高野和明のレビュー一覧

  • K・Nの悲劇

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    世の中には科学では説明できない事も多いですね。
    ちょっとドキドキしながら読みましたが、本意でない堕胎を拒む気持ちは女性なら有るだろうと思いました。
    最後は良かったね!と思ったのですが、最後の最後でドキッ!!??でした。

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    2023年04月16日
  • 夢のカルテ

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    ネタバレ

    特殊な能力を持つ女性と、凶悪犯罪に立ち向かう男性刑事がいくつもの難事件に立ち向かいながら恋愛していくファンタジー?恋愛?ミステリー?な物語でした。なかなかこの組み合わせはないんじゃないでしょうか?
    ハラハラドキドキさせられるシーンはいくつもあり怖い!(ホラーではなく、主人公が危なくて読んでられない)と思って本を閉じたのも何度かありました。さすが高野和明さんです。
    ただ、最後の話で女性主人公が犯罪の重要な手がかりを探しに行くシーンでどう考えても危険な行動なのに男性刑事を待たずに進んじゃうところが展開上仕方がないんでしょうけど、とても合理的な考えとは思えずモヤモヤしました。

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    2023年03月08日
  • 夢のカルテ

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    他人の夢に入り込める能力を持つカウンセラーが、刑事との出会いと恋を経て、自分の過去や内面を見つめ直していく。ミステリよりも恋愛の度合いが強く、事件の内容にはそれほど意外性はない。

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    2021年02月04日
  • 夢のカルテ

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    謎を夢で解決するのは、ミステリーのルール違反だと思っていた。
    が、それもありかなと思えるラストだった。

    やっぱり小説の善し悪しって、ラストが大きく影響するのかも。

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    2020年08月04日
  • K・Nの悲劇

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    「ジェノサイド」、「13階段」、「6時間後に君は死ぬ」等、この作家さんも好きな作家さんの1人ですが、あまり多く作品が無いのが残念です。
    そして、前から気になっていたこの作品をやっと読みました。
    思っていた以上に面白くて一気読みでした。
    精神的な妄想なのか、死霊の憑依なのか、読んで行くにつれてどちらか分からなくなってしまいますが、最後はそんな事はどちらでも良くなる、結果的に後味の良い作品でした。

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    2019年12月26日
  • 夢のカルテ

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    面白かった
    表題のとおり「夢」をテーマにしたファンタジック恋愛ミステリー

    人の夢の中に入り込める特殊能力を持った心理カウンセラー夢衣。その能力を生かして、患者の心を救おうとします。
    最初のクライアントは刑事の麻生。発砲事件で一般市民が撃たれたことを悩んでいます。
    その刑事の夢の中で見たものとは?

    その後、植物状態になった婚約者、さらには夢の中で殺人を犯す男、父親を亡くし口のきけなくなった少女をカウンセリングしていくことに。

    これらの出来ごとを通して、次第にひかれ合う二人ですが、本当の恋愛感情なのかどうかって、これまた、面倒くさい(笑)
    心理学者の恋愛って変なところで悩むのね。

    そして、

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    2019年10月19日
  • K・Nの悲劇

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    人間の身勝手さに吐き気を催すぐらい、暗鬱な事実を突きつけられるということは、それを内在しているという証なのだろう。
    他の著作同様、緻密な設定、調査の跡が窺い知れる。脱帽...。

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    2018年12月21日
  • 夢のカルテ

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    主人公の夢衣は他人の夢の中に入る事が出来るカウンセラー!
    全編にわたり心理学の話が散りばめられている。なんとなく松岡圭祐の千里眼を思い出した。

    本作の中に出てくる心理学用語で恋愛転移なるものがあるらしく、患者と医者が治療時に心を寄せ会う事で勘違いから相手に好意を抱いてしまう現象らしいです。
    主人公は終始、自分の恋愛についてこの転移を疑い、相手の気持ちにも何らかのトラウマが潜んでいる事を疑っています。
    しかし、私は人の好き好みは経験の積み重ねにより形成されるものでその経験に良いものもあれば悪いものもあるのが一般的ではないかと考えます。だから心理学的に言えば人を好きになるメカニズムに人工的なもの

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    2018年07月29日
  • 夢のカルテ

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    ジェノサイドのインパクトがあり過ぎて、
    この作品を読んで、こういうのも書けるのかとビックリです。
    夢を題材にしたとても純粋な恋愛小説ですが、
    後味もスッキリとして読みやすいと思います。
    ただ上手くまとめ過ぎかな。主人公の夢衣にあまり感情移入できなかったおさーんでした。

