高野和明のレビュー一覧

  • K・Nの悲劇

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    正直言って、この憑依という稚拙な物語素材でこれほど読ませるとは信じられない。最初のうちのミステリー感が後半に行くにつれ薄れて行き、ちょっと肩透かし感もあるのであるが、であるからこそ、何故か引き込まれてしまうのがスゴイ。

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    2014年05月15日
  • 犯人と二人きり

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    多分他のミステリアンソロジーでこの作家さんを拝読し、この本に辿り着いたんだけど。
    わたしミステリ好きで、ホラー好きではなかった汗
    タイトルからミステリかと思ったけどほぼホラーです。

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    2026年02月20日
  • 幽霊人命救助隊

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    自殺をした4人が、神様に自殺志願者100人の命を救うよう言い渡される。秘密兵器を駆使しながら老若男女の様々な心の闇と向き合いながら失った自身の人生にも想いを馳せる物語。後半、うつ病になった原因がこの国が悪い、政治家が悪いと何度か出てくるたびにまぁそうなんだけど私のなかの寅さんがあの台詞をつぶやいてしまいました。「野郎の乳歯をへし折って、永久歯に替えてやれ!」@八木。すがすがしいエピローグ。解説まで楽しく読みました。

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    2026年02月14日
  • 踏切の幽霊

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    書店の新刊コーナーで並んでいるのを見つけて迷うことなく手に取って購入を決めた。事前情報があったわけでも、作者を知っていたわけでもない。怪異の物語が好きなことも手に取る理由の一つではある。そして僕が怪異を求める理由の一端をこの物語は描いてくれるのではという期待があったことが一番大きな理由である。それは人は死んだらどうなるのか。そして巷で言われる幽霊譚と死者とはどんなつながりがあるのか。そして数少ないけれども、僕自身も体験した怪異の現実的な位置づけができるのではないか。そういう期待が数ある積読になっている本を押しやって読んでみたいと思わせる作品だったのだ。
    結果的に僕の期待の全てを満足させるもので

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    2026年02月13日
  • 犯人と二人きり

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    申し訳ない!

    いつも丁寧、親切なレビューがモットーなのに申し訳ない!

    今回は雑でテキトーなレビューで申し訳ない!

    こんな感じの短篇集でした


    『ゼロ』
    2064年10月26日砂丘の上で目を覚ました男
    しかし、記憶がない!
    記憶喪失者専門の機関に雇われる
    ある日、雇われた理由を知ることになる
    そして、最後は…(゚д゚)!


    『跫音(あしおと)』
    夜の無人の路上で跫音が追いかけてくる
    そして、どんどん近づいてくる
    その跫音の正体は…(゚A゚;)ゴクリ


    『死人に口あり』
    1Q84O1出演!?
    生臭坊主がいらんことすな!( ゚д゚ )クワッ!!


    『二つの銃口』
    改装工事中の校舎に閉

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    2026年02月09日
  • 踏切の幽霊

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    最初ホラー小説かと思ったが、そうではなかった。これは読者の胸を打つ、切ないヒューマンドラマであり社会派ミステリーだった。宮部みゆきの「火車」を彷彿とさせる。

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    2026年02月03日
  • 幽霊人命救助隊

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    設定に「?」と気にかかるところはあったものの、重くなりがちな自殺というテーマに対して気負うことなくスラスラ読めたし、先の読める展開でありながらも惹き付けられた。学生の頃に読んでいたらもっと感動できたのかな、と。つまり、そういうひとたちにお勧めしたい1冊。

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    2026年01月25日
  • 犯人と二人きり

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    各話、構成がしっかりした物語で安定して楽しめました。
    描写がとてもうまくて、状況がぱっと脳裏に浮かびます。その上、各話テイストが異なるので、『犯人と二人きり』設定縛りのオムニバスドラマを観たような気分になりました。

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    2026年01月23日
  • 踏切の幽霊

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    謎が巧みに配置されていて、先の展開が気になって仕方がない作品でした。
    モデルになった踏切は、今は無いということで、残念です。著者さんはここで、人影のようなものが写った写真を撮ったということ、、ゾッとします。

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    2026年01月21日
  • 踏切の幽霊

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    スリリングさはなく静かに話が進む印象だった。
    愛妻の死により悲しみに打ちひしがれていた、主人公の松田法夫が、雑誌の記者として殺人事件の被害者に向き合うはなし。
    哀しいストーリーではあるけれど、主人公の優しさに心救われる気がした。

