小説十八史略(二)

小説十八史略(二)

968円 (税込)

4pt

3.9

始皇帝死後、陳勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。大秦帝国は、もろくも滅んだ。そして劉邦と項羽の争いは、劉邦に凱歌があがる。漢の誕生である。文帝、景帝につづいて即位した武帝は、漢に黄金時代をもたらす。時代を動かす英雄たちの足跡。<全6巻>

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小説十八史略 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 小説十八史略(一)
    1,034円 (税込)
    夏に先だつ幾千年、中国中原に君臨した神々。時代は下り、やがて殷へ。暴君紂王を倒して次なる世界を開いたのは、周だった。その周も大動乱をへて、秦に統一される。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩したあまたの梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 小説十八史略(二)
    968円 (税込)
    始皇帝死後、陳勝、呉広の乱に端を発し、中国大陸はふたたび戦乱の渦にまきこまれた。項羽、劉邦の相次ぐ挙兵。大秦帝国は、もろくも滅んだ。そして劉邦と項羽の争いは、劉邦に凱歌があがる。漢の誕生である。文帝、景帝につづいて即位した武帝は、漢に黄金時代をもたらす。時代を動かす英雄たちの足跡。<全6巻>
  • 小説十八史略(三)
    968円 (税込)
    名君・武帝を得て、空前の黄金期を迎えた前漢にも、やがて衰退の風が吹き始める。西暦8年、帝位を簒奪した王莽は、新を樹てた。しかし、その政権はあまりにもあっけなく滅ぶ。――英雄は激動の時代に生まれる。大陸も狭しと濶歩した梟雄豪傑たち、そして美姫。その確執葛藤の織りなす人間模様を活写。<全6巻>
  • 小説十八史略(四)
    902円 (税込)
    三国志時代、それは中国史上でもっとも波乱に富み、もっとも興味深い時代である。後漢の無法政治の闇のかなたから、ヒーローの時代の光が差す。諸葛亮孔明と劉備の親交、曹操の権謀、孫権の術数など、人々は躍動し、蠢動する。そして、次なる隋の大統一達成まで、時の流れは瞬時のよどみもない。<全6巻>
  • 小説十八史略(五)
    990円 (税込)
    隋の煬帝とは従兄弟、北朝の名門・季淵が挙兵し、次男・季世民の活躍で、無血の政権獲得に成功。唐王朝が、うぶ声をあげた。女帝・武則天の周をはさんで、絢爛たる時代が花ひらく。玄宗皇帝の宮廷に、楊貴妃の笑声が、乱舞する美女群の嬌声が、弦歌の音色とともにこだまする――中国史の醍醐味の極みを描く。<全6巻>
  • 小説十八史略(六)
    1,100円 (税込)
    安禄山、史思明の乱による唐の疲弊は、はなはだしかった。一応の命脈は保っていたが、黄巣の乱を経て、ついに梁にかわられる。中国大陸は、ふたたび覇権争いの修羅場と化し、北宋・南宋の約2世紀半の春秋を送った。やがて、平原のかなたに湧き起こる旋風、モンゴルが荒々しく雄々しく台頭の兆しをみせる。<全6巻>

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小説十八史略(二) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時代は秦から漢へ。数々の有名武将や古事成語、漢詩に漢文を学習した学生時代を思い出す。
    ワクワク感や中国の広さを感じさせる。

    0
    2022年02月08日

    Posted by ブクログ

    立身出世物語として「項羽と劉邦」の部分はやはり面白い。王権の成立とその後の権力争いによる対立と衰退が繰り返される様に飽きが生じるかもしれないが、好きなところから読めば良いと思う。
    巨大帝国の盛衰の歴史という視点では「ローマ人の物語」に通じるところがある。

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    秦始皇帝から前漢の武帝までの時代を描く。
    史記に馴染んできた自分としては、再確認と陳舜臣の人物造形に興味があった。

    今回は、張耳と陳余、盧綰、韓王信に注目した。

    0
    2011年12月21日

    Posted by ブクログ

    秦滅亡から、漢の武帝初期まで。

    項羽と劉邦は、司馬遼太郎の本で読んだけど、違った人が書いたものもいいな。

    0
    2009年11月17日

    Posted by ブクログ

    今でも「漢民族」って言葉使いますね。中国史の幕開けといったところでしょうか。韓信(股くぐりの)が個人的に好きです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

     漢と楚の劉邦と項羽の戦いに始まり、漢成立後の劉邦の変貌、そして呂太后による悪事の数々。それが庶民レベルには平和な国だったというので、まるで現代を見るような感じである。そして呂太后以後も、文帝の皇后、長女。そして景帝の長女などと女性が権勢を誇る女性優位の時代だったとの歴史に吃驚しながら、惹き込まれる

    0
    2017年12月02日

    Posted by ブクログ

    秦の始皇帝の死後から漢の武帝の時代までの中国の歴史小説。
    人間の憎悪・嫉妬により、時の人があっという間に、粛清を受けてしまうことがたくさん描かれています。

    こういう歴史小説を読んで、人間の憎悪・嫉妬の怖さがわかり、自分自身を見つめ直すきっかけとなりました。

    0
    2010年12月18日

    Posted by ブクログ

    秦が滅び、四百年続く漢(前漢、後漢合わせて)が中国を統一する。劉邦の死後、4代目皇帝の武帝が満を持して匈奴に軍を送るまでを一気に読ませる。

    始皇帝の死後、秦は数十年で滅ぶのだが、その理由を挙げ連ね、漢の皇帝たちは大きな変化を嫌い守りの政治を貫く。ここで武帝が即位して、その流れを変えようと試みるわけ

    0
    2017年11月05日

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