高野和明のレビュー一覧

  • 夢のカルテ

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    高野和明氏の作品はストーリーは違えど、カラダとココロの奥底が震える。文章表現なのか、ストーリー展開なのか。何だろう。この本もココロの底から震えてしまった。波長が合うんだろうな。この人の作品は。

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    2014年12月21日
  • 夢のカルテ

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    他人の夢に入り込める特殊な能力を持つ心理カウンセラー。
    さまざまなクライエントの心の奥底に眠る闇の根源を探る。
    象徴的にしか見えない夢の中。
    無意識下に閉じ込めた記憶は、その中には現れない。

    フロイトとユングの精神分析、間主観的夢、恋愛転移。
    この本では特に恋愛転移に重点を置いている。
    心理学に興味がある人には最適な一冊ではないでしょうか。
    でも、もっと丁寧に描いてほしかった部分もあり、少し残念でした。

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    2014年11月22日
  • K・Nの悲劇

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    こんな怖い本が始めてかもしれない。サイコミステリー?下手をすると安っぽく、嘘っぽくなりそうなテーマだけど、高野氏は本当にリアルに描く。蒸し暑い電車の中で背中がゾクゾクした。無茶苦茶怖かったけど、感動的な幕切れ。13階段、ジェノサイドとは違ったテーマだったけど、リアリティの高さは共通している。

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    2014年11月19日
  • 夢のカルテ

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    ネタバレ

    サクサクっと読むにはいいのではないかなぁと。
    短編連作だから。
    この題材で長編にしてみるのも面白かったかも知れないなぁと思わせる一冊。

    これは、他人の夢に潜ることができる女性が主人公のお話です。まぁ面白いのですが、人の精神に潜るって部分で、夢枕獏さんのサイコダイバーを思い起こさせました。久々に魔獣狩り読むか!

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    2014年08月19日
  • 夢のカルテ

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    夢の世界に入り込める夢衣ゆい
    催眠世界で二人の夢をつなぐポイントを行き来できる能力を使ったカウンセリングで治癒確率をあげる
    恋心は恋愛転移なのか、、、

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    2014年05月17日
  • K・Nの悲劇

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    正直言って、この憑依という稚拙な物語素材でこれほど読ませるとは信じられない。最初のうちのミステリー感が後半に行くにつれ薄れて行き、ちょっと肩透かし感もあるのであるが、であるからこそ、何故か引き込まれてしまうのがスゴイ。

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    2014年05月15日
  • 犯人と二人きり

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    死者の怨念が殺人犯を追い詰めたり
    この世に強い執着を残し
    成仏しきれないものが霊魂となって
    人へ何らかの
    メッセージを伝えようとするような
    オカルト×ミステリーが詰まっていた。
    幽霊とか前世とか
    特別に信じているわけではないけれど
    語りが大袈裟すぎず、軽いから
    ああ、そういうこともあるかもねー
    と不思議な話も自然に感じさせられた。

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    2026年01月03日
  • 犯人と二人きり

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    7つの物語からなる短編集。ホラー色が強めでした。高野和明さんは「13階段」のイメージでしたが、本作はまた違ったタイプの作品です。表紙の絵が不気味で美しくとても好み。小説を読み終わったあとこの表紙の意味が分かります。

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    2025年12月23日
  • 踏切の幽霊

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    相次ぐ列車の非常停止と、線路上に浮かぶ人影。東京・下北沢で報告された心霊現象に、一人の雑誌記者が挑む。いつまでも深く胸に残る哀切なゴーストストーリー。
    無念を残してこの世での人生を終えざるえなかった人間の思い。成仏できなかった魂の行先が彷徨ってしまうのは当然だと思う。作品のメッセージは伝わるが、亡くなった女性の情念の描き方が物足りない。

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    2025年12月17日
  • 踏切の幽霊

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    読んでいるうちに、単行本のときにも購入して読んだことがあったのを思い出した。
    またやってしまった。
    舞台は1994年。妻を亡くし、その悲しみから未だ立ち直れないでいる元新聞記者が、下北沢3号踏切での心霊現象をネタに記事を書くため取材を始める。最初はやる気のない主人公だが、夜中に鳴る電話、踏切での怪現象、幽霊の正体を追ううちに次第に真相に迫っていく、というお話。
    情景がよく目に浮かぶ描写で、94年は確かにこんな感じの時代だったなと懐かしく、面白い。
    別著の『13階段』で好きになった作家さんだが、今回はその時ほどは引き込まれなかったので☆3つ。

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    2025年12月14日
  • 踏切の幽霊

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    期待して読んだ。個人的な感情で、涙が出そうなシーンがあった。だから買ったのだと思う。その描写が読みたくて。本筋とは関係のないその描写を読みたかった。ただ、安心したくて、共感したくて。