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    2026年01月12日
  • 犯人と二人きり

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    死者の怨念が殺人犯を追い詰めたり
    この世に強い執着を残し
    成仏しきれないものが霊魂となって
    人へ何らかの
    メッセージを伝えようとするような
    オカルト×ミステリーが詰まっていた。
    幽霊とか前世とか
    特別に信じているわけではないけれど
    語りが大袈裟すぎず、軽いから
    ああ、そういうこともあるかもねー
    と不思議な話も自然に感じさせられた。

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    2026年01月03日
  • 犯人と二人きり

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    7つの物語からなる短編集。ホラー色が強めでした。高野和明さんは「13階段」のイメージでしたが、本作はまた違ったタイプの作品です。表紙の絵が不気味で美しくとても好み。小説を読み終わったあとこの表紙の意味が分かります。

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    2025年12月23日
  • 踏切の幽霊

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    相次ぐ列車の非常停止と、線路上に浮かぶ人影。東京・下北沢で報告された心霊現象に、一人の雑誌記者が挑む。いつまでも深く胸に残る哀切なゴーストストーリー。
    無念を残してこの世での人生を終えざるえなかった人間の思い。成仏できなかった魂の行先が彷徨ってしまうのは当然だと思う。作品のメッセージは伝わるが、亡くなった女性の情念の描き方が物足りない。

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    2025年12月17日
  • 踏切の幽霊

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    読んでいるうちに、単行本のときにも購入して読んだことがあったのを思い出した。
    またやってしまった。
    舞台は1994年。妻を亡くし、その悲しみから未だ立ち直れないでいる元新聞記者が、下北沢3号踏切での心霊現象をネタに記事を書くため取材を始める。最初はやる気のない主人公だが、夜中に鳴る電話、踏切での怪現象、幽霊の正体を追ううちに次第に真相に迫っていく、というお話。
    情景がよく目に浮かぶ描写で、94年は確かにこんな感じの時代だったなと懐かしく、面白い。
    別著の『13階段』で好きになった作家さんだが、今回はその時ほどは引き込まれなかったので☆3つ。

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    2025年12月14日
  • 踏切の幽霊

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    期待して読んだ。個人的な感情で、涙が出そうなシーンがあった。だから買ったのだと思う。その描写が読みたくて。本筋とは関係のないその描写を読みたかった。ただ、安心したくて、共感したくて。

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    2025年12月08日
  • 犯人と二人きり

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    短編集ながら読み応えあり。
    ゾッとするホラーからミステリーもあってなかなか面白かった。
    高野和明さんの長編また出ないかなあ。

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    2025年12月06日
  • 踏切の幽霊

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    ◼️高野和明「踏切の幽霊」

    次はどうなる?という畳み掛けはさすが。評判の良い幽霊事件ストーリー。

    高野和明といえば佳作「13階段」、本屋大賞2位「ジェノサイド」がすぐ思い浮かぶ。今作は「ジェノサイド」以来の長編だそうだ。SNSの本好きさんの動きを見ていると好評ということが窺えた。

    大手新聞の元敏腕記者だった松田。妻の病死が原因で会社を辞め、いまは売れ行きの悪い雑誌「女性の友」の契約記者をしており、評価が良いとは言えない。いまの職を斡旋してくれた井沢編集長からは、次の仕事として心霊特集の取材を命じられる。投稿ネタから拾った下北沢三号踏切の心霊映像や写真を調べるうち、近くで起きた殺人事件に突

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    2025年12月02日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    購入したマンションを手放したくないが故に中絶を選択するあたりから、修一に共感できずに苛々した。
    精神障害か、それとも霊が憑依したのか。
    非常に興味深い題材だったけど、結局修一に苛々してるうちに読み終わった笑

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    2025年12月01日
  • 踏切の幽霊

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    主人公の記者である松田が心霊ネタの取材をする中で、下北沢3号踏切の怪異とそこで起こった殺人事件について調べるお話。

    殺人事件の被害者の身元を調べる展開は社会派ミステリーのようで夢中になって読んでしまいました!
    そこに怪異が織り交ぜられており、2つを融合させるなんてすごい…!

    ホラーとは少し違い、ただ怖いのではなく死後の世界について考えたり、温かみも感じるストーリーになっていたので、帯にある幽霊譚という表現がピッタリな作品と感じました

    個人的には、殺人事件について追いかけている時がすごく重厚な物語に感じていたので、ラストが「もう終わり?」と少し物足りなさを感じました。
    あと、プロローグが少

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    2025年12月01日
  • 犯人と二人きり

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    著者が2002年〜17年にかけて文芸誌に発表した短編を集めたもの。後の「踏切の幽霊」に繋がるような心霊ミステリー系の話が並ぶが、割とオーソドックスな展開で、もうひとひねり欲しいと思えるものが多かった。ベストは「ハードボイルドな小学生」。高野さんは長編の方が断然面白い。

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    2025年11月30日