高野和明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ジェノサイド」に衝撃を受け「13階段」を読み、ますます高野和明さんファンになって手に取った3冊目。
共著だからなのか、それとも恋愛要素が含まれているからなのか前出2冊とは違う雰囲気を持っていて新鮮だった。
人の夢の中に入ることができるカウンセラーの主人公:夢衣(ゆい)が4人の患者の夢に入り込み、苦しむ心を救おうと奮闘する一方で、患者として出会ったもう1人の主人公:麻生刑事と互いに惹かれあう。
湧き上がる恋愛感情に戸惑いながらも共に事件解決に立ち向かう2人。恋愛軸強めのサスペンス物語。
4章のうち、個人的には特に【第2章:婚約者の夢】が切なくて、でも美しい物語で好き。
4章通して夢衣 -
Posted by ブクログ
ネタバレ少年時代から罪を重ね、悪党面がすっかり板に付いた八神俊彦は、生き方を改めるため骨髄ドナーとなって他人の命を救おうとしていた。
しかし、都内で連続猟奇殺人が発生。その事件に八神も巻き込まれてしまう。白血病患者を救うタイムリミットが迫る中、六郷総合病院に向け夜の逃走劇が始まった。
物語は、逃走する八神と事件を捜査する警察側の視点で描かれ、八神を追う「ミニスター」という謎の組織、その組織を狙う「グレイヴディッガー」なる殺人鬼、連続猟奇殺人に関係してくる遺体消失事件の黒幕の正体等、徐々に事件の全貌が明らかになっていく。
高野和明氏の小説を読むのは、「13階段」と「ジェノサイド」に次いで3作品 -
Posted by ブクログ
ホラー物だとは知らずに読み始めたので、あれっ!そういう話なのって感じで読み進めた。確かに精神病と心霊現象って紙一重だよなぁと思った。
ただテンポがよく読みやすかったし最後はハッピーエンドでほっこりできたので良かった。
改めて命の誕生について色々考えさせられたし、自分の子供たちが生まれた時のことを思い出したりして感慨深い気持ちが蘇ってきた。
ただ途中にあった胎児の中絶の処置の描写があんまりにも残酷で読むのが辛かった。
あと出産て神秘的で本当に素晴らしいものなんだけどそのことに対してほとんどなにも関わることのできない男っていう立場がとても情けなく思えた。