永井路子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
乱紋下巻です。1日で一気に読み終わりました。上巻で感じた時と同様,今まで私が見てきたお江の方のイメージとは違った描かれ方をしていました。特に家光の乳母春日局の見方に納得がいった感じです。言い伝えとしてはお江の方が国松を寵愛したとされていますが,本書では春日局が勝手に利発な(家光は口数が少なかった)国松に敵対心を燃やす自分が悲劇のヒロインを演じることによって生きがいを得るタイプだったというように描かれています。
今まで見聞きしてきた国松は直接お江の方が育てた,というのも違うと,著者はきっぱり否定しています。歴史小説やドラマ等は史実を元に描いているフィクションであり,見方が変わればその人も変わ -
Posted by ブクログ
トップクラスの貴族は、天皇家へ自分の娘を輿入れさせて男の子を生ませ、次期天皇にするために画策するというお決まりのコースがあった平安時代。誰もがどっちが得になる?と右往左往な態度。天皇でさえ奥方の背後にいる親族へ気を使うわざるえない社会
気遣いができる道長が持つ(作者曰く)平衡感覚とそれを良しとする姉と妻と定期的に流行る疫病のおかげで道長の時代は長く続いた感
名前が覚えにくくて複雑に絡む関係性を理解するのが大変でした。武家との考え方の違いに驚きました。天皇家も貴族たちも異母兄弟だらけ。今京都奈良に住む人たち皆、天皇家の血を受け継いでるのでは??(笑)
面白い本でした。紫式部が顔を出すのはち