高野和明のレビュー一覧

  • K・Nの悲劇

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    ホラー物だとは知らずに読み始めたので、あれっ!そういう話なのって感じで読み進めた。確かに精神病と心霊現象って紙一重だよなぁと思った。
    ただテンポがよく読みやすかったし最後はハッピーエンドでほっこりできたので良かった。
    改めて命の誕生について色々考えさせられたし、自分の子供たちが生まれた時のことを思い出したりして感慨深い気持ちが蘇ってきた。
    ただ途中にあった胎児の中絶の処置の描写があんまりにも残酷で読むのが辛かった。
    あと出産て神秘的で本当に素晴らしいものなんだけどそのことに対してほとんどなにも関わることのできない男っていう立場がとても情けなく思えた。

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    2019年01月03日
  • 夢のカルテ

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    面白すぎて寝不足になること間違いなし。
    ミステリー要素だけでなく、恋愛要素も兼ね備えたハラハラドキドキものです。ただ、考え過ぎると自身のトラウマと再度向き合うハメになるので要注意…。

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    2018年12月21日
  • 夢のカルテ

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    明晰夢を見ることができるカウンセラーが主人公の話。

    明晰夢というものを知らなかったのだが、非常に面白く読むことができた。

    他人の夢に入り、自分でも気づいていない深層心理の問題を解決する。それだけでもおもしろそうなのだが、そこに恋愛の要素と、犯罪捜査に関わっていくサスペンスの要素が加わり、飽きることなく最後まで一気に読み通せる。

    シリーズ化して欲しいくらい主要な登場人物が魅力的である。

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    2017年01月20日
  • 夢のカルテ

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    心の奥底にあるものを見つめ寄り添うカウンセラーの夢衣。クライエントとの関わり、夢衣自身の恋、穏やかな気持ちで読めた。高野和明らしい人のやさしさや善良さを感じる話。とてもよかった。

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    2016年12月11日
  • 夢のカルテ

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    恋愛模様がちと古臭いが、しっかりとしたサスペンスでスリルある内容が楽しめた。相手の夢を見るには自分も眠らなければならないという無防備な状態、という設定も面白い。

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    2016年12月04日
  • 夢のカルテ

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    特殊な能力を持つカウンセラーの話。恋愛、心理、ミステリと娯楽小説としては十分。ちょっと心理部分は過剰かなという印象を受けたけれど、読みやすかったのであまり抵抗はなかった。

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    2016年06月10日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    快適な生活を守るためという経済的事情で中絶という選択を夫から言い渡された妻の心に異変が起こり始める。
    「私誰だか分かる?」と豹変した妻に聞かれ、恐れおののく夫だが、その答えが分かったとき、夫は大切なことについに気づく。
    命の尊さは、生まれる前から始まっているんだということに改めて気づかされる。作者の命に対する慈しみを最も感じた書だった。今まで読んだ高野和明の本のなかで一番好きかも。

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    2015年01月25日
  • 夢のカルテ

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    高野和明氏の作品はストーリーは違えど、カラダとココロの奥底が震える。文章表現なのか、ストーリー展開なのか。何だろう。この本もココロの底から震えてしまった。波長が合うんだろうな。この人の作品は。

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    2014年12月21日
  • 夢のカルテ

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    他人の夢に入り込める特殊な能力を持つ心理カウンセラー。
    さまざまなクライエントの心の奥底に眠る闇の根源を探る。
    象徴的にしか見えない夢の中。
    無意識下に閉じ込めた記憶は、その中には現れない。

    フロイトとユングの精神分析、間主観的夢、恋愛転移。
    この本では特に恋愛転移に重点を置いている。
    心理学に興味がある人には最適な一冊ではないでしょうか。
    でも、もっと丁寧に描いてほしかった部分もあり、少し残念でした。

