ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~6件目 / 6件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
漢文で読む十八史略を、小説で読むことができる。しかも蘊蓄もついており、興味が尽きない。筆者独自の解釈などはあらかじめ断った上でこうではないかと書かれており、親切である。 神話時代の殷以前から少し触れられており、面白い。始皇帝までがこの間で描かれている。 高校生ごろこの本を読んだのを改めて読み返してみ...続きを読むる。印象的な話が多かったせいか、結構覚えていたが、それでも面白い。
中国の歴史を概観する。こういう小説を日本語で気軽に手にできることの幸せを感じる。著名な故事が記載されており、他の歴史小説に触れる際にも大きな助けとなる。また、中国の故事が日本の文化の根底にも大きく影響していることがよくわかる。 なにより、面白い。
中国の歴史に興味が湧いて最初はこれが良いという意見を参考に全巻まとめ買いしましたがわかりやすいしとても面白かった…!
三国志に興味を持ったら次はこれ!教科書の中では単なる固有名詞だった煬帝や趙匡胤が命を吹き込まれ生き生きと登場する。
陳舜臣『小説十八史略』(全6巻)読み上げました。 史書など18の歴史書を子供用にひとまとめにしたもので、 これは最高に面白かった。 夏王朝から宋までの約3000年余りの中国の国家興亡の様子を概観したものです。 皇帝、皇帝の母、皇帝の親族、重臣、宦官、地方豪族、西方、北方の諸民族などが 入り乱れて、...続きを読む領土覇権を争います。 その中には、親兄弟関係なく、欲望をむき出しにして、 まさに骨肉の争いが展開されています。 人間の欲望ってこんなにすごいのか、人ってここまで残忍になれるのか、 読んでいて本当に考えさせられます。 でも、このシリーズ最後の巻に、文天祥という武人の話が出てきます。 漢民族国家の宋という国はモンゴル人の元という国に滅ぼされますが、 滅亡の時にあって、彼、文天祥は獅子奮迅の活躍をしますが、 やがてとらえられてしまいます。 彼をとらえた敵国元の将校は彼の人柄、人望に惚れ込み、 目に涙して、元の将校となるよう説得します。 皇帝のフビライも彼だけは殺すなと厳命し、自分の配下に望んだほどです。 しかしながら彼は滅亡しつつある宋という国に忠義たて自ら死を望んだのです。 彼が最後に詠んだ、「天地に正気有り」ではじまる『正気の歌』は 後世に多大な影響を与え、吉田松陰もこの歌をもとにその存念を詠んでいます。 こうした本に出会うと、ああ~長生きしてよかった、 いい本に巡りあえてよかったなーと想うことしきりであります。 でも、こうした文章を書くということは結構精力がいりますね。 久し振りに書いた正直な感想です。(笑)
この本で中国史が断然好きになりました。全6巻の長丁場ですが、読んでる間は登場人物になりきることが出来る数少ない作品だと思います(私の中では・・・)。
巻数の多い小説ですが、陳瞬臣ファンの私としては、何回読み返しても、飽きません。 通読するのに時間がかかりますが、いにしえの中国の歴史に登場する有名・無名の人物の、政治・思想・賢者・愚者・教え・悟りなど、現代でも通用しますね。 例えば、「酒池肉林」など、人の弱みにつけ込んで、弱体化をはかる政治手法は、...続きを読む秀逸です。 特に、今の日本の政治家達には、自分の政事(まつりごと)を問う「バイブル」として、ぜひ読んで欲しいものです。
中国好きになった原点。高校時代、中国史はこの本を読むだけで十分だった。 なにより、時代と共に変わっていく登場人物がみんな魅力的だった。
中国の歴史を分かりやすく説明してくれる小説。 代表的な漢文故事も網羅されとります。 ってもう、これだけ長いと小説じゃないよ。 とりあえず項羽と劉邦がアツい。よんでるとつい主人公に感情移入してしまう。なぜ素性の良い項羽でなくて劉邦が漢王になれたかというのが、必然性をもって理解できた。 ほんとは読ん...続きを読むだのこれと違って全集版なんですが、それに載ってた特別書き下ろし作品山河在り第一回も探偵小説らしく好ましい。
入手して、一冊の分厚さと巻数に、ちょっと読むのを躊躇していた。 けれど、読み始めると面白い。 昔の伝説の中でしかわからないような人物が、 生き生きと伝わる。 時代の雰囲気も、よく分かるように思える。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
小説十八史略
新刊情報をお知らせします。
陳舜臣
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選
新装版 新西遊記(上)
レジェンド歴史時代小説 琉球の風 上
太平天国(一)
中国五千年(上)
挙げよ夜光杯
試し読み
アルバムより
異郷の檻のなか
「陳舜臣」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲小説十八史略(一) ページトップヘ