あらすじ
輝きつづける歴史の中の女性たち
女王、妃、人妻からレジスタンスまで、女性の活躍は歴史のひのき舞台にどのような影響を及ぼしたのか。ユーモアを交えて描き出す。
登場する女性たち
カトリーヌ・ド・メディシス/エリザベス一世/メアリ・スチュアート/マリア・テレジア/エカテリーナ二世/マリー・アントワネット/ヴィクトリア女王/ジャンヌ・ダルク/則天武后/西太后/クレオパトラ/楊貴妃/ポンパドゥール夫人/ローザ・ルクセンブルク/マーサ・ワシントン ほか
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
女性性の障壁 時代によってモラルも異なるはずなのに、女という性が足枷になってる話が多くて驚く。海外のほうが、古代日本より厳しすぎて。
著名人に埋もれてしまってる人達や有名な話の中に登場する人物から、当時の恋愛観や求められる女性のあり方も見えてくる。歴史だけに留まらず、とにかく面白い。
Posted by ブクログ
初めてコレ系の本を読んでみたんだけど、おもしろーい! サクサク読めてしまう。とくにヨーロッパ編は殆どみんな親戚みたいな感じで、その中で骨肉の争いをするのだけど、そこに理性的じゃないもろもろが組み合わさって! かと思えばやり手の女王がいたり。それがまたしたたかで…!
ちょっと歴史を学べて、暇つぶしにも大いになって楽しめて。
男性編なんてあってもそんな注目を浴びないんじゃないかな。というか反感もの? だってお嫁さんにしりに敷かれる男性貴族とかを読んでる方が楽しいもの。奥さんをやり込めちゃう旦那さんの話よりも、男を手玉に取る女帝的な人ってやっぱり言いようのない魅力があるな。悪女でもいいし、そうでなくてもいいのだけれど。
偶にはこういう読書もいいかも。
Posted by ブクログ
これは初心者の私でもスイスイ読めちゃいました。
ユーモアたっぷりで、砕けた文体が良い。
どうやらプランタジネット家男子は年上のセコハン女房を持つと出世するようだw
ネロがマザコン可愛いw
イザベル女社長ー!さすがだ
でも、やっぱ永井さんの十八番は日本史だからなぁ。
世界史選択の受験生だった今、読み返すと「あれれれ」というところが多いので、世界史にある程度踏み込んじゃった人には、物足りないとこもあるかも。
Posted by ブクログ
賢者も悪女もスケールが違う。
ここで名前とストーリーを学んで、
興味を持った人は
更に他の本で深くという、
歴史を学ぶにはとっかかりとしてとてもいい。
Posted by ブクログ
永井路子の本はほぼ読破しています。最も好きな時代作家。残念ながら手元に残っていない本を「読みたい」カテゴリ登録してるけど、かつて一度は読んだ(笑)。
外国編は日本編よりずっと広く浅くですが、さわりとしては面白い。
Posted by ブクログ
女傑も悪女も平易な文章で気軽に面白く読むことが出来ます。
やはり好きな女性はエレオノール・ダキテーヌ、マルグリット・ダンジュー、ブルンヒルデでしょうか。
ずーっと昔に読んでまた読みたくなって購入しましたが
改めて読んでも彼女達の生き様には脱帽です。
手っ取り早く世界の有名な女性達の生涯を読みたいという方にお薦めです。
悪女限定なら澁澤龍彦の「世界悪女物語」ですが・・怖いよ。
Posted by ブクログ
日本編を読んだので、外国編も。
スケールが違うな、なんかw いや本当に、政治家的な女性が多い気がしました。
ただ、神話はそれはそれで分けていただけたほうがおもしろかったかも。好きだけど、神話も。