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    2014年11月22日
  • K・Nの悲劇

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    こんな怖い本が始めてかもしれない。サイコミステリー?下手をすると安っぽく、嘘っぽくなりそうなテーマだけど、高野氏は本当にリアルに描く。蒸し暑い電車の中で背中がゾクゾクした。無茶苦茶怖かったけど、感動的な幕切れ。13階段、ジェノサイドとは違ったテーマだったけど、リアリティの高さは共通している。

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    2014年11月19日
  • 夢のカルテ

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    ネタバレ

    サクサクっと読むにはいいのではないかなぁと。
    短編連作だから。
    この題材で長編にしてみるのも面白かったかも知れないなぁと思わせる一冊。

    これは、他人の夢に潜ることができる女性が主人公のお話です。まぁ面白いのですが、人の精神に潜るって部分で、夢枕獏さんのサイコダイバーを思い起こさせました。久々に魔獣狩り読むか!

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    2014年08月19日
  • 夢のカルテ

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    夢の世界に入り込める夢衣ゆい
    催眠世界で二人の夢をつなぐポイントを行き来できる能力を使ったカウンセリングで治癒確率をあげる
    恋心は恋愛転移なのか、、、

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    2014年05月17日
  • K・Nの悲劇

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    正直言って、この憑依という稚拙な物語素材でこれほど読ませるとは信じられない。最初のうちのミステリー感が後半に行くにつれ薄れて行き、ちょっと肩透かし感もあるのであるが、であるからこそ、何故か引き込まれてしまうのがスゴイ。

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    2014年05月15日
  • 幽霊人命救助隊

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    設定に「?」と気にかかるところはあったものの、重くなりがちな自殺というテーマに対して気負うことなくスラスラ読めたし、先の読める展開でありながらも惹き付けられた。学生の頃に読んでいたらもっと感動できたのかな、と。つまり、そういうひとたちにお勧めしたい1冊。

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    2026年01月25日
  • 犯人と二人きり

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    各話、構成がしっかりした物語で安定して楽しめました。
    描写がとてもうまくて、状況がぱっと脳裏に浮かびます。その上、各話テイストが異なるので、『犯人と二人きり』設定縛りのオムニバスドラマを観たような気分になりました。

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    2026年01月23日
  • 踏切の幽霊

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    謎が巧みに配置されていて、先の展開が気になって仕方がない作品でした。
    モデルになった踏切は、今は無いということで、残念です。著者さんはここで、人影のようなものが写った写真を撮ったということ、、ゾッとします。

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    2026年01月21日
  • 踏切の幽霊

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    スリリングさはなく静かに話が進む印象だった。
    愛妻の死により悲しみに打ちひしがれていた、主人公の松田法夫が、雑誌の記者として殺人事件の被害者に向き合うはなし。
    哀しいストーリーではあるけれど、主人公の優しさに心救われる気がした。

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    2026年01月12日
  • 犯人と二人きり

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    死者の怨念が殺人犯を追い詰めたり
    この世に強い執着を残し
    成仏しきれないものが霊魂となって
    人へ何らかの
    メッセージを伝えようとするような
    オカルト×ミステリーが詰まっていた。
    幽霊とか前世とか
    特別に信じているわけではないけれど
    語りが大袈裟すぎず、軽いから
    ああ、そういうこともあるかもねー
    と不思議な話も自然に感じさせられた。

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    2026年01月03日
  • 犯人と二人きり

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    7つの物語からなる短編集。ホラー色が強めでした。高野和明さんは「13階段」のイメージでしたが、本作はまた違ったタイプの作品です。表紙の絵が不気味で美しくとても好み。小説を読み終わったあとこの表紙の意味が分かります。

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    2025年12月23日
  • 踏切の幽霊

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    相次ぐ列車の非常停止と、線路上に浮かぶ人影。東京・下北沢で報告された心霊現象に、一人の雑誌記者が挑む。いつまでも深く胸に残る哀切なゴーストストーリー。
    無念を残してこの世での人生を終えざるえなかった人間の思い。成仏できなかった魂の行先が彷徨ってしまうのは当然だと思う。作品のメッセージは伝わるが、亡くなった女性の情念の描き方が物足りない。

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    2025年12月17日