陳舜臣のレビュー一覧

  • 小説十八史略(五)

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     隋から唐へ時代は移り、女帝武則天が一時、周国と改め恐怖政治を行う。当然長続きはせず、敵対する派閥に取って代わられるわけだ。政治の世界では相変わらずの混乱振りだが、民衆は唐時代はわりと平和に過ごしている様子が伺える。

     唐の末期には楊貴妃の権力をよりどころに、親族が政界では大きな派閥をつくる。権力が集中すると当然、粛清が行われ、それを察した者たちの巻き返しがあり、楊貴妃一派も皆殺しの憂き目に合うのだった。時代はどんどん流れているがやっていることは何も変わらず、権力争いばかりだ。十八誌略もラスト1巻どうにかたどり着けそう。

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    2015年03月11日
  • 小説十八史略(四)

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     三国志から晋(短命政権)をへて南北朝時代へ、中国を統一する隋が現れるまでに300年以上待たなければいけない。隋建国以前の時代は皇帝が臣民の生活をかえりみず、身内の争いに明け暮れ国の疲弊が著しく、この時代はあちこちで小国が乱立している状況がつづいた。

     儒教の教えに従い献身的に主に仕えても、嫉妬や陰謀が渦巻く荒廃した時代、命さえとられかねない。当時インドから仏教が伝来し、この時代の世相を反映してか信者が爆発的に増える。5巻ではいよいよ、唐の時代をむかえる。隋では倭の国から使者(小野妹子)が使わされたとある。唐になり本格的に交流がはじまるのだろう。

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    2015年03月11日
  • 小説十八史略(三)

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    前漢の武帝即位から150年を経て途中、新をはさんで後漢へと歴史は流れる。北の匈奴の脅威を貢物を納めることでなんとかやり過ごし、一転後漢時代には匈奴の内紛を逆手に取り、南匈奴を配下に収めるなど漢の時代は平和なときをむかえる。

    他国の侵略に怯えることはなくなったものの、争いは身内から起こる。不幸なのは才覚の無い皇帝を上にいただくことだ。まわりの側近たちの力が増大し、漢は足元から崩れることになる。波乱含みの混乱の時代はいよいよ三国志へとつづく。

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    2017年11月05日
  • 諸葛孔明(下)

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    三国志の中でも最もあこがれた人物でした。
    No.1を補佐する事に徹する事で自分自身の目標を達成するという所に惹かれました。
    改めて孔明に関する書物を読んで非常に素晴らしい人材である
    と再認識するとともに、最後まで自分が出張らないという
    精神に感動しました。
    ただ、天下三文の計に捉われすぎでいた感も否めず
    もう少しうまく立ち回ると多くの人の命を戦争で失う事も
    なかったのではないか?という感じもします。

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    2010年04月26日
  • 小説十八史略(二)

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    秦が滅び、四百年続く漢(前漢、後漢合わせて)が中国を統一する。劉邦の死後、4代目皇帝の武帝が満を持して匈奴に軍を送るまでを一気に読ませる。

    始皇帝の死後、秦は数十年で滅ぶのだが、その理由を挙げ連ね、漢の皇帝たちは大きな変化を嫌い守りの政治を貫く。ここで武帝が即位して、その流れを変えようと試みるわけだが、はたして思案通りにことは運ぶのだろうか。2巻目はこのあたりで終了となる。早く3巻目を読みたい、なるほど中国史は面白い。

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    2017年11月05日
  • 小説十八史略(一)

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    新しいカテゴリ追加、こちら方面は、今までまったく興味がなく、知識もない。人物名や国の位置関係など、慣れるまでは、なかなか頭に入らずとまどうが、無視して読み進めても十分楽しめた。文章は小説仕立てなので読みやすい。

    1巻は、中国中原に君臨した、神々から秦の始皇帝までと、そのスケールは大きく、登場人物が面白おかしく書かれている。苦労を重ねて、栄華を極めると、人はかならず慢心する。そこに付け入る様に、敵対する者があらわれ、最後には必ず殺される。人の一生はぐるぐるとめぐり、同じことを何度も歴史上は繰り返されるのだった。

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    2017年11月05日
  • 秘本三国志(六)

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    一般的にはこう言われてるけど、実はこうだったんじゃないか」という視点で描かれた三国志です。メジャーな三国志を知らないまま、これを読んでて良いのかなぁと途中で気付きましたが、楽しめたのでこれはこれで良かったのかなと◎ 今まで「劉備は良い人で、曹操は悪者」と勝手に思い込んでましたが、むしろこの本のお陰で曹操が好きになれました! 徹底的な現実主義の曹操が、自分の人間味に気付いて葛藤するところとか。
    一番面白かったのは、まだ劉備が弱小だった頃に曹操と戦うところ。実は二人は裏でつながっていて、曹操が外から、劉備が内から共通の敵を追いつめていく過程が楽しめました〜

