ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
6pt
藤原兼家の三男に生まれた道長は、才気溢れる長兄の道隆、野心家の次兄の道兼に比べて、平凡で目立たない存在だった。左大臣の娘・倫子と結婚、そして父の死により、出世競争の道を走り始める。平安王朝の貴族社会を描いた傑作歴史小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
藤原道長の小説。倫子と明子を妻とし、関白兼家の三男として世を渡る。兼家の時代、道隆の時代、道兼の時代を経て、内覧に任じられるまでを描いている。 「光る君へ」より少しゆったりした道長で、道兼はより癖が強い。道隆は大河ドラマよりは上品である。
血族同士の暗闘にあけくれる平安朝。 火山帝を騙して出家させる等、熾烈な権力争いの真っ只中の、兼家。 兼家の三男で、のんびりやの道長は、政より、「いかにして女性にモテるか」に興味が有った。 妻を持ち、子供ができ、ようやく政に目を向けたが、上を見ると、凄腕の長兄、次兄とが居座っていて、出る幕なし。 ...続きを読むところが、そんな道長に、天の采配が降りつつあった。 上巻は、後世「七日関白」と呼ばれた、次兄・道兼の死により、道長に、内覧の宣旨が下ったところまで。 親が亡くなったとたんに、我が家族のみの栄華を望む。 正に「兄弟は他人の始まり」とは、よく言ったものだ。
大河ドラマの関連として読んだ 平安時代の本ははじめて読んだかとても面白かった 今も昔も人間は変わらないと思ったのと、道長は教科書上で学んだ人物像と違って、思いやりがあってどちらかというとのんびり屋で、プレイボーイでもないことがわかった また、もちろん男の子の孫ができたのが一族の繁栄に大きかったと思う...続きを読むがそれ以前に病気や伝染病にも罹らなかったのが、一番大きいのではなかったかと思う そういう意味で、健康、長生きが大事で、一つ前の大河ドラマの家康や、現代人にも共通して言えると思う
末弟の道長が平凡児だったという始まりが興味深かった。よく道長は野心が強く、虎視眈々と権力の座を狙っていたような言われ方が多いので、のんびりやの末っ子としての描かれ方が面白く、これからの展開が楽しみ。 ところどころ現代目線というか、サラッと説明文が入るのが不思議と物語の時代感への理解を深め、読み進める...続きを読む助けになっているので、これまで平安時代に馴染みのない人でもすんなり入り込めると思う。
面白かった! 物語だから世界に入り込みやすかった! 下巻は道長の流鏑馬シーンあるかな? 平安時代はロマンティック せん子つよすぎ
学校で習った平安時代の歴史というのは、藤原さん一族の一族史みたいなものなんだなあ。数人の日記からほんの一握りの貴族の世界は窺えるけど、一般の人々の暮らしはよくわからない・・・文字ってすごいなあ。1000年後の人々が、自分の残した日記を基にした小説を読むことになるなんて想像しなかったろうな。
大河ドラマとはまた違う道長像でしたが、これもまた良いと思いました。上巻は道長が左大臣になるまで。 個人的にはこっちが大河になったら面白そうだな、と思いました。政治中心の人間模様ですが、解説もわかりやすく読みやすかったです。 大河ドラマ見てる人は是非読んでいただきたいです。
大河ドラマに触発されて手に取りました。 大河もですが、苗字が藤原で分かりづらい(笑 ところどころにある家系図が一部分で、この人誰だっけ?状態で、自分で家系図作りながら読み進めました。後、頭の中では大河の俳優さんのイメージで。 道長像が思っていたのと違って面白かったです。どっぷり平安時代にはまれました...続きを読む。
今まで勝手に思っていた藤原道長像と違って、どことなく頼りなく、純朴な青年といった印象で新鮮だった。テンポもよく混乱しがちな平安時代の人物もわかりやすく整理してくれているので読みやすいが、ところどころ入る現代政治家への批判が蛇足だと思う。
来年の大河「光る君へ」の予習として読みました。 この本は、絶版だったようですが、復刊されたものを購入しました。 主人公は、藤原道長です。 平安時代に権力を欲しいままにしたイメージがありますが、上巻では、兄達に一歩も二歩も遅れを取ります。 おっとりしていた道長が、処世術を少しづつ身につけていきます。 ...続きを読むいよいよこれから!というところで上巻が終わったので、下巻が楽しみです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
この世をば
新刊情報をお知らせします。
永井路子
フォロー機能について
「朝日文庫」の最新刊一覧へ
「歴史・時代」無料一覧へ
「歴史・時代」ランキングの一覧へ
この世をば(上)
美女たちの日本史
茜さす(上)
悪霊列伝
岩倉具視 言葉の皮を剥きながら
炎環
王者の妻 上 豊臣秀吉の正室おねねの生涯
王者の妻(上)
「永井路子」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲この世をば(上) 藤原道長と平安王朝の時代 ページトップヘ