高野和明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書店の新刊コーナーで並んでいるのを見つけて迷うことなく手に取って購入を決めた。事前情報があったわけでも、作者を知っていたわけでもない。怪異の物語が好きなことも手に取る理由の一つではある。そして僕が怪異を求める理由の一端をこの物語は描いてくれるのではという期待があったことが一番大きな理由である。それは人は死んだらどうなるのか。そして巷で言われる幽霊譚と死者とはどんなつながりがあるのか。そして数少ないけれども、僕自身も体験した怪異の現実的な位置づけができるのではないか。そういう期待が数ある積読になっている本を押しやって読んでみたいと思わせる作品だったのだ。
結果的に僕の期待の全てを満足させるもので -
Posted by ブクログ
申し訳ない!
いつも丁寧、親切なレビューがモットーなのに申し訳ない!
今回は雑でテキトーなレビューで申し訳ない!
こんな感じの短篇集でした
『ゼロ』
2064年10月26日砂丘の上で目を覚ました男
しかし、記憶がない!
記憶喪失者専門の機関に雇われる
ある日、雇われた理由を知ることになる
そして、最後は…(゚д゚)!
『跫音(あしおと)』
夜の無人の路上で跫音が追いかけてくる
そして、どんどん近づいてくる
その跫音の正体は…(゚A゚;)ゴクリ
『死人に口あり』
1Q84O1出演!?
生臭坊主がいらんことすな!( ゚д゚ )クワッ!!
『二つの銃口』
改装工事中の校舎に閉 -
Posted by ブクログ
読んでいるうちに、単行本のときにも購入して読んだことがあったのを思い出した。
またやってしまった。
舞台は1994年。妻を亡くし、その悲しみから未だ立ち直れないでいる元新聞記者が、下北沢3号踏切での心霊現象をネタに記事を書くため取材を始める。最初はやる気のない主人公だが、夜中に鳴る電話、踏切での怪現象、幽霊の正体を追ううちに次第に真相に迫っていく、というお話。
情景がよく目に浮かぶ描写で、94年は確かにこんな感じの時代だったなと懐かしく、面白い。
別著の『13階段』で好きになった作家さんだが、今回はその時ほどは引き込まれなかったので☆3つ。
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Posted by ブクログ
◼️高野和明「踏切の幽霊」
次はどうなる?という畳み掛けはさすが。評判の良い幽霊事件ストーリー。
高野和明といえば佳作「13階段」、本屋大賞2位「ジェノサイド」がすぐ思い浮かぶ。今作は「ジェノサイド」以来の長編だそうだ。SNSの本好きさんの動きを見ていると好評ということが窺えた。
大手新聞の元敏腕記者だった松田。妻の病死が原因で会社を辞め、いまは売れ行きの悪い雑誌「女性の友」の契約記者をしており、評価が良いとは言えない。いまの職を斡旋してくれた井沢編集長からは、次の仕事として心霊特集の取材を命じられる。投稿ネタから拾った下北沢三号踏切の心霊映像や写真を調べるうち、近くで起きた殺人事件に突 -
Posted by ブクログ
主人公の記者である松田が心霊ネタの取材をする中で、下北沢3号踏切の怪異とそこで起こった殺人事件について調べるお話。
殺人事件の被害者の身元を調べる展開は社会派ミステリーのようで夢中になって読んでしまいました!
そこに怪異が織り交ぜられており、2つを融合させるなんてすごい…!
ホラーとは少し違い、ただ怖いのではなく死後の世界について考えたり、温かみも感じるストーリーになっていたので、帯にある幽霊譚という表現がピッタリな作品と感じました
個人的には、殺人事件について追いかけている時がすごく重厚な物語に感じていたので、ラストが「もう終わり?」と少し物足りなさを感じました。
あと、プロローグが少