    読むの時間かかったけど、読んでみて良か

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    2010年07月18日
  • 小説十八史略(一)

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    全六巻。
    一冊が分厚い。

    中国の神話から、モンゴルに支配される元の時代まで
    のダイジェスト。
    三国志やら史記やら、
    それぞれ独立した物語のあらすじを全部読める感じ。

    ダイジェストで長いので、
    正直もう何があったかは覚えてない。
    人とか全然。
    でも漠然と時系列は頭に入るので、
    今まで読んだ小説の前後関係をつかむことはできる。

    文章は本人出てくるタイプ。
    けど全くくどくないし、ダイジェスト版という性格上
    全然気にならない。

    まあ、つまんなくはないけど、
    結局覚えきれてないので星3つ。
    中国の話を読んだことがなかったら、
    これ読んでからだと分かりやすいかも。
    まあ。
    これ読むのが大変だけど。

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    2009年10月09日
  • 小説十八史略(一)

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    考えてみれば、これが古代中国の小説に転がる原点だった。
    高校時代に何巻目かを友達に貸して戻ってきてないな・・・4巻だったかな・・・

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    2009年10月04日
  • 戦国海商伝(上)

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    「中国歴史シリーズ」ってかいてあったのに
    いきなり毛利とか大内が出てきてビビッた。
    けど日明貿易を背景に、明の混迷と日本の
    戦国の混乱をうまくおりまぜた話だった。

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    2009年10月04日
  • 諸葛孔明(下)

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    面白いけど、下ってことは孔明が死んじゃうということで・・・

    衰退していく様が悲しかった。
    やし、上のが面白かったです★

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    2009年10月04日
  • 中国詩人伝

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    詩人ごとに書かれている。10年前に読んだ本なので、あまり思い出せませんが、李賀という不思議な詩人が印象に残ってます。瑠璃色の酒?この本で李賀を初めて知りました。

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    2009年10月04日
  • 中国五千年(上)

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    タイトルどおり、中国5千年の流れを概観するという、壮大なスケールの書物。これは、筆力がないとできないことです。中国史を勉強するときに参考書にしたらかなり厚みをもって理解できると思います。私は、歴代王朝名と主要人物を暗記することでいっぱいいっぱいだったから、「そういうことだったんだー」「この人の名前は聞いたことあるぞ」と、面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 小説十八史略(一)

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    全6巻、中国の殷時代から梁辺りまでだったかな?が怒涛のように詰め込まれてます。読み応えたっぷりの歴史小説。

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    2009年10月04日
  • 中国五千年(下)

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    歴史は繰り返す。そして、中国は偉大な英雄を輩出しやすい国。その分面白いのに、近代に行くにつれて「中華」の名が哀しくなってくる。

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    2009年10月04日
  • 中国五千年(上)

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    5000年の中国史を2冊にまとめたお得本。スピードが速いので人物がこんがらがりますが、面白いです(笑)

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    2009年10月04日
  • 小説十八史略(六)

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    『小説十八史略』の最終巻でモンゴルまでを描いた巻。宋をみていると現代の日本とダブル所が多い。いわゆる『水滸伝』の時代を含みます。

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    2009年10月04日
  • 秘本三国志(一)

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    下記のような普通の三国志に飽きてきたら、とりあえずこちらを。ヒネくれています。
    どうして蜀は滅びたんだろう、と思ったことはありませんか?孔明はあんなに頭がいいのに、五虎将軍は天下無双なのに。後主と宦官のせい?魏延たちのせい?
    そういう素朴な疑問に多少なりともヒントを与えてくれる解釈・観点でこの本は書かれています(コミック「蒼天航路」ほどかっとんだ解釈ではありませんが)。
    難点は…入手が難しいことですかね。古本屋さんをコマメに回りましょう。

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    2009年10月04日
  • 小説十八史略(四)

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    三国〜晋、五胡十六国、南北朝という激動の時代。人々はひたすら統一国家を待ち望む。この長い分裂状態が唐という大帝国を成立させたのではないだろうか…あ、嘘。適当です。

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    2009年10月04日
  • 小説十八史略(三)

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    表紙の女性綺麗ですね。誰でしょうか…。漢の悪党王莽がはじける巻です。結構間抜けなおっさんなので個人的に好きです。

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    2009年10月04日