小説十八史略(一)

小説十八史略(一)

1,034円 (税込)

5pt

夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>

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小説十八史略 のシリーズ作品

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  • 小説十八史略(一)
    1,034円 (税込)
    夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 小説十八史略(二)
    968円 (税込)
    始皇帝死後、陳勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。大秦帝国は、もろくも滅んだ。そして劉邦と項羽の争いは、劉邦に凱歌があがる。漢の誕生である。文帝、景帝につづいて即位した武帝は、漢に黄金時代をもたらす。時代を動かす英雄たちの足跡。<全6巻>
  • 小説十八史略(三)
    968円 (税込)
    名君・武帝を得て、空前の黄金期を迎えた前漢にも、やがて衰退の風が吹き始める。西暦8年、帝位を簒奪した王莽は、新を樹てた。しかし、その政権はあまりにもあっけなく滅ぶ。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩した梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 小説十八史略(四)
    902円 (税込)
    三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>
  • 小説十八史略(五)
    990円 (税込)
    隋の煬帝とは従兄弟、北朝の名門・季淵が挙兵し、次男・季世民の活躍で、無血の政権獲得に成功。唐王朝が、うぶ声をあげた。女帝・武則天の周をはさんで、絢爛たる時代が花ひらく。玄宗皇帝の宮廷に、楊貴妃の笑声が、乱舞する美女群の嬌声が、弦歌の音色とともにこだまする――中国史の醍醐味の極みを描く。<全6巻>
  • 小説十八史略(六)
    1,100円 (税込)
    安禄山、史思明の乱による唐の疲弊は、はなはだしかった。一応の命脈は保っていたが、黄巣の乱を経て、ついに梁にかわられる。中国大陸は、ふたたび覇権争いの修羅場と化し、北宋・南宋の約2世紀半の春秋を送った。やがて、平原のかなたに湧き起こる旋風、モンゴルが荒々しく雄々しく台頭の兆しをみせる。<全6巻>

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小説十八史略(一) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年01月16日

    漢文で読む十八史略を、小説で読むことができる。しかも蘊蓄もついており、興味が尽きない。筆者独自の解釈などはあらかじめ断った上でこうではないかと書かれており、親切である。
    神話時代の殷以前から少し触れられており、面白い。始皇帝までがこの間で描かれている。
    高校生ごろこの本を読んだのを改めて読み返してみ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    中国の歴史を概観する。こういう小説を日本語で気軽に手にできることの幸せを感じる。著名な故事が記載されており、他の歴史小説に触れる際にも大きな助けとなる。また、中国の故事が日本の文化の根底にも大きく影響していることがよくわかる。
    なにより、面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2018年08月23日

    中国の歴史に興味が湧いて最初はこれが良いという意見を参考に全巻まとめ買いしましたがわかりやすいしとても面白かった…!

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    Posted by ブクログ 2017年04月28日

    三国志に興味を持ったら次はこれ!教科書の中では単なる固有名詞だった煬帝や趙匡胤が命を吹き込まれ生き生きと登場する。

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    Posted by ブクログ 2015年04月02日

    陳舜臣『小説十八史略』(全6巻)読み上げました。
    史書など18の歴史書を子供用にひとまとめにしたもので、
    これは最高に面白かった。

    夏王朝から宋までの約3000年余りの中国の国家興亡の様子を概観したものです。
    皇帝、皇帝の母、皇帝の親族、重臣、宦官、地方豪族、西方、北方の諸民族などが
    入り乱れて、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月30日

    この本で中国史が断然好きになりました。全6巻の長丁場ですが、読んでる間は登場人物になりきることが出来る数少ない作品だと思います(私の中では・・・)。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    巻数の多い小説ですが、陳瞬臣ファンの私としては、何回読み返しても、飽きません。
    通読するのに時間がかかりますが、いにしえの中国の歴史に登場する有名・無名の人物の、政治・思想・賢者・愚者・教え・悟りなど、現代でも通用しますね。
    例えば、「酒池肉林」など、人の弱みにつけ込んで、弱体化をはかる政治手法は、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中国好きになった原点。高校時代、中国史はこの本を読むだけで十分だった。
    なにより、時代と共に変わっていく登場人物がみんな魅力的だった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    中国の歴史を分かりやすく説明してくれる小説。
    代表的な漢文故事も網羅されとります。
    ってもう、これだけ長いと小説じゃないよ。
    とりあえず項羽と劉邦がアツい。よんでるとつい主人公に感情移入してしまう。なぜ素性の良い項羽でなくて劉邦が漢王になれたかというのが、必然性をもって理解できた。


    ほんとは読ん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    入手して、一冊の分厚さと巻数に、ちょっと読むのを躊躇していた。
    けれど、読み始めると面白い。

    昔の伝説の中でしかわからないような人物が、
    生き生きと伝わる。

    時代の雰囲気も、よく分かるように思える。

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