永井路子のレビュー一覧

  • 乱紋(下)

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     乱紋下巻です。1日で一気に読み終わりました。上巻で感じた時と同様,今まで私が見てきたお江の方のイメージとは違った描かれ方をしていました。特に家光の乳母春日局の見方に納得がいった感じです。言い伝えとしてはお江の方が国松を寵愛したとされていますが,本書では春日局が勝手に利発な(家光は口数が少なかった)国松に敵対心を燃やす自分が悲劇のヒロインを演じることによって生きがいを得るタイプだったというように描かれています。
     今まで見聞きしてきた国松は直接お江の方が育てた,というのも違うと,著者はきっぱり否定しています。歴史小説やドラマ等は史実を元に描いているフィクションであり,見方が変わればその人も変わ

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    2010年10月11日
  • 乱紋(上)

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    r来年のNHK大河ドラマは「江(ごう)~姫たちの戦国~」。
    だからと言うわけでもないが、「乱紋」を読み始めた。
    文庫本上中下3冊。

    この作者は歴史の中の女性を描いては秀逸と言われている。
    浅井長政の3人の姫の末姫(おごう)の数奇な物語である。

    NHK大河ドラマのほうは田淵久美子原作である。

    3姉妹全く異なる個性を持って、戦国の世を生きた。
    誰が一番幸せだったか?考えさせられた。

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    2010年10月11日
  • 乱紋(上)

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    来年の大河ドラマの主人公,お江与の方のお話。

    Wikipediaによると,永井路子はお江与の方に対して違った観点で描いてるようです。確かに,ドラマ「大奥」で見られたような嫉妬深さのような人間性は今の所感じられていません。2人の姉との関係も,私が想像したり,知っているものとは違っていました。

    非常に読みやすく,下巻も読んでみたいと思わせる作品です。

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    2010年09月20日
  • 流星 お市の方(下)

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    姉川の戦いから賤ヶ岳の落城までの話。
    長政との「信」と「不信」の間での凄まじい愛憎劇は、読んでて息が詰まる…つらい。
    でも愛し合ってるんだ。

    織田家の女性のそれぞれの想いが語られるあたり、鳥肌が立ちました。

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    2010年07月29日
  • 流星 お市の方(上)

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    永井 路子さん流の人物解釈が面白いです。
    戦国の女性のありかたについても、わかりやすく表現されています。
    長政とのラブラブ生活から、やがて信長との対峙を通して溝ができていくあたりがちょっと鬱…

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    2010年07月29日
  • 歴史をさわがせた女たち 外国篇

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    女傑も悪女も平易な文章で気軽に面白く読むことが出来ます。
    やはり好きな女性はエレオノール・ダキテーヌ、マルグリット・ダンジュー、ブルンヒルデでしょうか。
    ずーっと昔に読んでまた読みたくなって購入しましたが
    改めて読んでも彼女達の生き様には脱帽です。
    手っ取り早く世界の有名な女性達の生涯を読みたいという方にお薦めです。
    悪女限定なら澁澤龍彦の「世界悪女物語」ですが・・怖いよ。

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    2009年11月08日
  • 朱なる十字架

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    明智光秀の娘ガラシャが信仰というものを通して自分を貫く話。

    ガラシャの内省的な性格、というか自分の精神に興味がいく性質は現代人に近い気もする。

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    2009年10月04日
  • 朱なる十字架

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    この本の細川夫妻はほんと愛し合っててすてきです…!忠興の一方通行じゃないよ!(笑)けれどやっぱり最後には、ふたりは別世界の人間になってしまうんだなぁ。お互い想い合っているのは確かなのに。くるしい愛情。

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    2009年10月04日
  • 流星 お市の方(上)

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    織田信長の妹、お市の方の生涯を綴った文庫本。
    今まで持っていた戦国時代の女性像が変わりました。
    また、お市に対するイメージもかなり変わりました。
    さすがは、信長の妹と言った感じです。

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    2009年10月17日
  • 流星 お市の方(上)

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    女性の観点からも織り交ぜて…というよりは徹底的に女性的観点を貫いている印象。脚色が強いが、こういう本があってもおもしろい。

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    2009年10月04日
  • 北条政子

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    日本史上3大悪女に数えられたとは思えぬほど、キャラに仕立て書いているから面白い。それも可愛いキャラに仕上がってるところが良き。ドラマと雰囲気が違って、こっちのほうが好きかも。