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    2025年12月08日
  • 犯人と二人きり

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    短編集ながら読み応えあり。
    ゾッとするホラーからミステリーもあってなかなか面白かった。
    高野和明さんの長編また出ないかなあ。

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    2025年12月06日
  • 踏切の幽霊

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    ◼️高野和明「踏切の幽霊」

    次はどうなる?という畳み掛けはさすが。評判の良い幽霊事件ストーリー。

    高野和明といえば佳作「13階段」、本屋大賞2位「ジェノサイド」がすぐ思い浮かぶ。今作は「ジェノサイド」以来の長編だそうだ。SNSの本好きさんの動きを見ていると好評ということが窺えた。

    大手新聞の元敏腕記者だった松田。妻の病死が原因で会社を辞め、いまは売れ行きの悪い雑誌「女性の友」の契約記者をしており、評価が良いとは言えない。いまの職を斡旋してくれた井沢編集長からは、次の仕事として心霊特集の取材を命じられる。投稿ネタから拾った下北沢三号踏切の心霊映像や写真を調べるうち、近くで起きた殺人事件に突

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    2025年12月02日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    購入したマンションを手放したくないが故に中絶を選択するあたりから、修一に共感できずに苛々した。
    精神障害か、それとも霊が憑依したのか。
    非常に興味深い題材だったけど、結局修一に苛々してるうちに読み終わった笑

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    2025年12月01日
  • 踏切の幽霊

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    主人公の記者である松田が心霊ネタの取材をする中で、下北沢3号踏切の怪異とそこで起こった殺人事件について調べるお話。

    殺人事件の被害者の身元を調べる展開は社会派ミステリーのようで夢中になって読んでしまいました!
    そこに怪異が織り交ぜられており、2つを融合させるなんてすごい…!

    ホラーとは少し違い、ただ怖いのではなく死後の世界について考えたり、温かみも感じるストーリーになっていたので、帯にある幽霊譚という表現がピッタリな作品と感じました

    個人的には、殺人事件について追いかけている時がすごく重厚な物語に感じていたので、ラストが「もう終わり?」と少し物足りなさを感じました。
    あと、プロローグが少

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    2025年12月01日
  • 犯人と二人きり

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    著者が2002年〜17年にかけて文芸誌に発表した短編を集めたもの。後の「踏切の幽霊」に繋がるような心霊ミステリー系の話が並ぶが、割とオーソドックスな展開で、もうひとひねり欲しいと思えるものが多かった。ベストは「ハードボイルドな小学生」。高野さんは長編の方が断然面白い。

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    2025年11月30日
  • 踏切の幽霊

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    大きな事件に巻き込まれて死んでしまった女性の身元を追いかける記者の話だった。
    悲しい物語だったが、人が亡くなるということをあらためて自分の中で見つめ直す事が出来る作品。
    誰か1人でも自分の死を悼んでくれるのであれば救われる。そうであってほしいと願います。

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    2025年11月30日
  • 踏切の幽霊

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    ネタバレ

    すっごい久しぶりの高野和明さんの作品で楽しみでした。ジェノサイド以来かな。
    まず、感想として作品の舞台がそうだからなんだけど、めちゃくちゃ昭和の小説を読んでる気分にもなりました。時代背景という部分だけでなく、なんか当時に書いた感溢れてました。解説読んで少し納得かな。

    作品のジャンルとしては、何だろう。やはり幽霊小説なのかな。写真や電話やラップ音、降霊など、あらゆる超常現象にも特にカラクリがあるわけでもなく、そのまま不思議なまま。
    ふだんミステリばかり読んでるから、そういう観点では少し拍子抜け感ありますが、それなければ話としては好きなタイプ。

    なかなか、報われない人が沢山いる話だったけど、事

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    2025年11月29日
  • 犯人と二人きり

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    ホラー寄りなミステリー短編集。
    ラストの話と、小学生のハードボイルドが良かった。
    小学生なのに探偵きどってるのが可愛かった。
    でも内容は切なめだった。

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    2025年11月25日
  • 踏切の幽霊

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    幽霊譚にして骨太な社会派ミステリ。踏切に現れる髪の長い痩せた幽霊は、惨殺された身元不明の女性なのか。記者の取材により徐々に明らかになっていくのは、社会によって「幽霊」とされた一人の女性の人生。物語は至極シンプルで、諸々少し物足りない感はあるが、それが逆にリアリティを生む。午前1時3分… 線路の向こうに馳せた彼女の想いが悲しい余韻を残す。

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    2025年11月11日