高野和明のレビュー一覧

  • 幽霊人命救助隊

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    自殺しそうな人を助ける感動ものの話ではあるのだが、鬱の人の心理描写や、そうなるに至る経緯がかなり生々しく書かれており、精神的に不安定な時は控えたほうがいいかもと思った。物理的にグロテスクな表現も多く、食前後には読みたくないような表現も多々あった。

    感動に溢れる気持ちというよりは、かなり辛い思いをして読んだというのご正直なところ。

    ただ、それでもこの本を買ったことは後悔してないし読んだ時間も無駄ではなかったと思える。色々な辛い人生があるが、それでも生きる意味について考えるきっかけを与えてくれた。

    心に余裕がある人にはお勧めします。

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    2025年03月21日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    長編かと思ったら短編集みたいな感じでした。
    個人的には「恋をしてはいけない日」がいちばん面白かったです。

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    2025年03月16日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    短編集だが、それぞれ圭司が絡んでいるストーリー。
    3時間後に僕は死ぬ、は結構ご都合主義な感じだったなぁ。大勢のビジョンが見えるのは少しやり過ぎた感じ。
    時の魔術師は良かった。前向きになれる。

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    2025年02月21日
  • K・Nの悲劇

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    お下がり本

    高野和明さんの本は良い意味で一貫性がない
    全然違う人の本を読んだのかな?と思うくらい、読むたびに違う雰囲気を感じる

    この本のジャンルはなんなんだろう、、
    ホラー?サスペンス?

    言えるのは「母になった女性は強い」ということです

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    2025年01月14日
  • 夢のカルテ

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    ★3.5 お下がり本

    面白かった!
    事件&麻生刑事と特殊な能力を持つ夢衣の恋愛

    なんでかわからないんだけど、麻生刑事のイメージがSnowManのさっくんで読んでしまいました


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    2025年01月11日
  • グレイヴディッガー

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    ★3.5
    お下がり本

    とにかく八神さんが可哀想
    なのに、悲壮感がなく前向きに骨髄移植のドナーとしての使命を果たそうとします

    グレイヴディッガーは、私の中ではゲーム
    サイレントヒルの中にいた三角帽子の斧引きずってる人!!
    怖すぎる!!!

    スピード感があって、昨日から一気に読みました

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    2025年01月12日
  • 幽霊人命救助隊

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    『13階段』『ジェノサイド』『踏切の幽霊』と高野さんの作品を読んできて4作目。
    お気に入りの作家さんだったので楽しみに読んでみて、過去に読んだ3作とは趣きが違ったけど、こちらはこちらで面白かった!
    自殺を題材にしながらもコミカル…だけど社会の暗い部分を表現し…だけど読んでて心が軽くなる作品だと感じました。

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    2024年12月11日
  • ジェノサイド 上

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    スケールが大きく理系要素も多く、なかなか理解できず難しいところもあった。薬学を学ぶ日本人の大学院生とアメリカの傭兵がどう交差していくのか、短期間で新薬を作ることができるのか、いろいろ期待値も高いので、下巻も楽しみ。

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    2024年12月09日
  • グレイヴディッガー

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    うーん、まあまあだったかな!

    高野和明さんの著書は『13階段』と『ジェノサイド』を読んでいて、どちらもめちゃくちゃ面白かったので、本作もかなり期待しながら読んだんだけど、ちょっと期待しすぎちゃったかもしれない。

    別々の事件が繋がり始めた瞬間とかは面白く読めたけど、男の逃走劇のパートが長くて飽きてしまったのが正直なところ。
    文体は読みやすく好きでした。

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    2024年09月27日
  • 幽霊人命救助隊

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    非現実的な設定だが、何度も人を助けていくごとに現実のような錯覚が生まれた。特に最終章は当たり前のように非現実的なことが行われているが、全く違和感なく読み終えた後は不思議な感覚さえした。
    約20年前の小説だが、今の現代社会の問題や環境と何ら変わりない問題であり、そのことは一個人として悲しくもなった。
    だからこそ、今を生きる。命がある私達、皆さんにも読んでほしい作品でした。

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    2024年08月18日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    未来予知をテーマにした短編集。
    エピローグで何故か涙が出そうになりました。
    運命は自分の力で変えられると思う。

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    2024年02月18日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺した登場人物達が自殺志願者を100人救い、天国行きを目指す!!

