陳舜臣のレビュー一覧

  • 新装版 阿片戦争 (三)
    単なる歴史書でもなく、大いに創作がくみこまれているのだが、これこそが歴史小説というような圧倒的パワーをもって読者をひきつける物語展開は素晴らしい。

    複数の登場人物の視点を巧みに組み合わせたり、話したりしながら総合的な歴史のうねりのようなものを実感できる。

    単に林則徐の世界というわけでも、英国側の...続きを読む
  • 秘本三国志(五)
    三国志は好きでいろいろと読んできました。それぞれ誰を主人公にするかで作風が変わってきましたが、今回は道教・仏教の指導者の立場の人の立場で、悪役とかではなく中立に書かれていることで、三者の人物像が少しはわかったような気がします。
  • 諸葛孔明(下)
    諸葛孔明に憧れたのは昔の事。調べるほどに、等身大の彼が分からなくなり、次第に誇大化された偶像のようにも思えてくるから不思議だ。陳舜臣自らが巻末に記すように、誇大化するでもなく、矮小化するでもなく、丹念に史料を吟味することで捉えた、等身大に近い諸葛孔明がここにいる。彼を知るには、必読の書である。
  • 諸葛孔明(上)
    三国志は読んだのだが、冊数多く、再び読むには体力が要るので中々腰を上げにくい。それが為に、物語の大筋や主要な登場人物は覚えていても、細かな部分は月日と共に抜け落ちていく。どんなに興奮して読んでも、それは残念ながら自然の摂理で仕方のない事だ。だからこそ、こうしたスピンオフのような著作が有難い。しかも諸...続きを読む
  • 諸葛孔明(下)
    文献を丁寧に手繰り、孔明を神憑った天才としてではなく、悩み過ち奮闘し涙を流す一人の実在した「人」として描いた作品。而もその語り口は決して一般的な歴史小説のように厳しくなくたおやか。実存した孔明の人柄が浮かび出るよう。
    三国志演義で嫌いになった孔明を好きになった。戦記や武談を期待する向きにはそぐわない...続きを読む
  • 諸葛孔明(下)
    全体的に、感動しました。
    下巻では、孔明の属する蜀漢の英雄達が次々と命を落としていくのですが、孔明は最後まで天下万民の平和を思っていたのだ、と思い感動しました。
    また、最後に「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という言葉の元となったエピソードが書かれていて、その際の司馬仲達の言葉も書かれているので勉強...続きを読む
  • 諸葛孔明(上)
    最近三国志にハマってきたので読んでみました。
    諸葛孔明の生まれたときから書き起こしていて、とても読みやすかったです。
    また、孔明の頭の良さ、聡明さが描かれている前半は読んでいて感動しましたし、後半で出てくる、曹丕の判断の鋭さを知って畏怖の念を持つ曹操などが面白かった(という表現はあわないかもしれませ...続きを読む
  • 諸葛孔明(下)
    「諸葛孔明の生涯が人びとに感動を与えるのは、
    乱世に真正面から立ち向かった彼の誠実さと、
    志を遂げずに死んだ悲劇性によってであろう。」
    (著者あとがきより)

    正にその通りの展開が
    繰り広げられていく下巻でした。

    北伐開始のあたりでは、
    高校時代に教育実習生が中国語で
    出師の表を音読してくれて
    ...続きを読む
  • 秘本三国志(一)
    『蒼天航路』が出るまで、魏ファンを支えた一冊ではないでしょうか。
    そしてこの本のすごいところは、どの陣営も格好いいというところ。
    大好きです。
  • 秘本三国志(四)
    三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第4巻にて劉備は軍師・諸葛孔明を陣営に迎える。そして、その直後に曹操が荊州を攻め、劉備が荊州を去るところまで。
  • 秘本三国志(三)
    三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第3巻は、曹操が張繍に敗れ、長男の曹昂が死に、丁夫人を離縁するところまで。
  • 秘本三国志(一)
    三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第1巻は、黄巾の乱から、董卓が洛陽を灰にするところまで。
  • 秘本三国志(二)
    三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第2巻は、曹操が青州黄巾軍を支配下におくあたりまで。
  • 秘本三国志(六)
    三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第6巻にて、諸葛孔明は五丈原に没し、物語は終わる。
  • 秘本三国志(五)
    三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第5巻は関羽の死まで。
  • 秘本三国志(一)
    「三国志演義」ではなく、歴史書の「三国志」よりの小説。
    主人公は、五斗米道の教主の妻という少し異質な作品です。
    「三国志演義」をある程度理解してからのほうが、面白く読める作品だと思います。
  • 中国の歴史 近・現代篇(一)
    甲午の役(日清戦争)での敗戦からの近・現代史。
    朝廷では変法を望む光緒帝(帝派)と、そうはさせじと実権をにぎる西太后(后派)が牽制しあう。
    外では康有為と孫文、それぞれのカリスマが革新に向けて奔走する。前者は上書を繰り返しあくまで上から変法を目指す保皇派、対して後者は士大夫以上の者とは繋がらず秘密結...続きを読む
  • 秘本三国志(一)
    三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
    曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
    でも、孔明一番は変わらず〜
  • 秘本三国志(三)
    三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
    曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
    でも、孔明一番は変わらず〜
  • 秘本三国志(四)
    三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
    曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
    でも、孔明一番は変わらず〜