ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~6件目 / 6件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
三国の成立から晋、混乱の時代を経て隋による統一まで。 三国志のその後が、こんなにグズグズだったとは。平和な世の中がいかにありがたいことか身に沁みる。
吉川英治の三国志などは劉備の徳を強調しすぎて彼に魅力を感じず、なんで関羽がこんな奴について行くんだと思いながら読んでいた。しかし陳舜臣の描く劉備は、諸葛亮と出会うまで関羽、張飛、趙雲ら戦しかできない武人たちをまとめて、一人で戦略を立て、乱世をしぶとく生き抜いてきた英雄という感じがした。徳とか宗室の...続きを読む末裔とかを前面に出すより、大将としての劉備をしっかり書いた方が面白くなると思う。
この巻の前半は三国志から始まるのだが、 巷で語られてるような内容と、少し違う。 面白く脚色してあるんだということが分かった。 この時代はまだ、強くなければならない。 強い者が良き心の持ち主で善政を 行ってくれれば良いが、そういう人物は 生き残れない。 どの派閥に属するか、どの権力者を担ぐか それで...続きを読む将来が決まる。 権力を持つ側についても、 謀反やら謀略で叩き落とされ 奈落の底に落とされる。
漢の後、三国志の時期を経てから、なかなか世の中が定まらなかったとは記憶していたが、思わず世界史資料集を見返す。 こんなにも乱れた時期が長かったとは思わなかった。隋、唐に至るまでの歴史は骨肉合い争い、家臣が(ほとんどが丞相)が皇帝に取って代わるの繰り返し。 なるほど、だからこんなにも姓の入れ替わりが激...続きを読むしかったのか、と改めて知る。
普通に高校を卒業する過程では確実に興味が湧かない時代(晋統一~隋)までを丁寧に綴った本。ごちゃごちゃしている時代をすっきりさせるのにちょうど良い(そして3回ぐらい読み直す)。私は拓跋の所が面白かった。筆者にやや南朝びいきな所があるが北朝と民族を違えていたということを理解すれば寧ろ納得がいき、それが理...続きを読む解を促す。異民族家系の隋唐皇帝がなぜ漢民族の後継者となり得たかはこの本を読まないと(大学教養程度では)全くわからないだろう。
後漢から、三国時代、そして隋の統一まで。 吉川英治の三国志に慣れ親しんでいる身としては、諸葛孔明の書きっぷりは物足りないかもしれないが、史実により近い形だろうな。 三国時代後の晋から、またバラバラになって隋として統一されるまで、あまりにも多くの国や人物が出ては消えでちょっと大変。それにしても、...続きを読むよくまぁ、殺すこと、殺すこと。殺さねば殺される乱世ならではの醍醐味なのかもしれないが・・・
マイナーな時代の描写を読みたい自分としては、三国志以後〜隋までの間の五胡十六国時代、南北朝時代がおもしろかった。
日本では一番人気のある『三国志』の時代から大分裂を経て隋の大統一までを描いた巻。小説という立場を生かした劉備・関羽・張飛などの描き方が気に入ってます、実際はあんな感じでしょう。
魏蜀呉の三国志から五胡十六国までの歴史である。 三国志は横山光輝のマンガを読んでからだとわかりやすい。 と同時に本書とマンガで若干の違いがある。 歴史は複数の文献を参照した方が良いということに実感できる。 五胡十六国は高校時代の世界史の授業でも混乱したが、やっぱり複雑。。。 同時期にいろいろな国...続きを読むが乱立し、各々が独立的ではなく複合的に建国しては滅亡しの繰り返し。
人間は、呆れるほど同じことを繰り返してるんだなー、ということが良く分かる本。権力の中枢にいる寄生虫は、たぶん現代も生き続けてる。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
小説十八史略
新刊情報をお知らせします。
陳舜臣
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選
新装版 新西遊記(上)
レジェンド歴史時代小説 琉球の風 上
太平天国(一)
中国五千年(上)
挙げよ夜光杯
試し読み
アルバムより
異郷の檻のなか
「陳舜臣」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲小説十八史略(四) ページトップヘ