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    2026年01月21日
  • 寂光院残照

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    鎌倉時代に生きた建礼門院、頼朝や北条政子などが登場するが、全て第三者の脇役の目線で描かれている。
    表題作の『寂光院残照」…数年前に大原を訪れたが、今でも山に囲まれ人里離れた感じがした。建礼門院の過酷な人生を思うと胸が張り裂けそうになるが、激動の中で彼女を支えて来たものは、無関心と無感覚だったと。確かにそうでないと生きては行けなかっただろう。
    「頼朝の死」も興味深かった。頼朝の時代も、今の時代も、中傷とデマの世界は変わらないのかもしれない。

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    2025年06月02日
  • 歴史をさわがせた女たち 日本篇

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    和泉式部・清少納言・紫式部・淀君・持統天皇・北条政子等、有名な女性三十三人を取り上げて、史実に偏見を交えて、綴った女性史。

    偏見多すぎ。

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    2024年10月24日
  • 炎環

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    少し古い本ですが、十分面白い。登場人物が多いですが大河を観ていたので良かった。鎌倉時代に馴染みがないと予習が必要です。

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    2024年10月04日
  • 炎環

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    1964年の直木賞受賞作です。
    大河ドラマの原作にもなっています。
    おそらく史実に忠実に、でも、感情面は作者なりの解釈で描かれていると思います。
    鎌倉幕府がいかにして成立したかが、よく分かりました。

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    2024年07月29日
  • この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代

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    道長に華がないから読むのがモタモタした。
    期待していた紫式部は倫子さまと侍女との間の噂話にしか出て来なくて…ちょっとガッカリ。

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    2024年05月06日
  • 望みしは何ぞ 道長の子・藤原能信の野望と葛藤

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    ネタバレ

    藤原能信、道長と(高松殿)明子の息子(作者は大鏡の制作が能信周辺だと睨んでいるが活躍が少ない)であり傍系とはいえ父親が政治の要、能信も昇進・野心を胸に潜めているものの作品の行動はまどろっこしく物語でも積極的な動くは少なく、意味ありげな態度はあるものの子を産む后たちの傍観者でしかない「望みしは何ぞ」読後もピンときてない

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    2024年04月29日
  • この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代

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    この時代は学校の歴史教科書からの道長、伊周ぐらいの知識だったので、そのまわりの登場人物や天皇との関係が理解できたのがよかったです。
    摂関期のトップにのぼりつめた藤原道長ですが、この時代結局は多産で長命な家系の女性と結婚できたのがライバルに差をつけた最大のポイントかなあとおもいました。
    京都の内裏周辺の限られた地域で登場人物もだいたい血縁、さぞかし心理的な軋轢や鬱屈も多かろうなあ、日記に毒吐きたくなるだろうなあ、という世界でした。

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    2024年04月26日
  • この世をば(上) 藤原道長と平安王朝の時代

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    永井路子さんは読みやすい作家だと思うけど…これは手こずった。今のところ道長の人生がそれほど抑揚がないからなのかもしれない。

    詮子と道長の関係は、北条政子と義時を思い出す。玉の輿に乗った肝の座った姉と、その姉が兄弟の中で最も信頼を寄せる弟。政子よりも詮子のほうが弱化女っぽいけど。

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    2024年04月06日
  • この世をば(下) 藤原道長と平安王朝の時代

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    トップクラスの貴族は、天皇家へ自分の娘を輿入れさせて男の子を生ませ、次期天皇にするために画策するというお決まりのコースがあった平安時代。誰もがどっちが得になる?と右往左往な態度。天皇でさえ奥方の背後にいる親族へ気を使うわざるえない社会

    気遣いができる道長が持つ(作者曰く)平衡感覚とそれを良しとする姉と妻と定期的に流行る疫病のおかげで道長の時代は長く続いた感

    名前が覚えにくくて複雑に絡む関係性を理解するのが大変でした。武家との考え方の違いに驚きました。天皇家も貴族たちも異母兄弟だらけ。今京都奈良に住む人たち皆、天皇家の血を受け継いでるのでは??(笑)

    面白い本でした。紫式部が顔を出すのはち

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    2024年02月25日