    「自殺」のキーワードからは想像できないようなコミカルな表現が多くて、読み始めは軽め。
    ひとり、またひとりとレスキューしていく中で少しづつ登場人物の孤独や苦悩もほどけていく。

    鬱病=精神科に繋げればOK!な空気には、そんな簡単なことじゃないとムッとしたけど…
    最終的には感情移入でティッシュ必須。

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    2024年01月01日
  • グレイヴディッガー

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    ネタバレ

    高野和明さん2冊目。
    個人的には13階段の方が好きだけど、「ノンストップ」「圧倒的なスピードで」その言葉通りすごく疾走感のあるお話でした!
    事件の謎をじっくり深く考える暇もなくあれよあれよと話が進んでく…というか読み進める手が止まらない笑
    ミステリというより逃走劇という印象。

    八神は確かに悪いことばかりしてきた悪党には違いないけど、人を助ける為にボロボロになりながらも諦めずに逃げ続けるところに好感が持てた。そしてそれを信じる人情派刑事古寺も良いキャラしてるなぁ〜。
    にしても時速90キロでビルに激突した後も5体満足で逃げ回ってるのは流石に強すぎてちょっと笑っちゃった笑
    そしてグレイヴディッガー

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    2023年11月01日
  • 夢のカルテ

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    人の夢に入れる能力は本当に要らないですね。あと入られたらすごく嫌。夢の中での変な事って本当に変だから、見られて勝手におかしい人判定されるのも辛い。
    そんな人の夢に入れる能力を使ってカウンセリングする話です。

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    2023年10月10日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    ネタバレ

    短編の連作好き
    最終編は伏線も多数貼られていて、最後まで着地点がわからなかった
    厭世的というか達観した感のある彼が予知は絶対と言いながらもそれを変えるために取り組む姿勢に好感が持てるし、それが希望や努力につながるように思える

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    2023年08月27日
  • ジェノサイド 上

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    ネタバレ

    「繁殖すれば全人類が絶滅の危機に瀕する生物がアフリカに出現」という冒頭から、謎の製薬プランを任されてしまった青年と、謎の生物の抹殺を命じられた傭兵チームの2視点で進行していく。

    社会派戦争ものかと思ってたら、SF小説だったので面食らった。

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    2025年03月04日
  • 6時間後に君は死ぬ

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    ー決まっている未来をどうできるのか。

    〈あらすじ〉
    6時間後に君は死ぬ。非現実的な未来をビジョンという形で見ることができる男から、美緒は突然未来を言い渡された。誕生日を迎える0時に死んでしまうという不吉すぎる予言をどうしても無視できないまま、その男と共に未来を回避するための手を打つ。

    〈感想〉
    韓国で映像化されるそうで、最近の韓国の映画やドラマはものすごい作品が多い中、こうやって日本の小説を題材にしてくれるのはなんだか誇らしい気持ちです!
    タイトルそのままで、どんな話かと思ったら、まさかの未来が見える状況をどうするか、という話でした。連作小説のようになっていて、個人的には「ドールハウスのダ

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    2023年08月09日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺した4人が天国に行くため自殺志願者100人を救う話。命が大切、っていうのは当然やと思うんやけど、命や生活を守るための制度をもっと知る機会があればなぁ、と読んでて思った。

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    2023年08月06日
  • 幽霊人命救助隊

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    とにかく分厚い、600ページ超え
    読みやすく上下巻に分けて欲しかった
    自殺した4人が天国に行くために100人の自殺志願者を救う話

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    2023年07月21日
  • 幽霊人命救助隊

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    主人公を含めた4人は自殺をした幽霊。
    自らの手で命を粗末にした彼らが天国へ行くために与えられたミッションは、自殺志願者を100人救出することであった。

    うつや借金等様々な理由で頭の片隅に自殺を考えている要救助者たちを見えない触れない幽霊たちがあらゆる手段で救い出すのが見物。

    生きた時代の違う主人公たちの時代ズレした会話や幽霊ジョークが面白くて『自殺』という深刻なテーマでも読み切れた。


    自殺は元を返せば寂しさが関係していることもあり、何気ない声掛けや挨拶などで自殺の信号が消える要救助者が何人かいた。

    「未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違いである」

    自分たちは取り返しのつかな

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    2023年06月17日