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    2018年03月09日
  • K・Nの悲劇

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    ネタバレ

    幼馴染の事件も含めて、一連の出来事を 悲劇 と銘打った?と思うけど、ほとんど
    ホラーで、妻の状態を病気orホラーで論議するシーンが長すぎたかな。
    もう少し夫婦の生い立ちとか触れないと、なんでその貯金でマンション買う?産みたがっているのを諦める?とか、実家は?とか考えた。親友との繋がりももう少しページ取れば、ああ思いが深かったんだな。とか悲劇になって、ラストは良かったねってなりそうだけど。

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    2018年01月22日
  • K・Nの悲劇

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    ミステリーというよりホラーよりの作品です。中絶、解離性障害、憑依がキーワードです。前半は少し冗長で、最後はどっちつかずな感じでしたので、すっきりはしなかったです。設定もちょっと無理があるかと思いましたが、中盤のストーリー展開は、読み飛ばしたくなる面白さでした。

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    2016年09月07日
  • 夢のカルテ

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    ジェノサイドでハードルを上げすぎてしまった自分のせいだとも思います。
    序盤は中学生の恋愛見てるみたいで正直いらいらしました。
    ユングのばか。

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    2016年06月29日
  • K・Nの悲劇

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    どちらかというとホラーなミステリー
    怖いけど、正直いまいち。

    不妊、中絶、出産をベースに医学と霊現象からなるストーリ展開です。
    前半の中絶周りの話は正直いやになりました。
    かなり、いやな感じのする前半の展開でした。
    そして、中絶を決めたところで、憑依現象が始まり、精神医学で説明されるのか、それとも霊現象なのかといったところのせめぎあいのまま結末を迎えるストーリとなっています。

    ストーリ的にはどちらでもよさそうな落ちとなっていますが、素直に取り付かれた霊現象で話をまとめてくれたほうがスッキリします。って自分の受け止め方は完全に霊現象でした。しかし、精神科医はなんでもそれを医学で説明しようとす

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    2016年03月13日
  • K・Nの悲劇

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    こわい!!特にお風呂のシーンは想像してめちゃ怖かった
    読んでてずっと眉間に皺が寄るようなイヤーな感じ…
    描写が丁寧で、人間らしいのも良い。よい旦那さんだと思いますが、こんな状況では揺れる時もあって当然。
    最後で救われました

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    2016年05月01日
  • K・Nの悲劇

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    病気か、心霊現象か?
    読者が決めて構わないラスト。
    なのでなんとなく着地点がフワッとしたかなあ。

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    2015年08月15日
  • K・Nの悲劇

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    ミステリとか普段読まないんですけれども、今作を期に読んでみてもいいかも…と思えるほど良質なミステリでしたね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、良質かどうかはよく分からないんですけれども…(!)、著者の文章が良いのかスラスラと読めましたね。ミステリ小説って人物描写がおざなりと言いますか、薄っぺらい感じがしなくもないんですけれども…今作にもソレを感じたんですけれども読み進めていくうちに割りと気にならなくなったと言いますか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、話のネタ的には決して明るくはならないんですけれども…最終的にはハッピーエンドになった? のかな? とは思いますけれども、今では

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    2015年03月03日
  • 夢のカルテ

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    4つのエピソードが盛り込まれた長編、と言って良いのでしょうか。

    それぞれ、分かりやすく捻られた結末があり、カウンセラーと刑事の、出来すぎなほど綺麗な恋愛が描かれています。

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    2014年07月21日
  • 夢のカルテ

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    what a mind? how about psychology. you must be 'take it easy!!.

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    2014年05月02日
  • K・Nの悲劇

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    2014.4.4ー19
    憑依なるものが個人的に好きではないので今ひとつではあったものの、今迄読んだ高野和明の著書同様に読み易く、また恋愛・妊娠・出産に関する深いメッセージがあり良い作品。

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    2014年04月04日
  • 夢のカルテ

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    高野和明氏の小説を読むのは二度目。
    来生さんの恋愛が完全にだらけるというかうわあああ恥ずかしい!となるような初々しさがあって途中で投げようかと思ったけど「自分が好きになるタイプはみんな同じ」=「自分を認めて欲しい部分を求めているだけにすぎない?」という悩みというか考える部分が出てきてからぐっと面白くなりました。
    最終的な落ちとしてはちょっとインパクト弱い上に最後の話がおいおいwとなる展開ではあったけど、集中して一日で読めました。

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    2014年03月03日