピーエンドで本当に良かった。

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    2024年09月04日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    有り有り
    ジェノサイドを読んで、この著者に興味を持ちこの作品を読んだら、メチャ当たり!

    表現や描写の仕方が自分にマッチしてるんだと思う
    他の著書も読み漁りたい

    で、作品の評価、感想ですが、6本の短編から構成されていて、全てがキーマンと繋がってるおはなし

    心温まるものもあれば、ちょっぴり悲しいお話もあり、ツナグにも似た作風でした

    オススメです

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    2024年07月25日
  • 幽霊人命救助隊

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    ネタバレ

    幽霊人命救助隊

    13階段が異様におもしろかった高野氏の新作。自殺した4人の人間がポップな神様から100人の自殺者を49日間で救助しろと言われ、最初はぎこちなく、最後は抜群のチームワークでノルマを達成する。
    自殺と言っても方法、いきさつは様々だが、いく通りかのパターンに分けてその背景から、救助に至るまでの様子が語られる。
    非常に暗い話をエンターテイメントに昇華する技量はさすが。
    また、自分たちの自殺によく似たシチュエーションで考え込んでしまう主人公達の表現も適切で納得感があった。
    最後のエピローグはうますぎ。内容は読んでからのお楽しみ。
    推薦の一冊です。

    竹蔵

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    2024年05月18日
  • 幽霊人命救助隊

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    ネタバレ

    カウンセリングの効果について書かれている本。

    「幽霊人命救助隊」という題名、養老孟司さんが巻末の解説でツッコミをいれている。確かにこの奇妙な題名を見て、よし読もう!という気持ちにはならない。しかし、読み始めると止まらない作品。

    この本の4人の主人公たちは、それぞれに思い悩んで自死を選んでしまった結果、死後の世界でめぐり会った。そこに突如「神」が現れて、天国へ行く条件として「幽霊として現世に戻り、自死を選ぼうとしている人たちを救出せよ」という任務を与えられ、奮闘する物語。

    幽霊となった彼らは、特殊な能力を持っており、幽体が人間と重なると、その人間の意識が流れ込んできて、考えや気持ちがわかる

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    2024年05月10日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    スケールが大きくて、まるでハリウッド映画みたい!
    でも、映像化はできないだろうな……子ども兵の話とか、集落での虐殺のシーンがあまりにも酷すぎる。

    息子のために戦うイェーガーのストーリーが一番好きだった。
    アキリと出会い、ともに行動をしていくうちにアキリと息子を重ねて複雑な思いを抱いたりする姿が良くて、うおおイェーガー!死なないで!無事に家族の元へ帰って!!と応援せざるを得なかった。生き残ってくれて良かった〜。

    今の人類に絶望するシーンも多いですが、だからこそこの物語では、自分以外の誰かや何かのために危険を冒してもがく人たちの姿が輝いて見えました。

    終わり方はちょっと物足りなかったかも。

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    2025年02月24日
  • ジェノサイド 下

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    ネタバレ

    薬学や軍事に関する専門用語が頻繁に出てくるが、その辺りを完全に理解出来なくとも読み進めることができた。一通り専門用語で説明したのち、読者にとって分かりやすい表現で言い換えてくれるような部分も多かったため、読み手に対する筆者の配慮を感じた。

    私自身、ミステリー小説をあまり読んで来なかったのもあり、序盤の登場人物や世界観を述べるような展開は、少し冗長に感じてあまり面白さを感じれなかった。
    しかし、上巻の中盤以降から物語が本格的に動き始め、そこからは怒涛の展開の連続で本当に読む手が止まらなかった。

    敵味方問わず、進化した人類の知能に人間が翻弄され続けていたため、なんだか痛快な気持ちにもなった。

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    2025年09月14日
  • グレイヴディッガー

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    ジェノサイドがとても面白かったので、
    期待して読んでみたら、期待を裏切らない面白さでした!

    特に八神と古寺がお気に入りのキャラクターです。
    岡田先生とのかけ合いも好き。

    読み進めていくうちに、点と点がつながって回収されていく爽快感。
    八神が常に追われていて、逃げているときの疾走感が読んでいて楽しかったです。

    ここまで書いておいて、って感じですが、
    私の中でやっぱりジェノサイドは超えられませんでした。
    次は13階段を読みます!

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    2023年08月19日
  • 幽霊人命救助隊

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    読み応えのある本だった。

    自殺をしてこの世を去った主人公は、天国にも地獄にも行けなかった。現れた神は自殺志願者を止めれば、天に行かせると約束した。

    なぜ人間は自殺をしてしまうのか。

    死のうとしている人を助けるために、主人公と共に学んでいる感覚だった。シリアスな展開の中にも笑いを誘う場面があり読んでいて飽きなかった。

    自殺には、人とのつながり、社会、金が複雑に絡んでいて、解決するためのノウハウを知らないと対応できないことを知った。

    高野和史さんの作品は、伏線が多くて綺麗な終わり方するので読み終えてスッキリした感覚になる。

    これで本当に自殺志願者救えたの?って思う場面もあったので、神が

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    2023年08月12日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    他人の未来が見える山葉圭史が全編に登場する短編集。
    人生に迷うなんて誰にでもある。
    未来が見えたら、過去が変えられたらなんて思うこともある。
    でも、今を精一杯生きることが、未来も過去も肯定できるのではないのかな。
    何か迷った時に読みたい作品です。

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    2023年07月18日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    ネタバレ

    (自分用メモ)

    死ぬほど面白かった。冒頭の物語の掴み、話の展開、構成全てにおいて完璧な作品だった。自分に合った本がようやく見つかった気がする。

    起承転結が綺麗にできていて、気がついたら物語に瞬時に吸い込まれていく感覚があった。次の展開を予想するが的中せず、予想を裏切られた驚きと感心を同時に与えてくれる。伏線が散りばめられているため、まさかここが伏線だっだのかと思わせられる部分も多々あった。

    バッドエンドで終わらないところがさらに魅力である。 

    6時間後に君は死ぬでは、誰が犯人なのかを予想しながら読むのが楽しかった。美緒のキャラクターがより物語を面白くさせてた。終わり方が本当に綺麗だった

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    2023年06月15日
  • グレイヴディッガー

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    面白い!
    自分が追われているような感覚でハラハラしながら読み進めた。
    悪党なんだろうけど、八神にはなんだか情が移ってしまう。

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    2023年04月30日
  • グレイヴディッガー

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    序盤は淡々と進んでいくストーリー、そしてグレイヴディッガーという若干オカルトチックな殺人犯に⁇でした。
    でも、物語が進んでいくうちに回収されていく伏線と心優しい悪党のキャラクターにどんどん引き込まれました。
    私の好きなタイプのストーリーに大満足でした。

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    2023年04月19日